蝶ヶ岳→常念岳 開通工事
- GPS
- 56:00
- 距離
- 38.8km
- 登り
- 2,341m
- 下り
- 3,113m
コースタイム
- 山行
- 7:05
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 7:55
- 山行
- 8:15
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 10:25
- 山行
- 8:32
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 10:17
天候 | ど晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:柏矢町→松本、松本→新宿 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪山はいつも危険 上高地→蝶ヶ岳 トレースあり 蝶ヶ岳→常念岳 フルラッセル スノーシューで膝レベル 常念岳→東尾根 トレースあり |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
アイゼン
ピッケル
スノーシュー
テント
シュラフ
スコップ
|
---|
感想
復帰トレday4
晴天無風の確約された2日間が来てしまったので上高地から蝶ヶ岳、常念岳の縦走を決行してきました。公共交通機関ハイカーオススメルートです。
蝶ヶ岳→常念岳の区間を晴天、無風のときを狙って楽しんで下さい。
■一日目
夜行バスで松本入りし、始発のバスで中の湯までワクワクしながら到着。
ポールを一本家からのどこかで落としてしまい、ポール一本で進みながら杖になりそうな木の枝を探す。
ポールが二本なくても問題ないが、買ったばかりで凹む波乱を予感させる山行を開始。
今日は天気が微妙かなと思っていたが時折穂高が顔をだす。これは河童橋でいい写真取れるかもと散策もせず、上高地を目指した。
上高地についたが一足遅れて、残念ながら上高地では雲に隠れてしまったが、上高地でのんびりランチ。上高地散策の人は多くとても賑わっていました。
ランチ後にスノーシューを履いて徳沢に向かう。
上高地から当初宿泊の予定だった徳沢まで移動し、まったりしようと思ったが、徳沢に着くのが早すぎたため蝶ヶ岳を目指して登山開始。
冬であれば縦走装備もってればどこでも寝れるので気楽でいい。
徳沢から蝶ヶ岳まではやはりトレースがあり楽だったが、初めの登り初めがかなり急登なため体力が吸い取られていく。
蝶ヶ岳まで行けばテントを張らず冬季小屋で楽ができるため、蝶ヶ岳まで行きたかったが、長堀山で夕暮れとなってしまい、今日はここで寝ることとする。
途中夕焼けが木の陰から見えるのでもっと開けたところで景色を見たいと思ったが明日はのんびり見れるのでそそくさと諦めました。
夜は星も見え、標高も稼げたので明日は神様がプレゼントをくれるだろう。
■二日目
朝日を山頂で見るため六時に出発と思ったが、気づけば30分遅刻。たった30分だが朝日は待ってくれない。時折朝日が木々のなかから差し込むがなかなか開けない。このルートは山頂まで景色がないためあと少し頑張って朝日に追いつきたかったが間に合わず。
朝日も明日を期待しよう。
7:30頃とうとう森林限界を迎える。見渡す限りの青空と、白い山々達のコントラストがたまらない。朝日の方を見ると富士山、反対側を見れば穂高や槍ヶ岳。
うーん。こりゃたまりません。今日はこの景色を1日中楽しめるというワクワクが止まらない。
蝶ヶ岳山頂で、まったりして元気を充電して次は常念岳に向かう。ここからはもちろんラッセル祭の開幕です。
標高もそこそこあるのでしまった雪を期待したが、もちろん甘くなくズボスボだが、この稜線を歩けるだけで幸せなのでのんびり行く。
常念岳の最低鞍部までは雪と森のパラダイスだが、時折見せる常念岳がなかなか岩岩しい。確かに夏に来たときもゴロゴロした岩の連続だったのでどう登るか観察しながら進む。
最低鞍部からスノーシュー、ポールから、アイゼン、ピッケルに装備を変更して岩と雪と格闘の始まり。
昨日標高を稼げたので常念岳まで余裕で行けるかなと思っていたが素敵な景色とラッセルと嫌らしい岩達に時間を取られる。雪と思ったら岩で刺さらなく、雪の吹き溜まりはズボスボ行きまくる。
常念岳は山頂直下より、最低鞍部からの登り初めの角度がきつかった。岩岩してるし、角度もあるので神経を使いながら登って行く。
今日は時間もあるので余裕で常念岳まで行けると思っていたが、夕暮れになってしまい常念岳200m下くらいでテントが張れる場所があったので今日はここで就寝。
夕日を見ながらテントを貼り北アルプスを堪能する。
縦走は景色を楽しめて本当最高である。
■三日目
今日は常念岳を登り、東尾根を降りるまったりルート。昨日朝の作業を手間取ったので早く準備しようと思ったが寒くてやる気がでない。結局、飯を食いながら朝日をのんびりと眺める。
槍に朝日が当たり、姿を見せてくれないが雷鳥もガーガーとないている声も聞こえる。今日は多少風もあるが昨日に引き続きど晴天である。
テントを撤収して常念岳まで最後の岩雪ルートに向かう。あと少しがなかなか遠く一時間ちょっとかけて山頂に到着。
山頂では東尾根から登ってきた人達が景色を楽しんでいる。上高地から初めての人に会えてちょっと安堵しながら山々を眺める。晴天の日にこのルートを登って本当に良かったなと思う。
帰りの東尾根は完全な雪道ができており、ここからは高速道路。以前に来たときは藪が埋まりきっておらず地獄をみたがここまで整備されてると思っていなかった。
本当にみんなでラッセルしてきれいな道ができると楽できますね。感謝しながら電車に間に合うようにそそくさと撤収し素敵な3日間を締めくくりました。
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