鳥海山（百宅口より七高山）

2016年09月10日(土) [日帰り]

• GPS: 07:10
• 距離: 13.0km
• 登り: 1,407m
• 下り: 1,408m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:12
• 休憩: 0:56
• 合計: 7:08

7:49 百宅口登山口
7:52 7:52 大清水休憩所
8:27 8:32 標高1050m付近
8:39 8:39 大倉
9:11 9:14 タッツラ坂
9:36 9:38 屏風岩
10:03 10:03 唐獅子平
10:47 10:52 霧ヶ平
11:30 11:31 外輪山百宅口分岐
11:32 11:32 外輪山の内側への下り口
11:36 11:52 七高山
11:56 11:56 外輪山の内側への下り口
11:57 11:57 外輪山百宅口分岐
12:23 12:28 霧ヶ平
12:56 13:04 唐獅子平
13:20 13:24 屏風岩
13:40 13:45 タッツラ坂
14:12 14:12 大倉
14:54 14:56 大清水休憩所
14:57 百宅口登山口

　この日の午後から秋田市で「第5回アキタ・バール街」の飲み会イベントがあり，飲み仲間と参加する予定であった。午後5時に待ち合わせとしていたので夕方5時までに戻れそうなコースを選んだ。百宅登山口まで以前行ったことがあるが，自家用車で行ってみると登山口までともかく遠い。林道に入ってからかなりの距離がある。
　何とか雨に遭わずに登れそうと思っていたが，歩き始めて間もなく雨が降ってきた。今年は雨の中の登山機会が多い。気温が高い間は濡れながら歩いても寒くはないので助かる。ザックにザックカバーをかけ，眼鏡を外して使い捨てコンタクトを使った。レインコートは蒸れるし歩きにくいので持参するも使わなかった。本格的に雨が降ってきてザックカバーを出したのが標高1050m付近。
　唐獅子平で先行する男の人2人が休んでいる間にこちらはほとんど休憩せずに先行。下り始めて間もなく，登ってくるその2人とすれ違った。その後は唐獅子平で単独の年配の男の人と出会う。他に小屋の中に2人くらい休んでいる感じだった。単独の男の人と話していると，若いカップルが登って行った。百宅登山道で会った登山者はこの日はこれで全部。
　当初想像していたよりも歩いてみると行程が長かった。下りはストック1本を使いながら急がずに下りた。きのこなどの写真もゆっくり撮りながら下りたこともあり，予定よりも下山時刻が遅くなった。自宅に着いたのは夕方5時10分となってしまった。百宅登山口から自宅まで日本海東北道に乗って急ぐと片道ちょうど2時間。結局，バール街の同行者に家まで自家用車で迎えにきてもらった。
　登山中の水分補給は意外と少なく，500mlペットボトル2本で済んだ。
　下りの登山口に近いところで木の根が地上に出ているのにつまずいて派手に転んでしまった。ほぼ平坦で，石や岩のないところだったので怪我はなかったが，半身地面に寝そべってしまう形になった。やはり転ぶときは気を抜いたところで転んでしまうことが多い。

天候

雨のち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

9/10 7:30

百宅（ももやけ）登山口駐車場前の石標

9/10 7:32

百宅登山口の駐車場

9/10 7:47

この日使用のリュックはキャラバンのアルファ35

9/10 7:48

本日の登山靴。ここ数年使ってなかったが，使ってみる気になった。15年以上前に購入し，一度靴底の張替えをしたもの。現在メインに使っているものよりも快適かも。

9/10 7:49

百宅登山口の案内板。2008年9月当時の写真では，鳥海山の登山道案内の地図が描かれていたが，上の横木が折れた状態であった。現在ブルーシートの中はどうなっているかわからない。

9/10 7:49

百宅口登山道入口。標高はおおよそ830m。

9/10 7:49

百宅口登山道入口。鳥海山はガスで見えない。

9/10 7:51

登山道に入ってすぐ，右に建物。2008年9月の写真では，登山道に面した壁に「大清水避難小屋」と書かれた看板があった。

9/10 7:52

昔は大清水避難小屋という建物だったかもしれないが，今は大清水休憩所という名前になっているようだ。

9/10 7:52

大清水休憩所の建物の向かいのベンチ。2008年9月の写真を見ると，ここに大清水山荘という建物があった。

9/10 7:52

大清水休憩所を過ぎてすぐの橋を渡る。

9/10 7:53

大清水休憩所を過ぎてすぐの橋を渡ったところ。国有林の一部を歩道として使うことを示す標柱のように思える。

9/10 7:54

水源の横を通過。付近の大清水園地関連の水源なのであろう。

9/10 7:56

ミヤマアキノキリンソウ（深山秋の麒麟草）。キク科アキノキリンソウ属の多年性の高山植物。

9/10 7:56

歩き始めて7，8分，標高860m付近の登山道。

9/10 7:58

タマゴタケ（卵茸）。テングタケ科テングタケ属に分類されるキノコ。

9/10 7:58

タマゴタケ（卵茸）。食用。

9/10 7:59

ムラサキシメジ（紫湿地）の老菌か？

9/10 7:59

ムラサキシメジ（紫湿地）の老菌か？

9/10 8:02

ツエタケ（杖茸）か？

9/10 8:02

ツエタケ（杖茸）か？

9/10 8:02

アワタケの老菌？

9/10 8:02

アワタケの老菌？

9/10 8:02

アワタケの幼菌？

9/10 8:02

アワタケの幼菌？

9/10 8:04

アワタケ？

9/10 8:02

ベニタケの一種か？

9/10 8:03

ツクバネソウ（衝羽根草）の実の跡。ユリ科ツクバネソウ属の多年草。花の後に黒い実がつくが，その実も落ちて萼片だけが残っている状態。

9/10 8:04

タマゴタケ

9/10 8:04

タマゴタケ

9/10 8:05

タマゴタケ

9/10 8:05

タマゴタケ

9/10 8:05

タマゴタケ

9/10 8:08

オオカメノキ（大亀の木）の実。オオカメノキは，レンプクソウ科ガマズミ属の落葉低〜小高木。別名：ムシカリ（虫狩）。

9/10 8:08

標高920〜930m付近。勾配が緩やかなところの板の道。

9/10 8:09

アワタケ（泡茸）の老菌か？

9/10 8:09

アワタケ（泡茸）の老菌か？

9/10 8:09

ヒロヒダタケ（広襞茸）。キシメジ科ツエタケ属のキノコ。有毒。

9/10 8:09

ヒロヒダタケ（広襞茸）。最近の分類ではポロテレウム科ヒロヒダタケ属となっている。

9/10 8:10

ヒロヒダタケ（広襞茸）

9/10 8:12

標高940〜950m付近。小さな沢を渡る。

9/10 8:14

ハナニガナ（花苦菜）。キク科ニガナ属の多年草。

9/10 8:16

カッパツルタケ（河童鶴茸）。テングタケ科テングタケ属のキノコ。

9/10 8:16

カッパツルタケ（河童鶴茸）

9/10 8:17

カッパツルタケ（河童鶴茸）

9/10 8:17

標高980m付近。比較的緩やかな登り。

9/10 8:18

ツルシキミ（蔓樒）の実。ツリシキミはミカン科ミヤマシキミ属の常緑低木。有毒植物。別名：ツルミヤマシキミ。

9/10 8:24

標高1030m付近で小さな沢を渡る。沢の下流側。

9/10 8:24

標高1030m付近で小さな沢を渡る。沢の上流側。

9/10 8:27

天候はなんとかもって雨に降られないのではないかと期待していたが，歩き始めて30分ちょっと歩くと降ってきた。早めに使い捨てコンタクトとザックカバーを準備。標高おおよそ1050m。

9/10 8:31

この日は熊鈴を使用

9/10 8:32

雨が降ってきたので眼鏡を外して使い捨てコンタクト装着とともにザックカバーをかける。標高おおよそ1050m。

9/10 8:33

標高1060m付近の登山道の様子

9/10 8:33

ベニタケ（紅茸）の仲間か

9/10 8:34

ベニタケ（紅茸）の仲間か

9/10 8:34

ベニタケ（紅茸）の仲間か

9/10 8:35

ヌメリイグチ（滑り猪口）か

9/10 8:39

エゾオヤマリンドウ（蝦夷御山竜胆）。リンドウ科リンドウ属の多年草。

9/10 8:39

五合目大倉。標高はおおよそ1090m。

9/10 8:39

五合目大倉

9/10 8:39

五合目大倉。ガスがなければ鳥海山の山体も見え，大倉からは北側の沢の滝が見えるはず。

9/10 8:40

エゾオヤマリンドウ（蝦夷御山竜胆）

9/10 8:40

五合目大倉の少し先，木の板の道。

9/10 8:47

標高1150m付近の木の階段

9/10 8:47

標高1150m付近の木の階段を登る。

9/10 8:49

標高1160m付近の木の板の道

9/10 8:54

標高1190〜1200mあたりでも小さな沢を渡るところあり。

9/10 8:54

標高1190〜1200mあたりの小さな沢

9/10 8:54

標高1190〜1200mあたりの小さな沢

9/10 8:55

標高1200m付近の登山道の様子

9/10 8:55

ツツジ科スノキ属と思われる葉の紅葉

9/10 8:56

道の両側にエゾオヤマリンドウ（蝦夷御山竜胆）の花が目立つところにさしかかる。

9/10 8:56

エゾオヤマリンドウ（蝦夷御山竜胆）

9/10 8:58

登山道脇のエゾオヤマリンドウの群落

9/10 9:01

標高1240m付近の様子。このあたりも勾配が緩やか。

9/10 9:05

標高約1270m付近でも小さな沢を渡る。

9/10 9:06

標高約1280m付近の木の階段

9/10 9:11

六合目タッツラ坂。標高はおおよそ1320m。タッチラ坂と書いている登山地図もある。2008年9月にこの地点まで来た経験がある。来てみれば景色を思い出すことができた。

9/10 9:11

タッツラ坂標識前のベンチ

9/10 9:11

六合目タッツラ坂より先の登山道の様子

9/10 9:11

六合目タッツラ坂の標識とは登山道をはさんで向かい側。2008年9月はこの茂みの中で作業した記憶あり。

9/10 9:13

タッツラ坂で初めての水分補給。雨の中，喉が乾かないイメージで歩いていると水分不足になりやすいように思う。汗もかなりかき，スッと500mlペットボトル1本を飲んでしまった。

9/10 9:16

「タッツラ坂」の標識よりも少し先の地点。このあたりがまさにタッツラ坂か。

9/10 9:25

標高1400mを越えてきたところ。タッツラ坂あたりから周りの木々の背も低くなってきた。このあたりで雨も止み，周りも明るくなってきた。

9/10 9:27

標高1430m付近。ここにも木の階段がある。

9/10 9:29

イワオトギリ（岩弟切）。オトギリソウ科オトギリソウ属の多年性の高山植物。東北地方および中部地方以北の主に日本海側の亜高山帯から高山帯に分布。

9/10 9:33

タカネナナカマド（高嶺七竃）の葉。紅葉の時期はまだだが，一部の葉は色がついているものもある。タカネナナカマドはバラ科ナナカマド属の落葉低木。

9/10 9:35

ダイモンジソウ（大文字草）。ユキノシタ科ユキノシタ属の多年草。

9/10 9:35

ダイモンジソウ（大文字草）

9/10 9:35

ミヤマアキノキリンソウ（深山秋の麒麟草）

9/10 9:35

ミヤマセンキュウ（深山川芎）。セリ科ミヤマセンキュウ属の多年草。高山植物。

9/10 9:35

ミヤマセンキュウ（深山川芎）。セリ科の同定は難しいが，ミヤマセンキュウはシダのような葉をもつのが特徴。

9/10 9:36

屏風岩が近づいてきた。

9/10 9:37

七合目の屏風岩。このあたりでは雨は止みつつあった。

9/10 9:37

屏風岩

9/10 9:37

七合目屏風岩の標識。標高はおおよそ1480m。

9/10 9:37

七合目屏風岩付近

9/10 9:37

七合目屏風岩から登ってきた方向を振り返る。

9/10 9:38

七合目屏風岩から先の登山道

9/10 9:38

オオイタドリ（大虎杖，大痛取）。タデ科ソバカズラ属の大型の多年草。本州中部から北海道，サハリン，千島までに分布。

9/10 9:38

オオイタドリ（大虎杖，大痛取）の果実。イタドリに似るが，全体に大形。葉の基部が心臓形になるのがイタドリと違う特徴。

9/10 9:38

七合目屏風岩を後にして先を目指す。

9/10 9:42

ミヤマアキノキリンソウ（深山秋の麒麟草）

9/10 9:44

イワオトギリ（岩弟切）

9/10 9:46

シラネニンジン（白根人参）。セリ科シラネニンジン属の多年草。別名：チシマニンジン。高山植物。

9/10 9:46

シラネニンジン（白根人参）の葉。セリ科の花の見分けは難しいが，葉の形からシラネニンジンと判断。

9/10 9:47

シラネニンジン（白根人参）

9/10 9:53

標高1600m付近より目指す先をのぞむ。

9/10 9:53

標高1600m付近の登山道の様子

9/10 9:53

ホソバイワベンケイ（細葉岩弁慶）。ベンケイソウ科イワベンケイ属の多年草。

9/10 9:54

標高1600〜1610m付近

9/10 9:55

ナンブタカネアザミ（南部高嶺薊）？

9/10 9:58

ミヤマハンノキ（深山榛の木）。カバノキ科ハンノキ属の低~小高木。

9/10 9:58

ミヤマハンノキ（深山榛の木）。ミヤマハンノキは時に5mほどの高さになるらしいがこんなに大きなものは初めて見た。

9/10 10:02

ハクサンシャジン（白山沙参）。キキョウ科ツリガネニンジン属の多年草。

9/10 10:02

ハクサンボウフウ（白山防風）。セリ科カワラボウフウ属の多年草。高山植物。

9/10 10:02

ハクサンボウフウ（白山防風）の葉

9/10 10:03

八合目唐獅子平に到着。標高はおよそ1660m。

9/10 10:03

唐獅子平避難小屋も見える。私に先行していた男性二人組は小屋で休んでいるようであった。ここで私の方が先行して山上へと進む。

9/10 10:03

唐獅子平

9/10 10:06

唐獅子平。唐獅子平の案内標柱より少し進んだところ。

9/10 10:06

唐獅子平の案内標柱のある方向を振り返る。写真左端に唐獅子平避難小屋。

9/10 10:08

唐獅子平を後にするあたりで水分補給を思い出し，2本目のペットボトルに口をつける。この日はこのあと少しずつ水を口にするが，下山までの水の消費はちょうどペットボトル2本。

9/10 10:10

唐獅子平から先の眺め。ガスもかなりとれてきて，明るくなってきた。

9/10 10:11

唐獅子平の先は谷地形を渡ることになる。

9/10 10:11

唐獅子平のハイマツ（這松）

9/10 10:15

チョウカイアザミ（鳥海薊）。鳥海山の高山帯特産。写真のアザミの花は枯れつつあるもののように見える。

9/10 10:15

チョウカイアザミ（鳥海薊）。キク科アザミ属。唐獅子平の上の沢沿いに多く見られた。

9/10 10:16

登山道よりこれから渡る沢を見下ろす。

9/10 10:16

これから渡る沢を見上げる。

9/10 10:16

シラネニンジン（白根人参）

9/10 10:17

沢を渡る。

9/10 10:17

沢を渡る。本日のルートでは最大の沢。

9/10 10:18

沢の周辺は草地になっている。標高は約1720m。

9/10 10:18

チョウカイアザミ（鳥海薊）の群落

9/10 10:19

沢を渡った後はしばらく草地を進む。

9/10 10:19

しばらく草地の斜面を登る。標高1720〜1730m。

9/10 10:19

チョウカイアザミ（鳥海薊）

9/10 10:19

イワイチョウ（岩銀杏）。ミツガシワ科イワイチョウ属の多年草。

9/10 10:20

ウゴアザミ（羽後薊）。キク科アザミ属の多年草。

9/10 10:20

ウゴアザミ（羽後薊）。ウゴアザミの基準山地は鳥海山で，チョウカイアザミよりも低所に分布。鳥海山の南斜面の薊坂には主にこのウゴアザミが生えるという。

9/10 10:20

エゾオヤマリンドウ（蝦夷御山竜胆）

9/10 10:20

標高1730〜1740m。草地を登る。

9/10 10:21

唐獅子平を見下ろす。避難小屋も見える。気がつけば天気も良くなってきた。

9/10 10:22

登山道の右手上方の沢の上流を見上げる。

9/10 10:24

ハクサンボウフウ（白山防風）

9/10 10:25

標高1770〜1780mのあたり

9/10 10:25

沢の上流で水が細い滝となって流れるのが見える。

9/10 10:25

標高1770〜1780mのあたり

9/10 10:29

エゾオヤマリンドウ（蝦夷御山竜胆）

9/10 10:30

唐獅子平を見下ろす。

9/10 10:32

唐獅子平を見下ろす。

9/10 10:40

ホソバイワベンケイ（細葉岩弁慶）。北海道から東北地方の高山帯の礫地に分布する高山植物。雌雄異株で日本固有種

9/10 10:41

ホソバイワベンケイ（細葉岩弁慶）。雌雄異株で日本固有種。

9/10 10:45

ミヤマコウゾリナ（深山顔剃菜，深山髪剃菜）。キク科ヤナギタンポポ属の多年草。

9/10 10:46

シラタマノキ（白玉の木）。ツツジ科シラタマノキ属の常緑小低木。同属のアカモノの果実は赤いのに対し，白い果実をつけることから別名シロモノと呼ばれることもある。

9/10 10:46

花を終えたネバリノギラン（粘芒蘭）。ネバリノギランはキンコウカ科ソクシンラン属の多年草。

9/10 10:47

九合目霧ヶ平に到着。標高はおおよそ1940m。

9/10 10:52

ハヤチネフキバッタ（早池峰蕗飛蝗）。バッタ科フキバッタ亜科ハヤチネフキバッタ属のバッタ。

9/10 10:52

ハヤチネフキバッタ（早池峰蕗飛蝗）。フキバッタの仲間はイナゴ（イナゴ亜科）に似るが，ほとんどの種は跳ねることはできても翅が退化して飛翔することができない。

9/10 10:53

ハヤチネフキバッタ（早池峰蕗飛蝗）。体全体に黒っぽい小点が多数ある。翅は細くて小さく，側面のみに張り付く。

9/10 10:56

標高1970m付近。谷地形のところに草が生えていないのは常に崩れているからであろうか。

9/10 10:57

標高1980m付近より先を見上げる。まだもう少し登りがありそう。

9/10 10:58

イワギキョウ（岩桔梗）。キキョウ科ホタルブクロ属の多年草。

9/10 10:58

イワギキョウ（岩桔梗）

9/10 10:59

イワギキョウ（岩桔梗）

9/10 11:01

ホソバイワベンケイ（細葉岩弁慶）

9/10 11:09

標高2010m付近より登ってきた登山道がある斜面を見下ろす。

9/10 11:09

標高2010m付近の登山道の様子。標高が上がると地面に草がないところが多くなってくる。

9/10 11:09

チョウカイアザミ（鳥海薊）

9/10 11:09

チョウカイアザミ（鳥海薊）

9/10 11:11

イワギキョウ（岩桔梗）

9/10 11:23

標高2170m付近より下の斜面を見下ろす。九合目霧ヶ平から雰囲気の似た登山道が続く。

9/10 11:24

花の後のチョウカイフスマ（鳥海衾）。チョウカイフスマはナデシコ科ノミノツヅリ属の多年草。

9/10 11:24

チョウカイフスマ（鳥海衾）

9/10 11:25

ガンコウラン（岩高蘭）。ツツジ科ガンコウラン属の常緑小低木。雌雄異株。果実は食べることができるという。

9/10 11:26

ガンコウラン（岩高蘭）。花期は5-6月と早く，非常に小さいので目立たない。

9/10 11:28

鳥海山の外輪山の稜線はすぐそこ

9/10 11:30

外輪山の稜線に到達。百宅口と書かれた道標の標柱あり。

9/10 11:30

外輪山の稜線に到着したところの左手にあるケルン

9/10 11:30

外輪山の稜線に到着し，外輪山最高点の七高山を目指して右に進むことにした。百宅口からの登山者は少ないが，外輪山上には登山者がどんどん行き来する。

9/10 11:30

外輪山の稜線に到着したところから左側の外輪山稜線

9/10 11:30

昭和四十六年度清掃登山記念と書かれた石柱

9/10 11:31

外輪山稜線上より外輪山の内側をのぞむ。

9/10 11:31

外輪山稜線上より新山直下の大物忌神社・御室小屋の建物が見える。

9/10 11:31

外輪山稜線上を歩いて七高山を目指す。

9/10 11:32

鳥海山最高点の新山や大物忌神社・御室小屋に行くにはいったん外輪山の内側に下りることになる。今回は時間がないので外輪山内部や最高地点の新山には行かないことにした。

9/10 11:32

外輪山の内側への下り口から大物忌神社・御室小屋の建物をのぞむ。

9/10 11:32

ガスの向こうに外輪山の内側にある鳥海山最高地点がある新山が見える。

9/10 11:33

外輪山稜線上にある虫穴岩

9/10 11:34

頂上付近はガスが湧いては消えるという状況

9/10 11:35

七高山が見えてきた。

9/10 11:37

鳥海山の外輪山最高地点の七高山

9/10 11:37

七高山の三角点。標高2229.0m。鳥海山の三角点は新山にはなく，この七高山にある。

9/10 11:37

七高山の最高点にはいくつかの石碑やモニュメントが設置されている。

9/10 11:37

龍田大神と書かれた石碑

9/10 11:37

折れているが，紀元二千六百年七月と書かれた石柱。1940年が神武天皇即位から2600年目とされた。

9/10 11:38

七高山より鳥海山最高点の新山。ガスで煙った向こうに見え隠れしている。

9/10 11:38

七高山の三角点より北側に続く外輪山の尾根

9/10 11:38

七高山の三角点を少し北側に通り過ぎたところから外輪山の内部を見下ろす。新山溶岩ドームとの間。

9/10 11:39

七高山より新山

9/10 11:39

七高山付近より東側斜面を見下ろす。

9/10 11:40

國常立大神と書かれた石碑

9/10 11:40

イワギキョウ（岩桔梗）

9/10 11:41

七高山で1つ目のおにぎりをほおばる。外輪山上はやや風が強く。じっとしていると寒い。

9/10 11:41

七高山より新山

9/10 11:43

外輪山内部の新山溶岩ドームとの間の谷。1974年に水蒸気爆発が起こったあたり。

9/10 11:44

2つ目のおにぎり

9/10 11:46

3つ目のおにぎり

9/10 11:51

雨は止んだがザックカバーをしたまま下山することに。

9/10 11:52

鳥海山の七高山山頂

9/10 11:54

七高山を後にして下山開始。七高山の三角点から6，70m外輪山稜線上を戻ったあたりより新山。ガスがかかってうっすらとしか見えない。

9/10 11:54

外輪山の稜線上の足元には酸化して赤くなった火山岩が転がっている。こんな石があるとまさに火山といった雰囲気を感じる。

9/10 11:54

虫穴岩

9/10 11:54

虫穴岩付近よりガスの向こうの新山

9/10 11:55

虫穴岩付近より外輪山の一部を振り返る。

9/10 11:55

虫穴岩

9/10 11:55

虫穴岩

9/10 11:56

外輪山内部への下り口

9/10 11:57

百宅口への下り口。標高は約2200m。本格的な下山が始まる。

9/10 11:57

百宅口への下り口より七高山の方向。相変わらずガスがかかり気味。

9/10 12:05

標高2130m付近を九合目の霧ヶ平を目指して下る。

9/10 12:09

標高2080〜2090m付近より山頂方向を見上げる。小さく見えるが虫穴岩も確認できる。

9/10 12:10

標高2070〜2080m付近を下る。

9/10 12:12

シラタマノキ（白玉の木）。同属のアカモノの果実は赤いのに対し，白い果実をつけることから別名シロモノと呼ばれることもある。

9/10 12:12

シラタマノキ（白玉の木）

9/10 12:16

標高2010m付近より北側をのぞむ。この方向に矢島口からの登山道がある。

9/10 12:16

標高2010m付近を下る。

9/10 12:16

標高2010m付近より山頂方向を振り返る。

9/10 12:16

標高2010m付近より山頂方向を振り返る。

9/10 12:20

標高1970m付近より北の方向の斜面をのぞむ。

9/10 12:20

標高1970m付近より下の斜面を見下ろす。

9/10 12:20

ミヤマハンノキ（深山榛の木）

9/10 12:21

ミヤマハンノキ（深山榛の木）

9/10 12:22

チングルマ（珍車）の花の跡

9/10 12:22

チングルマ（珍車）の花の跡

9/10 12:23

九合目霧ヶ平まで下りて来た。

9/10 12:24

登りは雨やガスの中であったので日焼け止めは使わなかった。霧ヶ平で日焼け止めクリームを顔に塗って下山。

9/10 12:46

標高1730m付近。唐獅子平の上の沢の周辺の草地。

9/10 12:47

シラネニンジン（白根人参）

9/10 12:48

唐獅子平の上の沢を渡る。

9/10 12:48

唐獅子平の上の沢を渡る。

9/10 12:48

唐獅子平の上の沢を渡る。

9/10 12:49

ハヤチネフキバッタ（早池峰蕗飛蝗）。別名：マルオフキバッタ，トワダマルオフキバッタ。北海道の渡島半島と東北地方に分布。

9/10 12:49

ハヤチネフキバッタ（早池峰蕗飛蝗）。唐獅子平から霧ヶ平のあたりの草原では足元で飛び跳ね，踏んづけてしまうのではないかと思えるほど多かった。

9/10 12:54

ハクサンシャジン（白山沙参）。別名：タカネツリガネニンジン（高嶺釣鐘人参）。

9/10 12:56

唐獅子平。不安定そうにみえる岩がある。

9/10 12:56

八合目唐獅子平の標識まで下りて来た。ここで登り途中の単独の男性と少し話をする。20年近く前にこのコースに来られたことがある遠来の方のようであった。

9/10 12:57

唐獅子平

9/10 13:02

唐獅子平避難小屋

9/10 13:04

唐獅子平より鳥海山山上を見上げる。

9/10 13:20

七合目屏風岩まで下りて来た。このあたりは下山時にガスがかかっていた。

9/10 13:22

イワイチョウ（岩銀杏）。別名：ミズイチョウ（水銀杏）。

9/10 13:22

イワイチョウ（岩銀杏）

9/10 13:23

七合目屏風岩の標柱

9/10 13:40

六合目タッツラ坂まで下りて来た。左足の膝に違和感があるが，ストックを使って急がずゆっくり下りる。

9/10 13:42

タッツラ坂のベンチに座ってゼリー飲料を補給。

9/10 13:42

タッツラ坂の道標柱付近も下山時もまだガスがかかっていた。

9/10 14:12

五合目大倉を通過

9/10 14:16

ベニタケ（紅茸）の仲間か

9/10 14:20

カッパツルタケ（河童鶴茸）か？　カバイロツルタケ（樺色鶴茸）かも知れない。

9/10 14:20

カッパツルタケ？　カバイロツルタケ？

9/10 14:24

標高1000m付近まで下りて来た。

9/10 14:26

ドクベニタケ（毒紅茸）か？

9/10 14:26

ドクベニタケ（毒紅茸）か？

9/10 14:30

アワタケ（泡茸）の幼菌か

9/10 14:30

アワタケ（泡茸）の幼菌か

9/10 14:31

アワタケ（泡茸）の幼菌か

9/10 14:36

アワタケ（泡茸）の老菌か

9/10 14:38

アカヤマドリタケ（赤山鳥茸）の幼菌。アカヤマドリタケはイグチ科ヤマイグチ属の大型の食用キノコ。

9/10 14:39

アカヤマドリタケ（赤山鳥茸）の幼菌。傘が開くと直径20cm以上になる大型のキノコ。

9/10 14:39

アカヤマドリタケ（赤山鳥茸）の幼菌

9/10 14:42

タマゴタケ

9/10 14:42

タマゴタケ

9/10 14:43

タマゴタケ

9/10 14:43

タマゴタケ

9/10 14:52

ハナウロコタケ（花鱗茸）。シワタケ科ハナウロコタケ属のキノコ。地上に群生。不食。

9/10 14:52

ハナウロコタケ（花鱗茸）

9/10 14:53

大清水休憩所のあたりの水場。かつて大清水山荘の建物があったところ。

9/10 14:54

登山口近くの大清水休憩所。昔は大清水避難小屋という看板が掲げられていたようだ。

9/10 14:54

「大清水休憩所」の表札

9/10 14:55

大清水休憩所の奥の大清水園地炊事棟

9/10 14:55

大清水休憩所の建物

9/10 14:58

百宅口に戻ってきた。

9/10 14:58

百宅口の駐車場

9/12 7:30

この日は行動中に飲んだ飲料は500mlペットボトル2本であった。

撮影機器：

FinePix F80EXR 富士フイルム

DSC-X1260 三洋電機

FinePix XP70 富士フイルム

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 靴 ザック ザックカバー 行動食 飲料 コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ 熊鈴

備考

持って行けば良かったもの：帽子，防水カメラ（普段使っているFUJIFILM XP70（ブルー）を充電したままで持ち出しそびれた）