まさかの塩見岳
- GPS
- 10:18
- 距離
- 23.4km
- 登り
- 1,774m
- 下り
- 1,764m
コースタイム
- 山行
- 10:04
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 10:18
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ガイドの通り山頂付近は危険個所多数。体力が必要な山です。 |
写真
感想
ここ何か月かランニングで痛めた膝と踵にできた魚の目のせいでほとんど運動できていなかったが一念発起、南アルプスへ。
前日ほろ酔いでパッキングしているときには烏帽子岳かその先の前小河内岳をイメージしていた。久々の登山だし、最近購入したトレランシューズの試し履きも兼ねていたのであまり無理をしないようにと考えた。
私の住まいは鳥倉林道登山口がある大鹿村の隣村。5時前に出発すれば6時には林道終点まで行ける。車中泊でいらっしゃる首都圏や関西圏からの登山者にしてみれば羨ましいと思われそうな環境だ。
第一駐車場がいっぱいの様子、第二駐車場には6.7台がとまっていた。
行きは良い良いだが帰りは恐ろしい舗装路歩き。こりゃ帰りはさぞしんどいだろうと思ったが案の定だった。ふくらはぎの痛みに悶絶した。しばらく山はいいやって思うのだけれど痛みが引くとまた行ってやれってなっちゃう。懲りないんだよなあ。
さて、舗装路を過ぎて登山道に差し掛かる。最初の急坂を上りきったところでトレッキングポールを取り出していると50歳くらいの二人組に出会った。おはようございます程度の挨拶を交わしたくらいだったが、ちょうど歩き出そうと思っていたところで先行されたのでしばらく後をついて行くことにした。捻挫を恐れて敬遠していたトレランシューズだが至って快調。そのお二人の足元もトレランシューズですごく足が速い。三伏峠7/10くらいにある水場で行先を訪ねるとなんと日帰りで塩見岳の予定とのこと。時々同行する山師のO氏が二度とやらないって言っていた行程だ。とりあえず三伏峠までご一緒させてくださいとお願いして引き続き後をついて行く。まあ速い速い。夢中だったのもあってあっという間に三伏峠。お二人は朝食のご様子、私は登る前に済ませたので先に経つことにした。
行先変更、塩見だ。
私は臆病なので、山小屋でお世話になる事と天気が悪くなった時の事、それと野宿する羽目になる事の想定をしている。ちゃんとした装備で登っているつもりだ。行って行けない事は無い。後は体力との相談だ、行けるところまで行ってみる。
結果、登頂。一週間経った今でも信じられないくらいだ。
旅は道連れと言うけれど、あそこでお二人に出会わなければ塩見岳には行っていなかった。心から感謝したい。
トレランシューズを履いての感想だが、足首の自由がきくというのはこんなにも楽なのかと思った。岩場やガレ場でのグリップ不足は否めないが、晴れの日の日帰り登山はコレ!って感じ。もう手放せないな、これは。
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