【秋の芦生2】カラオ谷


- GPS
- 06:56
- 距離
- 4.7km
- 登り
- 726m
- 下り
- 723m
コースタイム
- 山行
- 6:48
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:48
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
関西起点120沢ルートでは、1級上となっているが、巻きのレベルを考えると2級くらいの感覚。 直登出きる滝も簡単というわけではなく、実力によってはザイルが必要な場面もあるだろう。 安易に巻くと意外と足元が悪く、ホールドも少ないので怖い |
その他周辺情報 | 河鹿荘 |
写真
感想
朝、宴会の余韻に浸りつつ目を覚ます。
茅葺きの里には雲がかかり、天気はいまいちかと思われたが、朝御飯の準備をしているうちに青空が見え始める。
今日も芦生のカラオ谷を登る。滝が続くらしくなかなか楽しめそうだ。
昨日の田歌の集落も通りすぎて少し進むと、道のカーブにカラオ谷入川道という看板があり、路肩に駐車。
適当に準備をして出発。
川岸に降りて、由良川を渡っての入渓となる。
水深が膝上くらいまであり、足が取られそうで少し怖い。スクラム渡渉すればよかった。
気をとりなおして、入渓して進んでいく。
少し暗めだが、しばらく進むと小気味よく滝が出てきて快適に登攀していく。
すると7〜8mの滝が2段続く箇所が出てくる。どちらも直登は難しそう。
1段目の右岸のルンゼ状から登っていく。ガレ+足元悪い+掴むもの少ないという3コンボ。
ザイルを出してルンゼを登り、太い立木で一回区切る。
今度は微妙な草付き斜面をトラバース気味に続く滝の滝上まで。これまた掴むものの少ない微妙な感じ。ザイルを伸ばす。
どちらのピッチも30mザイル一杯。50mでもギリギリ届かなそうだ。
続く3mほどの滝も左岸を直登したが、微妙なのでザイルを出す。
思いの外、緊張を強いられ充実感も伴ってくる。
その後は小さな函地形の滝が続き、全身を駆使して(濡れないように必死で)突破したりと、続く滝を次々と突破していく。
ゴルジュ地形も一段落して以降も滝が続く。多すぎてどんな感じだったか詳細は思い出せないが、ところどころ直登が難しいものもあり、巻きに逃げるとザイルは出さないまでも掴むもが少なく、足元が脆い嫌な感じのところもあった。
ふと見渡すと、両岸にはサワグルミやミズナラ、ブナの巨木が目立つ。まさしく芦生らしい森となってくる。
その後もザイルは出さないものの、登りごたえのある滝や大きな滝がぽんぽん出てくる。
山と渓谷社の関西起点100では1級上となっているが、2級くらいはある。
他の1級上の沢と同じ感覚で行くと痛い目を見るし、ザイルは必携だと思う。
そんなこんなで、奥二股まできて滝も一段落。目印となる窯跡を確認して進んでいく。
少し秋めいてきている原生林を眺めつつ最後の一滴まで確認して急斜を息を切らしながら登り稜線まで。
少し歩いてオークラの尾へ。昨日に引き続きなんてことのないピークだが芦生らしい。
そして下山路に入るが、北山や芦生らしいなだらなで広い尾根で現在地確認が難しい。
そんな中で派生尾根へおろしていくので、なおさら慎重に地図読みをしなければならない。
時折見えるキノコに目移りしながらも尾根を外さないようにおろしていき、由良川本流へ下りていく。
尾根末端でタマゴタケがぽこぽこ生えていて大喜び。
再度の由良川の渡渉は3人ずつでスクラム渡渉して確実に突破して車まで。なかなか充実の遡行となった。
今日も温泉は河鹿荘。汗を流した後は河鹿荘のレストランでご飯。ジビエ料理はボリューミーで美味しかった。
帰りも道の駅でキノコを買ったりして、楽しい週末は過ぎていった。
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