伊吹山〜さざれ石公園・ウサギちゃんに会った!
- GPS
- 05:10
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,075m
- 下り
- 1,071m
コースタイム
天候 | 晴・曇 日本気象協会の登山天気・伊吹山 http://tenki.jp/mountain/famous100/point-189.html |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・さざれ石公園からの登山道は、ほぼ全面雪道。途中大規模な雪崩発生。雪崩部近くを通り、稜線の雪庇をトラバースし稜線に達し、伊吹山ドライブウェイを歩いた山頂までのトレースがあった。 ・伊吹山ドライブウェイは、標高1,000m付近が除雪の最前線で、谷部は除雪した雪で雪崩が発生していた。 ・伊吹山ドライブウェイ(2011年4月16日開通予定) http://www.ibukiyama-driveway.jp/ |
写真
感想
天気予報では、昼前から曇ってしまうようだったので、早朝からスタートすることにした。県道を海戸神社で右折して長谷川の橋を渡り上っていくと除雪が終了していたが、車が入った跡があったため進んだ。しばらくすると底がすり始め、スリップしそうだったため、バックして広いスペースの場所まで戻り、さざれ石公園手前200m付近からスタートした。下山時には、4WD車が2台、さざれ石公園の駐車場まで上がってきていた。
昨日のものと思われるアイゼンのトレースが付いていた。農道の終点から北側の尾根に取付く予定をしていたが、トレースがあったのでそれに沿って進んだ。途中の斜面で大規模な雪崩が発生していた。早朝で雪が締っていたためそのままトレースに沿って進んだ。上部で小規模な尾根に合流して一安心した。
北側の谷面を見下ろすと動いている動物が見えた。また熊かと思ったが『ウサギ』だった。かなり大きなウサギで一度見失う。荷物を置いて、追いかけていくと谷部でじっとしていた。茶色の毛のため雪面では見つけ易かった。さらに近づいて写真を撮ろうとしたが、気が付かれてピョンピョン跳ねて逃げて行った。
トレースは雪庇を回り込むようにして稜線に達していた。稜線からは見慣れない伊吹山の山容が見え、青空も見えていた。後で伊吹山ではなく、前衛のピークであることが分かった。雪が溜まった急な斜面を上りきると、伊吹山ドライブウェイに合流した。一部アスファルトが見えていたり、10m近い吹き溜まりがあったり、雪の大谷のような凹部があったり、複雑な足場をトラバースするように進んだ。トレースは終点の駐車場まで進んでいたが、途中から主稜線へ切り替え、プチ登攀を行った。雪は締っているので踏み抜きも少なく、急勾配部を木につかまりながら上った。1301mのピークには電柱があり、山頂部が見えた。上ってきた稜線を振り返ると、下部の伊吹山ドライブウェイの標高1,000m付近にショベルカーが3台あり、そこが除雪の最前線だった。(今年は積雪が多かったが、4月中旬の開通に間に合うか?)その下部にもブルドーザーがあり、谷に落とした雪で雪崩が発生していた。今日は日曜日午前9時の時点では作業を行っていなかった。
山頂の東にある神社は鳥居の上部だけが雪の上にでていた。山頂からは養老山地や鈴鹿山脈、琵琶湖が見えていたが、霞み気味だった。横山岳、金糞岳、貝月山、小津三山、伊吹北尾根などの山々は綺麗に見えた。能郷白山はなんとか見える程度で、さらに遠くの山は全く見えなかった。
山頂の一等三角点は完全に姿を現していた。山頂に着いたが、意外にも誰もいなかった。すぐに中央遊歩道コースを下って、伊吹山ドライブウェイを歩いて下山した。途中でさざれ石公園からの登山者と会話を交わした。上って来たルートは雪崩のリスクがあるため、少し北側まで稜線を進み東に延びる尾根に沿って下った。途中から北側が植林地となった。途中で山腹を横切って笹又上部へ復帰した。雪がだいぶ腐ってきたのでアイゼンを外した。結局今日はスノーシューの出番はなかった。
コメント
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朝早くから上がられていたのですね。
しかも笹又から。
笹又はまだ雪が多そうですね。
1310mアンテナピークから稜線を見ると、登坂の踏み跡がありましたが、alpsdakeさんのでしたか。
ドライブウェイ側にはいくらか踏み跡が見られたので、意外に笹又から今の時期でも登って来られる方が居るのだなと思いましたが、痩せ尾根から登ってくる人も居る のだなと驚きました。
きょうは雪が安定しているようでしたが、雪崩は怖いですね。
todokitiさん、おはようございます。
早朝は適度に雪が締っていて、アイゼンで歩行し易い条件でした。
静馬ヶ原のすぐ北のピーク(1,149m地点)まで行くと、さらに北側にスノーシューのトレースがありました。国見峠まで続いていたか分かりませんが、車の回収が難しそうです。
この日のコンディションだと、歩きたくなるような雪の付いた稜線になっていました。
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