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Yamareco

記録ID: 957683
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

まさかの塩見岳 

2016年09月10日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:18
距離
23.4km
登り
1,774m
下り
1,764m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:04
休憩
0:14
合計
10:18
5:57
42
スタート地点
6:39
6:39
33
7:12
7:12
23
7:35
7:37
31
8:08
8:08
109
9:57
9:58
46
10:44
10:44
4
10:48
10:58
3
11:01
11:01
37
11:38
11:38
70
12:48
12:49
35
13:24
13:24
15
13:39
13:39
10
14:10
14:10
23
14:33
14:33
39
15:12
15:12
47
16:15
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
ガイドの通り山頂付近は危険個所多数。体力が必要な山です。
三伏峠
群馬県から来たという健脚のお二人の後について必死に登ってきたので写真は無し
ここに来るまでは烏帽子岳に登って山頂でゆっくりしようと考えていたが、そのお二人の予定は塩見岳日帰りだと聞いて冒険心がメラメラと・・
本当はこういうの危険なんでしょうが、まだ8時ちょっと過ぎだし行けるとこまで行ってみようと決意

2016年09月10日 08:11撮影 by  iPhone SE, Apple
9/10 8:11
三伏峠
群馬県から来たという健脚のお二人の後について必死に登ってきたので写真は無し
ここに来るまでは烏帽子岳に登って山頂でゆっくりしようと考えていたが、そのお二人の予定は塩見岳日帰りだと聞いて冒険心がメラメラと・・
本当はこういうの危険なんでしょうが、まだ8時ちょっと過ぎだし行けるとこまで行ってみようと決意

お二人は朝食を摂る様子だったので、私は三伏峠を早々に発った
天気は良い
さて、どこまで行けるやら
ダメだと思ったら引き返す、これは鉄則
2016年09月10日 08:41撮影 by  iPhone SE, Apple
9/10 8:41
お二人は朝食を摂る様子だったので、私は三伏峠を早々に発った
天気は良い
さて、どこまで行けるやら
ダメだと思ったら引き返す、これは鉄則
本谷山到着
2016年09月10日 08:51撮影 by  iPhone SE, Apple
1
9/10 8:51
本谷山到着
あんな遠くまで行けるのか、ホントに
2016年09月10日 08:51撮影 by  iPhone SE, Apple
2
9/10 8:51
あんな遠くまで行けるのか、ホントに
道を譲り譲られ見知らぬ人と挨拶をかわす
百名山のわりに人は少なめ
アクセスの悪さや山頂までの距離がその理由だろう
2016年09月10日 09:05撮影 by  iPhone SE, Apple
9/10 9:05
道を譲り譲られ見知らぬ人と挨拶をかわす
百名山のわりに人は少なめ
アクセスの悪さや山頂までの距離がその理由だろう
樹林帯が続く
本谷山からのこの道は空木岳へ登った時の長い長い池山尾根を思い出す
晴れだからまあ良いが、霧などかかっていたら気が滅入るだろう長丁場だ
ちなみに急こう配は少ない
2016年09月10日 09:14撮影 by  iPhone SE, Apple
9/10 9:14
樹林帯が続く
本谷山からのこの道は空木岳へ登った時の長い長い池山尾根を思い出す
晴れだからまあ良いが、霧などかかっていたら気が滅入るだろう長丁場だ
ちなみに急こう配は少ない
立ち枯れの隙間から塩見岳を望む
三伏峠から1時間、遠くなっている気さえする
ここからしばらくその姿は見えなくなる
2016年09月10日 09:14撮影 by  iPhone SE, Apple
3
9/10 9:14
立ち枯れの隙間から塩見岳を望む
三伏峠から1時間、遠くなっている気さえする
ここからしばらくその姿は見えなくなる
急登の途中にて白根三山方向
間ノ岳と農鳥岳
目指す塩見は姿を消したまま
2016年09月10日 09:47撮影 by  iPhone SE, Apple
3
9/10 9:47
急登の途中にて白根三山方向
間ノ岳と農鳥岳
目指す塩見は姿を消したまま
急登を登りきるといきなり目に飛び込む塩見岳
険しい山だ
後光が差している(ような写真になってしまった)
2016年09月10日 09:53撮影 by  iPhone SE, Apple
3
9/10 9:53
急登を登りきるといきなり目に飛び込む塩見岳
険しい山だ
後光が差している(ような写真になってしまった)
新しい塩見小屋
カメラの扱いが下手で変な写真だが天気の良さは伝わるか
2016年09月10日 09:54撮影 by  iPhone SE, Apple
1
9/10 9:54
新しい塩見小屋
カメラの扱いが下手で変な写真だが天気の良さは伝わるか
写真では伝わりにくいのだがかなりの急勾配
大体2700mを超えると息が苦しくなって足が前に出なくなる
2016年09月10日 10:12撮影 by  iPhone SE, Apple
1
9/10 10:12
写真では伝わりにくいのだがかなりの急勾配
大体2700mを超えると息が苦しくなって足が前に出なくなる
あと少しだが小休止
高校時代在籍していた山岳部に「しおみ」という名の女の子がいたのでなんとなく女性的な印象を持っていたが、きっと強く逞しく育って欲しいという思いで名づけたんだろう、父上は
全く女性的で無い、むしろ逞しいぞ塩見
2016年09月10日 10:22撮影 by  iPhone SE, Apple
2
9/10 10:22
あと少しだが小休止
高校時代在籍していた山岳部に「しおみ」という名の女の子がいたのでなんとなく女性的な印象を持っていたが、きっと強く逞しく育って欲しいという思いで名づけたんだろう、父上は
全く女性的で無い、むしろ逞しいぞ塩見
富士山が雲海に浮かんでいる
その上には秋の雲がたなびいている
ああ日本に生まれて良かったなあと心から思えるよこの景色は
父と母に感謝しなくては
2016年09月10日 10:46撮影 by  iPhone SE, Apple
4
9/10 10:46
富士山が雲海に浮かんでいる
その上には秋の雲がたなびいている
ああ日本に生まれて良かったなあと心から思えるよこの景色は
父と母に感謝しなくては
来たぜ、塩見
というか結局来ちゃったぜ塩見!
2016年09月10日 11:00撮影 by  iPhone SE, Apple
2
9/10 11:00
来たぜ、塩見
というか結局来ちゃったぜ塩見!
5m高い東峰へ向かう
2016年09月10日 10:56撮影 by  iPhone SE, Apple
4
9/10 10:56
5m高い東峰へ向かう
良く見かけるアングルでパチリ
私は地元民ですが、塩見岳というと3047mという表記がほとんど
何故なんでしょうね
2016年09月10日 10:47撮影 by  iPhone SE, Apple
3
9/10 10:47
良く見かけるアングルでパチリ
私は地元民ですが、塩見岳というと3047mという表記がほとんど
何故なんでしょうね
荒川方向に腰かけて昼食
さすがにあそこは日帰りは無理だなとか思いながらおにぎりを食べている私
それにしても今この場所にいることが信じられない
先のお二人に感謝だ、背中を押してもらったのだから
2016年09月10日 10:48撮影 by  iPhone SE, Apple
4
9/10 10:48
荒川方向に腰かけて昼食
さすがにあそこは日帰りは無理だなとか思いながらおにぎりを食べている私
それにしても今この場所にいることが信じられない
先のお二人に感謝だ、背中を押してもらったのだから
下山途中にて
登りには気が付かなかったが
こういうの一人で登っていると一際やさしさを感じる
2016年09月10日 12:30撮影 by  iPhone SE, Apple
1
9/10 12:30
下山途中にて
登りには気が付かなかったが
こういうの一人で登っていると一際やさしさを感じる
本谷山まで戻って来た
2016年09月10日 12:48撮影 by  iPhone SE, Apple
9/10 12:48
本谷山まで戻って来た
振り返って塩見
山って行きは神々しく眺めるけど、帰りは名残り惜しくてわずかの時間しか経っていないのに懐かしさを感じるんだよな
2016年09月10日 12:48撮影 by  iPhone SE, Apple
1
9/10 12:48
振り返って塩見
山って行きは神々しく眺めるけど、帰りは名残り惜しくてわずかの時間しか経っていないのに懐かしさを感じるんだよな
ナナカマドも色付いてこれから秋本番
暫く天気が悪いのが残念な9月です
2016年09月10日 13:21撮影 by  iPhone SE, Apple
2
9/10 13:21
ナナカマドも色付いてこれから秋本番
暫く天気が悪いのが残念な9月です
撮影機器:

感想

ここ何か月かランニングで痛めた膝と踵にできた魚の目のせいでほとんど運動できていなかったが一念発起、南アルプスへ。
前日ほろ酔いでパッキングしているときには烏帽子岳かその先の前小河内岳をイメージしていた。久々の登山だし、最近購入したトレランシューズの試し履きも兼ねていたのであまり無理をしないようにと考えた。
私の住まいは鳥倉林道登山口がある大鹿村の隣村。5時前に出発すれば6時には林道終点まで行ける。車中泊でいらっしゃる首都圏や関西圏からの登山者にしてみれば羨ましいと思われそうな環境だ。
第一駐車場がいっぱいの様子、第二駐車場には6.7台がとまっていた。
行きは良い良いだが帰りは恐ろしい舗装路歩き。こりゃ帰りはさぞしんどいだろうと思ったが案の定だった。ふくらはぎの痛みに悶絶した。しばらく山はいいやって思うのだけれど痛みが引くとまた行ってやれってなっちゃう。懲りないんだよなあ。

さて、舗装路を過ぎて登山道に差し掛かる。最初の急坂を上りきったところでトレッキングポールを取り出していると50歳くらいの二人組に出会った。おはようございます程度の挨拶を交わしたくらいだったが、ちょうど歩き出そうと思っていたところで先行されたのでしばらく後をついて行くことにした。捻挫を恐れて敬遠していたトレランシューズだが至って快調。そのお二人の足元もトレランシューズですごく足が速い。三伏峠7/10くらいにある水場で行先を訪ねるとなんと日帰りで塩見岳の予定とのこと。時々同行する山師のO氏が二度とやらないって言っていた行程だ。とりあえず三伏峠までご一緒させてくださいとお願いして引き続き後をついて行く。まあ速い速い。夢中だったのもあってあっという間に三伏峠。お二人は朝食のご様子、私は登る前に済ませたので先に経つことにした。
行先変更、塩見だ。
私は臆病なので、山小屋でお世話になる事と天気が悪くなった時の事、それと野宿する羽目になる事の想定をしている。ちゃんとした装備で登っているつもりだ。行って行けない事は無い。後は体力との相談だ、行けるところまで行ってみる。

結果、登頂。一週間経った今でも信じられないくらいだ。
旅は道連れと言うけれど、あそこでお二人に出会わなければ塩見岳には行っていなかった。心から感謝したい。

トレランシューズを履いての感想だが、足首の自由がきくというのはこんなにも楽なのかと思った。岩場やガレ場でのグリップ不足は否めないが、晴れの日の日帰り登山はコレ!って感じ。もう手放せないな、これは。

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未入力 塩見・赤石・聖 [2日]
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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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