北八ヶ岳(坪庭〜北横岳〜坪庭・坪庭〜縞枯山〜茶臼山〜麦草峠)
- GPS
- 64:00
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 509m
- 下り
- 624m
コースタイム
- 山行
- 3:50
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:50
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
■麦草峠〜茅野駅 1450円 ■北八ヶ岳ロープウェイ 1000円(往復1900円) ■蓼科・白樺湖・霧ヶ峰 バス2日間フリーパス 4000円 ■中央道茅野〜新宿 高速バス 2900円 今回、バスは2日間フリーパスを使わせていただきました。他に3、4日間のもあるそうです。バス乗り場目の前の切符売り場で購入できます。そこにロープウェイの割引券も置いてあったので、そちらもいただいていきました(往復200円引き・片道100円引き)。おかげさまで、2日間で合計1600円の節約になりました! 帰りは高速バスで都内へ。鈍行電車より安くすみました! |
コース状況/ 危険箇所等 |
急な岩場が多いので、転倒注意です。雨の日の次の日等、特に、縞枯山・茶臼山は地面が滑りやすい日は避けたほうがいいでしょう。 |
写真
感想
最近遠征してもそれに見合った満足感を得られないので、懲りずにまたもや遠征です。しかも、今回は一泊二日!
と言っても、山小屋やテント泊ではなく、いちいち街に下りてです(笑)。
お天気が不安定な中、貴重な二連休に望みをかけて、10日前にホテルや帰りのバスを予約。
…が。発生していた台風の速度が遅い等、一週間後のお天気全てに雨マークが付くという事態に…。
またか…と思いながらキャンセルをいつしようか悩んでいたところ、なんと、お天気の予報がいい方向に変わってくれたではありませんか!
しかも、ちょうど私がお山に行こうとしてた二日間だけ!
で、でも、また霧ヶ峰のときみたいになるんじゃないの? と、もし裏切られたときの絶望感を今から軽くしておこうと過剰に期待しないようにしていました。
でも、その懸念も杞憂に終わり、今回は一滴も雨には降られませんでした!
先月の霧ヶ峰以来、なんとなく八ヶ岳方面に惹かれていたので、今回も八ヶ岳方面へ。
蓼科山…といきたいところでしたが、もうちょっとレベルを下げたほうがいいという自制心が働いて、北八ヶ岳ロープウェイ周辺のお山へ。
一日目は北八ヶ岳ロープウェイから北横岳の往復。
都内から電車→バスの移動なので、一日目の行動範囲はこれが限界でした。
寧ろ、私の足ではそれすらも危ういと感じていました。
しかも、この日は平日で、平日はバスの便も減るのです。
ええ、行きも帰りもちょうど乗りたい時刻の便が…。
北八ヶ岳ロープウェイ上の坪庭はノーチェックだったのですが、もし北横岳まで行けなくても今日これ見て帰るだけになってもいいと思えるほど素晴らしかったです!
家人に画像を送ったら、「ファンタジーの世界だね」と返ってきました。
坪庭の景色に見とれてついつい歩みも止まりがちに。途中の北横岳方面への分岐を見て我に帰ります。
今日は、ここをサクッと登って下山する予定だったんだ…!
え、サクッと…??
実は、ここで地図の見間違いがありました。
坪庭1時間・登山道15分だと思っていたのでした(汗)。
そりゃあ、サクッとはいきませんね…。
はじめは、タイムオーバーになりそうだったら途中で引き返すのも有りという考えでしたが、登りだしたら欲が出て、「どうしても頂上を踏んで帰りたい!」という思いだけで突き進んでいきました。
途中、開けた景色に心を洗われるも一瞬、欲望が足を止めてくれませんでした。
下山は、時間になって甘い夢から現実の世界へ駆け戻るシンデレラの如く。
下り、しかも岩場は苦手なんですが、急げるところは少しでも小走りに。
その甲斐あって、ロープウェイ乗り場には、乗らなくてはいけない便の10分前に到着。間一髪です。
でも、登山道片道15分だと思ってたのでスポーツタイツも穿かずに無理をしたので、次の日がちょっと心配になりました…。
そして、宿泊は茅野で。
ホテルに行く前に茅野駅を散策したのですが、茅野って、いいところですね!
360度どこを見てもお山が目に入るところが特に!
新宿行きの高速バスも出てるし、都内にも行きやすいですね。
泊まったとこからも、土地のおかげで部屋からお山が見えました!
そして、ホテル近くでやってた自殺防止キャンペーンのティッシュをなぜか3回も貰う…。(貰いましたって言ったのに無理矢理買物袋に入れられる始末…)
自殺しようとしてる人が身を守るための登山の格好なんてしないですから〜!
二日目は、またまた北八ヶ岳ロープウェイに乗り、今度はそこから縞枯山〜茶臼山〜麦草峠。
この日は土曜日だったので混むかな〜、とちょっと心配していましたが、確かにバスは二台来ましたが、混み混みというわけでもなかったです。
客層も坪庭目当ての一般客が多くて登山装備は浮くのでは…と予想してましたが、登山装備の方のほうが多く、ホッとしました。
寧ろ昨日のほうが一般客多かったような?
登山装備が浮くことを考えて新しく何か買おうとしてて、でも時間なくて結局買えなかったのでちょうどよかったです。
あ、でも帽子は一般の婦人服売り場で買ったものを持っていきました。時期もあって半額で売ってたのを見付けたので(笑)。
それだけでも途端にガチ度が柔和され、代わりに山ガール度がアップしました。「ガール」という年齢とは掛け離れてますが(笑)。
縞枯山〜茶臼山は岩場が多いのは前情報で知ってはいたのですが、思っていた以上の岩場でした。
あんなにひたすら岩場だとは思っていませんでした…。
北八ヶ岳ロープウェイ上から標高差もあまりないので、ちょっと侮ってました。
縞枯山頂上直下が特にキツく、何がキツいかって、頂上直下は砂利が多かったんですよね。
あの砂利道は下りだったら私の技術では絶対通過不可能ですね…。登りでさえ危険を感じたほどでした。
今回の一番の難所は茶臼山からの下りだと踏んでいたので、もし、茶臼山の下りにこんな砂利道があったらどうしよう! と内心ヒヤヒヤしてました。
茶臼山からの下りは案の定大苦戦で、地図のタイムの約2倍かかってしまいました。
でも、部分的にだったら、縞枯山登りのあの砂利道が一番の難所でした。
…雨の日行った人、もしくは途中で雨に降られた人は、あそこどうやって通過してるんだろう?? それとも、難所難所言ってるのは私だけ??
縞枯山〜茶臼山のコースを初心者向けと言われているのを見たことありますが、万年初心者である私には、このコースを初心者向けと言ってしまうには軽率に感じました。
麦草峠に到着した頃には、バスの時間まで一時間もない時間帯になってしまいました。
本当なら、余った時間で白駒池も散策する予定だったのですが、またの機会になってしまいました。
帰りはバスで茅野へ戻り、そこから高速バスで新宿へ。
道がよく分からず、高速道に辿り着くのに30分くらいかかってしまいました。
帰りは19キロの渋滞があり、一時間弱の遅れで到着。高速バスならまあ想定範囲内ですね。
今回はお天気もよく、とても大満足な山行となりました!
起点となった茅野駅からは360度どこから見てもお山が見え、北八ヶ岳ロープウェイの坪庭は芸術的に美しく、縞枯山・茶臼山は、どちらも展望台からの景色が素晴らしかったです。
北八ヶ岳、大変いいところでした!
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