また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 953411
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

阿弥陀岳 - 阿弥陀南稜から中央稜の周回@舟山十字路

2016年09月03日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:41
距離
10.9km
登り
1,283m
下り
1,284m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:00
休憩
0:38
合計
7:38
6:56
31
7:27
7:27
105
9:12
9:13
14
9:27
9:28
22
9:50
9:51
68
10:59
11:33
12
11:45
11:46
117
13:43
13:43
28
14:11
14:11
23
14:34
舟山十字路
歩行距離:10.9km
累積標高差(登り):1226m
累積標高差(下り):1224m
天候 9/3:晴れ時々霧
過去天気図(気象庁) 2016年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
◆自家用車
舟山十字路(約15台−無料)
コース状況/
危険箇所等
◆阿弥陀南稜 (無雪期バリエーション入門)
舟山十字路のゲートを過ぎ広河原橋を渡る
御小屋尾根入口の分岐を見送り、そのまま林道を進んで行く
やがて右手に河原へ下る分岐が見えてくる
広河原沢を渡渉し、稜線へ続く急坂の踏み跡を登高する
稜線上は全体的に明瞭な踏み跡が続く
立場岳までは財産区境界標識が幾つも立てられている
P1、P2は基部を左へ巻く
P3の直登ルートはクライミング3級程度の岩峰登り
巻き道ルートは阿弥陀奥壁へ一旦トラバースし
ガリー状の岩場を登攀する(水が染み出て滑りやすい)
P4基部をトラバースし、ザレた岩場を登り切れば阿弥陀岳山頂に着く

◆阿弥陀中央稜 (無雪期バリエーション入門)
中央稜・御小屋尾根の道標を見送ると間もなく
ハイマツ帯に中央稜の踏み跡が続いている
ロープ付きのザレは御小屋尾根の下りとなるため注意
ハイマツ帯を過ぎるとザレた急坂が続く、下りはスリップ注意
一度稜線から外れ、御小屋尾根方面に樹林を下っていく
標高2550m地点の左へ折れる屈曲点を見落とさない事
そのまま直進すると切れ落ちた岩稜帯に出てしまう
大岩基部を右手に見ながら樹林帯を下っていく
しばらく厳しい急坂が続くが、地面は柔らかくクッションが良い
さらに進むと小さなケルンの屈曲点を右へ折れる
この先広い尾根道に入るが、赤テープに導かれながら踏み跡を忠実に辿る
財産区境界標識が見えてくると次第に緩やかになり広河原沢本谷出合に着く
このあたりは財産区有林を巡回する作業道が交錯している
広河原沢の渡渉を繰り返し、やがて林道を歩く
阿弥陀南稜との分岐を通過し舟山十字路へ帰着する
その他周辺情報 ◆日帰り入浴施設
もみの湯(料金500円/17時以降300円)
http://www.lcv.ne.jp/~mominoki/mominoyu.html
舟山十字路(標高:1613m)
ほぼ満車状態でした
2
舟山十字路(標高:1613m)
ほぼ満車状態でした
林道ゲートを通過します
※旭小屋を通らないルート
2
林道ゲートを通過します
※旭小屋を通らないルート
御小屋尾根分岐
道標に従い林道を歩きます
2
御小屋尾根分岐
道標に従い林道を歩きます
阿弥陀南稜入口には
プレートと赤テープあり
2
阿弥陀南稜入口には
プレートと赤テープあり
稜線を目指して
樹林帯を登っていきます
1
稜線を目指して
樹林帯を登っていきます
緩やかな稜線歩き
四区と書かれた目印が
たくさんあります
2
緩やかな稜線歩き
四区と書かれた目印が
たくさんあります
財産区境界標識が
至る所に立てられています
2
財産区境界標識が
至る所に立てられています
見張りテント
きのこ山のようです
1
見張りテント
きのこ山のようです
立場岳までは
まるで北八ヶ岳の様相
1
立場岳までは
まるで北八ヶ岳の様相
立場岳(標高:2370m)
展望は殆どありません
2
立場岳(標高:2370m)
展望は殆どありません
青ナギを通過します
3
青ナギを通過します
振り返れば編笠山
あちら側からも
青ナギの砂礫帯が
はっきりと確認できます
2
振り返れば編笠山
あちら側からも
青ナギの砂礫帯が
はっきりと確認できます
ここから一度下って
阿弥陀南稜に取り付きます
3
ここから一度下って
阿弥陀南稜に取り付きます
P1が見えてきました
先行パーティの方々が
たくさん歩いておられます
1
P1が見えてきました
先行パーティの方々が
たくさん歩いておられます
P1
基部を左へ巻きます
2
P1
基部を左へ巻きます
P2
巻き道を登ります
3
P2
巻き道を登ります
草付きのトラバース
2
草付きのトラバース
P3基部のプレート
1
P3基部のプレート
P3
岩峰の直登ルートです
2
P3
岩峰の直登ルートです
P3は直登せずに
巻き道のガリーを登攀します
2
P3は直登せずに
巻き道のガリーを登攀します
岩肌が濡れているので
滑りやすい箇所がありますが
ホールドは豊富でした
2
岩肌が濡れているので
滑りやすい箇所がありますが
ホールドは豊富でした
草付きを登ります
2
草付きを登ります
草付きに入ると
浮き石が多くなります
2
草付きに入ると
浮き石が多くなります
ガリーを振り返る
2
ガリーを振り返る
P4と阿弥陀岳山頂
ガスっており
良く確認できません
1
P4と阿弥陀岳山頂
ガスっており
良く確認できません
P4基部のトラバース
ホールドが良いので
危険度は高くありません
3
P4基部のトラバース
ホールドが良いので
危険度は高くありません
草付きを登ります
2
草付きを登ります
ガレた岩場の登り
山頂が見えています
3
ガレた岩場の登り
山頂が見えています
阿弥陀岳(標高:2805m)
ひょっこり山頂に出ます
3
阿弥陀岳(標高:2805m)
ひょっこり山頂に出ます
行者岩の梯子
ここが一番高度感あります
2
行者岩の梯子
ここが一番高度感あります
中央稜分岐
御小屋尾根のザレた急坂
1
御小屋尾根のザレた急坂
中央稜へ続く踏み跡を
下って行きます
1
中央稜へ続く踏み跡を
下って行きます
ハイマツ帯を下ります
1
ハイマツ帯を下ります
中央稜の下りは
一気に高度を下げます
右手に御小屋尾根と
美濃戸南沢ルートを確認
1
中央稜の下りは
一気に高度を下げます
右手に御小屋尾根と
美濃戸南沢ルートを確認
尾根から外れ
樹林帯に入ります
1
尾根から外れ
樹林帯に入ります
屈曲点(標高:2550m)
タオルが目印です
2
屈曲点(標高:2550m)
タオルが目印です
テープに従い
左へ下っていきます
2
テープに従い
左へ下っていきます
大岩の基部をトラバース
屈曲点を直進すると
岩稜帯に出てしまいます
2
大岩の基部をトラバース
屈曲点を直進すると
岩稜帯に出てしまいます
岳樺の樹林帯を下ります
1
岳樺の樹林帯を下ります
広い尾根道は
赤テープに従います
1
広い尾根道は
赤テープに従います
財産区境界標識が出てくると
緩やかに下ります
2
財産区境界標識が出てくると
緩やかに下ります
広河原沢本谷右岸を歩く
1
広河原沢本谷右岸を歩く
広河原沢本谷出合
左岸へ渡渉します
水は枯れていました
2
広河原沢本谷出合
左岸へ渡渉します
水は枯れていました
阿弥陀岳を振り返る
阿弥陀奥壁が圧巻です
2
阿弥陀岳を振り返る
阿弥陀奥壁が圧巻です
林道を進めば
南稜分岐を通過し
舟山十字路ゲートに着きます
2
林道を進めば
南稜分岐を通過し
舟山十字路ゲートに着きます
富士見高原
南八ヶ岳連峰を望む
午後から好天でした
2
富士見高原
南八ヶ岳連峰を望む
午後から好天でした
八ヶ岳PAで〆カレー
香ばしいココナッツバター♪
下山後は温泉→カレーが
最近のトレンドになりました
/^m^\
1
八ヶ岳PAで〆カレー
香ばしいココナッツバター♪
下山後は温泉→カレーが
最近のトレンドになりました
/^m^\

感想

◆阿弥陀南稜と中央稜
阿弥陀岳の阿弥陀南稜、中央稜の周回ルートを歩いてきました。
どちらのルートも近年は登山者が増えており、全体的に明瞭です。
無雪期の阿弥陀南稜は、岩登り等の経験を十分に積まれた方であれば
特に難しさを感じる箇所はないように感じました。
(一般登山道ではないため、鎖の整備は一切ありません)
前日の天候によってはP3のガリーで水が染み出ている箇所があるので
滑りやすく注意深くなりました。

中央稜上部はザレた急坂、その後は樹林帯の急坂です。
一気に高度差を詰めていくので
御小屋尾根より早いコースタイムになるかと思います。
屈曲点(2箇所)を見落とさない事と
財産区境界を巡視(?)する踏み跡に入ってしまわないように注意しました。


今回は2パーティの先行者がいらっしゃいました。
翌日の小同心登攀に向けて、ロープワークを再確認されていました。
どんなに慣れた山行きであっても、基本を忠実に反復練習を繰り返すこと。
…良いお手本にさせて戴きました。

財産区に入ると、登山者ではない方を何名か確認しました。
ルートから外れた箇所を歩かれていたので巡視されているのでしょうか。
きのこ山でもあるため、秋になるとピリピリしたムードが漂いそうです(^^ゞ
そういった方々もクルマでお越しになられていたので、
舟山十字路の駐車スペースが確保しにくくなると感じました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:787人

コメント

天気が…
お疲れっさんでした〜
岩登り楽しめるかと思ってたけど少し拍子抜け
また行きましょ
2016/9/3 21:34
Re: 天気が…
お疲れ様でした。
これから涼しくなるので、
西上州に行くと藪岩を楽しめそう♪
スパイスのきいたハイグレードハイキングはやっぱり楽しいね
次回の計画、立てておきます
2016/9/4 14:15
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら