冬の蓼科山、1年分の雪を満喫


- GPS
- 05:20
- 距離
- 5.3km
- 登り
- 772m
- 下り
- 772m
コースタイム
13:20 蓼科山頂-樹林帯まで戻って休憩-14:30
15:30 登山口
天候 | 基本的に晴れ。 午前中は山頂はガスの中、午後から眺望あり。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
10:00 すずらん峠駐車場 |
コース状況/ 危険箇所等 |
この時期、登山口からばっちり雪が積もっています。 樹林帯を抜けるまでは、特に危険な箇所はありません。 何度か急登が出てきます。 森林限界を過ぎるとトラバースしてすぐに山頂です。 ここだけは慎重に進みました。 |
写真
感想
なんせ、山選びから揉めていたのだ。
うまくいくわけがない。
我々3人の最大のテーマは「1年前に勢いで購入した6本爪アイゼンの減価償却」にあった。
雪の時期に山登りをするとは考えていなかったので、今後使うのかどうか・・・
結局「6回登れば、1回1,000円だね」と(苦笑)
というわけで、2回目の雪山は、北八ヶ岳の蓼科山となった。
初めての雪山歩きは1年前の北横岳だった。
快晴に恵まれ、絶景と雪山ハイクを堪能したのであった。
2回目の雪山は、山選びから紛糾した。
今年も北横岳が1票、蓼科山が1票、どこでもいいからとにかく山の中にいたい人が1票。
結局蓼科山に決まり、朝6時に八王子集合で落ち着いた。
だが・・・
神奈川県内陸部在住の僕が始発の相模線で八王子に向かおうとしたところ、いつまで経っても電車が来ない。
20分遅れでやっと電車が来たと思ったら、架線からバチバチ物凄い火花が・・・
駅のアナウンスは「架線凍結のため、相模線は時速15キロで運行します」
もっと早く言って欲しかった・・・
重いリュックを背負って自宅へ走って戻り、急いで車で八王子に向かうが40分の遅刻。
気を取り直してみんなで諏訪インターを目指すが、なんとsimi0109さんが中央道入口から新宿方面へ向かってしまう。
太陽眩しかったからなあ。さらに20分のロス。僕の遅刻の罪悪感は少し和らぐ。
さらに諏訪に着いてからタイヤのチェーンを装着中に結合部が破損。結局すずらん峠の駐車場に着いたのは10時。
今日ものっけからハプニング続きですなぁ。
むしろ、飲み会のネタ的にはおいしいのだが。
登山道の状況は金土の2日間の降雪で、雪がどっさり。
さて、6本アイゼンを装着して登山開始。
それなりにしっかり雪を咬むが、急登には全く対応できない。ズルズル滑って仕方がない。
水前寺清子の歌みたいだ。全然前に進まない。
技術が足りないのか?
爪の本数が足りないのか?
雪質の問題だったのか?
水平距離3キロで標高差800mくらい登るのです、やはり何ヵ所か急登が続くポイントが出てくる。
3度目くらいの急登箇所で、足首痛が2ヶ月治らないken0523さんが、何と撤退を口にする。
せっかく200キロも車で走ってきたのに・・・
もちろん、無視してズンズン進む。
が、森林限界を超える辺りの最後の急登(絶望の坂と名付ける)で、simi0109さんも「もう、いっか」と。
何とか説き伏せて、山頂へ向かいます。
後ろを振り返ると、甲斐駒と鳳凰三山がくっきり見える。
また登りたいなぁ。早く夏が来ないかなぁ。
森林限界を超えると、山頂までは標高差100mほど。
不吉なトラバースを通過して無事に山頂に着くが、風速20m/sを超える風とマイナス15℃の寒さに今度は僕がギブアップ。
冬季閉鎖中の山小屋の陰に逃げるが、風からは逃れられない。
寒いの嫌いなので、登ってきた道をさっさと戻る。
しばらく下るとやっと風から逃れられたので、ホットコーヒーだけ飲んで猛スピードで下山開始。
登り3時間ちょい、下り1時間30分で無事に駐車場へ帰還する。
道具、ウェアも重要だけど、やはり自分たちの体力と技術にあった山選びが大切だと感じた。
山に登り始めて1年半、後悔と反省を繰り返しながら、それでもキャラバンは進んでいきます。
はじめまして、yamakensan様 皆々様
>我々3人の最大のテーマは「1年前に勢いで購入した6本爪アイゼンの減価償却」にあった。
この言葉を自信に、私も6爪アイゼンで先週末行ってきました。
いや〜行けるものですね。
でも、すれ違う方々は皆さん10本・12本爪・・。
下りは3回ほどこけました。
当方のアイゼンは2000円也、既に、8回ほど利用したので1回250円と十分元を取った感じです。
aonuma1000様、こんにちは
私たちが登った日もすれ違う人たちは皆様10本か12本アイゼンでした。
6爪でも大丈夫でしたが、やはり急登箇所はちょっと歩きづらかったです
私の場合はただ単に体力と技術がないだけかもしれませんが・・・
aonuma1000さんは気軽に雪山を楽しめる環境で羨ましいです
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