大天井岳〜常念岳（中房温泉↑三股↓）

2025年08月21日(木) 〜 2025年08月22日(金)

• GPS: 17:16
• 距離: 24.5km
• 登り: 2,478m
• 下り: 2,654m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:58
• 休憩: 2:16
• 合計: 8:14

距離 10.8km 登り 1,813m 下り 393m

6:22 中房温泉バス停
7:11 7:20 第２ベンチ
8:13 8:21 富士見ベンチ
8:45 8:59 合戦小屋
9:15 合戦山
9:50 10:33 燕山荘
11:21 11:23 大下りの頭
12:42 小林喜作レリーフ
12:49 12:58 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
13:29 14:00 大天荘
14:08 14:28 大天井岳
14:36 大天荘

2日目

• 山行: 7:47
• 休憩: 1:17
• 合計: 9:04

距離 13.7km 登り 666m 下り 2,261m

5:53 大天荘
6:47 東天井岳
7:51 7:54 横通岳
8:28 8:45 常念小屋
9:51 三股への分岐点
10:02 10:09 常念岳
10:13 10:30 三股への分岐点
11:14 11:31 前常念岳
12:32 12:39 2207標準点櫓跡
14:35 14:44 三股登山口
14:57 三股登山口駐車場

天候

晴 雲が多い

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

（往路）田淵行男記念館の登山者用駐車場に車をとめた。隣接する「安曇野の里」からバスで中房温泉へ。安曇野の里455〜610中房温泉（1,500円）
（復路）三股登山口1530〜1620安曇野の里（2,000円 要予約）。田淵行男記念館の車を回収

田淵行男記念館の登山者用駐車場は7台。4時30分到着時、残2台分。
中房温泉行バスは安曇野の里から乗車11人。穂高駅から大量乗車があったが増発された。
帰りの三股登山口からのバスは乗車5人。

コース状況／危険箇所等

合戦尾根、表銀座縦走路、常念岳までの道はよく整備されている。
下山に取った前常念岳〜三股のコースは、特に前常念岳前後が大きな岩が累々とした道でとても歩きにくかった。

写真

8/21 8:51

合戦小屋。今日はこの暑さなのでスイカをいただく。

8/21 9:35

合戦沢の頭付近から見た大天井岳・槍ヶ岳。

8/21 9:48

合戦沢の頭付近から燕山荘を見上げる。

8/21 9:58

燕山荘の直下にある花畑。トリカブトやウサギギク。

8/21 10:00

燕山荘から裏銀座方面の山並を展望。鷲羽・水晶・野口五郎。

8/21 10:03

燕山荘から燕岳を望む。今日は大天井まで行かなければならないので、燕岳には立ち寄らない。

8/21 11:12

左に大天井岳、右に槍ヶ岳を望みながら縦走路を南下する。

8/21 12:41

大天井岳が近づいてきた。大天荘までの最後の急登が厳しく見える。

8/21 12:48

喜作レリーフから階段状の登り。

8/21 14:25

大天荘に荷物を置いてから、大天井岳の山頂へ。雲が多いけれど槍ヶ岳は顔を見せていた。

8/21 14:25

大天井岳から今日歩いてきた縦走路を振り返る。

8/22 5:01

早朝、北の方向を望む。右手奥に鹿島槍が見える。

8/22 5:11

早朝の穂高連峰・槍ヶ岳。

8/22 6:10

2日目、縦走路を歩きはじめて、大天井岳と大天荘を振り返る。

8/22 6:22

縦走路沿いにはトウヤクリンドウが多かった。槍穂高連峰とトウヤクリンドウ。

8/22 6:52

巻いてしまいがちな東天井岳に今日は登ってみた。山頂直下でコマクサが見られたのが収穫。

8/22 6:54

東天井岳山頂から大天井岳を望む。

8/22 7:09

横通岳の向こうに常念岳。

8/22 8:00

横通岳にも立ち寄ってみた。横通岳山頂から常念岳を望む。

8/22 8:00

横通岳山頂から望む穂高連峰・槍ヶ岳。

8/22 8:14

眼下に常念小屋、その向こうに常念岳がそびえる。

8/22 10:37

常念岳の山頂直下、前常念方面への分岐。

8/22 10:09

常念岳の山頂。この前登ったのはもう25年前か……。

8/22 10:10

常念岳から穂高・槍方面を望む。

8/22 10:44

前常念方面に少し進んだところから常念岳を振り返る。

8/22 11:22

前常念岳。周囲をガスが覆ってしまった。

8/22 11:31

前常念岳直下にある岩小屋。

8/22 12:05

前常念岳からしばらくは大きな岩がゴロゴロして歩きにくい。下りでも意外と時間がかかった。

8/22 12:23

樹林帯に入ってからも長い。標高が下がって気温も高くなり、少々バテ気味になり休みをとりながら歩き続けた。

8/22 15:05

三股登山口の駐車場に到着。予約した15:30のバスがすでに待っていた。

8/21 17:09

［山小屋の食事］大天荘・夕食。ハンバーグかサバ味噌煮かを選択できる。そのほか、サーモンのジュレ、グラタン。

8/22 5:25

［山小屋の食事］大天荘・朝食。生野菜が嬉しい。昔は山小屋の食事で生野菜なんて考えられなかった。

撮影機器：

DSC-WX300 SONY

感想

ext_nozawa

今年から三股登山口へのバスが運行されるようになったので、中房線バスとあわせて利用して、常念山脈の一部を縦走するプランを考えてみた。安曇野市内から中房へバス、合戦尾根・燕山荘・表銀座縦走路・大天井・常念小屋・常念岳・前常念岳を経て三股に下り、バスで安曇野市内にもどった。

平日とはいえ、夏休み中なので合戦尾根は多くの登山者で賑わっていた。今回は燕岳には寄らず燕山荘から縦走路を南下。登山者も少しは減る。雲がやや多かったけれど、槍穂高連峰などを望みながら歩くことができた。

過去に素通りした東天井岳・横通岳のピークも今回は踏むことができた。途中、盛夏には花畑となる場所も、トウヤクリンドウやトリカブトなどもう秋の花が主役。東天井にはコマクサが残っていた。

常念岳に登るのは25年ぶり。常念小屋からの登りは記憶よりもきつかった。25年前は当然、いまよりもずっと体力があったはず。そして、前常念からの下りは思っていた通り、長くたいへんだった。けっこう登ってくる人もいたけれど……。最初は岩がゴロゴロして足場が悪いし、樹林帯に入っても長い下りが続いた。

最近、夏の山では、近年の猛暑のせいか、疲れてくると熱中症のようになってくる。食欲もなくなって何も食べられなくなってくるし……。何とか対策を考えなければならないと思っている。