毛勝山 本日貸し切り

2016年09月05日(月) [日帰り]

• GPS: 09:50
• 距離: 12.0km
• 登り: 1,772m
• 下り: 1,755m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:32
• 休憩: 0:18
• 合計: 9:50

5:15 スタート地点
5:20 毛勝登山口
7:12 7:20 三角点
9:40 9:50 クワガタ池
10:40 毛勝山
11:30 クワガタ池
15:05 ゴール地点

途中で何度も休憩しています

天候

晴れのち曇りのち雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

登山口から尾根に上がるまでは草が成長していて煩わしく、雨の後は衣服が濡れる
頂上直下の登りは草付きの中の溝状の急勾配を草をロープ代わりにして掴みながら登った

その他周辺情報

魚津インター近く以外にはコンビニや商店も無い

写真

9/4 17:10

僧ヶ岳登山口　前日撮影、雷雨の合間でした　

9/4 17:11

少し進んだ所にコンクリート舗装された駐車場が有ります
到着時点で4台駐車していました

9/4 17:11

その先で右に行くと

9/4 17:12

橋が有り向こうにゲートが見えます

9/4 17:12

工事中の看板と鎖のゲート
この日は日曜日で工事は休み

9/4 18:07

駐車場所から阿部木谷と毛勝山方向
次の日の下山後、雷雨で茶色の濁流が凄い勢いで流れていました

9/4 18:07

あれは毛勝山でしょうか？

9/5 5:12

車中泊の朝、昨夜は何度か雨が降りましたが今のところ大丈夫そう

9/5 5:15

他に車は無く、今日は毛勝山を独り占めかな

9/5 5:20

林道からの登山口、少し分かりづらいかも

9/5 5:34

ロープが所々にあります

9/5 5:46

何か気配がするとおもっていたら。・・・いました！おさるさん、可愛い顔でこっちを見ています

9/5 5:46

あっちにも

9/5 5:46

こっちにも、どうやら朝食中のよう

9/5 6:09

面白い形をした立山杉の巨木が出てきます

9/5 6:24

急勾配です

9/5 6:34

ちらっと見えたので

9/5 6:34

アップ

9/5 7:13

三角点、1479mポイントで一休み

9/5 7:13

あちらは僧ヶ岳でしょうか？

9/5 7:38

木や根っこにつかまって登る箇所がふんだんに有ります

9/5 8:03

急登は続くよどこまでも

9/5 8:09

以下同文

9/5 8:18

富山湾が見えた

9/5 8:53

モモアセ池でしょうか？

9/5 8:53

クマが現れそうな場所ですね

9/5 9:03

これは別の池

9/5 9:08

少し見えてますが・・・まだ先は長い

9/5 9:08

後立山連峰

9/5 9:08

鹿島槍まで見えます

9/5 9:35

9/5 9:41

これがクワガタ池？

9/5 9:43

こっちから見ると何となくそう見える

9/5 9:52

最後の長い急登を登ると

9/5 10:39

なだらかになって

9/5 10:40

到着しました

9/5 10:40

毛勝山頂上です

9/5 10:40

剣岳は雲の中

9/5 10:40

9/5 10:41

9/5 10:41

辛うじて富山湾が

9/5 10:41

僧ヶ岳、あんなに低く見える

9/5 10:41

急速に雲が押し寄せてきます
この後すぐ周り一面真っ白に

9/5 10:45

阿部木谷方向

9/5 10:46

アップ、残雪期にここを登って来るんですね

9/5 11:31

クワガタ池から振り返ると

9/5 15:11

駐車場所から、毛勝山方向
この後すぐ小雨が土砂降りになり阿部木谷から濁流が流れてきました

撮影機器：

NEX-5 SONY

感想

akihikoM

本当は北アルプス縦走の為に休みを取っていたのだが頻繁に発生する台風の影響で急

遽未踏の毛勝山に予定変更。台風12号が九州に接近中で予報では全国的に50％〜6

0％の確率の中で富山県の魚津市は午前中10％午後40％になっていたのだ。前日の夕

方魚津ICから片貝川に沿って車を走らせ登山口に到着すると待っていたかのように雨

が降り出した。駐車場には杉並ナンバーのハイヤー⁉1台を含む4台が駐車しておりそ

れぞれ雨の中を下山して帰って行った。夜間何度か雨が車の屋根を叩く音がしていた

が朝起きると青空も見えるような空で何とか下山まで降らないようにと願って出発す

る。他に車は無く本日貸し切りのようで嬉しくもあり、少し心細いような感じにもな

る。林道を少し行くと左側に赤テープが有り、登山口と分かるが200名山なのだから

標識くらいはあってもいいのではないかと思う。登山道はいきなりの急登で始まる

が、途中で食事中の猿軍団に遭遇した。その内の一匹はまだ若い猿でかわいい顔で近

くの枝の上からこちらを珍しそうに見ている。頭を撫でてやりたい位だがそんな事を

している余裕は無いので写真だけ撮って先を急ぐ。尾根に出ると傾斜は緩くなるが段

差の大きな箇所がいくつもあり、何かにつかまりながら登る。モモアセ池まで行くと

草原風の風景が現れ、花の季節にはさぞきれいだったであろうお花畑の中を進んで行

くようになる。クワガタ池と呼ばれる小さな池に着くと少し休憩してこれから頂上ま

での急斜面を喘ぎながら登る。距離のわりに登り甲斐のある山だとつくづく痛感させ

られる。さっきから東の方の雲が目に見えて迫ってきているのを気にしつつやっとな

だらかになった斜面を少しだけ進むと毛勝山の山名盤が見えて頂上に到着。早速剣岳

を見るがやっぱり雲が懸かっていて姿は見えない。見る見るうちに周りが白くなって

いくので慌ててシャッターを切ったが本当にギリギリのタイミングだった。下山はい

つ雨が降ってくるかもという空模様で焦る気持ちはあったが、安全第一と自分に言い

聞かせて慎重に下って行った。標高1200m位から小雨が降ってきてどうしようか

と思ったが樹木の下で雨を防げるのと、下るにしたがって気温が上がり蒸し暑くなっ

てきた為ザックカバーのみで下った。車に着くと直ぐ土砂降り状態になって本当に今

日はラッキーだったと思った。着替えている内に阿部木谷の堰堤から茶色く濁った濁

流が恐ろしい勢いで流れてきて、しばらくすると工事関係者の車も帰って行ったので

自分も急いで帰途に着いた。

今回の計画は大いに天気に左右された物だったが、今日一日は紙一重の所で天気に恵

まれた実にラッキーな山行となった。山の神様ありがとうございました。