日帰り塩見岳はただでさえキツいのに猛烈雷雨がヤバかった

2025年07月25日(金) [日帰り]

• GPS: 13:10
• 距離: 24.9km
• 登り: 2,177m
• 下り: 2,185m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:45
• 休憩: 1:24
• 合計: 13:09

距離 24.9km 登り 2,177m 下り 2,185m

3:45 鳥倉林道ゲート（駐車場）
4:24 鳥倉林道登山口
5:13 5:14 豊口山のコル
5:53 5:54 ほとけの清水
6:23 6:27 塩川・鳥倉ルート合流点
6:43 6:55 三伏峠小屋
6:57 塩見・烏帽子分岐
7:13 三伏山
7:54 7:58 本谷山
9:00 9:01 塩見新道分岐
9:14 9:26 塩見小屋
10:39 10:40 塩見岳西峰
10:42 11:03 塩見岳
11:05 11:06 塩見岳西峰
11:53 11:59 塩見小屋
12:07 塩見新道分岐
13:13 13:17 本谷山
14:22 14:23 三伏山
14:30 塩見・烏帽子分岐
14:35 14:39 三伏峠小屋
14:51 14:52 塩川・鳥倉ルート合流点
15:10 ほとけの清水
15:39 豊口山のコル
16:11 16:21 鳥倉林道登山口
16:54 鳥倉林道ゲート（駐車場）

天候

快晴、昼から猛烈な雷雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

木曜日の仕事終わって即出発。
鳥倉登山口第1駐車場に23時前到着。8割程度埋まってた。

その他周辺情報

信州まつかわ温泉 清流苑

写真

7/24 22:57

木曜の23時前に鳥倉第1駐車場に到着。
8割程度は埋まってて予想以上だった。とりあえず寝る。

7/25 3:45

3時前に起きて早めの朝食を取って準備完了。周りで準備してる気配は全くないのでみなさん1泊するのかな。
気合を入れてヘッデンスタート！

7/25 4:16

林道歩き30分で鳥倉登山口に着いた。
気温低いので快適。

7/25 4:16

赤石山脈の由来となっている赤色チャートや緑色岩を見るのも楽しみ。

7/25 4:24

今日は長丁場なのでペース落として着実に。まずは三伏峠を目指す。

7/25 4:53

あれ？最初の標識を見落としてるやん。

7/25 4:57

もうヘッデンは必要ない。

7/25 5:03

チラッと眺望あるとうれしい。

7/25 5:05

3/10

7/25 5:19

4/10

7/25 5:23

ここ数日は午後から物凄い雷雨が降っているが、登山道に水たまりはほぼないので歩きやすい。

7/25 5:31

5/10
あと半分！

7/25 5:48

6/10
仮眠3時間半では足らなかったか、猛烈に眠い。。。

7/25 5:54

丸太階段が崩れかかってるけど問題なし。

7/25 5:55

ほとけの清水はチョロチョロ程度出ていた。顔洗って一口飲む。美味い！

7/25 6:02

一番奥に北アルプス見えた。

7/25 6:12

壊れた丸太階段の上に鉄階段が設置されている。

7/25 6:17

中央アルプスも一望！
空木岳、宝剣岳を確認。

7/25 6:18

7を見逃して8/10

7/25 6:25

よし9/10まで来た。

7/25 6:40

そして三伏峠小屋まであと200歩看板。

7/25 6:42

210歩で三伏峠小屋に到着。

7/25 6:43

なんか海外っぽくていい！

7/25 6:54

ここで少し仮眠取りたいくらいだが、今日も午後から雷雨予報なのでパン食べたらすぐ出発。

7/25 6:55

テン場はまだガラガラ。

7/25 6:57

塩見岳は分岐を左方向へ

7/25 7:05

すぐに三伏山登頂。

7/25 7:05

そして正面には塩見岳がドーン！
思ったより近くに見えるぞ。

7/25 7:05

まさに漆黒の鉄兜や〜

7/25 7:09

三伏山山頂からは360度の大絶景が広がる。

7/25 7:09

北アルプスの槍穂高連峰から続く稜線もくっきり。

7/25 7:09

乗鞍岳

7/25 7:09

中央アルプスもバッチリ！

7/25 7:10

三伏峠小屋はあそこに見える。

7/25 7:11

手前の山に隠れているが、左から悪沢岳、赤石岳、聖岳、兎岳。

7/25 7:22

既に標高2,600m超えてるので全く暑くなくて、とても快適に歩けて気持ちいい。

7/25 7:35

こんなん見たら覗いてしまうよね〜

7/25 7:35

これはなかなかの出っ張り具合。

7/25 7:52

三伏山からアップダウンを経て本谷山に登頂。ここは眺望なし。

7/25 8:10

お、塩見岳がもうあんなに近いぞ！

7/25 8:14

しかし稼いだ標高も激下りでチャラやん。。。

7/25 8:44

塩見小屋まであと40分看板出たっ！

7/25 9:07

ようやく視界が開けたー
仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳。

7/25 9:14

ほどなくして塩見小屋に着いた！

7/25 9:15

スタートして5時間半。
眠気と疲れでゆっくり休みたいけど、日帰りなので小休憩で頑張る。

7/25 9:28

いよいよ塩見岳アタック開始。もう雲がモクモク湧いてきてる〜

7/25 9:28

山頂直下はゴリゴリの岩稜帯やな。

7/25 9:53

岩稜帯に取り付くもペースがだだ下がり。そういえば3,000m級の山には久しく登ってなかったなぁ。そうそう、この空気薄い感じを思い出した。

7/25 9:54

鎖場も登場。

7/25 10:08

あとはこれを登りきれば着くはず。しかし足が前に出んやないか。。

7/25 10:39

牛歩なみの速度でまずは塩見岳西峰に登頂！

7/25 10:39

あらら、山頂標柱が。後で小屋泊の登山者に聞いたところ「昨日昼過ぎ、雷が直撃して壊れた」とのことだった。雷恐ろしい…

7/25 10:39

三角点タッチ。

7/25 10:41

さあビクトリーロード！

7/25 10:45

日本百名山92座目。塩見岳に登頂だ！！
そして3,000m峰21座のうち20座目の登頂。

7/25 10:45

まだ雷雲が発生してないのでしばし休憩。

7/25 10:49

富士山は雲に覆われていて、かろうじて山頂付近だけ見える。

7/25 10:58

白峰三山は完全に雲の中。そしてどす黒い雲があっという間に出てきたので下山せねば。

7/25 11:05

再び塩見岳西峰。落雷の威力をまざまざと見せつけられて恐怖を感じる。
ここ数日は12時過ぎに急に雷雲が発生して物凄い雷雨に見舞われてるのであと1時間でどこまで下りられるかが勝負。

7/25 11:09

とはいっても山頂直下の岩稜帯は慎重に。

7/25 11:32

あ！これや！
登りではキツ過ぎて気が付かなかったが、赤色チャートと緑色岩が隣り合ってる。

7/25 11:48

塩見小屋まで下りてくると雲優勢の空に変わってた。

7/25 11:52

山バッジをゲット。

7/25 11:57

ここで持参した昼飯を食べるつもりだったけど、もう一刻を争う雰囲気になってきたのでアクエリアスで喉を潤したら即下山だ。

7/25 12:54

登りでは快晴の空に塩見岳だったのに、今は遠くで雷の音も聞こえるヤバい感じになってきた。

7/25 13:11

本谷山までの登り返しがめちゃめちゃキツかった〜。そしてこのあと、どえらい状況に見舞われてることになる。

7/25 14:24

本谷山から先で物凄い豪雨が降り出し、同時に雷鳴が轟き、ただただ身を伏せて恐怖の時間を過ごすことに。数十分待機して雷が少し遠くなったかなと姿勢を低くして歩き出すと、凄い閃光と間髪入れずにすぐ近くの木に落雷。マジで生きた心地がしなかった…
三伏山付近は稜線上だし身を隠す場所もないので泥川と化した登山道をしゃがみながら通過。

7/25 14:31

三伏峠小屋までなんとか無事で下ってこれて少し安心。

7/25 14:33

稜線から下って落雷の危険度も和らいだし雨も小降りになってきたので明るいうちに下山できそう。ぼちぼち下ろう。

7/25 16:01

今朝は暗くて見落とした1/10を発見。

7/25 16:11

鳥倉登山口では雨はすっかり上がって晴れてる。これから修行の林道歩き。。。

7/25 16:54

結局昼飯も食べれずヘロヘロ状態でなんとか駐車場まで戻ってきたー！ゴール！！

7/25 16:55

雷で停滞を余儀なくされて予定よりだいぶオーバーしたけど、なんとか日帰り塩見岳山行をやり遂げた。今は達成感よりも風呂と飯や（笑）

7/25 18:22

中央道松川IC近くの信州まつかわ温泉 清流苑で温泉と晩飯の両方を堪能して生き返ったー！
でも眠すぎるので恵那峡SAで車中泊して翌朝に帰宅。

撮影機器：

iPhone 16 Pro Apple

感想

chaos

塩見岳は三伏峠小屋または塩見小屋に泊まって2日山行というのが一般的だと思うけど、小屋泊するにはちょっと中途半端な距離だし午後は雷雨のため小屋内で暇を持て余すだろう。
そして金曜の夜は早いうちに第1駐車場は満車になると予想して、金曜日は有休取って木曜の夜に無事に第1駐車場ゲット。トイレもあるし紙も豊富にあった。

ここ数日は必ず午後には猛烈な雷雨となっていたので、予定では3時スタートで12時には復路の三伏山を通過する計画だったがなんやかんやで45分遅れのスタートとなってしまう。
そして標高3,000mの息苦しさを考慮するのをすっかり忘れてしまい、12時時点でまだ塩見小屋にいたことで、一番危険な本谷山と三伏山の間で恐怖の雷に遭遇してしまったのが大いなる反省点。

これまでも日帰りロング山行はいくつか経験してきて純粋に疲労だけを考えると、1位は文句なしの皇海山。2位は灼熱地獄だった平ヶ岳。そして3位が塩見岳のトップ3という感じ。
しかしまだあのラスボスが控えているので、この順位に変動はあるのかないのか。
いや、もう日帰りロング山行は嫌だ（笑）