奮い立って大山へ


- GPS
- 05:21
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 1,108m
- 下り
- 1,108m
コースタイム
- 山行
- 4:53
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 5:20
天候 | 山麓は曇り 山頂は晴天! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
連休中日の夕方16時台到着で7割ぐらい埋まっていた。登山口からほぼ同じぐらいの距離の下山駐車場もある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
とにかく階段が多い 9合目からは木道だが雨後は滑りやすい 紅葉はまだまだ |
その他周辺情報 | 車中泊のため前夜利用した豪円湯院 http://www.goenyuin.com/ 駐車場すぐそばのmont-bell大山店で持ってき忘れたコーヒーカップを購入 更に下山後再びよって大山店オリジナルTシャツも買ってしまうというおのぼりさんぶり |
写真
装備
個人装備 |
ザック
レインウェア
ヘッドランプ
懐中電灯
ファーストエイドキット
シップ
解熱鎮痛剤
芍薬甘草湯
下痢止め
小はさみ
コンパス
熊よけ鈴
予備靴紐
スマホ予備バッテリー
山と高原地図
手拭い
手袋
帽子
登山靴
カメラ
時計
食料
飲料
予備食
クッカー
ガスカートリッジ
|
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備考 | 強風で寒さもあったのでガス類持参して正解でした。 |
感想
ロングバケーションとなっている10月。
東北に続いて本来いの一番に行く予定だった大山へ行ってきた。
そもそも神奈川県の大山(おおやま)に登った時にこの休みを使って行こう!と思っていたので意気込みだけは群を抜いていた。
そうして運転すること9時間半、前日に登った御飯岳の記憶も遠のきながら自分史上最長の運転距離を経て登山口のある南光河原駐車場に到着したのだった。
到着早々目の前にあるモンベル大山店でウェアを物色して更にその奥にある豪円湯院に即入浴。前夜にこんだけ旅行気分で明日は大丈夫なのか?と自問自答しつつ気が付いたら深い眠りについていた。
と、言いたいところだが夜間にポツポツと降り続く雨。時折強く振ったりして車の屋根を打つ音に何度も目覚める。それでも何度目かの浅い眠りについた。
翌朝、雨は上がっておりどうにか出発時はスムーズに行けそうな天気だ。駐車場は連休最終日ということと予報が晴れだったせいなのか昨夜から8割がた埋まったままだ。
6時前から登りだしたがふと気が付く。この時間からちらほら下山者がいるのだ。
山頂に泊まれるところあるんだっけ?と下調べが浅いのをそっちのけでひたすら登るが天気は一向に良くはならない。
1000m辺りから風も強くなり寒いのだが湿度のせいか汗は流れ出る。
登れど登れど日は出ないが汗は出る。天気予報のコンチクショウ!と心で悪態をつきながら登って行ったがついに9合目。
木道が敷かれた道になってもガスが酷くとにかく山頂を踏みに行くことだけが目的になりガスと同じようにモヤモヤしながらふと見上げると、
前から強い光が差した。
なんという嬉しいご褒美だ。山頂だけが晴れていたのだ。諦めたところからのテンションの上がり方と言ったら今まででもそうそうない針のふれ方だった。
山頂からは景色こそ雲の中だがその雲海がため息の出る眺め。
ここぞとばかりに避難小屋にいた人たちも外に出てきてその美しい光景に感動をあらわにしていた、と勝手にそう思った。そして同時になるほどと。ここからのご来光目当てでナイトハイクや早朝ハイクの人が多く入っており、避難小屋の広さも手助けとなって6時台〜8時台の下山者が多かったのが理解できた。
自分も月山の時の遠征時の教訓を生かして今回はガスカートリッジを持参。寒さもあったのでこれが大正解だった。小屋の中でノンストレスで温かいカップ麺やらココアを飲めたのは幸せの味3割増しぐらいだったのではなかろうか。
幸せの味は舌だけにとどまらなかった。
下山時は天気はどんどん回復してゆき、ダイセンキャラボク(多分)の広がる山頂付近を巡り、行者コースに下山路をとると人も少なくなりすれ違いのストレスも減る。
そしてなんといって神社仏閣史跡巡りの下山路は途中で寂静山へと岐路がありそちらへ向かった。ここから再び大山寺方面へ戻りつつ最後は僧兵コースという道で駐車場へ帰る。そしてこの道中では何といっても野鳥観察だ。新しい鳥や久しぶりに会えた、というか撮れた鳥も居て目にも心にも幸せを味わえたのだった。
ここまで来たのだから無事下山後はその大山と日本海を眺めるべく、ちょっぴり海まで足を延ばすことにして間髪入れずに車を走らせた。
はじめまして(*^^*)
お疲れさまです!
埼玉から、はるばるようこそ大山へ!
コースタイム拝見して、たぶん7合目あたりですれ違った方だと思います!
遠くから来られて途中からでも大山の絶景を楽しんで頂けて、ホントに良かったです❗
その上、美保が関や蒜山にも足を運ばれたようで、中国地方人としては、嬉しい限りです。
(蒜山は下蒜山が個人的には一番眺めが素晴らしいと思っているのですが)
以前、大山登った時に埼玉から来られた男性のソロの方と少しお話ししましたが、眺望良くない日でとても残念がられてました。
もう埼玉への帰路に就かれているのでしょうか?
大山は他にも様々なルートがありますので、遠いですが是非またお越し下さいね❗
初めまして。
前夜はしとしと降る雨に、当日はどんより曇った空と強風になんてこったい!と思っていました。
早いとこ山頂についてとっとと帰ろう、とまで思っていた木道歩きの終盤でまさか雲を突き抜けあの展望が見られるとは思わず、「大山、やるな!」とリバウンド的な喜びにかられたのを思い出します。美保が関から眺めるのも蒜山から眺めるのも非常に魅力的な山ですね。
蒜山は三山縦走したかったのですがそこまでの脚力は持ち合わせていなかったのでそう聞いてしまうと悔やまれます(笑)
なかなか連休の取れない仕事なので次は定年後だろうと思っていますが今回の中国地方遠征は山も景勝地もとてもいい思い出になりました。
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