聖岳
- GPS
- 32:16
- 距離
- 21.3km
- 登り
- 2,553m
- 下り
- 2,537m
コースタイム
- 山行
- 6:59
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 7:15
天候 | 8/19曇り時々晴れ 8/20曇り後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・夏季畑薙臨時駐車場 ・畑薙第一ダム駐車場 ・登山口へは駐車場から井川観光協会バスか東海フォレストバスを利用(要予約) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・道は良く整備され、特に危険な所はない。今回は台風の影響で風雨強く、下山時の急坂は濡れて滑りやすいので要注意。 ・当初は易老渡からの入る予定だったが台風11号のため通行止め。登山口を聖沢に変更。聖岳登頂後は台風9号直撃で縦走を断念しピストンに再変更。 |
その他周辺情報 | ・椹島ロッジ ・温泉-白樺荘、民宿ふるさと |
写真
感想
8/18(木)曇り
AM10:00山仲間5名、大阪から長野に向かう。順調に名神・中央自動車道を乗り継ぎ中津川ICに近づく。その時、聖岳・光岳登山口がある「易老渡・便ケ島」への唯一のアプローチ手段であるタクシー会社から「台風11号の影響で全面通行止めになりました」と連絡が入る。
登山口を静岡県の「椹島・聖沢口」に変更、Uターンして新東名自動車道・新静岡ICに向かう。新静岡ICから約2時間、PM18:00頃、雨降る井川湖畔の民宿「ふるさと」に到着する。
8/19(金)曇り時々晴れ
早朝、民宿から「薙畑・夏期臨時駐車場」に向かう。駐車場から先の登山口へのアクセスは井川観光協会バス及び東海フォレストのバスしか走れない。その上に予約が必要である。
井川観光協会バスに詰め込まれ、「聖沢登山口」にAM8:00に到着する。
8時過ぎ登山口を出発する。急坂のジグザグ道が暫らく続くが、次第に道は緩やかに聖沢を下に見ながら鉄製の橋を幾度も渡りAM9:30頃、「聖沢吊橋」に到着する。
聖沢吊橋から「造林小屋跡」まで約1時間半は標高差400m厳しい坂道だ。更に乗越まで厳しい坂道が連続する。AM12:00頃に標高2011mの「乗越」に到着する。
長い上り坂の連続であったが、ここから「岩頭滝見台」までは小さな沢を何度も渡るアップダウンの山道となり、沢沿いには彩り豊かな様々な高山植物、特に紫色のミヤマトリカブト、黄色のアキノキリンソウ、マルバダケブキや白色のミヤマセンキュウ等が群生し目を楽しませてくれる。
PM13:00頃に大きな水場の沢で昼食と休憩をとる。正面に「笊ケ岳」が見える。
岩頭滝見台を通過、沢の源頭に沿いながら緩やかな山道を進む。
PM15:20「聖平小屋」に到着する。
8/20(土)曇り後雨
早朝、山小屋は一斉に賑わい、それぞれの山に向かって続々と出発する。
AM5:00前に小屋から聖岳を目指す。「薊畑」を過ぎると雲間から朝日が昇り、空が赤く輝く。天候が気がかりだ。台風9号が直撃するという情報が昨晩に入っている。
AM6:30標高2662mの「小聖岳」に到着する。青空が覗いているが、遮るものがない岩場は通り抜ける風が強く冷たい。
ガレ場の登山道を進む。山頂直下に近づくと天候は急変する。
ガスが視界を塞ぎ、強風は歩行を妨げ、寒さが体を緊張させる。
小聖岳では想像できない、山の天候の激変だ。みんな急いで下山してくる。
AM7:45標高3013mの「聖岳山頂」に到達する。
山頂には縦走の大学生が上半身裸で写真を撮り元気が良い。視界は全く効かないが記念撮影をして早速、下山を開始する。AM10:00前に聖平小屋に着く頃には雨も本降りとなる。「上河内岳」から縦走してきた人と話をすると、稜線は風雨が激しくここに辿り着くのが精一杯とのことでした。
小屋の前で昼食をとる。そしてこれからの日程を話し合う。今日の「茶臼山小屋」までの稜線歩きはリスクがあり、明日天気が良くても、明後日8/22は台風9号が直撃するので当初の「光岳」までの縦走は断念する。これから聖沢登山口に下山し今夜は「椹島ロッジ」に泊まることにした。
AM11:00過ぎに聖平小屋を出発する。長い下り道、雨に濡れた急坂は疲れた足には滑り易い。椹島ロッジ行き、最終バスはPM16時過ぎだ。この条件では間に合いそうにもない。
年齢に合わせ、ゆっくり歩くしかない。
登山口からロッジまでの約1時間の林道歩きは、更に追い打ちを掛けるような辛さだ。
それでも夕刻、無事に下山できました。
本当にお疲れの長い一日になりました。
8/21(日)晴れ
一晩良く寝て、元気が回復する。
民宿「ふるさと」に立ち寄り、入浴し気分新たに大阪に向かう。
今回の山行は台風の影響で計画が二転三転したが、聖岳の山頂に立てて満足です。
車中では笑いが弾け、結果的には楽しい思い出の山行になりました。
これからは年齢相応、力量相応な登山計画が必要だと痛感しました。また、チョット反省の山行だったかな?
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