雲取山(鴨沢からピストン)
- GPS
- 09:27
- 距離
- 26.0km
- 登り
- 2,513m
- 下り
- 2,268m
天候 | 8月16日:晴れ、午後よりにわか雨 8月17日:晴れ、ところによりガス |
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過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:西東京バスの鴨沢バス停→奥多摩線の奥多摩駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません。 七ツ石小屋への近道等、地形図に書いてない分岐があります。 |
写真
感想
テントデビューの場所として奥多摩小屋を選びました。公共交通を利用するとなると、雲取山は1泊しないと登れない山ですので、もってこいの場所でした。
鴨沢バス停からすぐ急な登りが始まり、いつもよりゆっくり目に歩きました。
テント装備を家で担いで歩く分には問題なかったのですが、ずっと続く登り坂の前では、かなりしんどく、30分に1回はザックを1度下ろして休まざるを得ませんでした。少しでも軽い装備をみんなが求めている理由がようやく分かるようになりました。
それでもなんとか七ツ石小屋で水を補給して七ツ石山へ登りました。鷹ノ巣山といい、奥多摩の山の頂上付近は急登急降下なのが当たり前なのでしょうか。山頂に着くとすでに周りに雲が多く、雲取山方面はあまり見えませんでした。
雲とガスの中を進んで、テント設営場所である奥多摩小屋に着きました。雨が今にも降りそうな状況で、すぐにテントを立てた方がいいと小屋の人に言われ、急いで設営しました。設営し終えると早速、すごい勢いで雨が降ってきました。間一髪でした。
1人用のテントの中はやや狭く、雨がフライシートを叩く音がやかましく、大変でした。気を紛らわすために音楽を聞いてようやく落ち着きました。多少重量増でも音の出るものは必要だなと思いました。
雨が止んだので、水場へ水を汲みに行き、食事の準備をしている最中にまた降ってきました。油断できません。結局、テントの中で作りました。
2度目の雨は長く、雷も鳴り、気持ちが萎えそうでしたが、音楽をできるだけ聞いて気を紛らわしました。
疲れてはいたものの極度の緊張からか、寝たような気があまりしませんでした。そのため翌日は朝の4時ぐらいから行動を開始。昨晩の雨が嘘のように静かな晴れ渡った朝でした。
1時間ほどで晴れた雲取山山頂に着いたときはガッツポーズ。昨晩の雨を耐えた甲斐があったものです。
雲取山山頂からの景色をながめているうちに徐々に雲が出始め、どんどん増えてきましたので、テントまで引き返しました。奥多摩小屋へ戻った頃はもう雲の中でした。この時期晴れるのは朝の一瞬だけなのかもしれません。
テントを撤収して、そのまま一気に鴨沢まで下っていきました。
雨には降られたものの、テントを買ってよかったなあと思えた山行でした。
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