本谷から御在所岳へ(国見岳往復)


- GPS
- 16:00
- 距離
- 4.4km
- 登り
- 737m
- 下り
- 750m
コースタイム
(111:15)〜国見岳(11:55〜12:10)〜山上公園(12:45)〜キレット(13:15〜13:35)〜負ばれ石(13:55)
中道登山口(14:20)
天候 | 薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ゲート手前の道路脇スペースに駐車。 (7時頃には一杯になります。) |
コース状況/ 危険箇所等 |
御在所岳に至るコースでは、終始谷筋を辿る唯一のコースです。 ナメ・滝・ゴルジュなどが味わえることから私が一番好きなコースです。 |
写真
感想
鈴鹿スカイラインの蒼滝トンネルをくぐってすぐ旧料金所手前まで車を進める。道路脇へ駐車する。
少し先の流れが本谷であり、右山腹のコースが中道である。
目の前の「御在所山の家」の右横の樹林をしばらく進み大岩を過ぎて本谷の谷底へ下り遡行を開始。
心細く流れる谷底の真ん中を行く。飛び石伝いに登って行くと、2段のナメ滝が現れる。
その後もナメが連続するが、概ね左岸寄りを選んで登る。
一枚岩のナメは少し大きいので、右岸(左側)を捲いて逃げる。捲き終え流れに戻り大岩を過ぎると
少し開けた台地状の二俣になる。右俣はナメ滝状の沢がきているが、本流は左俣で両岸が迫り
チョックストーンを持つ不動滝がおちている。流れの左を攀じても登れそうだが、危険なので
右岸の老杉の根元から捲き道を行く。しばらくして滝の上部に出て谷底へ降りる。
やがて岩小舎(?)が現れルートにつまる。岩の底を潜って強引に抜ける。
この先はしばらく谷筋を忠実遡ると二俣に。左俣を捨て右曲して暗く深い感じの右俣が本谷だ。
大杉を左に見て行く。徐々に傾斜が増し谷幅も狭くなる。更に行くと谷は左曲がりとの二俣になる。
右俣(真直ぐ)はロープウェーイ巡視道で、左俣が本谷本流である。左俣を横切り右岸を強引に攀じる。
その後しばらくすると心細い水量の滝が現れる。大黒滝である。大黒滝は直登できないので左を捲く。
少し左側の尾根へ近づきすぐに登れそうなスタンスを見つけて捲き終える。
滝の上部からは岩壁の迫るゴルジュになる。思い切って右寄りへルートを変える。
スタンス、ホールドを見つけて左岸山腹を攀じる。谷が左へ曲がった辺りで谷底へ戻る。
しばらく行くと又も大岩が谷を塞いでいる。今度は手前を右へ攀じて回り込む。
やがてササが現れ、頭上にゴンドラが通過するように詰めが近いと感じさせる。
しかし傾斜はきつく、左に大黒岩・右に屏風岩壁を見ながら谷底をまっすぐ進む。
谷の末端まで進み、山頂直下の岩壁が迫る頃右ササの中へロープウェーイ巡視道との分岐で、
左の枝尾根に取り付き木の根、ザイルを頼りに攀じ登り尾根上に出る。
尾根を左へ一息戻ると大黒岩へ立つ事が出来る。期待した展望はガスに囲まれ次回の楽しみに。
まだ時間も早いので、ゆっくりと昼食を摂ってから国見岳へ脚を伸ばす事にする。
枝尾根のササ道を戻り登て行くと、以前の山上駅へのコースは通行止めに。ここで一旦左側の
一の谷新道へ降りてザレの岩場で右曲すると一の谷新道の指標を見て山上公園となる。
裏道から国見峠〜国見岳〜山上公園を往復して、中道を下る。 終日暑い曇りの一日だった。
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