東天狗岳 小吹雪に凍るテント泊


- GPS
- 26:02
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 821m
- 下り
- 814m
コースタイム
23日 黒百合ヒュッテ7:00-東天狗岳8:20-黒百合ヒュッテ9:30(休憩)11:00-渋ノ湯13:25
天候 | 22日:晴→曇 気温-8度 23日:小雪→晴 気温-12度 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
○天候について 自分が登っている時間は、中山峠から先は降雪量は少ないながらも吹雪模様で寒かった 山頂付近ではガスって視界も余り良くありませんでした ○コース状況 序盤の渋ノ湯〜唐沢鉱泉分岐までは比較的坂が急なので、アイゼンあった方が歩きやすいと思いました それ以外はアイゼンなしでも歩きやすい状況 中山峠過ぎ〜天狗岳山頂付近は雪が少なく、岩の露出も多い為足下注意 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
雪山登山の入門コースという事で、渋ノ湯〜天狗岳往復へ
茅野駅では快晴、気分が高まる
渋ノ湯から冬用に新調したテント泊装備を背負って黒百合ヒュッテへ向かう
木々の間から覗く青空と踏みしめる雪の感触と音が心地良い
渋ノ湯〜唐沢鉱泉分岐まではそれなりの坂で足下が心許ない為、アイゼンを付けて歩いた
分岐から先は斜度も緩い為アイゼン無しでも歩きやすかった
のろのろと歩いて黒百合ヒュッテに到着
テント場には沢山のテントがあり賑やかだった
のろのろと雪上幕営を楽しんでゴロ寝して過ごす
夕刻になり夕焼けは・・・と外を見るも、雲が厚く立ちこめて何も見えず
諦めて飯食って寝る
夜の気温は-15度程だったが、新調した冬用の装備は遺憾なく威力を発揮し快適に過ごす事が出来た
朝飽きると・・・小雪
日の出も見る事が出来無い為、30分程出発を遅らせる
日の出時刻を過ぎ、明るくなってきた7時に天狗岳に向けて出発
中山峠を過ぎ少し行った岩場の所でトレースを見失ってウロウロしてしまう
少し戻って道に復帰しズンズン進む
稜線に出て、森林限界を超えたぐらいから風が強くなってくる
バラクラバを通しても風が冷たい
フードを深く被って風を避け、斜面にピッケルを突き立てつつ登っていく
天狗岳直下の岩綾地帯を巻きながら進み、一路頂上へ
東天狗岳の頂上は視界もなく強風
苦笑いしつつ写真を撮って貰う
余裕があれば西天狗へも行く予定だったが、カメラも完全に凍り付いていて、撮影が困難になっていたのと展望が望めない事もあり今回は行かずに戻る事にした
足下に注意しつつ、さくさくと降りる
あっという間に黒百合ヒュッテのテントまで帰還
ザックを降ろすとパキパキに凍っていて笑ってしまった
テント内で食事しつつ休憩
一歩外に出ると、頂上付近はガスって居たが晴れ間が広がってビックリ
山の天気はままならない
そそくさと撤収して下山
山頂の天候が嘘のような穏やかな天気の中、木々を抜けていく
あっと言う間に渋ノ湯に到着
バスの出発まで時間があったので、渋ノ湯に浸かって過ごしました
結果として、黒百合ヒュッテ〜天狗岳の往復区間だけ天候が悪かったというオチが付きましたが、無事に頂上にも立てたし、全体として大きな経験を得る事が出来た山行でした
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