初冬の蝶ヶ岳(平日単独行)三股から
- GPS
- 07:50
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,490m
- 下り
- 1,477m
コースタイム
天候 | 晴れ(標高によりガス、小雨) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
まめうち平を越えて登りに入ったあたりに『悪路』の赤い看板がありますが、そこから先は登山道が凍結しておりチェーンスパイク、軽アイゼンがこの時期必要です。 |
その他周辺情報 | 温泉は林道内にある『ほりでーゆー四季の郷』へ。 安くて広くて良かったです。 (タオル等の販売あり) ここから10分くらいの場所に道の駅があり、台風被害で傷がついた20個2,100円の林檎を買って帰りました🍎 (蜜がいっぱいで家族は喜んでいました) |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
前日まで赤岳にするか谷川岳にするかと悩んだ結果、「壮大な景色が見たい」と前々から気になっていた蝶ヶ岳に行くことに。
初の北アルプスということもあり二の足を踏んでいた(都内からは結構遠い)のだが、
結果的には行って正解でした。
夜中の1時半に自宅を出発し、5時前に駐車場に到着。
登山口までの林道が全面舗装されていたのと、全く凍結カ所がなかったので安心して
たどり着くことができました。
自分の車以外に利用者はなく、暗闇&ガスでなかなか登山口に足が向かわず、トイレに
行ったりして結局予定通り5時半の登山開始となりました。
登山口まではゲートを越えて林道を登っていくと20分ほどでたどり着きます。
登山届を出し、真っすぐ進むと川を渡る小さな鉄の橋があります。
そこを越えて常念岳との分岐をまっすぐ行くと蝶ヶ岳へのルートになります。
GPS、地図を確認しても川の渡河ポイントが分からず、何度かそれらしき場所で
(写真参照)渡りかけるも「なんか違うな」と行ったり来たり。
帰りに同じポイントを見てみると明らかに登山道じゃないんだけど、暗闇&ガスの
中では正常な判断が難しいです。
結果的に川を左手に川から離れていく感じでそのまま真っすぐ進んでいくと最終的に
川にまた戻っていくような(左に曲がっていく)道になっていて、鉄の吊り橋で川を
渡ることができます。
ゴジラのような木までは木製階段がいくつかあったり、わりと緩やかな登山道が続きます。
そのポイントを過ぎ、ちょっと平坦な場所を過ぎるとまめうち平まで急登が始まります。
木製階段と坂道をこなしていくとちょっと開けたまめうち平へ。
そこから更に木製階段とゴツゴツした石と氷の道を登りきると蝶沢に出ます。
途中で「悪路」と書かれた小さな赤い看板があるので、そこからはチェーンスパイクか
軽アイゼンが必須です。
私は手持ちが12本爪のみだったため出し渋り、2つ目の「悪路」看板まで氷を避けて
石の上を飛んでいったり危ないことをしていましたが、危ないし時間かかるしで
さっさと爪出しておけば良かったと後悔しました。
(帰りは2つ目の看板から1つ目まで付けっぱなしで下りました)
蝶沢近辺はスケートリンクのようになっていて更に危ないです。
登山道は圧雪されてカチカチになっているので装備があればなんてことなく登っていけます。
頂上付近になると太陽の陽があたり雪も氷もなく、ハイマツとガレた石のみとなって
きます。
ハイマツを越えた瞬間に初めて生で見る槍ヶ岳が目に張ってきてテンションMAX!
そこから更に北穂高、岳沢岳、奥穂高、前穂高と見たこともない壮大な景色が広がり
しばらく立ち尽くしていました。
蝶ヶ岳の山頂は左方向に少し登ったところにあり、誰もいなかったためセルフィーで
記念写真を済ませ、強風で寒かったため憧れの山々へ「また!」と言って下山してきました。
下りは11月30日まで林道が落石防止工事のため時間帯により交通規制があるということで、12時半くらいまでには戻ってこなければならず猛ダッシュ。
下山開始が10時50分(登り約5時間)で、1時間40分で下りてくる事がそもそも無茶
でした。
結果的に13時過ぎの下山となり、通行規制で15時まで待ちぼうけだろうなと諦め
モードで車を走らせます。
すぐに工事の箇所(写真)に到着し、見るからにすぐには通れない雰囲気。
現場監督らしき人が手を挙げて待っているように合図をしている。
まぁちょうがないなとこっちも手を挙げて返答すること10分ほど。
重機が動きだし現場監督のかたが「どーぞー」と!!
なんとわざわざ道を開けてくれました。
本当にありがとうございました!
帰りは日帰り温泉と道の駅によって帰路につきました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する