また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 959407
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
磐梯・吾妻・安達太良

天元台〜西吾妻〜東吾妻〜浄土平

2016年09月10日(土) 〜 2016年09月11日(日)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
14:03
距離
26.4km
登り
1,533m
下り
1,779m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:40
休憩
0:58
合計
3:38
12:52
17
13:09
13:10
16
13:26
13:27
25
13:52
13:53
7
14:00
14:00
11
14:11
14:30
11
14:41
14:47
7
14:54
14:54
30
15:24
15:45
11
15:56
16:05
25
水場
2日目
山行
8:58
休憩
1:24
合計
10:22
5:12
11
5:23
5:24
11
5:41
5:42
20
6:02
6:10
28
6:38
6:38
27
7:05
7:15
18
雨具(下)装着
7:33
7:33
46
8:19
8:20
13
8:33
8:50
9
8:59
8:59
41
9:40
9:41
40
10:21
10:21
25
10:46
11:01
17
11:18
11:18
27
11:45
11:45
16
12:01
12:01
10
12:11
12:12
3
12:15
12:32
29
五色沼鞍部
13:01
13:02
23
13:25
13:31
31
14:02
14:02
30
14:32
14:37
23
15:00
15:00
34
15:34
ゴール地点
天候 9/10 晴れ
9/11 霧
過去天気図(気象庁) 2016年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
東京からの朝一番の新幹線が8:20着
米沢発白布温泉行の出発が8:10発
なので、11:00発のバスになってしまいます。
ちょっとお客の事を考えて欲しいのですが。
コース状況/
危険箇所等
東だいてん〜家形山の間は、笹薮・倒木が多く少し歩きにくいです。
火山警戒レベルが2のため、一切経山から浄土平までは立ち入禁止です。
でも、ここから不動沢へ引き返すは大変なので降りてきました。
ロープウエイ山麓駅を12:00に出発
2016年09月10日 11:46撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/10 11:46
ロープウエイ山麓駅を12:00に出発
ロープウエイに乗り込み。
2016年09月10日 11:56撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/10 11:56
ロープウエイに乗り込み。
ここからリフトを3本乗り継ぎ。
2016年09月10日 12:06撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/10 12:06
ここからリフトを3本乗り継ぎ。
リフトを乗り継ぎ一気に標高1800mに到達。
2016年09月10日 12:46撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 12:46
リフトを乗り継ぎ一気に標高1800mに到達。
稜線にでると木道が西吾妻へと導きます。
2016年09月10日 13:14撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/10 13:14
稜線にでると木道が西吾妻へと導きます。
この先が西吾妻。
2016年09月10日 13:19撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/10 13:19
この先が西吾妻。
一寸ガスが上がってきました。
2016年09月10日 13:58撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 13:58
一寸ガスが上がってきました。
吾妻神社をとおりすぎ。
2016年09月10日 14:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/10 14:00
吾妻神社をとおりすぎ。
吾妻小屋に到着。
ここに荷物を置き。
2016年09月10日 14:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/10 14:10
吾妻小屋に到着。
ここに荷物を置き。
西吾妻山頂を往復。
2016年09月10日 14:41撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/10 14:41
西吾妻山頂を往復。
再び戻り。
2016年09月10日 14:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/10 14:52
再び戻り。
西大嶺へ水汲みに往きます。
2016年09月10日 14:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/10 14:52
西大嶺へ水汲みに往きます。
西大嶺より、西吾妻。
霧が出たり消えたりの天気です。
2016年09月10日 15:19撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/10 15:19
西大嶺より、西吾妻。
霧が出たり消えたりの天気です。
西吾妻山荘が見えますね。
2016年09月10日 15:25撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/10 15:25
西吾妻山荘が見えますね。
雲の隙間に小野川湖が時々姿を見せます。
2016年09月10日 15:45撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 15:45
雲の隙間に小野川湖が時々姿を見せます。
水場の標識はここまで流されてました。
水はチョロチョロで集めるのに一苦労でした。
2016年09月10日 16:06撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 16:06
水場の標識はここまで流されてました。
水はチョロチョロで集めるのに一苦労でした。
磐梯山に猪苗代湖。
2016年09月10日 16:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/10 16:24
磐梯山に猪苗代湖。
小屋前から西吾妻山。
2016年09月10日 16:30撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/10 16:30
小屋前から西吾妻山。
吾妻山荘。
夜中はチュウチュウネズミがのさばってました。
2016年09月10日 16:34撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/10 16:34
吾妻山荘。
夜中はチュウチュウネズミがのさばってました。
もう直ぐ、日の入り。
2016年09月10日 17:31撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 17:31
もう直ぐ、日の入り。
翌朝は霧の中の出発となりました。
2016年09月11日 05:41撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/11 5:41
翌朝は霧の中の出発となりました。
わずかに期待を持たせる様に太陽が出て来ましたが、つかの間の出来事でした。
2016年09月11日 05:49撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/11 5:49
わずかに期待を持たせる様に太陽が出て来ましたが、つかの間の出来事でした。
西吾妻小屋に泊まる場合は、ここで水を入れたほうが入れやすい。
2016年09月11日 06:05撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/11 6:05
西吾妻小屋に泊まる場合は、ここで水を入れたほうが入れやすい。
一時期待を持たせた天気も霧の中に
2016年09月11日 06:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/11 6:24
一時期待を持たせた天気も霧の中に
人形石は霧の中。
2016年09月11日 06:35撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/11 6:35
人形石は霧の中。
この時期はオヤマリンドウが全盛でした。
2016年09月11日 06:49撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/11 6:49
この時期はオヤマリンドウが全盛でした。
木道整備はされているのですが、湿地は荒れてしまっています。
2016年09月11日 07:01撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/11 7:01
木道整備はされているのですが、湿地は荒れてしまっています。
チングルマがわずかに残ってました。
2016年09月11日 07:25撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/11 7:25
チングルマがわずかに残ってました。
何か所も池塘を通り過ぎます。
2016年09月11日 07:35撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/11 7:35
何か所も池塘を通り過ぎます。
木道が続きます。
2016年09月11日 07:48撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/11 7:48
木道が続きます。
スキーツアーの標識がところどころに。
2016年09月11日 07:53撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/11 7:53
スキーツアーの標識がところどころに。
シラタマノキ。
2016年09月11日 07:59撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/11 7:59
シラタマノキ。
??
2016年09月11日 07:59撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/11 7:59
??
東大巓手前で少しだけ霧が晴れてきました。
2016年09月11日 08:04撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/11 8:04
東大巓手前で少しだけ霧が晴れてきました。
東大巓手前、一面湿原帯。
2016年09月11日 08:06撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/11 8:06
東大巓手前、一面湿原帯。
明月荘への分岐。
2016年09月11日 08:19撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/11 8:19
明月荘への分岐。
東大巓山頂。
2016年09月11日 08:32撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/11 8:32
東大巓山頂。
霧は晴れてきたのですが、雲が垂れ込んでいるので展望は無し。
雨は降ってこないのでまで良いです。
2016年09月11日 08:35撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/11 8:35
霧は晴れてきたのですが、雲が垂れ込んでいるので展望は無し。
雨は降ってこないのでまで良いです。
昭元山。
このあたりは、ところどころ笹薮があり、倒木も多く歩きにくい道が続く。
2016年09月11日 09:39撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/11 9:39
昭元山。
このあたりは、ところどころ笹薮があり、倒木も多く歩きにくい道が続く。
烏帽子頂上も霧の中。
2016年09月11日 10:19撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/11 10:19
烏帽子頂上も霧の中。
時々雲が切れて期待を持たせてくれますが。
2016年09月11日 10:40撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/11 10:40
時々雲が切れて期待を持たせてくれますが。
ニセ烏帽子を通過。
2016年09月11日 10:46撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/11 10:46
ニセ烏帽子を通過。
五色温泉分岐を通り過ぎ、家形山までもう一息。
2016年09月11日 11:53撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/11 11:53
五色温泉分岐を通り過ぎ、家形山までもう一息。
家形山で、タイミングよく霧が晴れてきて五色沼、そして一切経山を見ることができました。
2016年09月11日 11:59撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/11 11:59
家形山で、タイミングよく霧が晴れてきて五色沼、そして一切経山を見ることができました。
樹木に隠れて家形山の標識を発見。
2016年09月11日 12:03撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/11 12:03
樹木に隠れて家形山の標識を発見。
しばらくすると、また霧ができますが、
2016年09月11日 12:04撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/11 12:04
しばらくすると、また霧ができますが、
再び霧が通り過ぎるといった具合です。
2016年09月11日 12:12撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
9/11 12:12
再び霧が通り過ぎるといった具合です。
全景はこんな感じの沼です。
2016年09月11日 12:19撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/11 12:19
全景はこんな感じの沼です。
こちらは、一切経山からの五色沼。
2016年09月11日 12:59撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/11 12:59
こちらは、一切経山からの五色沼。
一切経山頂上は再び霧の中となってしまいました。
2016年09月11日 13:01撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/11 13:01
一切経山頂上は再び霧の中となってしまいました。
ここらは噴火警戒レベル2のため通過禁止なのですが、ここまできて引き返せないので、一時その警戒範囲内を通過しました。
2016年09月11日 13:04撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/11 13:04
ここらは噴火警戒レベル2のため通過禁止なのですが、ここまできて引き返せないので、一時その警戒範囲内を通過しました。
鎌沼におります。
2016年09月11日 13:17撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/11 13:17
鎌沼におります。
酸ヶ平避難小屋前で、
こんな看板で立ち入り禁止されてます。
2016年09月11日 13:25撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/11 13:25
酸ヶ平避難小屋前で、
こんな看板で立ち入り禁止されてます。
鎌沼への木道を行きます。
正面は中大巓。
2016年09月11日 13:31撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/11 13:31
鎌沼への木道を行きます。
正面は中大巓。
降りてきた一切経山を振り返る。
2016年09月11日 13:35撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/11 13:35
降りてきた一切経山を振り返る。
鎌沼の淵を半周。
2016年09月11日 13:39撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/11 13:39
鎌沼の淵を半周。
一切経山と鎌沼。
2016年09月11日 13:44撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/11 13:44
一切経山と鎌沼。
東吾妻山へ向かいます。
2016年09月11日 13:53撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/11 13:53
東吾妻山へ向かいます。
雲が切れ、猪苗代湖、磐梯山、檜原湖が見ました。
東吾妻山まで足を延ばした甲斐がありました。
2016年09月11日 14:32撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/11 14:32
雲が切れ、猪苗代湖、磐梯山、檜原湖が見ました。
東吾妻山まで足を延ばした甲斐がありました。
東吾妻より、西吾妻方面を望む。
2016年09月11日 14:33撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/11 14:33
東吾妻より、西吾妻方面を望む。
西吾妻頂上。
2016年09月11日 14:33撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/11 14:33
西吾妻頂上。
東吾妻より、一切経山。
2016年09月11日 14:33撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/11 14:33
東吾妻より、一切経山。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ テントマット シェラフ

感想

  直前まで、丹後山〜中岳〜八海山とちょっとハードな場所を考えていたのですが、目覚ましを4:45に合わせたつもりが、16:45となっていたため、寝坊してしまい、第2候補の吾妻連峰へと行ってきました。もっとも、左足首の状態が万全ではなかったので(アキレス腱を緩める方向の時に、たまに外踝の根元が痛む)、それほどアップダウンのないこのコースはベターな選択だったと思います。
 8:30過ぎのつばさで米沢まで行き、ここから11:00のバスで白布温泉へ向かい、ロープウェイ、リフトを乗り継ぎ1,800mの標高まで稼いでしまいます。労せずして稜線まで立てるため、多くの日帰りハイカーが西吾妻山に登っていますが、この時間になるとほとんどの方は下山される来る方ばかりで、基本的には日帰りの山です。
 吾妻連峰を縦走する登山客で賑わうのは、秋の紅葉シーズンなのでしょう。今回も縦走されている方には途中全く会いませんでした。ただ、これもシーズのせいだけではなく、東北の山はアルプスに比べれば格段に登山客が少ないのも事実でしょう。新幹線があるので、距離の割には意外に近いのが東北の山なので、これからはもう少し登ってみようかと思います。
 西吾妻山までは、池塘、樹林帯、岩礫帯の道ですが、歩きやすく整備されてます。太陽が燦々と照り付けはしますが、さすがに9月で標高も2,000m、東北地方ともなると、汗ばむほどのこともなく楽に歩けます。 まずは、今宵の宿西吾妻小屋に荷物を置き、100名山の一つ西吾妻山を往復(展望は無し)して、そこから水汲みに西大巓へと向かいます。
 それほど天気は良くないものの、途中、磐梯山、猪苗代湖、秋元湖、小野川湖が雲の切れ目からちらちらと目える中、西大巓頂上まで往復してきました。
 鞍部の源流が水汲み場となっているのですが、水がくみにくく苦労しました。(たまり水をカップですくい、ポリタンクに給水。若干ゴミが沈降してますが私は飲めました。)
 西吾妻山荘は土曜日だというのにこの日の泊り客はは私だけで静かな夜を楽しめました。ただ、混んでいるよりは遥かに良いのですが、一人だとちょっとした音にも敏感になります。
 その日夜19:00過ぎに寝ようとすると、ドアがカタカタ開く音が聞こえ、鈴がチャリチャリとなると、こんな遅くに登山客がきたのかとびっくりしました。ただ、一向に姿が現れず、再び音が聞こえてきたので、さすがに何だろうとドアのところに行くと、だれもおらず不安感が昂ったのですが、ふと懐中電灯であたりを照らすとササーと走り去るものを発見しました。なんと、野ネズミが一匹、二階に走り去っていきました。
 食料を荒らされては困るので、ザックの中にしまってから寝袋に再び入ったのですが、その晩はこのネズミが寝袋の下に入ってきたり、周囲を駆けずり回ったりと結構騒々しく行動してくれました。朝目が覚めたときは、寝袋のすぐ横で堂々とたたずんでいましたが、さすがにこちらが起き上がるとと慌てて逃げ去っていきました。
 翌日はあいにくの霧の中の出発となってしまいました。途中、雲が薄くなり太陽が僅かながら姿を見せるときもあったのですが、大方家形山までは霧の中の歩みとなってしまいましが、雨は降ってこなかったので助かりました。
 吾妻連峰の縦走路は、東大巓まではアップダウンがほとんどなく池塘のある湿原帯が続く比較的整備されて道が続きますが、東大巓から家形山までは、倒木、笹薮が繁茂している部分が結構あり道が少し荒れています。
それでも、アップダウンはすくないため、来週予定している南アルプス南部縦走(台風の襲来予想のため中止しましたが)のためには、適度なトレーニングと思えました。(縦走登山の前週に、登山トレーニングすると縦走が楽になる)
 ほとんどあきらめて天気も、家形山に着くと霧が取り除かれてきて、眼前には五色沼・一切経山が姿を現してくれました。そしてここまでくるとぼちぼち登山客と会うようになりました。
 一切経山から先は噴火警戒レベル2のため、立ち入り禁止となってはいたものの、ここで引き返す事もできなないため、ロープを乗り越え暫く禁止区域内を通過(距離にして500m程度か)して酸カ平避難小屋へと下りました。
 天気が回復してきたので、東吾妻山からの展望を期待できそうなため山頂を目指すか否か鎌沼の分岐で迷ったあげく、25分で頂上を目指し下りは20分そして、浄土平までを40分のプランで出発しました。ほぼ予定通りに山頂に到達し、頂上で5分休息、その後急ぎ下山しバス出発10分前に浄土平に到着となりました。
 登山道から下りきった場所がホワイトアウトだったために、最後に到達したところでバス停の場所をGPSで確認するほどでした。

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体力レベル
4/5

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