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Yamareco

記録ID: 980977
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

【下の廊下・欅平〜黒部ダム】美しくチョッピリ怖い黒部の渓谷・動画つき

2016年10月09日(日) 〜 2016年10月10日(月)
 - 拍手
体力度
9
2〜3泊以上が適当
GPS
16:26
距離
29.7km
登り
3,921m
下り
3,488m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:53
休憩
0:10
合計
5:03
距離 10.7km 登り 1,437m 下り 1,543m
11:04
116
13:00
37
13:37
13:39
5
13:44
13:52
92
2日目
山行
8:54
休憩
1:23
合計
10:17
距離 19.0km 登り 2,496m 下り 1,956m
6:01
27
6:31
5
6:36
6:42
28
7:10
7:11
36
7:47
63
8:50
9:30
66
10:36
10:37
50
11:27
11:58
31
12:29
104
14:13
14:17
93
15:50
黒部ダム
天候 10/9 雨→曇
http://www.tenki.jp/past/2016/10/09/chart/
10/10 曇→晴
http://www.tenki.jp/past/2016/10/10/chart/

■服装
厚手のベースレイヤーに、時折薄手のソフトシェルを重ねる。

■テント泊
シュラフはモンベル#3
ダウンを着て、チャックは全開。
過去天気図(気象庁) 2016年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
■往路
東京→富山(北陸新幹線)前日泊
富山→宇奈月温泉(富山地方鉄道)
宇奈月温泉→欅平(黒部峡谷鉄道・トロッコ列車)
http://www.kurotetu.co.jp/sp/


■復路
黒部ダム→扇沢(トロリーバス)
http://www.kurobe-dam.com/trolleybus/
扇沢→信濃大町(タクシー・バスと同じ金額で乗せてくれるという話だったので乗車)
信濃大町→松本(JR大糸線)
松本→新宿方面(JR中央線)
コース状況/
危険箇所等
難易度は高くはないが、行程の多くは落ちれば『墜落』して即死するような岩壁伝いに付けられた道を歩く。

中には数百メートルの高さの崖もあるため、つまづいたり、荷物を壁に引っ掛けるだけで命取りに・・・

終始足元や頭上に注意を払って歩く必要がある。
注意力の切れ目はこの世との別れ目となる。

ザックからものをはみ出させないように心がけたい。伸縮式のトレッキングポールをザックに収める時も、分解して飛び出ないようにした方が良い。

壁は必ず進行方向右手(逆走だと左手)にあるため、壁と逆側に取り付けた方が安心だ。

■水平歩道(欅平〜仙人ダム)
大太鼓など高度感のある箇所はあるが、落ち着いて行動すれば危険はない。壁に手すり代わりにワイヤーが張ってある。

志合谷の沢の下を150mものトンネルがあり、ヘッドランプが必要。足元は水が溜まっており、ひどい時は膝や腰ほどまで浸かるとか・・・トンネルの端っこを通るか、あるいは石の上を歩くとさほど濡れなくて済む。

■日電歩道(仙人ダム〜黒部ダム)
水平歩道より、岩がむき出している箇所もあり、少し難易度は上がるが、問題のないレベル。

今年は一部歩道の整備が整っていないとの情報。(張り紙あり)日電歩道のちょうど中間地点、白竜峡手前あたりは、ワイヤーが切れている箇所があった。通行に支障のあるレベルではない。

落石の事故が起こっているので、崩落箇所は頭上に気をつけつつ、速やかに通り過ぎたい。

沢を7-8箇所横切るので注意!そのうち2箇所は滝をくぐるため、濡れ対策をした方が良い。沢を横切る時にで足を滑らせたのか?骨折?をしていた人に出くわした。(ヘリをよんで救助されたようだ。)

崖っぷちの沢を横切るというシチュエーションも多分にある。濡れることを恐れず、足場の良いところを選んで横切った方が良い。
その他周辺情報 ◾阿曽原温泉
山小屋のワイルドな温泉。テント場より5分ほど下ったところの露天風呂。男女1時間おきに交代で入れる。
テント場 700円 入浴料 500円
http://azohara.niikawa.com

■風呂・信濃大町駅前
七倉荘旅館。日帰り入浴が500円にて可能。
http://www.nanakuraso.co.jp/smart/
秋だけに通行可能となる黒部の名所、黒部川沿いの道を歩く、下の廊下に行ってきました。
2016年10月10日 10:52撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
10
10/10 10:52
秋だけに通行可能となる黒部の名所、黒部川沿いの道を歩く、下の廊下に行ってきました。
まずは、富山で前日泊!富山の海の幸で下を堪能します。『白えび』や『げんげ』は富山ならでは!写真は白エビのかき揚げです。
2016年10月08日 19:25撮影 by  X-A1, FUJIFILM
5
10/8 19:25
まずは、富山で前日泊!富山の海の幸で下を堪能します。『白えび』や『げんげ』は富山ならでは!写真は白エビのかき揚げです。
トロッコ列車で欅平まで。小雨がパラついていたので、窓付きの車両に乗ったが、中には窓なし車両に乗るツワモノが・・・
2016年10月09日 08:51撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
3
10/9 8:51
トロッコ列車で欅平まで。小雨がパラついていたので、窓付きの車両に乗ったが、中には窓なし車両に乗るツワモノが・・・
夏以来の(またかい)水平歩道に戻ってきました。黒部第三ダム(仙人ダム)を作る物資を運ぶために作られた断崖の道です。この区間は剱岳のレコに詳しく書きましたので今回はダイジェストで。
2016年10月14日 12:41撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
4
10/14 12:41
夏以来の(またかい)水平歩道に戻ってきました。黒部第三ダム(仙人ダム)を作る物資を運ぶために作られた断崖の道です。この区間は剱岳のレコに詳しく書きましたので今回はダイジェストで。
大太鼓!数百メートルの断崖をくりぬいた道です。高度感抜群!
ワイヤーが壁伝いにはられているので安心です。ここですれ違いたくないな〜
2016年10月09日 12:28撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
7
10/9 12:28
大太鼓!数百メートルの断崖をくりぬいた道です。高度感抜群!
ワイヤーが壁伝いにはられているので安心です。ここですれ違いたくないな〜
名物!志合谷のトンネル!150mもあります。ひどい時は腰まで水につかるという悪名高いトンネルですがこの日は10cmほどでした。
2016年10月14日 12:39撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
5
10/14 12:39
名物!志合谷のトンネル!150mもあります。ひどい時は腰まで水につかるという悪名高いトンネルですがこの日は10cmほどでした。
小さい秋見つけた!
紅葉は始まりかけです。見頃は10月下旬から11月上旬くらいだとか。
2016年10月09日 13:17撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
5
10/9 13:17
小さい秋見つけた!
紅葉は始まりかけです。見頃は10月下旬から11月上旬くらいだとか。
ナナカマドの実が可愛らしい
2016年10月09日 13:21撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
2
10/9 13:21
ナナカマドの実が可愛らしい
折尾谷の滝です。何かポーズをとらずにはいられません。そうでしょ!そうでしょ〜〜(^_^;)
2016年10月09日 13:49撮影 by  X-A1, FUJIFILM
12
10/9 13:49
折尾谷の滝です。何かポーズをとらずにはいられません。そうでしょ!そうでしょ〜〜(^_^;)
阿曽原温泉に到着!断崖を歩く水平歩道を辿らないと来れないことから、『日本一危険な温泉』と呼ばれるそうな。
2016年10月09日 17:53撮影 by  iPhone 6s, Apple
3
10/9 17:53
阿曽原温泉に到着!断崖を歩く水平歩道を辿らないと来れないことから、『日本一危険な温泉』と呼ばれるそうな。
連休ということもあり、テント場はギッシリでした。これは朝の写真ですので、これで少し緩和された状態。
2016年10月14日 12:44撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
5
10/14 12:44
連休ということもあり、テント場はギッシリでした。これは朝の写真ですので、これで少し緩和された状態。
仙人ダムまで歩くと関係者用の列車の線路を横断します。
2016年10月10日 06:32撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
2
10/10 6:32
仙人ダムまで歩くと関係者用の列車の線路を横断します。
高熱隧道いまだ健在!ものすごい湿度の空気が列車のトンネルから流れてきます。建設当時の困難が伝わってきます。
2016年10月10日 06:33撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
2
10/10 6:33
高熱隧道いまだ健在!ものすごい湿度の空気が列車のトンネルから流れてきます。建設当時の困難が伝わってきます。
静かにエメラルドグリーンの水を湛える仙人ダムを超え、進行方向左手の岸に渡ります。
2016年10月10日 06:45撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
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10/10 6:45
静かにエメラルドグリーンの水を湛える仙人ダムを超え、進行方向左手の岸に渡ります。
ここから先を日電歩道と言います。しばらく車道が続きます。こういった平らな道は全行程の中でもわずかです。
2016年10月10日 06:51撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
10/10 6:51
ここから先を日電歩道と言います。しばらく車道が続きます。こういった平らな道は全行程の中でもわずかです。
トンネルをくぐって・・・
2016年10月10日 06:55撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
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10/10 6:55
トンネルをくぐって・・・
黒部第四発電所。雪崩の被害を受けないために山の中にあるのでしょう。それだけ厳しい地形だということなのだと思います。
2016年10月10日 06:58撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
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10/10 6:58
黒部第四発電所。雪崩の被害を受けないために山の中にあるのでしょう。それだけ厳しい地形だということなのだと思います。
東谷吊橋を渡って、再び進行方向右手の岸に渡します。
この吊り橋、めちゃくちゃ高度感があります。添付のビデオで見るとよくわかります。
2016年10月15日 14:37撮影
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10/15 14:37
東谷吊橋を渡って、再び進行方向右手の岸に渡します。
この吊り橋、めちゃくちゃ高度感があります。添付のビデオで見るとよくわかります。
再び、水平歩道のように崖沿いの道が始まります。水平歩道と日電歩道は、関西電力が国定公園の中にダムを作る代償として、観光客向けに整備をしているのだとか。毎年3000万くらいの費用がかかるのだそうです。
2016年10月10日 07:33撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
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10/10 7:33
再び、水平歩道のように崖沿いの道が始まります。水平歩道と日電歩道は、関西電力が国定公園の中にダムを作る代償として、観光客向けに整備をしているのだとか。毎年3000万くらいの費用がかかるのだそうです。
S字峡。望遠レンズで撮っているのでわからないですが、遥か下に見えます。
2016年10月10日 07:52撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
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10/10 7:52
S字峡。望遠レンズで撮っているのでわからないですが、遥か下に見えます。
こんな滝をくぐるのですが、傘なら濡れずにおきがるにクリアできます。通行人に写真撮られまくりましたが・・・バランス良く歩ける人の高度なワザなんだぞ!なんて
2016年10月14日 12:42撮影
9
10/14 12:42
こんな滝をくぐるのですが、傘なら濡れずにおきがるにクリアできます。通行人に写真撮られまくりましたが・・・バランス良く歩ける人の高度なワザなんだぞ!なんて
日電歩道も、水平歩道のようにくりぬかれているところが多いです。
2016年10月10日 07:57撮影 by  X-A1, FUJIFILM
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10/10 7:57
日電歩道も、水平歩道のようにくりぬかれているところが多いです。
真ん中に人が写ってるのわかりますか?巨大な断崖に道を通しているのがよく分かるでしょう。すべてのスケールがすごく大きいんです!
2016年10月10日 07:58撮影 by  X-A1, FUJIFILM
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10/10 7:58
真ん中に人が写ってるのわかりますか?巨大な断崖に道を通しているのがよく分かるでしょう。すべてのスケールがすごく大きいんです!
崩れているところもあるので落石に注意しながら歩きます。実際落石に直撃したという事故もよく聞くので、ヘルメットはした方が良いでしょう。
2016年10月10日 08:00撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
1
10/10 8:00
崩れているところもあるので落石に注意しながら歩きます。実際落石に直撃したという事故もよく聞くので、ヘルメットはした方が良いでしょう。
高度感は半端ないですが、道はしっかりしているので、注意力さえ切らさなければ、危険はありません。つまづくとアウトですけど。
2016年10月10日 08:01撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
2
10/10 8:01
高度感は半端ないですが、道はしっかりしているので、注意力さえ切らさなければ、危険はありません。つまづくとアウトですけど。
少し川からの高度が下がってきました。
2016年10月10日 08:44撮影 by  X-A1, FUJIFILM
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10/10 8:44
少し川からの高度が下がってきました。
足元を撮ってみました。高いところが苦手な人には、この道は拷問かもしれませんね。
2016年10月14日 12:43撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
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10/14 12:43
足元を撮ってみました。高いところが苦手な人には、この道は拷問かもしれませんね。
十字峡にかかる吊り橋。
2016年10月10日 08:53撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
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10/10 8:53
十字峡にかかる吊り橋。
吊り橋の下を見下ろすと、ごおごおと音を立てながら、水が十字峡に流れ込んでいます。
2016年10月10日 08:54撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
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10/10 8:54
吊り橋の下を見下ろすと、ごおごおと音を立てながら、水が十字峡に流れ込んでいます。
十字峡に到着、川が十字に交わる場所って、考えてみれば珍しい。黒部には無数の沢があるので、こんな偶然もあり得るんでしょうね。橋を渡って初めの広場(もう一つ上にもある)の左手奥から少し下ったところにこの展望台があります。
2016年10月10日 09:23撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
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10/10 9:23
十字峡に到着、川が十字に交わる場所って、考えてみれば珍しい。黒部には無数の沢があるので、こんな偶然もあり得るんでしょうね。橋を渡って初めの広場(もう一つ上にもある)の左手奥から少し下ったところにこの展望台があります。
ダムはまだかいな〜
2016年10月10日 09:40撮影 by  X-A1, FUJIFILM
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10/10 9:40
ダムはまだかいな〜
いくつもの沢を横切ります。濡れないようにするより、濡れてもいいから足場の良い場所を選ぶことを優先しましょう。コケたらおしまいですので・・・
2016年10月10日 09:46撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
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10/10 9:46
いくつもの沢を横切ります。濡れないようにするより、濡れてもいいから足場の良い場所を選ぶことを優先しましょう。コケたらおしまいですので・・・
見上げれば滝の上に青空が!すごく気持ちのいい山旅になってきました!
2016年10月10日 09:46撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
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10/10 9:46
見上げれば滝の上に青空が!すごく気持ちのいい山旅になってきました!
2016年10月10日 09:49撮影 by  X-A1, FUJIFILM
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10/10 9:49
黒部では、雨が降ると、名もなき沢があらわれ、そしてきえてゆくのだそうです。
2016年10月10日 09:58撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
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10/10 9:58
黒部では、雨が降ると、名もなき沢があらわれ、そしてきえてゆくのだそうです。
この辺り、整備が追いついていない箇所があります。
おっとっとっとっと・・・ここは慎重に!
2016年10月10日 10:34撮影 by  X-A1, FUJIFILM
10
10/10 10:34
この辺り、整備が追いついていない箇所があります。
おっとっとっとっと・・・ここは慎重に!
そしていよいよ、ここからが本日の核心部、ザ・白竜峡には入ります。
2016年10月10日 10:50撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
2
10/10 10:50
そしていよいよ、ここからが本日の核心部、ザ・白竜峡には入ります。
川幅が狭くなり、川面に近づくので、大迫力です。道も狭いので恐怖レベルも増します。
2016年10月10日 10:49撮影 by  X-A1, FUJIFILM
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10/10 10:49
川幅が狭くなり、川面に近づくので、大迫力です。道も狭いので恐怖レベルも増します。
一箇所だけ、ほんのちょっとだけ登るところがあります。
2016年10月10日 10:54撮影 by  X-A1, FUJIFILM
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10/10 10:54
一箇所だけ、ほんのちょっとだけ登るところがあります。
今までにも増して、道がくり抜かれています。ザックが引っかからないように注意が必要です。
2016年10月10日 11:16撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
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10/10 11:16
今までにも増して、道がくり抜かれています。ザックが引っかからないように注意が必要です。
峡谷と山と青空・・・この白竜峡は必見です!
ぜひぜひ!
2016年10月10日 11:23撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
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10/10 11:23
峡谷と山と青空・・・この白竜峡は必見です!
ぜひぜひ!
光と陰のこんトラストが美しい。
2016年10月10日 11:17撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
10/10 11:17
光と陰のこんトラストが美しい。
そして再び道は川から上がります。
2016年10月10日 11:26撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
1
10/10 11:26
そして再び道は川から上がります。
昨日雨だったので青空がとっても嬉しい!核心部で晴れてよかった〜!
2016年10月10日 11:27撮影 by  X-A1, FUJIFILM
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10/10 11:27
昨日雨だったので青空がとっても嬉しい!核心部で晴れてよかった〜!
わっしょいわっしょいと、ちょっとガケを下ると・・・・
2016年10月10日 11:29撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
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10/10 11:29
わっしょいわっしょいと、ちょっとガケを下ると・・・・
黒部別山谷の出合。ここで休憩
奥に見えるのはアカムケの壁。手前で休憩している人と比べるとその巨大さがわかります。
2016年10月10日 11:48撮影 by  X-A1, FUJIFILM
1
10/10 11:48
黒部別山谷の出合。ここで休憩
奥に見えるのはアカムケの壁。手前で休憩している人と比べるとその巨大さがわかります。
とてもしっかり整備されているので安心です。
義務で作っているとはいえ、こんな危険な場所で作業をする方達がいるわけで、感謝せずにはいられません。
2016年10月13日 09:50撮影
6
10/13 9:50
とてもしっかり整備されているので安心です。
義務で作っているとはいえ、こんな危険な場所で作業をする方達がいるわけで、感謝せずにはいられません。
やがて道はなだらかになってきます。
2016年10月10日 13:15撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
2
10/10 13:15
やがて道はなだらかになってきます。
河原にでて休憩。
本当は別の山に行く予定で、天候の関係で変更したのですが来てよかったな〜
2016年10月10日 13:31撮影 by  X-A1, FUJIFILM
10/10 13:31
河原にでて休憩。
本当は別の山に行く予定で、天候の関係で変更したのですが来てよかったな〜
休憩していると救助ヘリが飛んでいました。途中で骨折か何かをしたパーティーに会ったのですが、そのパーティーが呼んだようです。無事で何よりでした。
2016年10月10日 13:29撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
1
10/10 13:29
休憩していると救助ヘリが飛んでいました。途中で骨折か何かをしたパーティーに会ったのですが、そのパーティーが呼んだようです。無事で何よりでした。
秋の訪れが感じられます。
2016年10月10日 13:47撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
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10/10 13:47
秋の訪れが感じられます。
内蔵助出合の直前には崩落箇所があって、落石に注意です。再びヘルメットをしました。
2016年10月10日 14:03撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
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10/10 14:03
内蔵助出合の直前には崩落箇所があって、落石に注意です。再びヘルメットをしました。
内蔵助の出会いに到着。あと少しで黒部ダムです。
2016年10月10日 14:14撮影 by  X-A1, FUJIFILM
10/10 14:14
内蔵助の出会いに到着。あと少しで黒部ダムです。
最後の丸木橋を渡ります。
2016年10月10日 14:14撮影 by  X-A1, FUJIFILM
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10/10 14:14
最後の丸木橋を渡ります。
川沿いの道をのんびりと歩いていきます。
2016年10月10日 14:53撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
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10/10 14:53
川沿いの道をのんびりと歩いていきます。
黒部ダムに到着。
放水するダムに傾きかけた陽が当たり、物語の終わりが告げられます。長かった旅も終わりです。
2016年10月10日 15:14撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
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10/10 15:14
黒部ダムに到着。
放水するダムに傾きかけた陽が当たり、物語の終わりが告げられます。長かった旅も終わりです。

装備

MYアイテム
cajaroa
重量:0.24kg
個人装備
ベースレイヤー ソフトシェル ハードシェル ズボン 靴下 グローブ インサレーション ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図 コンパス 計画書 ヘッドランプ スマートフォンGPS 予備バッテリー 筆記用具 保険証 時計(高度計) ストック カメラ マット シュラフ ヘルメット
共同装備
ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ツェルト ガス バーナー コッフェル カップ テント ポール テントシート

感想

10月の連休は無雪期最後に、鋸岳でも縦走しに行こうかな・・・と思っていたら、土日の天気がなんとも芳しくないので変更することに。

月曜日の天気はだけは良さげなので、土日にアプローチして月曜日が本番の場所、しかも「遠くに行きました感」があるような場所がいいということで、黒部峡谷沿いにつけられた「超崖っぷちの道」をひたすら歩いていくという、下の廊下に行くことにした。

夏に水平歩道は歩いていたので、
「また行くのか!?」
という話もあったが、この時期しか通れないし、ある種チャンスである。

それに、剱から裏剣ロード、水平歩道まですんごい道をあるいて、黒部の自然に惚れてしまった自分としては、何度行ってもいいかもって思える場所だ。
「ま、いっか?」
と思えてしまう。

でも、行くのであれば、紅葉の時期の方がいい。谷全体が赤く染まるその景観はこの世のものとも思えないほど美しいらしい。シーズンは10月下旬〜くらいなんだとか。標高的には1000mくらいなので、タイミング的にはそんな時期なのだろう。

「ちょっとフライングしたかもな〜」
と思いつつ、
「あーきてよかったなー」「もう一度来てみたいなー」
と思わせるあたり
「やっぱり黒部だな」
と思う。

ある程度、緊張感をもって臨めるというか、それだけ自然が厳しいということなのかもしれないが、こっちもなんだか歩いていて生き生きしてくるのである。

相棒に「毎年来てもいいよ!」なーんて冗談で言ったが、本当に毎年来そうな勢いである。ぜひ紅葉も見てみたい。

今回、写真をとるのが厳しいかもと、アクションカメラをもっていったのだが(結局撮ったけど)、見返すと、映像の方が迫力が出ているので、興味のある人は映像をぜひ見てください!きっと行きたくなります!
(注:ヤマレコアプリだと見れません。ブラウザからお願いします。)



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コメント

行きた〜い!
cajaroaさん、こんにちは。

動画拝見しました📹
ワクワクするような魅力のあるコースですね。
いつか必ず訪れたいです。ちょっと遠いので前泊しないと辛そうですが、これから妄想登山して、あれこれ計画してみます(笑)

PS : 動画にご出演なさっているイノキチ君とクマ君(私は勝手にダズキチ(ボビー・ダズラーから拝借)と呼ばせていただいております😁)の動きには、思わず笑っちゃいました🤗
2016/10/15 18:14
Re: 行きた〜い!
ak0211さんこんばんわ

新幹線が開通して立山方面のアクセスが良くなり、前泊一泊二日ができるようになりました。新幹線通勤がごとく立山方面に行けてしまいますよ

僕らは富山駅のビジホに泊まるという
味気ない前泊でしたが
宇奈月温泉に泊まると旅情が出るので
そちらの方がオススメです。たかそうですけどね。

ぜひぜひ

ちなみに動画ですがあやつらの動きは、元々シュガー・ベイビー・ラブのbgmに合わせて躍らせる設定だったのですが、著作権と、相棒の選曲により合わなくなってしまい、ビミョ〜な感じになっています。(笑)

ちなみにダズラーのクマの名前ですが、うちでは、ひらがなで『まっくす』と呼んでいます。

ボビーダズラーは一体一体、手書きのメッセージカードがついているのですが、そのメッセージが、I enjoy life to the MAX!だったので。

いや、好きに呼んでくださって構いませんよ!(笑)
2016/10/15 19:28
動画素晴らしいです!
たのしい動画ですね私も拝見しました!楽しめました。
私も来週末同じルートで歩く予定です(が天気が微妙です)。
2016/10/15 20:15
Re: 動画素晴らしいです!
ikedaseijiさん
こんばんわ

動画見てくれてありがとうございます!
苦労して撮影、編集したので嬉しいです。

レコ拝見しましたが、先月も行かれているのですね。毎月行かれるなんて羨ましい!

そんな私も来年、紅葉のタイミングで見に行きたいと思ってます。

一週間後の天気はまだまだわかりませんよ
良い天気になりますように!
2016/10/15 20:59
素晴らしく美しく怖そうなコースですね〜
cajaroaさん、maamさん、こんにちは!

げぇ〜 また水平道ですか〜
このコースは、本当に行ってみたい!
けど、高所恐怖症なんでね ... w

水平道もそうですが、ボクの場合は、NO18の吊り橋が最大の恐怖!
劒からの下山で雷鳥沢に入るところの橋が怖かったくらいですから!w
まぢです!!

でも、やっぱり行ってみたい!
十字峡も見たいし、げんげも食べたい!

動画、面白かったです〜
2016/10/16 11:53
Re: 素晴らしく美しく怖そうなコースですね〜
shinさんこんにちは

私も実は高いところ苦手なんですが、気づくとこう言うところに来ています。(^_^;)

昔ガイドさんに怖いと思うのは何かができていないと言うことだと言われたことがあったのですが、それに気づけるなんて自分は特だなと肯定的に捉えるようにしています。(笑)

バランスが取れるようになったのかわかりませんが、そんなことをしているうちにだいぶ怖くなくなって来ました。

橋でNo.18の橋で怖かったのは『今年はメンテナンスしてないので1人ずつ渡ってください』と言う張り紙。。。2人だとダメで1人だと大丈夫と言う根拠はどこから来ているのかしら?と不安でした。(^_^;)

しかし高所恐怖症なのに大キレットに行かれるshinさんはすごい!

私も来年は行きたいな〜と思います。
2016/10/16 15:34
素晴らしい
cajaroaさん&maamさん、大変お疲れ様でした。前回のレポでも感じましたが、下の廊下、足がすくんで怖そうですがなんとアルペン心をくすぐるようなルートなのでしょう。延々と続く断崖絶壁を歩いているうちに岩壁と自分自身が同化してゆくような気にもなりそうです。ここは近い将来ぜひとも行ってみたいですね・・・。

そして映像も拝見しました。こちらも素晴らしいです(チャンネル登録させて頂きました )。私もいつかウェアラブルカメラ購入してこんな風に山の動画を撮り、編集してUP出来たら・・・という夢があります。その際にはぜひアドバイスお願いします
2016/10/16 12:56
Re: 素晴らしい
ryoさんこんにちは

黒部、アルペン心くすぐられますよ〜。

普通は山の通しやすいところに道を引いているのに対し、ここは無理だろうと言うところに無理やり道を引いているので、人が入り込めないような自然のど真ん中にお邪魔している感じがあるのが、くすぐられるところなのかもしれません。

山の岩場を経験していれば普通に行けるところですのでぜひぜひオススメです!

動画観ていただきありがとうございます!
山の動画撮影初めてだったので嬉しいです。

ビデオは実は70%くらいデジカメで撮っています。白竜峡でウェアラブルビデオカメラの電池が切れてしまいました。(^_^;)

途中から、定点撮影が多くなっているのはそのためです。

私も初めて使ったのですが、歩きながら撮らなければ、特別危ないところでない限り、普通のカメラの方がモニターで今撮っているものが確認できるので撮りやすかったです。

動画編集もプリインストールソフト(macのimovie)なので案外手持ちの機材でもいけるかもしれませんよ!
2016/10/16 16:14
渓谷と山と青空☆スリル満点の断崖絶壁!
cajaroaさん、 maamさん、こんにちは

楽しくレコ拝読させていただきました
動画も臨場感たっぷりでステキです
見る限り、整備されたトレイルのようですが、片側が断崖絶壁で容赦なく(?)、また、一部、床が抜けていて下がそのまま見える吊り橋といい、スリル満点!手に汗握りつつ、動画、観ました
「注意力の切れ目はこの世との別れ目」というくだりがなかなか言い得て妙!
また、その緊張感の先にある、ワクワク感や、絶景の素晴らしさ、そこから得られる感動!が感じられます
いつもながら、とても丁寧に編集されていて、また、注意事項なども、とても参考になりました
自分のこれからの山行にいかしていきたいと思います ありがとうございます<(_ _)>

黒部エリア、東京からだとなかなか遠いですが、新幹線の開通で便がよくなってなによりですよね!
このエリア、幼少期に家族旅行で訪れたことがあるので、トロッコ列車、宇奈月温泉、なんだか懐かしいです
行ってみたくなりました
2016/10/18 13:31
Re: 渓谷と山と青空☆スリル満点の断崖絶壁!
machagonさん
こんばんわ

あのスリルといいど真ん中に来ちゃった感といい、黒部はすごいですよ〜

また、神経をピンと張って歩いている方が私は好きなたちなので、なんかいいんですよね。

幼少期に宇奈月温泉とトロッコ列車っていいですね〜そういえば機関車の前で写真撮ってる子がいたな〜

あの路線自体、すでに下の廊下気分になれます。

つい注意事項書いてしまいましたが、目の前で骨折している人に出くわしたりすると、なんか書かないといけないかなぁなんて思ってしまいます。

先週末も滑落事故が起きて別パーティのガイドさんがロープ出して助けたんだとか・・・

どちらも大事に至らなかったみたいですが、自分達も気をつけねば・・と

ちなみに注意力の切れ目は〜と言うのは、実は、『腕力の切れ目はこの世との別れ目』とクライミングやっている方のブログからもじってつけたものです。

こう言う面白い表現力を身に付けたいと勉強?したりしています。

そんなことばっかやってるので大抵レコ書くのに一週間くらいかかっているのです(笑)
2016/10/18 22:28
何もかも素敵です★
cajaroaさん、はじめまして。

今シーズンは9月末に立山三山と剱を巡りましたが、来シーズンは早月尾根から裏剱へと画策している所です。写真も動画も文章も、素敵ですね〜 。日記も楽しく読ませて頂きました。

「過程を味わう」山旅には僕も共感です。
いつか海外のロングトレイルも歩いてみたいなあ。
2016/10/22 15:25
Re: 何もかも素敵です★
wakatakeyaさん
はじめまして
こんばんわ

裏劔の一帯は、頂きがないのに、荒削りで激しい自然そのままの姿で全身いっぱいに感じる事ができ、とても魅力的なエリアだと思います。

wakatakeyaさんのレコまだ少しかみれていませんが(ムービー素敵すぎます!)、レコの中で触れられていた新田次郎や、日記でお邪魔致しました高熱隧道など、山旅を色々感じさせてくれる物語に想いを馳せながら、歩けるのも魅力です。

バックパッカーやられていたのですね。
海外の山を訪れてみたいという気持ちはとてもわかります!

私もいつか行ってみたいです。
2016/10/22 19:49
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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [2日]
下ノ廊下(黒部ダム〜阿曽原温泉〜欅平)
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

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