竹寺と子ノ権現


- GPS
- 08:19
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,099m
- 下り
- 1,087m
コースタイム
- 山行
- 7:11
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 8:09
浅見茶屋で、重めのおやつ(笑)
天候 | 雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません。 |
その他周辺情報 | 帰路浅見茶屋さんで肉汁つけうどんをいただき、おいしかった〜! 吾野駅前にも食堂兼売店があります。 |
写真
この後で、相方さんが川の反対側に向かってるサワガニを川に戻してあげようとしたら、はさまれました(笑)親切心はサワガニには通じなかったようです。
この少し先の左手道端にうずくまる獣を発見。
最初、イノシシが昼寝してるのかと思い、どうしようかと思いましたが、そっと近づいてみたら、うずくまるように亡くなっていたカモシカの遺体でした。
自然の摂理とは言え、よかったような、よくなかったような…
感想
以前から行ってみたかった竹寺と子ノ権現。ようやく暑さも一段落したので、行ってきました。
今までは天気のいい日ばかり行ってましたが、午後は晴れる予報なので決行しました。
雨が降っていた時間帯はほとんど杉林の中で、車道に出たのは雨が止んだ後だったので、思い切って行ってよかったです。森もなんだか生き生きして見えたし、サワガニもあちこちで見ることができました。
土砂降りの時にわざわざ出かける気にはならないけど、この程度の雨ならまた行こうかな。
久しぶりの吾野駅。駅前に団体さんが集合していましたが、私たちの向かう方向は他にはいないみたいで、私と相方さん2人だけで向かいます。
まずは吾野湧水を目指し、途中にあった法光寺に立ち寄り、安全を祈願。
西武線をくぐるトンネルはなんだか薄暗かったけど、相方さんが電灯のスイッチに気付き、点けさせていただきました。通り抜けたら忘れずにスイッチ・オフ。
トンネルを出て、吾野湧水への道標通りに向かうとすぐに吾野湧水に到着。雨が降っていたので、見ただけですぐに出発。
お墓の脇を通り、左手民家の脇に大高山・天覚山の道標がありました。入ってすぐに杉林の急登。距離はそれほど長くなかったけど、合羽きてるので仕方ないけど蒸れて暑い。サウナスーツ状態(笑)でも痩せない(笑)迷うようなところもないので、ひたすら前坂まで登ります。
前坂で大高山・天覚山と道がわかれますが、後もところどころに出ている道標通りに進むと、車道に出ます。車道に出てからは少し降りて、しばらく歩くと右手に竹寺への道標があり、またしばらく歩くと今度は左へ。すると正面が民家の行き止まり。え〜っ!迷った!?と一瞬あせりましたが、この民家の門のすぐ手前左側小川の脇に踏み跡があり、少し入っていくと民家の塀に竹寺への道標があり、一安心。小川と塀沿いに進むとまた山道が始まりました。上り始めてまもなく相方さんがサワガニを発見。サワガニなんて、久々に見た気がする。この後もあちこちでサワガニを見かけましたが、雨の日だったから散歩してたのでしょうか。
長久保坂の手前に小さな祠を見つけ、一休み。周りに巨木の切り株がありましたが、落雷にやられたようで、焦げてました。ご神木だったのかな?
しばらく歩くとまた車道に出ます。雨も止んできたので、権五郎神社で持参のおにぎりで軽めの昼食。
しばらくは車道を道なりに歩くと、右手に竹寺への看板が見えてきました。ここを右折すると公衆トイレがあります。通過し、少し行くと道路の左脇に茶色い毛皮の塊が見えました。一瞬イノシシが昼寝をしているように見えて、向かってきたらどうしようかと本気で焦りました。そっと近づいてみると角が見え、カモシカの遺体と判明。怪我か何かで弱って、うずくまった姿勢でそのまま亡くなったようです。安堵はしたものの、自然の摂理とは言え、なんだかな…
車道をしばらく登っていくと、右手に竹やぶが見え、竹寺到着。歩行者用の入り口を入ると、竹やぶの中の気持ちいい道。そしてすぐに竹寺到着です。竹で出来た鳥居をくぐり、本堂に向かうと、途中の鳥居に茅の輪があります。これをくぐると屋根に草が生えた本堂が見えてきました。神仏習合の遺構というだけあって、お寺のような神社のような不思議な建物。来ることができてよかったです。本堂脇にトーテムポールがあり、古いほうは落雷にあったようでした。
本堂裏から子ノ権現への道が続きます。途中神送り場の名残などがあり、歩いているとまもなく開けた場所に出ました。前方に子ノ権現の看板が見えてきたので、下を見ると白い巨大な手が。竹寺から子ノ権現は思ったより早く到着しました。
裏手から入ったので正面にまわると、どっしりとした屋根の本坊がまず現れました。手を清め、本堂へ向かうとおなじみの鉄の巨大なわらじが。足腰にご利益があるお寺なので、これからも無事に登山が続けられますように祈願しました。
仁王様にご挨拶し、黒門をくぐるとそこには鳥居が。こちらもまた神仏習合の名残なのでしょうか。鳥居の前に土産物屋が数件ならんでました。
二本杉は数年前に落雷にあったとかで、無残な姿でした。それでも巨大さはわかるので、落雷前の姿を見てみたかったな。
しばらく車道を道なりに降りていくと、右手に浅見茶屋の幟と吾野駅への道標が見えてきます。そこからはまた山道に戻ります。雨上がりなので、すべらないように慎重に降りていくと、30分弱で舗装路に出ました。お目当ての浅見茶屋はそこからはすぐです。
古民家を改装した建物でジャズが流れ、遅めの時間だったので、お客も数組しかいなくてゆったりした雰囲気でした。味噌こんにゃくと肉汁つけうどんをおいしくいただいてきました。また行って食べたいな…
駅までの道が意外と長かったけど、おいしい食事ですっかり回復。奥武蔵の古刹巡りは、なかなか歩き甲斐もあり、大満足でした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する