【鹿島槍ヶ岳】冷池山荘泊

2015年08月09日(日) 〜 2015年08月10日(月)

• GPS: 32:00
• 距離: 23.3km
• 登り: 2,420m
• 下り: 2,423m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:00
• 休憩: 1:00
• 合計: 10:00

4:50 扇沢駅
5:05 5:05 柏原新道登山口
8:35 8:50 種池山荘
10:10 10:10 冷乗越
10:20 10:45 冷池山荘
12:50 13:10 鹿島槍ヶ岳（南峰）
14:50 冷池山荘

2日目

• 山行: 4:35
• 休憩: 0:10
• 合計: 4:45

5:50 冷池山荘
7:35 7:45 種池山荘
10:20 10:20 柏原新道登山口
10:35 扇沢駅

※コースタイムは概ねで刻んでいます（3〜4分の誤差あり）。
※簡単な水分補給などの休憩は所々でしています。

天候

両日共に快晴（自分の記憶では降雨無し）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路：前夜夜行バス（毎日あるぺん号　扇沢行き）
復路：路線バス（アルピコ交通　扇沢線　扇沢→大町温泉郷→信濃大町駅）
　　　大糸線（信濃大町駅→松本駅）
　　　特急あずさ（松本駅→新宿駅）

コース状況／危険箇所等

・今回のルートについては、非常に整備されていて危険個所は無かったです。
・個人差あると思いますが、初日で登頂するのは相当骨が折れます。時間や金銭面にゆとりがある人は、冷池1泊、種池1泊にすると良いかと。晴れていれば、種池からの稜線歩きは、剱岳を眺めながら歩けるので楽しいです。

その他周辺情報

【日帰り入浴】湯けむり屋敷　薬師の湯
バス停「大町温泉郷」から歩いてすぐです。繁忙期は混んでいると思いますが、なかなかゆったりできて良かったです。

写真

【扇沢駅】トイレもあるし飲み水も補給できます。

【柏原新道登山口】

種池山荘まで、こうした標識がいくつかあります。

絶好の気候…でも稜線出た時の暑さが気になる（汗）

よく整備された登山道です。感謝、感謝。

【鉄砲坂】ここまで来たら種池山荘まで一踏ん張り。

【種池山荘】ここで小休止。

ここまで登り一辺倒で来て、また登るのかと萎えた。

目指す鹿島槍はまだ遠くに…。

稜線歩きは常に剱岳を見ながら…剱岳登頂日も同じように快晴だったことを思い出す。

【冷乗越】冷池山荘が見えます…下ってまた登るのか…。

【冷池山荘】泊まってみたかった小屋の一つ。

宿泊手続きを済ませ、不要な荷物（着替え）を寝床に。迅速に準備を済ませて鹿島槍に出発。

【テン場】ロケーションは良いんだろうけど、微妙に小屋から離れている。自分ならここでのテント泊はしないと思った。

一瞬、目の前に鹿島槍かと思ったが、布引山です。ここまで結構歩くので精神的苦痛は大きい。

【鹿島槍ヶ岳（南峰）】ようやく登頂。北峰もあるのだが、そんな気力は無い。

【冷池山荘の夕食】18時00分開始。極度の疲労からか、珍しく苦手な魚まで食した。普通に美味かった。

【冷池山荘の朝食】5時00分開始。朝食もごく普通。

館内も綺麗で良い小屋でした。

2日目も抜群の天気。名残惜しい。

外国の山岳風景っぽい…外国に行ったことないけど（笑）

【種池山荘】

ゴールはもうすぐそこだ！

【柏原新道登山口】

扇沢駅にある水場。起点に綺麗な飲料水が無料で頂けるなんて嬉しいですね。

【薬師の湯】扇沢駅と大町駅の途中にあるがゆえ、一旦、バスを降りなければなりません。でも風呂に入って帰りたいのです。

感想

sato-ciel

山を歩く能力というのは、本当に個人差があると思いますが、鹿島槍を日帰りするのは普通ではないと認識した方がよいかなと。小屋のホームページにも、ヤマレコとかのコースタイムは参考にするなと書かれていましたが、なるほどその通りと思いました。
いわゆる山岳地図に掲載されているコースタイム通りに予定を立て、それに基づいて行動するのがベストですね。仮に時間が余ったとしても、普段感じる事のできない時の流れを満喫するのも贅沢な過ごし方ではないでしょうか。
山での過ごし方にも個人差があると思いますが、登山は終始慌ただしく過ごすよりもゆっくり過ごした方が諸々価値あることだと自分は思います。

【小屋内での就寝方法】について
今回、初めてその光景を見て萎え（呆れ）ましたが…部屋の奥と手前2列で寝る時には、互いに頭を向けるか、足を向けるかで揃えるのが「普通」だと思います。人の頭の上に、自分の足を向けるとどうなるか…普通に考えたら分かると思うんですが。
この日は自分らが最初に室内に入ったのですが、布団の状況から部屋の中心に頭を互いに向ける感じになっていました。次に来た人も同じ状況と捉えたのですが、その後に来た人たちは何故かそれに従わず、こちらの頭に足を向ける形で寝始めました。結果として、隣のおっちゃんが夜中に3回位、頭を蹴られて「あぅ！！蹴られた！！」と何度も悶えていました。空いている小屋で、この仕打ちは可哀想になりました。
下界での常識の無さが、山での過ごし方にも反映されるのには萎えます。この程度の事で小屋の人に「部屋での寝方」なんていう張り紙をしてもらうのも、どうかと思いますので、自分も含めて山経験が浅い人は、細かい点にも留意しましょう。