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Yamareco

記録ID: 984167
全員に公開
ハイキング
中国山地東部

岡山県美作市 船木山南西尾根の巨岩に満ちた新ルート〜駒の尾山

2016年10月16日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 兵庫県 岡山県
 - 拍手
Machapuchare その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:03
距離
9.9km
登り
794m
下り
801m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:41
休憩
0:19
合計
4:00
距離 9.9km 登り 801m 下り 801m
8:44
2
スタート地点(後山キャンプ場)
8:46
10
船木山登山口
8:56
97
船木山南西尾根登山口(取り付き点)
10:33
10:34
20
中国自然歩道合流点
10:54
22
11:16
11:34
31
12:05
29
駒の尾山登山口(林道)
12:34
7
船木山南西尾根登山口(取り付き点)
12:41
3
船木山登山口
12:44
ゴール地点(後山キャンプ場)
巨岩&巨大キノコ&リンドウコース
歩行距離10km、歩行時間3時間40分、歩行数17,200歩
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2016年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
後山キャンプ場に自動車が40台程停められる駐車場があります。
コース状況/
危険箇所等
 船木山南西尾根登山口<写真02>から中国自然歩道合流点<写真13>までは登山道ではありません。登山口の尾根取り付き点には目印がなく、かすかに踏み跡が残るのみで、注視しないと見逃してしまいます。ただし、尾根上なので地形がはっきりしており、傾斜も一部がきついだけで、ヤブコギするようなハードなブッシュもないので、ほとんど普通に歩くことができました。たまにピンクや青色のテープや境界標柱があり、踏み跡がわかる所もあります。全般にふかふかした土なので、濡れていると崩れやすそうです。標高900mからは尾根から外れて右側(南側)をトラバースしました。北へ延びる踏み跡は三角点1,016.6m(点名「中筋」)へと向かうようでしたが、ピンク色のテープがトラバースルートについていたのでそうしたのです。合流するのか半信半疑のまま進むと、三角点はスルーした代わりに、巨岩群に出くわしました(詳細は後述)。その後は道がなくなったので歩きやすい所を選んで尾根に向い、標高1080m辺りからはたまにあるピンク色のテープや踏み跡を参考に尾根上を歩きました。
 船木山から駒の尾山までの中国自然歩道はよく整備されて歩きやすいです。駒の尾山の南尾根は多少不明瞭な道もありますが、尾根上を歩き続ければいいので、迷うことなく、安心して下山できました。ただし、登山口<写真35>の周辺は水がちょろちょろ流れているので、大雨の直後などは注意が必要です。
 林道に下りてから先は、アスファルトの路面にたくさんの落石がありました。自動車も人もほとんど通らなくなっているのでしょう。荒れ放題でした。歩きやすいですが、注意が必要です。
01後山キャンプ場駐車場
キャンプ場は4月下旬から11月上旬まで利用できます。サイト使用料は無料で、炊事場、水、トイレは自由に使えます。自動車は40台程駐車可能です。ここを出発点としました。
01後山キャンプ場駐車場
キャンプ場は4月下旬から11月上旬まで利用できます。サイト使用料は無料で、炊事場、水、トイレは自由に使えます。自動車は40台程駐車可能です。ここを出発点としました。
02船木山南西尾根登山口
尾根の先端より少し西に巻いた所に登れそうな踏み跡がありました。地図を地形図で表示すると、登山口ポイントが分かりやすいと思います。濡れると崩れやすそうな土の斜面には、切られた木が転がっていますが、足元の植物はまばらで歩きやすいです。最初はピンク色や青色のテープがたくさん見られました。
02船木山南西尾根登山口
尾根の先端より少し西に巻いた所に登れそうな踏み跡がありました。地図を地形図で表示すると、登山口ポイントが分かりやすいと思います。濡れると崩れやすそうな土の斜面には、切られた木が転がっていますが、足元の植物はまばらで歩きやすいです。最初はピンク色や青色のテープがたくさん見られました。
03標高870m設置中の電柱?
道がほとんどないような尾根でしたが、標高870m辺りで突然、設置途中の電柱のような人工物が出てきました。送電線の鉄塔ではありません。キャンプ場ですら電気が通っていないのに…しばらくすると、小石がゴロゴロした道が尾根を逸れ始めました。尾根上へと続く踏み跡は三角点1,016.6m(点名「中筋」)へと向かうようでしたが、歩きやすくピンク色のテープが続くトラバースルートを進むことにしました。
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03標高870m設置中の電柱?
道がほとんどないような尾根でしたが、標高870m辺りで突然、設置途中の電柱のような人工物が出てきました。送電線の鉄塔ではありません。キャンプ場ですら電気が通っていないのに…しばらくすると、小石がゴロゴロした道が尾根を逸れ始めました。尾根上へと続く踏み跡は三角点1,016.6m(点名「中筋」)へと向かうようでしたが、歩きやすくピンク色のテープが続くトラバースルートを進むことにしました。
04巨岩群No1“苔岩”
標高930m辺りのトラバースルート上に突然、巨岩群が現れました。最初の岩は苔に満ち、かなりの高さがありました。
04巨岩群No1“苔岩”
標高930m辺りのトラバースルート上に突然、巨岩群が現れました。最初の岩は苔に満ち、かなりの高さがありました。
05巨岩群No2“古墳岩”
“苔岩”<写真04>と同じ巨岩群です。歩きながら動画を撮ってみました。中央に小さな洞穴があったので、勝手に“古墳岩”と呼ばせていただきました。
05巨岩群No2“古墳岩”
“苔岩”<写真04>と同じ巨岩群です。歩きながら動画を撮ってみました。中央に小さな洞穴があったので、勝手に“古墳岩”と呼ばせていただきました。
06巨岩群No3“風化岩”
たくさんの木が岩の裂け目や上部で生育しています。生物的風化作用なのでしょうか?木の逞しさに驚かされます。歩きながら動画も撮りました。
06巨岩群No3“風化岩”
たくさんの木が岩の裂け目や上部で生育しています。生物的風化作用なのでしょうか?木の逞しさに驚かされます。歩きながら動画も撮りました。
07巨岩群No4“親子熊岩”
“風化岩”<写真06>と同じ巨岩群です。左の岩が親熊、右の岩が子熊に見えました。勝手に“親子熊岩”と呼ばせていただきました。
07巨岩群No4“親子熊岩”
“風化岩”<写真06>と同じ巨岩群です。左の岩が親熊、右の岩が子熊に見えました。勝手に“親子熊岩”と呼ばせていただきました。
08巨岩群No5“夫婦岩”
2つの巨岩が寄り添っているように見えました。勝手に“夫婦岩”と呼ばせていただきました。
08巨岩群No5“夫婦岩”
2つの巨岩が寄り添っているように見えました。勝手に“夫婦岩”と呼ばせていただきました。
09巨岩群No6“烏帽子岩”
南側を見下ろすと見えました。まるで烏帽子のような岩でした。勝手に“烏帽子岩”と呼ばせていただきました。
09巨岩群No6“烏帽子岩”
南側を見下ろすと見えました。まるで烏帽子のような岩でした。勝手に“烏帽子岩”と呼ばせていただきました。
10巨岩群No7“巨岩3兄弟”
これも南側を見下ろす位置です。微妙に大きさや形の異なる3つの巨岩が並んでいました。勝手に“巨岩3兄弟”と呼ばせていただきました。動画を撮り、すぐ側の岩を巻くと踏み跡がなくなったので、少し北に上りました。幅15cm程の獣道のような踏み跡を辿って東にトラバースしましたが、このままでは船木山登山道に合流しそうだったので、北に向かって尾根を上りました。濡れると崩れやすそうな斜面は、下草がまばらで歩きやすく、標高1080m辺りで尾根と合流しました。
10巨岩群No7“巨岩3兄弟”
これも南側を見下ろす位置です。微妙に大きさや形の異なる3つの巨岩が並んでいました。勝手に“巨岩3兄弟”と呼ばせていただきました。動画を撮り、すぐ側の岩を巻くと踏み跡がなくなったので、少し北に上りました。幅15cm程の獣道のような踏み跡を辿って東にトラバースしましたが、このままでは船木山登山道に合流しそうだったので、北に向かって尾根を上りました。濡れると崩れやすそうな斜面は、下草がまばらで歩きやすく、標高1080m辺りで尾根と合流しました。
11日名倉山展望
尾根上にはたまにピンク色のテープや境界標柱があり、下草がまばらです。石が埋まった間を歩くようになると植物が茂ってきましたが、足元はしっかり見えました。尾根上の標高1,200m地点辺りでやや展望が開け、南南東方向に日名倉山が見えました。
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11日名倉山展望
尾根上にはたまにピンク色のテープや境界標柱があり、下草がまばらです。石が埋まった間を歩くようになると植物が茂ってきましたが、足元はしっかり見えました。尾根上の標高1,200m地点辺りでやや展望が開け、南南東方向に日名倉山が見えました。
12船木山間近!
わかりやすい踏み跡を辿っていると、急に高さ40〜70cmのササヤブになりました。歩くのに支障はなく、すぐにまた踏み跡が現れ、標高1,334mの船木山が間近に見えました。南西から望む船木山は初めてです。
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12船木山間近!
わかりやすい踏み跡を辿っていると、急に高さ40〜70cmのササヤブになりました。歩くのに支障はなく、すぐにまた踏み跡が現れ、標高1,334mの船木山が間近に見えました。南西から望む船木山は初めてです。
13中国自然歩道合流点
後山から駒の尾山までの稜線である中国自然歩道と合流する地点に出てきました。稜線からこの石柱は何度も見ましたが、今までここに出てくる尾根ルートにまったく気づきませんでした。近くにはピンク色のテープがありました。ここからは整備された道です。
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13中国自然歩道合流点
後山から駒の尾山までの稜線である中国自然歩道と合流する地点に出てきました。稜線からこの石柱は何度も見ましたが、今までここに出てくる尾根ルートにまったく気づきませんでした。近くにはピンク色のテープがありました。ここからは整備された道です。
14東山から扇ノ山、
      天児屋山方面
北方面の手前には天児屋(てんごや)山、向こう側に左から東山(とうせん)、扇ノ山(おうぎのせん)などの兵庫県宍粟(しそう)市、鳥取県若桜町の山々が見えました。
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14東山から扇ノ山、
      天児屋山方面
北方面の手前には天児屋(てんごや)山、向こう側に左から東山(とうせん)、扇ノ山(おうぎのせん)などの兵庫県宍粟(しそう)市、鳥取県若桜町の山々が見えました。
15東山
東山(とうせん)をズームしてみると、富士山のようにきれいな山容です。
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15東山
東山(とうせん)をズームしてみると、富士山のようにきれいな山容です。
16氷ノ山
兵庫県と鳥取県の境にある日本二百名山の一つ、氷ノ山(ひょうのせん)が見えました。
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16氷ノ山
兵庫県と鳥取県の境にある日本二百名山の一つ、氷ノ山(ひょうのせん)が見えました。
17サルノコシカケの仲間
この木だけにたくさんのサルノコシカケの仲間が生育していました。わずかに見られる葉からすると広葉樹のようだったので、ツガサルノコシカケではなさそうです。
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17サルノコシカケの仲間
この木だけにたくさんのサルノコシカケの仲間が生育していました。わずかに見られる葉からすると広葉樹のようだったので、ツガサルノコシカケではなさそうです。
18ぶら下がりキノコ
これもサルノコシカケの仲間です。このキノコだけが、なぜか木の枝にぶら下がっていました。最初はハチの巣かと思い、一瞬、緊張が走りました。
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18ぶら下がりキノコ
これもサルノコシカケの仲間です。このキノコだけが、なぜか木の枝にぶら下がっていました。最初はハチの巣かと思い、一瞬、緊張が走りました。
19幅50cm近い
  サルノコシカケの仲間
幅50cm近くもありそうな巨大サルノコシカケのツーショットです。数万円ぐらいで売れるのでしょうが、このままどこまで大きくなるのか見守りたいです。
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19幅50cm近い
  サルノコシカケの仲間
幅50cm近くもありそうな巨大サルノコシカケのツーショットです。数万円ぐらいで売れるのでしょうが、このままどこまで大きくなるのか見守りたいです。
20三角点名「粟倉」
鍋ヶ谷山に向かう途上にある標高1,235.1mの三角点です。麓の東粟倉の集落が見えました。
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20三角点名「粟倉」
鍋ヶ谷山に向かう途上にある標高1,235.1mの三角点です。麓の東粟倉の集落が見えました。
21鍋ヶ谷山頂上
稜線上を歩いていると起伏が少なく、プレートがないと、頂上であることが認識できないほど、平坦な頂上です。標高は1,253mで岡山県下標高第5位です。
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21鍋ヶ谷山頂上
稜線上を歩いていると起伏が少なく、プレートがないと、頂上であることが認識できないほど、平坦な頂上です。標高は1,253mで岡山県下標高第5位です。
22駒の尾山
岡山県下でも三本指に入るぐらい美しい山容です。歩きながら動画を撮りました。
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22駒の尾山
岡山県下でも三本指に入るぐらい美しい山容です。歩きながら動画を撮りました。
23駒の尾山
木が多いのか、少ないのか、見るアングルでその印象が大きく異なる不思議な山です。稜線上はほとんど坊主になった木も多く、枯れ葉が散乱していましたが、中腹は少し紅葉が始まっているようにも見えました。標高1250m辺りには笹原が広がり、風に揺れてとてもきれいだったので、動画を撮りました。
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23駒の尾山
木が多いのか、少ないのか、見るアングルでその印象が大きく異なる不思議な山です。稜線上はほとんど坊主になった木も多く、枯れ葉が散乱していましたが、中腹は少し紅葉が始まっているようにも見えました。標高1250m辺りには笹原が広がり、風に揺れてとてもきれいだったので、動画を撮りました。
24駒の尾山頂上三角点
真中のピーク標と大きな案内図(写真上部)に目を奪われて、うっかりすると、見過ごしてしまいそうな地味な三角点です。
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24駒の尾山頂上三角点
真中のピーク標と大きな案内図(写真上部)に目を奪われて、うっかりすると、見過ごしてしまいそうな地味な三角点です。
25駒の尾山頂上
     ストーンサークル
存在感のある頂上です。石が椅子代わりとなり、ここで昼食をとる人が多いです。この時は誰もいませんでした。奥の方には那岐山が見えました。
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25駒の尾山頂上
     ストーンサークル
存在感のある頂上です。石が椅子代わりとなり、ここで昼食をとる人が多いです。この時は誰もいませんでした。奥の方には那岐山が見えました。
26後山&船木山&鍋ヶ谷山
駒の尾山(岡山県標高第3位)より向こうから順に後山(同1位)、船木山(同2位)、鍋ヶ谷山(同5位)のスリーショットです。
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26後山&船木山&鍋ヶ谷山
駒の尾山(岡山県標高第3位)より向こうから順に後山(同1位)、船木山(同2位)、鍋ヶ谷山(同5位)のスリーショットです。
27日名倉山
南南東方向には日名倉山が見えました。
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27日名倉山
南南東方向には日名倉山が見えました。
28那岐山
西方向には那岐山(なぎさん)が見えました。
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28那岐山
西方向には那岐山(なぎさん)が見えました。
29ダルガ峰&沖ノ山&東山
北方向には手前にはダルガ峰(なる)、向こう側の左に沖ノ山(おきのせん)、中央に鳴滝山、右に東山(とうせん)が見えました。ダルガ峰(なる)周辺は紅葉が始まっているようです。動画も撮ってみました。
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29ダルガ峰&沖ノ山&東山
北方向には手前にはダルガ峰(なる)、向こう側の左に沖ノ山(おきのせん)、中央に鳴滝山、右に東山(とうせん)が見えました。ダルガ峰(なる)周辺は紅葉が始まっているようです。動画も撮ってみました。
30長義山&扇ノ山
北北東には手前に長義(なぎ)山、向こう側には扇ノ山(おうぎのせん)が見えました。
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30長義山&扇ノ山
北北東には手前に長義(なぎ)山、向こう側には扇ノ山(おうぎのせん)が見えました。
31三室山
北東には三室山が見えました。ここから見える山々を動画にも撮りました。
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31三室山
北東には三室山が見えました。ここから見える山々を動画にも撮りました。
32氷ノ山&妙見山
北東には向こう側の左に氷ノ山、その右に妙見山が見えました。
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32氷ノ山&妙見山
北東には向こう側の左に氷ノ山、その右に妙見山が見えました。
33道標越しに日名倉山
駒の尾山の南尾根下山ルートに道標がついています。この道標越しに日名倉山が見えました。小石がゴロゴロした道ですが、思ったよりも歩きやすいです。
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33道標越しに日名倉山
駒の尾山の南尾根下山ルートに道標がついています。この道標越しに日名倉山が見えました。小石がゴロゴロした道ですが、思ったよりも歩きやすいです。
34リンドウ(ロード)
駒の尾山の南尾根下山ルートには、リンドウがぽつんぽつんと咲いていました。どれも草丈5cm程しかなく、登山道の真ん中にも生えているので踏まないよう要注意です。標高1260m辺りからオギが群生していたので、歩きながら動画を撮りました。樹林帯に入ると丸太や石の階段状の道が多くなり、急な割には下りやすく感じました。
34リンドウ(ロード)
駒の尾山の南尾根下山ルートには、リンドウがぽつんぽつんと咲いていました。どれも草丈5cm程しかなく、登山道の真ん中にも生えているので踏まないよう要注意です。標高1260m辺りからオギが群生していたので、歩きながら動画を撮りました。樹林帯に入ると丸太や石の階段状の道が多くなり、急な割には下りやすく感じました。
35駒の尾山登山口(林道)
石段状の道に水がちょろちょろ流れている所を下ると、無事林道まで出てきました。あまりこのルートを山行する人がいないのか、アスファルトの林道自体が荒れています。落石が散在しており、自動車でここまで来るのは避けた方がよさそうです。歩くのは問題ありません。
35駒の尾山登山口(林道)
石段状の道に水がちょろちょろ流れている所を下ると、無事林道まで出てきました。あまりこのルートを山行する人がいないのか、アスファルトの林道自体が荒れています。落石が散在しており、自動車でここまで来るのは避けた方がよさそうです。歩くのは問題ありません。
36林道沿いの沢No1
林道を比較的大きな沢が3つ横断します。水量はそんなに多くありませんが、傾斜があるので、小滝の連続を見ることができます。動画も撮りました。
36林道沿いの沢No1
林道を比較的大きな沢が3つ横断します。水量はそんなに多くありませんが、傾斜があるので、小滝の連続を見ることができます。動画も撮りました。
37ミツマタの花芽
ミツマタとは、和紙の原料として知られる落葉性の花木です(と社会科の授業で習いました)。花芽がたくさんついた木が道路沿いに群生していました。早春には黄色い花が周辺を明るくしてくれることでしょう。
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37ミツマタの花芽
ミツマタとは、和紙の原料として知られる落葉性の花木です(と社会科の授業で習いました)。花芽がたくさんついた木が道路沿いに群生していました。早春には黄色い花が周辺を明るくしてくれることでしょう。
38林道沿いの沢No2
林道を歩いていると、水の轟音がしたので、近づいてみると、案の定、滝が流れていました。動画にも撮りました。
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38林道沿いの沢No2
林道を歩いていると、水の轟音がしたので、近づいてみると、案の定、滝が流れていました。動画にも撮りました。
39オギの群生と駒の尾山方面
林道沿いにオギの群生地がたくさん見られました。振り返ると、オギ越しに駒の尾山の尾根が見えました。
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39オギの群生と駒の尾山方面
林道沿いにオギの群生地がたくさん見られました。振り返ると、オギ越しに駒の尾山の尾根が見えました。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下(厚手) 防寒具 軍手 雨具 スパッツ 日よけ帽子とフード 雨用帽子 登山靴(防水加工) 靴ひも予備 アタックザック ザックカバー 地形図 コンパス ファスナー付クリアーファイル 筆記用具 携帯 時計(防水) タオル カメラ 飲料水(スポドリ&茶) 水筒(保温) 非常食(栄養補助食品) スマホ(山使用可能) eTrex30(GPSナビゲーター)

感想

今回、初めて船木山の南西尾根よりアプローチしました。通常のルートは後山キャンプ場から谷沿いに登り、途中から船木山の南尾根を登るコースです。地形図をよく見る人はその通常のコースに比べて、もっと傾斜が緩やかな尾根が南西に延びているのに気が付くと思います。この尾根が登山ルートとして利用できるか否かを確かめてみました。当然ですが、登山口には道標も何もありませんので、尾根の先端辺りを探りながら、登れそうな踏み跡を見つけ、そこを登山口としました。詳細は掲載している地図を地形図に変えて確認できます。
 はっきりとした道はほとんどないのですが、所々に踏み跡があったり、ピンクや青色のテープ(地籍調査?雪山用?)が巻いてあったりします。また、ヤブコギがない尾根上を歩くので、思っていたより、普通に山行ができます。
 標高900mぐらいまで上がってくると、進行方向の右側に尾根を外れたトラバースルートが続いていました。テープがそちらに巻いてあったので、尾根をそのまま進むのか、トラバースするのか迷いました。ちなみに、尾根ルートは三角点1,016.6m(点名「中筋」)に達する方向だったので、尾根ルートの方が無難な気もしましたが、結局、トラバースルートを選択しました。
 トラバースルートを標高930m辺りまで進むと、突然、巨岩群<写真04〜10>が現れました。駒の尾山から後山山系でいろいろなコースを試みましたが、こんなに巨岩に満ちた所は初めてです。尾根ルートを進んでいれば気が付かなかったスポットです。本来はここが山岳信仰の対象となってもおかしくないロケーションでした。
 巨岩群No7<写真10>からは踏み跡がなくなったためいったん北へ向かい、また西へ延びる獣道のようなトラバースルートを歩きましたが、このまま進むと、本来の船木山登山コースに合流するような気がしたので、標高990m辺りから尾根ルートに合流する方向(北)に進みました。その結果、標高1,080m辺りで無事合流し、そこから中国自然歩道まで緩やかな尾根上を難なく歩くことができました。

 中国自然歩道(後山から駒の尾山までの稜線上)を歩いて、巨大なキノコがたくさん生育している古木<写真17>を見つけました。終焉を迎えつつある木なのでしょう。直径が30〜50cm前後はありそうな巨大キノコ<写真19>はまるで何かのオブジェのようでした。その中でも特にユニークだったのが、ぶら下がりキノコ<写真18>でした。最初はハチの巣かと思い、恐る恐る近づくと、なんと、キノコの上部が木の枝にぶら下がっていました。思わず、二度見、三度見してしまいました。

 駒の尾山からの下山ルートは南尾根を選びました。ルート上にリンドウの花<写真34>が一輪ずつ、数百mにわたって咲いていました。人がほとんど通らないルートなので、中には堂々と道の真ん中に咲いているものもありました。今回のルートでも唯一リンドウが咲いていたスポットでした。林道では沢<写真36、38>や花芽をたくさんつけたミツマタ<写真37>の群生も見られ、最後まで楽しく歩けました。






 

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