23年ぶり塩見岳
- GPS
- 30:58
- 距離
- 25.4km
- 登り
- 2,496m
- 下り
- 2,494m
コースタイム
- 山行
- 7:03
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 7:34
天候 | 晴れのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
整備されており、特に危険な個所はない |
写真
感想
1993年の8月同じころに初めて塩見岳に登った。その時は塩川小屋のある林道に車を停め、登った。23年も経つとそこは廃道。今はきれいに舗装された鳥倉林道の駐車場から登るのが一般的なようだ。あの時は台風の中を歩き、夜中は台風一過の見事な星空の中でペルセウス座流星群を見たことを覚えている。駐車場からさらに舗装の道を歩きようやく登山道へ入る。最初はやや急な斜面だが徐々に緩やかになる。3時間もかからず三伏峠へ。あまり記憶がよみがえってこない。それでも気持ちの良いルート。そして本谷山にたどり着く。その中間あたりにコバイケイソウの群落があり雰囲気の良い場所があったが肝心のコバイケイソウはもう完全に終わり枯れた葉っぱがあるだけの無残の姿。本谷山からしばらくは高度を下げるがこの辺りから時々塩見岳が見えだす。また、荒川岳も見える。そして下りきったあたりの樹林帯が標高2500m近辺。ここから塩見小屋の2700mまで200m以上登る。大汗をかいて到着した塩見小屋はリニューアルしたばかり。新しい木の香りが心地よい。23年前の小屋は避難小屋を少し手入れしたような感じだったのできれいな小屋に驚く。しかし、トイレはもっと驚く。凝固剤の入った袋を渡されそこに大便は入れて終わったら袋を閉じて捨てるように言われた。小便は男はトイレ横を少し上がった場所にちゃちな便器があって下へ流れるような開放感のある場所だ。夕食は最近の小屋では珍しいカレーだった。リニューアルしながらも古風さは残している。翌朝、ガスがあたりを見えなくしていたが、日の出30分前ごろから徐々にガスが抜けてきてまだ上ってこない太陽の光を雲が受けて赤くなってきた。俄然山頂に登る意欲がわく。登り始めて高度を上げていくと、中央アルプスが見え、その後南アルプスの北側の主峰がどんどん見えだす。素晴らしい光景。そして山頂に到着すると今まで見えていなかった富士山がくっきりと見えてまたまた感動。絶景を堪能した。帰りは本谷山辺りまではよかったがその後はガスで山々は見えず。さらに三伏峠から先は雨にたたられた。しかし、23年ぶりの塩見岳は期待を外さなかった。
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