ハンターチャンスDE伊吹山
- GPS
- 04:56
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,267m
- 下り
- 1,265m
コースタイム
- 山行
- 4:06
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 4:52
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
傾斜が緩く作ってあるのでとても登りやすく感じた。 4合目から先が本格的な登りか。 山頂周遊は地味にアップダウンがあるのでやらなかった。 |
その他周辺情報 | 薬草の湯 600円 |
写真
装備
個人装備 |
ザック
レインウェア
ヘッドランプ
懐中電灯
ファーストエイドキット
シップ
解熱鎮痛剤
芍薬甘草湯
下痢止め
小はさみ
コンパス
熊よけ鈴
予備靴紐
スマホ予備バッテリー
山と高原地図
手拭い
手袋
帽子
登山靴
カメラ
時計
食料
飲料
予備食
クッカー
ガスカートリッジ
|
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感想
遠征4日目(移動日含む)。いい加減世捨て人状態も堂に入り自身最長のあごひげを携えて挑んだのが伊吹山だった。
当初の予定ではこの日は別の山を練っていた。しかし天気予報が芳しくなく、用意していなかった伊吹山の地図をモンベル大山店で購入して、蒜山下山後のコインランドリーで計画を練り直したのだった。
駐車料金・入山料と小銭を事前準備し、その割には連戦登山で筋肉準備ができておらず不安ながらも時間はあるさ、とロンバケ風来坊の強みを生かしマイペースで登る。スタートの駐車場にはトレランの男性が1名先発したのみだった。
2合目もまだ見えぬ辺りで鳥を追いつつ登り、3合目から見えてくる伊吹山のデカい山容におののきトイレに駆け込む。
なぜか近い4合目をあっさり通過したところから本格的な登りが始まる。
5合目の自販機に喜び、故障中のガムテープに愕然とし、あとは自分(の筋肉痛)との戦いだ。
晴れているが秋の日差しは体力を削るほどの邪悪さは無く、琵琶湖や全く名前のわからない山々や町の景色に心は弾む、息も弾む。
6合目、7合目と特段感想はない。ひたすら足の筋肉痛が足吊りにならないよう気をかけながら登る。だましだましってやつだ。
気が付けば8合目を過ぎ、ここで休む気にもならずひたすら頂上を目指す。
たかが1300m台の山と侮るなかれ、とても登りがいのあるその山は山頂は広く茶屋も充実している。そしてその向こう側には呆気にとられるほどすぐそばに駐車場まである。
ひととおり山頂付近を見学し思ってもなかった山頂でのソフトクリーム休憩でスイッチが切れた。
外に出て再び琵琶湖を眺める。そういえば依然読んだことのある万城目学著書の「偉大なる、しゅららぼん」という小説が琵琶湖を舞台にこの伊吹山の描写もあったのを思い出した。そんなどうでもいいことをぼんやりと思いながら下を見れば、平日なのにこんなにいるのか??となるほどに人がどんどん登ってくる。駐車場側からは観光客も上がってくる。
そんな光景がこの山の普段なんだろうなと変なところで遠征に来た感慨にふけってしまった。
下山は颯爽と下りて行ったが見慣れた男性が登ってきた。
スタート地点の駐車場にいた男性だ。いや、驚いたのはその人は既に4合目辺りで下山してきたのでトレランてすげえな、別物だな、と思ったのも甘かったわけだ。
そんな姿につい感化されてしまうのは男の性なのかお子様思考なのか私もサクサク下りていく。
3合目でリフトの方に登って行ってフラフラさまよったりもしたが、ほぼ順調に下りて1合目でついにそのトレラン男性に追いつき追い越されていった。私が1登りする間に二登したのだからたまげたものだ。
デカい山容に、小広い山頂。デカい琵琶湖、とトレランの体力。
いろいろとんでもない滋賀の名峰、伊吹山は偉大なる山だった。
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