常念岳〜蝶ヶ岳日帰り縦走
- GPS
- 09:14
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,862m
- 下り
- 1,870m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
秋の最初の三連休なので、紅葉を期待して山行計画を立てたが、日曜が仕事になってしまい、テントでまったり過ごしたかったのだが、泣く泣く日帰り山行となってしまった。
未明に三股駐車場に到着。途中、崩落していた場所も完全復旧していてなにより。仮眠とてっていると外が騒がしくなってきたので起床。準備を整えて6時過ぎに出発。今回ははじめから日帰りのつもりだったので、荷物が軽くて非常に軽快。前常念まではかなりキツイということなので、気を引き締めていく。林道を歩き三股で蝶ヶ岳方面の道を分けると、樹林帯へ入り、いよいよ本格的な登山道だ。眺望もないので、単調な登りが続く。木の根など、樹林帯独特の道で登りづらいが、順調に標高を稼ぐ。まもなくして尾根上に出て、斜度が緩やかになり、一息入れながら先へ進む。程なくして森林限界を抜け、岩場に出た。ここから歩きづらい急斜面を標高差400m以上を延々と登れば前常念だ。大きな岩のとんがりからとんがりへ、跳ぶというか、大股で進んでいく。荷物が軽いので軽快に進む。なんとか前常念に着くも、その先の常念岳の大きな山容に先はまだまだ長いことに気づかされる。一歩一歩着実に足を進め、常念岳山頂に到着。
槍穂の展望台といわれている常念岳。素晴らしい展望を期待したが、残念ながらガスがかかっている。かろうじて奥穂高が顔を覗かせたが、槍の穂先は顔を見せることはなかった。
本当は常念岳をピストンのつもりだったが、時間がまだ早いので蝶ヶ岳まで足を伸ばすことに。ガスの濃くなってきたので、先を急いだ。稜線歩きとはいえ、かなりのアップダウンがあると聞いているので、気合を入れる。しかし、どんどん下っていく。道を間違えたのかと思うくらいに一気に下っていく。そこまで下らなくてもいいのに。なんとかコルまで下るといよいよ登りだ。この小ピークはすぐに越えただ、その先に大きなピークが見える。でもその前に、また下らなければならない。もったいないと思いつつ下っていく。そして再び樹林帯に入り登っていく。ピークを越すと池があった。よく見ると魚が泳いでいる。標高2500mほどの水溜りのような小さな池。こんなところでも魚が棲みついているのに少し感動。ここからは目の前の蝶槍を越えれば、蝶ヶ岳はすぐだ。樹林帯を抜けると蝶槍は目の前。しかしガスが濃く、先があまり見えない。眺望もないので、もくもくと先へ進む。横尾分岐を過ぎ、平らな道を進むと展望指示盤が設置されていた。一瞬山頂かと思ったが、すぐ先にヒュッテが見え、その先が山頂だと気づく。山頂で30分ほど先客と談笑し、名残惜しくも下山に入る。
下山同は尾根筋でも沢筋でもない斜面を一気に下っていく。樹林帯の中なので楽しみはあまりなく、淡々と下っていく。駐車場に着くと、車があふれていて、驚いた。やはり日帰りはほとんどいなかったようだ。もったいないと思うが、ガスが濃かったことが、幸いというところか。
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