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Yamareco

記録ID: 94896
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
伊豆・愛鷹

富士山(太郎坊発:日帰り)

2011年01月14日(金) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
18.4km
登り
2,503m
下り
2,483m

コースタイム

行動時間:8時間39分
5:51 太郎坊入口出発 → 6:14 御殿場登山道入口 → 7:16 二合五勺上部小屋 → 9:39 七合五尺(砂走館周辺)
→ 10:33 八合 → 11:29 浅間神社 → 11:43 剣ヶ峰 → 12:07 浅間神社 → 12:37 七合五尺(砂走館周辺)
→ 13:51 二合五勺上部小屋 → 14:14 御殿場登山道入口 → 14:30 太郎坊入口帰着
備考:五合(宝永山に近い廃小屋)でアイゼン装着&小休憩
天候 晴れ、風弱め。昼前から2,700m付近でガス停滞。山頂上部は快晴。
例年よりも雪は少なめ。山頂の気温は-15度程度。
尚、今回富士山頂で腕時計の高度計は初の4,000mを示してました。気圧が若干低かった様です。
過去天気図(気象庁) 2011年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 マイカーで太郎坊洞門まで移動、脇の駐車スペースに車を止める。
コース状況/
危険箇所等
太郎坊トンネルまでは、路面凍結なし。トンネル西の駐車場は5-6台程度の車駐車可。
本日、すれ違った登山者ゼロ(完全貸切り状態)。

登山道ですが、宝永山から少し下あたりの標高まではアイゼンなしで上がっていけました。
長田尾根記念碑から上部は確実に斜面がアイスバーン化してます。ラッセルはなし。
頭・首の防寒として今回頭全体をくるむダウン帽を持参しましたが、これは役に立ちました。ニット帽一枚では不足です。
下りの砂走りは、ゴロ石で足を持っていかれ、滑ります。結構気を遣い、バランス力も消耗します。
風についてですが、今回弱めでしたが、富士山では横から上からだけでなく下から風が吹いてくることがあります。
ドーンと雪塵を絡めて突いてきますので、周辺の様子を見ながら三点支持で顔面密封・耐風姿勢をとる必要があります。

本日は、条件良かったものの、例年並の冬風が吹いていたら行動時間・防寒対策共に大きく影響していたと思います。

冬の太郎坊はやはり、長田尾根ルートをオススメします。先人が築いたルートには、やはりそれなりの理由があります。
特に七合から上部は尾根が最短で山頂まで通じてます。

その他:1/末に発生した富士山(山梨側)で遭難事故とその後について
http://www.yamareco.com/modules/diary/3192-detail-17025
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20110617-OYT8T00061.htm (2011.006.15)
予約できる山小屋
御殿場口新六合目・半蔵坊
御殿場口七合四勺・わらじ館
太郎坊トンネル脇駐車場に車を止めて出発。
2011年01月14日 05:51撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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太郎坊トンネル脇駐車場に車を止めて出発。
登山口に到着すると少し明るくなり始めました。ちょっと、出発遅かったかな?(写真は双子山)
2011年01月14日 06:48撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
1/14 6:48
登山口に到着すると少し明るくなり始めました。ちょっと、出発遅かったかな?(写真は双子山)
大石茶屋から最初の二合五勺の小屋までは短い様で結構あります。前半はひたすらガマンで進みます。
2011年01月14日 06:51撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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大石茶屋から最初の二合五勺の小屋までは短い様で結構あります。前半はひたすらガマンで進みます。
夜明けです。このピンクの一色の景色が何とも言えないですね。
2011年01月14日 06:53撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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夜明けです。このピンクの一色の景色が何とも言えないですね。
やがて朝焼けはピンクからオレンジ色に変化していきます。美しく、眩しいです。
2011年01月14日 07:13撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
1/14 7:13
やがて朝焼けはピンクからオレンジ色に変化していきます。美しく、眩しいです。
二合五勺の小屋です。既に愛鷹山塊は眼下のものです。
2011年01月14日 07:16撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
1/14 7:16
二合五勺の小屋です。既に愛鷹山塊は眼下のものです。
やはり来ました!砂走りに入るくらいからこうした冬特有の竜巻がちらほら現れてきました。これに巻き込まれると、体中一気に冷え切って、雪粉まみれになります。
2011年01月14日 07:31撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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やはり来ました!砂走りに入るくらいからこうした冬特有の竜巻がちらほら現れてきました。これに巻き込まれると、体中一気に冷え切って、雪粉まみれになります。
単調な砂走りを上りようやく五合到着。ここでアイゼン装着します。
2011年01月14日 08:09撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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単調な砂走りを上りようやく五合到着。ここでアイゼン装着します。
ようやく宝永山山頂を越える標高までたどり着きました。しかし、まだまだ山頂は遠くここからまた気持ちを入れ替えて登高続けます。
2011年01月14日 08:48撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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ようやく宝永山山頂を越える標高までたどり着きました。しかし、まだまだ山頂は遠くここからまた気持ちを入れ替えて登高続けます。
辛抱強く暫くの間ひたすら上り続けます。トレイルも雪に埋没しているので直登します。ようやく七合九勺の小屋です。この辺からようやく山頂を意識することができます。
2011年01月14日 10:09撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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辛抱強く暫くの間ひたすら上り続けます。トレイルも雪に埋没しているので直登します。ようやく七合九勺の小屋です。この辺からようやく山頂を意識することができます。
更に、その上の長田尾根記念碑。ここだけ雪がありませんでしたが、これはここが強風地帯だからでした。
2011年01月14日 10:33撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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更に、その上の長田尾根記念碑。ここだけ雪がありませんでしたが、これはここが強風地帯だからでした。
長田尾根記念碑から上部は、斜面もアイスバーン化します。
2011年01月14日 10:36撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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長田尾根記念碑から上部は、斜面もアイスバーン化します。
ひたすら直登+小休憩でようやくお鉢到着です。
2011年01月14日 11:24撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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ひたすら直登+小休憩でようやくお鉢到着です。
ようやく、という感じです。
2011年01月14日 11:26撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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ようやく、という感じです。
すぐ隣の浅間神社で記念の一枚。
2011年01月14日 11:29撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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すぐ隣の浅間神社で記念の一枚。
そして、剣ヶ峰を目指します。幸い風は強くありません。
2011年01月14日 11:29撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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そして、剣ヶ峰を目指します。幸い風は強くありません。
馬ノ背を経由してあと少し!
2011年01月14日 11:34撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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馬ノ背を経由してあと少し!
測候所そして剣ヶ峰山頂到着です。足場ツルツルーッ!
2011年01月14日 11:43撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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測候所そして剣ヶ峰山頂到着です。足場ツルツルーッ!
剣ヶ峰は無人でした。何とか昼前に到着という事で予定通り。
2011年01月14日 11:51撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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剣ヶ峰は無人でした。何とか昼前に到着という事で予定通り。
セルフポートレートを撮ります。
2011年01月14日 11:53撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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セルフポートレートを撮ります。
右手の手袋をぬいで写真を撮っていると手の感覚があっという間になくなりました。
2011年01月14日 11:57撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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右手の手袋をぬいで写真を撮っていると手の感覚があっという間になくなりました。
右手を股に突っ込んで感覚を取り戻します(笑)。
2011年01月14日 11:59撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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右手を股に突っ込んで感覚を取り戻します(笑)。
浅間神社方面も一枚撮ります。
2011年01月14日 12:03撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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浅間神社方面も一枚撮ります。
こんな自然のアートもありました。エビのしっぽです。
2011年01月14日 12:01撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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こんな自然のアートもありました。エビのしっぽです。
さて、山頂の長居は無用です。早めに下山します。今度は御殿場ルートを下ります。
2011年01月14日 12:10撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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さて、山頂の長居は無用です。早めに下山します。今度は御殿場ルートを下ります。
多くの滑落は九合目付近です。無理せず慎重にいつものトラバース道を下ります。
2011年01月14日 12:21撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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多くの滑落は九合目付近です。無理せず慎重にいつものトラバース道を下ります。
ようやく、砂走館周辺まで下りてきました。
2011年01月14日 12:37撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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ようやく、砂走館周辺まで下りてきました。
ふとしりもちをついて転倒。転倒自体は何でもなかったのですが、アイゼンが壊れているではないですか!ヤバっ!
2011年01月14日 12:45撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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ふとしりもちをついて転倒。転倒自体は何でもなかったのですが、アイゼンが壊れているではないですか!ヤバっ!
左足のアイゼン破壊は、まだ宝永山より高い位置で発生、しばらく思考錯誤しますが、うまく組み付きません。
2011年01月14日 13:01撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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左足のアイゼン破壊は、まだ宝永山より高い位置で発生、しばらく思考錯誤しますが、うまく組み付きません。
結局、五合に下ればアイゼンなしで何とかなると考え、吹きっさらしの岩稜地帯をアイゼンなしで慎重に下ります。バランス取りつつも何度も転倒。これはつらかったです。
2011年01月14日 13:20撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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結局、五合に下ればアイゼンなしで何とかなると考え、吹きっさらしの岩稜地帯をアイゼンなしで慎重に下ります。バランス取りつつも何度も転倒。これはつらかったです。
五合に何とか到着し、それ以降はガスの洗礼。富士山特有のこのランドマークを頼りに下ります。
2011年01月14日 13:31撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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五合に何とか到着し、それ以降はガスの洗礼。富士山特有のこのランドマークを頼りに下ります。
時々こうしてガスが晴れますが、その時はまた竜巻の洗礼です。
2011年01月14日 13:39撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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時々こうしてガスが晴れますが、その時はまた竜巻の洗礼です。
ようやく、二合五勺の小屋到着。ここまで来ればもう滑落の心配はありません。
2011年01月14日 13:51撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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ようやく、二合五勺の小屋到着。ここまで来ればもう滑落の心配はありません。
最後はダラダラ歩いて大石茶屋到着。
2011年01月14日 14:12撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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最後はダラダラ歩いて大石茶屋到着。
更に歩いて登山道終点です。
2011年01月14日 14:14撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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更に歩いて登山道終点です。
朝暗くて撮れなかったのでここで一枚。
2011年01月14日 14:16撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
1/14 14:16
朝暗くて撮れなかったのでここで一枚。
そして、太郎坊の駐車場に戻ります。ここで終点、お疲れです。
2011年01月14日 14:30撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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そして、太郎坊の駐車場に戻ります。ここで終点、お疲れです。
尚、御殿場登山口までは車で入れません。
2011年01月14日 14:31撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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尚、御殿場登山口までは車で入れません。
駐車場は前出の写真のトンネルを抜けた先右手に5-6台分程のスペースがあります。
2011年01月14日 14:32撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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駐車場は前出の写真のトンネルを抜けた先右手に5-6台分程のスペースがあります。
参考:御殿場登山口の富士山案内盤。
2011年01月14日 14:16撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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参考:御殿場登山口の富士山案内盤。

感想

正月休みに体調を崩し、その後山に行けなかった為、今日は有給を取り富士山に登ってきました。

一月の富士山はこれまで登ったことは実はありません。かつて、トライしたものの猛烈な風の迎え撃ちに遭い宝永山止まりでした。
あの時は、宝永山山頂から、ザックが飛ばされ滑落してしまい散々な目に遭いました。
今年は、思いのほか大気が安定しており、ここ静岡東部でも強風の日が少ないため、チャンス到来との事で山頂を目指しました。

結論から言うと、1月とは思えないほど穏やかでした。
確かに秋夏よりは風はあったものの、かつての山肌の竜巻は一回に現れてもひとつやふたつ、穏やかな方だったと思います。
また、登山道が雪に埋没している箇所が多かったため、今回七合-八合間は、長田尾根に沿って上がっていきました。

さすがに1月の富士山となると気温は低かったです。
山頂での写真撮影は、手の感覚がすぐ無くなる為、時間をかけました。

当初、剣ヶ峰から火口に降りてみることを考えてましたが、出発時間が遅かったこと、山頂でガッツが沸かず中止しました。

今回、下山時に大問題が発生しました。
標高3,000m周辺でアイゼンが壊れました。正直、これには参りました。
装備のメンテ・点検は本当に大切ですね。今回、つくずく感じました。
もし、あれが九合目辺りで起きていたらと想像するだけでも恐ろしいです。

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コメント

素晴らしい記録ですね
ainuさん 厳冬期の富士山ですか   よく登れましたね

アイゼンの片側ナシで富士山を下るって恐ろしすぎます・・ でも下るしかないですが。
僕には1月の富士山は無理ですが、これを参考にいつか登りたいと思います。
2011/1/14 18:52
inoyasuさん、こんばんは。
今年の冬富士は穏やかな気がします。
富士山は自宅から比較的近いので分かるのですが、いつも静岡東部は冬強風が吹き荒れます。
その風の強さに比例して、富士山でも強烈な西風が吹きます。
それが今年は強風の頻度が少なめです(気温は例年並ですが)。
そういう意味で今回初めて1月の富士山に登らせてもらう事ができてラッキーでした。

アイゼンについては、全く日頃のメンテ不足が出てしまいました。
正直アイゼンなしで冬山に登りに行くというのは遭難しに行くようなものです。
もう少し注意していきたいと思います。
2011/1/14 19:08
ご無事でなにより。。。
ainuさん、こんにちは。

やっぱりainuさん速いですよね
あのアイスバーンをガンガン登られていたのでしょう。
スゴいっす!!

しかしアイゼンなしでよくご無事で戻って来られましたね。
7合からでも自分には無事に降りてこれる自信はないデス。
右足とピッケルだけですもんね。
つるつる〜っと落っこちていく気しかしないです

自分も道具のメンテ気をつけますっ!
おつかれさまでした〜♪
2011/1/14 19:46
puyoさん、こんばんは。
今年に入ってから、大気が安定しているのでどうしてもやておきたいという想いがようやく実行に移せました。
(先に1月にやられたpuyoさんの計画と天気の読みは、さすがですね)

冬の御殿場ルートの上部は面白いですよね。登山道は埋没しているので、どころどころ直登した方が早いと感じました。
ただ、頂上直下はさすがに40歩ガッと一気に歩いて小休止、これの繰り返しでした。
(本当はゆっくり休まず歩き続けるほうが良いのだと思います)

アイゼン破壊には参りました。決してやってはいけない基本中の基本です。

その後も砂走りではゴロ石君に散々転ばされ尻もち三昧でした。
2011/1/14 20:05
ほんとに無事でよかったです。
ainuさん、今晩は。

puyoさんの先のコメントにも有りましたが、無事でよかったです。装備の点検は僕もちゃんとしない方なので身につまされました

1年ほど前の富士登山で、元レーサーの片山右京さんら3人が遭難し、右京さん以外は帰らぬ人になった件を思い出しました。

我々の登山は冒険が目的では無いので、安全第一にしたいですね。ところで相変わらず今年も登山はスピード違反ですね
2011/1/14 22:11
Futaroさん、おはようございます。
そうですね、片山右京さんの遭難からもう一年も経ちますね。
富士山については、ニュースをいつもチェックしているので、いざ出発となると、
正直ニュースを思い出してスゴむ事があります。
...天候が崩れたらどうしよう、など考えてしまいます。
参考リンク:http://accident.fuji3776.net/

まさか、装備で失敗するとは思いませんでした。
(近隣の山では予備のアイゼンを担いで登るなんてしませんが、考えるとこういう可能性もあるんですね)

あれだけ顔を覆っていたのに、鼻が日焼けしてます。
右手ひと指し指と中指の先が、山頂の撮影でヤケドしたみたいな感覚になってジーンとしてます。
2011/1/15 6:56
富士山(太郎坊発日帰り)
ainu さんコンバンワです。
いや、凄い山行記録ですね。
何時ぞやテレビで冬の富士山を登るドキメンタリーを行っていましたが、それを考えると天候・山の状態・体力と技術と判断力と適正な行動・経験等、非常に条件の良いベストに近い選択をされたainuさん力量とお見受けししました。
運も実力と申しますが、おごれる事も無く今後も安全第一と無事の山行をお祈り申し上げます。
2011/1/14 22:59
kintakunteさん、おはようございます。
お名前拝見したことあります。
(まったく関係ない話ですが、kintakunteさんのニックネームはアレックス・ヘイリーの 
クンタキンテから来ているのですよね?(笑))

正直、冬の富士山は宝永山から上はどうしても「行ったら帰って来れない場所」と
いう認識があり、これまで何度も足を伸ばすのを躊躇した場所です。
特にアイゼンの件は、全く「運」があったから下りてこれられたのだと思います。

富士山については、大きなニュースにこそならないですが、見えないところで
多くの遭難事故が発生してます。
以前、宝永山で撤退したしたその日にも、別の単独登山者がその上部(七合目)で
滑落して死亡していたというニュースがありました。
(その時、駐車場にその遭難者の車が残っていたのを鮮明に覚えています)

家族もありますので、安全を第一として行きたいと思います。
2011/1/15 6:12
アレックス・ヘイリーのクンタキンテ?
ainuさん今日はです。
過去に同じ様な内容を聞かれた記憶が有りますね。
実はまったく関係がございませんで、名前を音読(若干省略して発音)+「君」+「て」(接続詞?)となっています。
30年前の中学生時代に付いたあだ名って感じです。
(どうでも良い話ですが・・・歳がばればれ)

聞いた話では富士山のアイスバーンでこけて滑落しスピードが付いた場合はもう停まる手は無く、何処かに激突するか自然に停まるかとなっていて、場合によっては服等は脱げて悲惨な状態となってるそうです。(恐)

それと紫外線は強いですね、夏山でしたが耳の中まで日焼けしましたよ。

ではホワイトシーズンの安全登山をお祈りしています。
2011/1/16 15:42
kintakunteさん、こんにちは。
そう言えば、過去にも同じ質問をしたのを思い出しました。
(クンタキンテの件)

そうですね。
宝永山から上にあがったら帰って来れないのではないか、という不安のひとつに滑落の危険があります。
かつて宝永山で撤退した時はちょうど春先でした。
個人的には富士山は春一番が吹く季節が一番危険と考えてまして、その時には大砂走りすら
雪解け&氷結の繰り返しで完全なテカテカのアイスバーンの滑り台となってました。

今回の富士山山頂直下、斜面のアイスバーン状況はその時の斜面より好条だったと思います。
それでも、恐らくアイゼンを引っ掛けたり、うっかりよろけてバランスを崩せば数百mの滑落は
避けられなかったと思います。

富士山の山小屋で休憩した時、小屋の方と登山客がよくアイスバーンの話をしているのを耳にしましたが、
やはり転倒した一発目で自分自身をピッケルで止める事ができなければ、滑落を止める事はできないと口をそろえて言ってました。

ホント怖いですよね。

冬山は、トレイルラン大会みたいに途中でスタッフが立っている訳でもないので危険な世界ですよね。
2011/1/16 17:29
プロフィール画像
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