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Yamareco

記録ID: 984693
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

蝶ヶ岳〜常念岳

2016年10月15日(土) 〜 2016年10月16日(日)
 - 拍手
endoh その他10人
GPS
32:00
距離
16.7km
登り
1,991m
下り
2,082m

コースタイム

1日目
山行
4:23
休憩
0:58
合計
5:21
11:24
30
11:54
12:00
65
13:05
13:19
18
13:37
13:37
107
2000m地点
15:24
15:24
18
最終ベンチ
15:42
15:42
10
稜線 (大滝山方面分岐)
15:52
16:00
5
16:05
16:35
10
2日目
山行
7:25
休憩
2:27
合計
9:52
7:05
7:15
25
7:40
7:48
5
蝶槍北側鞍部 (2462地点)
7:53
7:53
13
P2592南側鞍部 (池のあるところ)
8:06
8:06
38
P2592
8:44
9:07
102
P2512
10:49
11:40
50
12:30
13:00
10
13:10
13:10
3
第3ベンチ
13:13
13:13
7
第2ベンチ
13:20
13:20
7
第1ベンチ
13:27
13:37
43
14:20
14:30
83
15:53
15:53
10
古池
16:03
16:08
4
16:12
16:12
0
16:12
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2016年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
往路はJR大糸線豊科駅から予め手配していたタクシー(南安タクシー)で三股駐車場に。
復路は常念乗越からdocomoの携帯電話でタクシーを手配。常念小屋は公衆電話の設置はなし。各社携帯電話も圏外。常念乗越の外界が見えるところまで行くとdocomoとauは圏内となるため電話可能。SBは常念乗越も圏外。

三股駐車場は土曜日11時半の時点では満車、この場合、遥か下にある第二駐車場に駐車することになる。途中の林道の離合場所にパイロンを退かして強引に路駐している車が何台かあったが、対向車との離合が不可能となるためやめて欲しい。
コース状況/
危険箇所等
o コース状況
- 三股登山口→蝶ヶ岳
稜線直下までずっと樹林帯の中。特に危険箇所なし。一部、今年の台風による被害と思われる倒木があるが、いずれも処理されていて通行に支障なし。

- 蝶ヶ岳→蝶槍
絶景の稜線。槍穂の眺望が素晴らしい。足下も安定、特に危険箇所なし。幅が広い稜線なのでガスが深い日は道迷いに注意。

- 蝶槍→常念岳
一旦高度を下げた後アップダウンを繰り返しながら最後は一気に常念岳山頂に登る。常念岳への上りは多少浮き石があり注意が必要。

- 常念岳→常念乗越
浮き石の多いガレ場の急坂。目の前に常念小屋が見えているのになかなか辿り着かない、いい加減嫌になる長さ。

- 常念乗越→ヒエ平 (一ノ沢コース)
途中から沢沿いを延々下る。本流との交点は丸太の橋が掛けられているが、枝沢との交点は何もないところもあり。一部登山道に水が流れているところもあった。増水時の通行は困難と思われる。
下部で大きな倒木が登山道をすっぽり塞いで倒れている箇所あり。ここは倒木の横の笹原を巻いて回避したが、暗い時間帯にヘッデンで通行する場合は登山道がどこか分かりにくいので注意。


o コース上のトイレ
三股の駐車場
三股登山口 (蝶ヶ岳方面と前情念方面への分岐)
蝶ヶ岳ヒュッテ (大きな外トイレあり)
常念小屋 (宿泊しない場合は外にある仮設トイレ)
ヒエ平


o docomo 携帯電話の圏内の場所
蝶ヶ岳ヒュッテは2階や安曇野側がよく見える場所では圏内
蝶ヶ岳ヒュッテ→蝶槍も電波は弱いがところどころ圏内となる
常念小屋は圏外
常念乗越の安曇野側の外界が見える場所は圏内
一ノ沢登山道は概ね圏外


o 蝶ヶ岳ヒュッテ
広くてきれいな小屋。今回は個室を予約したため一般の部屋の状況は不明。個室は6畳プラス縁の板の間部分がある構造。ふつーに布団を引けば4人で一杯。布団が置いてある押入れスペースを2段ベッドとして使えばさらに2人寝れるがこちらは身長の低い人専用。
携帯はdocomoなら2階や外界の見晴が良い場所なら入った。またテレホンカード専用の公衆電話が設置されている。
混雑具合はそれほどでもなかった模様。2階の開放雑魚寝スペースが使用されていなかったので余裕があったと思われる。食事は2回に分けての提供だった。
トイレは室内は仮設トイレを中に設置したような構造で数が少ない。混雑時は小屋の横にある外トイレも併用した方がいいかも。
小屋内は暖房が十分に効いていた。外は水が凍るくらいの気温だったが、小屋内は深夜, 早朝も暖かかく、寒いと感じることはなかった。
稜線上で水場がない小屋のため、水は貴重。
その他周辺情報 下山後は穂高ビューホテルの立ち寄り湯 (¥800) を利用。立ち寄り湯としての営業は本来は14:30までとのことだが、ご厚意で16時を回っていたが入れていただいた。ホテルの内湯だけあって綺麗で広々とした良いお風呂でした。
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
三股の登山指導所。登山ポストとトイレあり。ここより先は蝶ヶ岳までトイレなし。
三股の登山指導所。登山ポストとトイレあり。ここより先は蝶ヶ岳までトイレなし。
まめうち平までの途中で常念岳が見えるようになってきた。
まめうち平までの途中で常念岳が見えるようになってきた。
まめうち平。やや広い場所にベンチや倒木が置いてあり休憩適地。
まめうち平。やや広い場所にベンチや倒木が置いてあり休憩適地。
稜線手前にある最終ベンチ。ここまで来れば稜線まであと少し。
稜線手前にある最終ベンチ。ここまで来れば稜線まであと少し。
稜線に出て安曇野方面を臨む。
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稜線に出て安曇野方面を臨む。
蝶ヶ岳頂上から。この日は月が綺麗な夜でした。
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蝶ヶ岳頂上から。この日は月が綺麗な夜でした。
翌朝、日の出前。蝶ヶ岳ヒュッテとテン場。背後には常念岳や槍ヶ岳が。
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翌朝、日の出前。蝶ヶ岳ヒュッテとテン場。背後には常念岳や槍ヶ岳が。
ご来光を見るために集まった人たち。
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ご来光を見るために集まった人たち。
日の出前の富士山
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日の出前の富士山
日の出前の八ヶ岳。北の蓼科山から南の編笠山までくっきり。
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日の出前の八ヶ岳。北の蓼科山から南の編笠山までくっきり。
朝焼けに染まる槍ヶ岳
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朝焼けに染まる槍ヶ岳
朝焼けに染まる穂高連峰と槍ヶ岳
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朝焼けに染まる穂高連峰と槍ヶ岳
左から前穂、中央が奥穂、右が涸沢岳。涸沢岳の下が涸沢カールでザイテングラートが通っているのが見える。
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左から前穂、中央が奥穂、右が涸沢岳。涸沢岳の下が涸沢カールでザイテングラートが通っているのが見える。
こちらは左から奥穂、涸沢岳、北穂
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こちらは左から奥穂、涸沢岳、北穂
槍ヶ岳を眺めながら進んでいきます
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槍ヶ岳を眺めながら進んでいきます
日が昇り切った後の槍ヶ岳
日が昇り切った後の槍ヶ岳
蝶槍から北の鞍部まで降りてきました。蝶槍を振り返ると200mの標高差。
蝶槍から北の鞍部まで降りてきました。蝶槍を振り返ると200mの標高差。
P2462は広い広場で休憩適地
P2462は広い広場で休憩適地
途中、雷鳥のつがいに遭遇
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途中、雷鳥のつがいに遭遇
徐々に白い冬毛になってきているようです
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徐々に白い冬毛になってきているようです
常念岳への最後のながーい登り
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常念岳への最後のながーい登り
常念岳への最後の登りの途中から見た槍ヶ岳。角度が変わって見た目が変わりました。
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常念岳への最後の登りの途中から見た槍ヶ岳。角度が変わって見た目が変わりました。
常念岳へのながーい登りの途中
常念岳へのながーい登りの途中
常念岳に登る最中にあった奇岩
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常念岳に登る最中にあった奇岩
こちらも常念岳に登る最中にあった奇岩
こちらも常念岳に登る最中にあった奇岩
常念岳山頂。山頂は岩場の狭い場所のため混み合っていますが西側と北側に少しスペースがあり休憩可能。
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常念岳山頂。山頂は岩場の狭い場所のため混み合っていますが西側と北側に少しスペースがあり休憩可能。
常念岳山頂より。一番左の鞍部が大キレット、中央に槍ヶ岳、一番右は奥黒部の山々 (鷲羽岳あたりか?)。槍ヶ岳の手前には西岳。
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常念岳山頂より。一番左の鞍部が大キレット、中央に槍ヶ岳、一番右は奥黒部の山々 (鷲羽岳あたりか?)。槍ヶ岳の手前には西岳。
常念岳山頂より穂高方面
常念岳山頂より穂高方面
常念岳山頂より蝶ヶ岳方面。かなり見下ろす感じでした。
常念岳山頂より蝶ヶ岳方面。かなり見下ろす感じでした。
常念乗越方面に降りていきます。小屋があるのは遥か下。。。
常念乗越方面に降りていきます。小屋があるのは遥か下。。。
浮石の多い道を延々と下っていきます
浮石の多い道を延々と下っていきます
常念乗越から槍ヶ岳。一日中とても良く見えた槍ヶ岳もこれで見納め。
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常念乗越から槍ヶ岳。一日中とても良く見えた槍ヶ岳もこれで見納め。
第3ベンチ
第2ベンチ
第1ベンチ。「第1」と言っても最終水場よりも上にあります。下山はまだまだ。
第1ベンチ。「第1」と言っても最終水場よりも上にあります。下山はまだまだ。
最終水場。よく出ていました。
最終水場。よく出ていました。
一ノ沢コースは概ね沢の横を下っていきますが、一部沢とは標高差がある場所も。
一ノ沢コースは概ね沢の横を下っていきますが、一部沢とは標高差がある場所も。

感想

いつもの山部のメンバーでの山行、今年はなかなか山行自体を結構することができなかったが、何とか計画を実行することが出来た。

色々と心配事はあったが、この土日の二日間は完璧なまでの好天、稜線上からはおよそ視界的に見える山は全て見えていたのではないだろうか。南アルプスは深南部まで、富士山とその北側の甲府盆地の周りの山々、八ヶ岳と浅間山の間からは奥秩父の山塊が、北を向けば北信五岳、後立山、立山が。
ここまで天気のいい日の北アルプスの稜線歩きが出来る日は一生のうちでももうないかもしれない。風もなく、最高のコンディションだった。

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