朝4時、MTBに乗って沼平ゲートを通過。
二軒小屋までの27km、そのほとんどがダート。交通手段と考えると苦痛なので、林道サイクリングを楽しむつもりで走りました。
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朝4時、MTBに乗って沼平ゲートを通過。
二軒小屋までの27km、そのほとんどがダート。交通手段と考えると苦痛なので、林道サイクリングを楽しむつもりで走りました。
赤石ダムが見えてきました。
沼平ゲートから約17kmの地点に、椹島ロッジへの分岐があります。
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赤石ダムが見えてきました。
沼平ゲートから約17kmの地点に、椹島ロッジへの分岐があります。
千枚小屋への林道の入り口。厳重にロックされています。ちなみに橋の下を流れる川は、簡単に渡渉できるくらいの水量です。
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千枚小屋への林道の入り口。厳重にロックされています。ちなみに橋の下を流れる川は、簡単に渡渉できるくらいの水量です。
椹島から二軒小屋への道。バスで1度通ったことがあるだけで、自転車で走るのは初めてです。
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椹島から二軒小屋への道。バスで1度通ったことがあるだけで、自転車で走るのは初めてです。
2時間弱で二軒小屋に到着。
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2時間弱で二軒小屋に到着。
貴重な自販機とコインロッカーがあります。
腹ごしらえしてから、再びMTBに乗って、蝙蝠岳登山口を目指しました。登山口の位置は昨年の南アルプス縦走の最終日に密かに調査済みです。
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貴重な自販機とコインロッカーがあります。
腹ごしらえしてから、再びMTBに乗って、蝙蝠岳登山口を目指しました。登山口の位置は昨年の南アルプス縦走の最終日に密かに調査済みです。
静岡最果てのダムである田代ダムのダム湖。大井川水系のダムの多くは中部電力が管理していますが、このダムだけはなぜか東京電力が管理しているそうです。
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静岡最果てのダムである田代ダムのダム湖。大井川水系のダムの多くは中部電力が管理していますが、このダムだけはなぜか東京電力が管理しているそうです。
二軒小屋から東俣林道を1.5kmほど北に行ったところに登山口があります。
6:18、MTBを登山口の脇に停めて登山開始。
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二軒小屋から東俣林道を1.5kmほど北に行ったところに登山口があります。
6:18、MTBを登山口の脇に停めて登山開始。
序盤は急登ばかり。メジャーな縦走路と違って踏み跡は薄いですが、赤ペイントを追っていけば道を見失うことはないと思います。
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序盤は急登ばかり。メジャーな縦走路と違って踏み跡は薄いですが、赤ペイントを追っていけば道を見失うことはないと思います。
標高1700m地点にある中部電力の施設。
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標高1700m地点にある中部電力の施設。
展望のない森林の中の道が延々と続きます。
3グループほどの下山者とすれ違いました。尾根上で幕営したそうです。二軒小屋から塩見小屋までの間、山小屋や正式なテント場はいっさいないルートなので、途中でビバークする人も多いです。
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展望のない森林の中の道が延々と続きます。
3グループほどの下山者とすれ違いました。尾根上で幕営したそうです。二軒小屋から塩見小屋までの間、山小屋や正式なテント場はいっさいないルートなので、途中でビバークする人も多いです。
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「塩見岳5時間、二軒小屋4時間」、というアバウトな時間表示。これが徳右衛門岳(2599m)の山頂の標柱だったとは、下山の時まで気づきませんでした。
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「塩見岳5時間、二軒小屋4時間」、というアバウトな時間表示。これが徳右衛門岳(2599m)の山頂の標柱だったとは、下山の時まで気づきませんでした。
標高2500mを越えても、深い森が続きます。
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標高2500mを越えても、深い森が続きます。
山と高原の地図では、徳右衛門岳と蝙蝠岳の間は破線ルートになっています。難路というほどではありませんが、倒木などで歩きにくいところも多いです。
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山と高原の地図では、徳右衛門岳と蝙蝠岳の間は破線ルートになっています。難路というほどではありませんが、倒木などで歩きにくいところも多いです。
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高山植物が見られるようになってきました。
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高山植物が見られるようになってきました。
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標高2700m。ついに森林限界突破の予感。
ここから数歩、登ると…。
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標高2700m。ついに森林限界突破の予感。
ここから数歩、登ると…。
視界が一気に開け、目の前には憧れの蝙蝠岳!
その左奥には塩見岳。
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視界が一気に開け、目の前には憧れの蝙蝠岳!
その左奥には塩見岳。
左を見ると、大迫力の荒川三山。
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左を見ると、大迫力の荒川三山。
右手には間ノ岳、農鳥岳、それから南に続く白峰南嶺が見えました。
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右手には間ノ岳、農鳥岳、それから南に続く白峰南嶺が見えました。
ハイマツの中の道を歩き、蝙蝠岳のピークを目指します。
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ハイマツの中の道を歩き、蝙蝠岳のピークを目指します。
絶景にみとれてなかなか前に進めませんが、少しずつ山頂が近づいてきました。
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絶景にみとれてなかなか前に進めませんが、少しずつ山頂が近づいてきました。
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9:09、蝙蝠岳(2865m)の山頂に到着。
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9:09、蝙蝠岳(2865m)の山頂に到着。
釘で文字が描かれた古い山頂標識は残骸になり、
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釘で文字が描かれた古い山頂標識は残骸になり、
昨年設置されたばかりの立派な標柱が立っていました。
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昨年設置されたばかりの立派な標柱が立っていました。
蝙蝠岳から見る塩見岳はピラミッドのような均整のとれてた形をしていました。
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蝙蝠岳から見る塩見岳はピラミッドのような均整のとれてた形をしていました。
塩見岳(写真左上)へと続く稜線。途中にはいくつかの小ピークや北俣岳周辺の岩尾根があり、なかなか大変そうです。
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塩見岳(写真左上)へと続く稜線。途中にはいくつかの小ピークや北俣岳周辺の岩尾根があり、なかなか大変そうです。
ハイマツが背丈ほどの高さに育ち、通過するのに一苦労。ファイティングポーズをとって腕で枝を払うようにして進みました。
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ハイマツが背丈ほどの高さに育ち、通過するのに一苦労。ファイティングポーズをとって腕で枝を払うようにして進みました。
クルマユリ。
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クルマユリ。
日本アルプスのエーデルワイス、ミネウスユキソウ。
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日本アルプスのエーデルワイス、ミネウスユキソウ。
踏み跡が目立たず、自然の姿がそのまま残されている点が素晴らしいです。
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踏み跡が目立たず、自然の姿がそのまま残されている点が素晴らしいです。
塩見岳は、こちらから見ると山頂近くまで緑で覆われていて、仙塩尾根や三伏方面から見た時とは全然違う山のように見えます。
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塩見岳は、こちらから見ると山頂近くまで緑で覆われていて、仙塩尾根や三伏方面から見た時とは全然違う山のように見えます。
塩見岳(左)と北俣岳(右)。
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塩見岳(左)と北俣岳(右)。
長大な仙塩尾根。その彼方には仙丈ケ岳が見えます。
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長大な仙塩尾根。その彼方には仙丈ケ岳が見えます。
北俣岳付近の岩尾根。北俣岳のピークは迂回して通れます。
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北俣岳付近の岩尾根。北俣岳のピークは迂回して通れます。
イワギキョウ。
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イワギキョウ。
やせ尾根を通過。
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やせ尾根を通過。
ミヤママンネングサ。
塩見岳周辺は高山植物が多く、ミヤマベンケイ、イワオウギ、タカネシオガマなどが咲いていました。
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ミヤママンネングサ。
塩見岳周辺は高山植物が多く、ミヤマベンケイ、イワオウギ、タカネシオガマなどが咲いていました。
10:26、塩見岳東峰(3052m)。百名山とだけあって、さすがに人が多いです。
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10:26、塩見岳東峰(3052m)。百名山とだけあって、さすがに人が多いです。
西峰は歩いて5分もかからない至近距離。
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西峰は歩いて5分もかからない至近距離。
塩見岳西峰(3047m)。
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塩見岳西峰(3047m)。
白峰三山。塩見岳まで来ると北岳も顔をのぞかせ、三山全てが見えるようになります。
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白峰三山。塩見岳まで来ると北岳も顔をのぞかせ、三山全てが見えるようになります。
先ほど登ってきた蝙蝠(こうもり)岳と蝙蝠尾根。
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先ほど登ってきた蝙蝠(こうもり)岳と蝙蝠尾根。
荒川三山。
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荒川三山。
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塩見岳山頂からの絶景を十分に楽しみ、10:45に下山を開始しました。
長い長い蝙蝠尾根を下り始めます。
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塩見岳山頂からの絶景を十分に楽しみ、10:45に下山を開始しました。
長い長い蝙蝠尾根を下り始めます。
北俣岳(2920m)のピークにも立ち寄ってみました。
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北俣岳(2920m)のピークにも立ち寄ってみました。
北俣岳からふり返ってみた塩見岳。
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北俣岳からふり返ってみた塩見岳。
蝙蝠岳への静かな稜線。
身を隠すところのない広い稜線なので、霧で見通しが悪いときや雷になりそうな時は要注意です
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蝙蝠岳への静かな稜線。
身を隠すところのない広い稜線なので、霧で見通しが悪いときや雷になりそうな時は要注意です
蝙蝠岳への登り返し。足が上がらなくて苦労しました。
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蝙蝠岳への登り返し。足が上がらなくて苦労しました。
快適な稜線歩きがその後もしばらく続きます。
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快適な稜線歩きがその後もしばらく続きます。
蝙蝠岳に別れを告げて、森林地帯に突入。
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蝙蝠岳に別れを告げて、森林地帯に突入。
森林限界から登山口まで、展望も花もない標高差1250mの長い下り。根性を試されます。
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森林限界から登山口まで、展望も花もない標高差1250mの長い下り。根性を試されます。
中部電力の施設の階段3基。
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中部電力の施設の階段3基。
14:13、ようやく登山口に着きました。
MTBにまたがり、これまた長い長いダート走行。
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14:13、ようやく登山口に着きました。
MTBにまたがり、これまた長い長いダート走行。
暑さと疲れにたまりかねて、椹島ロッジに寄り道しました。
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暑さと疲れにたまりかねて、椹島ロッジに寄り道しました。
アイスコーヒーと井川のゆでトウモロコシを注文し、一休み。
残り17kmの林道サイクリング。
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アイスコーヒーと井川のゆでトウモロコシを注文し、一休み。
残り17kmの林道サイクリング。
赤石岳の登山口。赤いMTBが1台停まっています。同じような登山をする人が世の中には結構いたりします。
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赤石岳の登山口。赤いMTBが1台停まっています。同じような登山をする人が世の中には結構いたりします。
林道をさらに下ります。椹島より南は登り返しも多くて一苦労です。
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林道をさらに下ります。椹島より南は登り返しも多くて一苦労です。
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16:13、明るいうちに沼平ゲートに到着できました。
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16:13、明るいうちに沼平ゲートに到着できました。
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