天元台〜西吾妻〜東吾妻〜浄土平
- GPS
- 14:03
- 距離
- 26.4km
- 登り
- 1,533m
- 下り
- 1,779m
コースタイム
- 山行
- 2:40
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 3:38
- 山行
- 8:58
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 10:22
天候 | 9/10 晴れ 9/11 霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
米沢発白布温泉行の出発が8:10発 なので、11:00発のバスになってしまいます。 ちょっとお客の事を考えて欲しいのですが。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
東だいてん〜家形山の間は、笹薮・倒木が多く少し歩きにくいです。 火山警戒レベルが2のため、一切経山から浄土平までは立ち入禁止です。 でも、ここから不動沢へ引き返すは大変なので降りてきました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
テントマット
シェラフ
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感想
直前まで、丹後山〜中岳〜八海山とちょっとハードな場所を考えていたのですが、目覚ましを4:45に合わせたつもりが、16:45となっていたため、寝坊してしまい、第2候補の吾妻連峰へと行ってきました。もっとも、左足首の状態が万全ではなかったので(アキレス腱を緩める方向の時に、たまに外踝の根元が痛む)、それほどアップダウンのないこのコースはベターな選択だったと思います。
8:30過ぎのつばさで米沢まで行き、ここから11:00のバスで白布温泉へ向かい、ロープウェイ、リフトを乗り継ぎ1,800mの標高まで稼いでしまいます。労せずして稜線まで立てるため、多くの日帰りハイカーが西吾妻山に登っていますが、この時間になるとほとんどの方は下山される来る方ばかりで、基本的には日帰りの山です。
吾妻連峰を縦走する登山客で賑わうのは、秋の紅葉シーズンなのでしょう。今回も縦走されている方には途中全く会いませんでした。ただ、これもシーズのせいだけではなく、東北の山はアルプスに比べれば格段に登山客が少ないのも事実でしょう。新幹線があるので、距離の割には意外に近いのが東北の山なので、これからはもう少し登ってみようかと思います。
西吾妻山までは、池塘、樹林帯、岩礫帯の道ですが、歩きやすく整備されてます。太陽が燦々と照り付けはしますが、さすがに9月で標高も2,000m、東北地方ともなると、汗ばむほどのこともなく楽に歩けます。 まずは、今宵の宿西吾妻小屋に荷物を置き、100名山の一つ西吾妻山を往復(展望は無し)して、そこから水汲みに西大巓へと向かいます。
それほど天気は良くないものの、途中、磐梯山、猪苗代湖、秋元湖、小野川湖が雲の切れ目からちらちらと目える中、西大巓頂上まで往復してきました。
鞍部の源流が水汲み場となっているのですが、水がくみにくく苦労しました。(たまり水をカップですくい、ポリタンクに給水。若干ゴミが沈降してますが私は飲めました。)
西吾妻山荘は土曜日だというのにこの日の泊り客はは私だけで静かな夜を楽しめました。ただ、混んでいるよりは遥かに良いのですが、一人だとちょっとした音にも敏感になります。
その日夜19:00過ぎに寝ようとすると、ドアがカタカタ開く音が聞こえ、鈴がチャリチャリとなると、こんな遅くに登山客がきたのかとびっくりしました。ただ、一向に姿が現れず、再び音が聞こえてきたので、さすがに何だろうとドアのところに行くと、だれもおらず不安感が昂ったのですが、ふと懐中電灯であたりを照らすとササーと走り去るものを発見しました。なんと、野ネズミが一匹、二階に走り去っていきました。
食料を荒らされては困るので、ザックの中にしまってから寝袋に再び入ったのですが、その晩はこのネズミが寝袋の下に入ってきたり、周囲を駆けずり回ったりと結構騒々しく行動してくれました。朝目が覚めたときは、寝袋のすぐ横で堂々とたたずんでいましたが、さすがにこちらが起き上がるとと慌てて逃げ去っていきました。
翌日はあいにくの霧の中の出発となってしまいました。途中、雲が薄くなり太陽が僅かながら姿を見せるときもあったのですが、大方家形山までは霧の中の歩みとなってしまいましが、雨は降ってこなかったので助かりました。
吾妻連峰の縦走路は、東大巓まではアップダウンがほとんどなく池塘のある湿原帯が続く比較的整備されて道が続きますが、東大巓から家形山までは、倒木、笹薮が繁茂している部分が結構あり道が少し荒れています。
それでも、アップダウンはすくないため、来週予定している南アルプス南部縦走(台風の襲来予想のため中止しましたが)のためには、適度なトレーニングと思えました。(縦走登山の前週に、登山トレーニングすると縦走が楽になる)
ほとんどあきらめて天気も、家形山に着くと霧が取り除かれてきて、眼前には五色沼・一切経山が姿を現してくれました。そしてここまでくるとぼちぼち登山客と会うようになりました。
一切経山から先は噴火警戒レベル2のため、立ち入り禁止となってはいたものの、ここで引き返す事もできなないため、ロープを乗り越え暫く禁止区域内を通過(距離にして500m程度か)して酸カ平避難小屋へと下りました。
天気が回復してきたので、東吾妻山からの展望を期待できそうなため山頂を目指すか否か鎌沼の分岐で迷ったあげく、25分で頂上を目指し下りは20分そして、浄土平までを40分のプランで出発しました。ほぼ予定通りに山頂に到達し、頂上で5分休息、その後急ぎ下山しバス出発10分前に浄土平に到着となりました。
登山道から下りきった場所がホワイトアウトだったために、最後に到達したところでバス停の場所をGPSで確認するほどでした。
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