三峯縦走1泊2日(妙法ヶ岳・白岩山・雲取山+飛龍山)
- GPS
- 30:40
- 距離
- 27.9km
- 登り
- 2,883m
- 下り
- 2,625m
コースタイム
2日目)6:20白岩小屋→6:37白岩山→7:00芋ノ木ドッケ→7:35大ダワ→8:00雲取山荘→8:23雲取山8:55→9:23三条ダルミ→10:00狼平→11:25北天のタル→11:45飛龍山分岐→12:00飛龍山→13:00前飛龍13:30→14:55サヲラ峠→16:40丹波
天候 | 1日目 7月27日(火):晴れ 2日目 7月28日(水):晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・白岩小屋の水場は、最後の沢へのアプローチが崩落気味の急斜面。 ・芋ノ木ドッケへの登りは、ややルートファインディングが必要。ま、多少迷っても、尾根を登り続ければ山頂に出て、長沢背稜の踏み跡に出ます。 |
写真
感想
1日目(大輪→白岩小屋)
一昨日、雷雨で敗退したので、同じルートをリベンジ。
今日は晴れています。
そして、一度歩いている道は、気持ちに余裕があります。
一昨日引っ掛けた清浄の滝のしめ縄は、ちゃんとくっついていました。よかった。
三峯神社までは順調。
しかし、ザック重量15キロは、地味に体力を奪います。
この重さを背負い続けるのは初めてなので、コツがわからずなおさら疲れます。
妙法ヶ岳でもうすでにへろへろ。これから大丈夫か?
そしてここから白岩小屋までは、のこぎりのようにアップダウンが絶え間なく連続します。
も〜、大変。大変としか言いようがない。
平らなところが恋しい。
お清平では、すでにへろへろ。
このお清平、炭焼き小屋の娘お清の悲恋から名前がついたと看板に書いてありますが、どんな悲しいドラマがあったかは一切説明、なし。
何があったんだ! この山奥で!!
最後はエアリアのコースタイムより時間をかけて、白岩小屋到着。
どんだけへろへろなんだ、俺は。
初テント設営、水場も近くて快適です。
初のコッヘル出のご飯炊きは、米を間違えて失敗。
発芽玄米100%では、かたくてかたくて。
夕暮れて行く空はとてもきれいで、雲の隙間から夕陽が空に向かって伸びていました。
夜はテントのそばで、シカが鳴いていました。
2日目
早い時間から寝たので、体力回復。
白岩山への急登も、気持ちよく登れます。
芋ノ木ドッケへは、ルートファインディングが必要。
そして、8時23分という時間に、雲取山山頂。
誰もいないと思っていましたが、年配の登山者が1名先客でした。
4時半に鴨沢から登ってきたんだとか。
昨日は和名倉山に登っていて、この後は大岳山も登るそうです。
……すごい。
さて、雲取山の山頂からは今日これから歩く尾根がずーっと見渡せます。
戦意高揚。がんばるぞ〜。
下り苦手なので、雲取から三条ダルミまではしんどい。
ここからだらだらした登りが続き、昨日からたまった疲労がじわじわと……。
北天のタルで振り返ると、今まで歩いてきた尾根が一望できます。
これで少し元気をもらい、一気に飛龍山へ、そして下って前飛龍。
前飛龍は展望のいい岩場で、お気に入りの場所です。
ここで昼食をとって、あとは下るのみ。温泉が待っています。
サヲラ峠からの下りは急なつづら折れで、とても苦手なところ。
いつものように膝が熱をもってきましたが、時間をかけて下山。
後はゆったりと温泉につかって、帰りましたとさ。
余談
今回も大峯奥駈のためのトレーニングですが、どうやら三峯は熊野修験道の流れをくんでいるらしいのです。
雲取山とか小雲取山などは、熊野の中辺路(那智から本宮)にある大雲取越、小雲取越から名前をとっているようです。
大峯奥駈と三峯との意外な接点。
偶然は面白い。
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