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Yamareco

記録ID: 1033200
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

鳳凰山 〜積雪期三山登頂の悲願叶う〜

2016年12月24日(土) 〜 2016年12月26日(月)
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
19:57
距離
25.4km
登り
2,442m
下り
2,406m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:37
休憩
0:06
合計
5:43
9:14
9:14
5
9:19
9:25
109
11:14
11:14
71
12:25
12:25
55
13:20
13:20
28
2日目
山行
6:58
休憩
1:22
合計
8:20
5:29
71
6:40
6:41
5
6:46
6:52
20
7:12
7:13
30
7:43
7:57
20
8:17
8:17
56
9:13
9:14
25
9:39
9:42
16
9:58
10:28
50
11:18
11:24
29
11:53
12:11
32
12:43
12:44
15
12:59
13:00
7
13:07
13:07
42
3日目
山行
3:43
休憩
0:49
合計
4:32
7:12
46
7:58
8:20
12
8:32
8:32
31
9:03
9:18
38
9:56
9:56
56
10:52
11:04
3
11:07
11:07
37
天候 12/24 晴れ
12/25 晴れ
12/26 晴れ(雲多い)
過去天気図(気象庁) 2016年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
◆駐車場 … 夜叉神峠登山口
無料
トイレあり
登山ポストあり

駐車場までの道路に積雪・凍結はなかったが、今後の天候により変化するので冬タイヤでの走行を。
コース状況/
危険箇所等
◆夜叉神峠登山口〜南御室小屋
降雪後の24日は杖立峠まで積雪3cm程度で凍結もほとんどなかった。晴れの日が続いた26日には雪がほとんどなかった。
杖立峠から火事場跡、苺平まで積雪5cmで凍結箇所もあり。まだ石が出ているのでクランポンなど着けなくても歩けた。
南御室小屋までの積雪も5cm程度と変わらないが全面雪となる。

◆南御室小屋
・水場あり
・男女別のトイレあり(チップ制)
・営業期間外(年末年始12/29〜1/3営業)
・冬季小屋あり(1,000円)
・テント場の積雪は10cmぐらい

◆南御室小屋〜薬師岳
最初からクランポンを装着した。
小屋からすぐの急登を越えてから緩やかな樹林帯となる。樹林帯の積雪は10cmだが登山道はよく歩かれていて踏み抜きの心配なし。
樹林帯を抜けた砂払岳から薬師岳は強風により雪が飛ばされて砂礫が出でいた。
薬師岳小屋は改装中だがトイレの利用は可能。テントが2張あったが張っていいのか不明。

◆薬師岳〜観音岳
雪と岩と砂礫の稜線。ルートは無雪期と同じ。稜線の東側は吹き溜まりとなっている。雪庇はなかった。

◆観音岳〜地蔵岳
観音岳までで戻る人が多いがトレースはある。ここまでと同じく積雪10cmぐらいで雪がない箇所もある。稜線上の西側を歩くが、アカヌケ沢ノ頭直下に下るところだけは東側の樹林帯からとなる。鳳凰小屋分岐からアカヌケ沢ノ頭に登り、地蔵岳直下に再び下る。
その他周辺情報 日帰り温泉は月曜日休館が多いみたい…
12月24日(土)の夜叉神峠登山口
天気良好♪
2016年12月24日 07:43撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/24 7:43
12月24日(土)の夜叉神峠登山口
天気良好♪
落ち葉と雪のミックス
2016年12月24日 08:30撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/24 8:30
落ち葉と雪のミックス
五本松

見る角度によって3本だったり4本だったりするのは「お化け煙突」のようだ。
2016年12月24日 08:50撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/24 8:50
五本松

見る角度によって3本だったり4本だったりするのは「お化け煙突」のようだ。
ザック重い…。夕食のポトフと鍋の具材(肉と野菜)が主な原因だということは分かっている。
2016年12月24日 09:09撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
12/24 9:09
ザック重い…。夕食のポトフと鍋の具材(肉と野菜)が主な原因だということは分かっている。
夜叉神峠からの景色

初老のご夫婦は「私たちはここまで」と下山していった。この景色を見るだけでも登る価値はある。
2016年12月24日 09:25撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4
12/24 9:25
夜叉神峠からの景色

初老のご夫婦は「私たちはここまで」と下山していった。この景色を見るだけでも登る価値はある。
夜叉神峠からの上河内岳、悪沢岳、農鳥岳

一番左の雪山は上河内岳だと思っているけど間違っていたら指摘願います。
2016年12月24日 09:27撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/24 9:27
夜叉神峠からの上河内岳、悪沢岳、農鳥岳

一番左の雪山は上河内岳だと思っているけど間違っていたら指摘願います。
これが今年のクリスマスツリーってことで(笑)
2016年12月24日 09:38撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/24 9:38
これが今年のクリスマスツリーってことで(笑)
樹林帯から富士山がたまーに見える。
2016年12月24日 10:19撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/24 10:19
樹林帯から富士山がたまーに見える。
ジオラマのような苔と雪
2016年12月24日 11:09撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/24 11:09
ジオラマのような苔と雪
杖立峠
夜叉神峠から杖立峠まではゆるやかな登りが続く。
2016年12月24日 11:19撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/24 11:19
杖立峠
夜叉神峠から杖立峠まではゆるやかな登りが続く。
火事場跡付近
ここからは白峰三山がよく見える。
2016年12月24日 12:25撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/24 12:25
火事場跡付近
ここからは白峰三山がよく見える。
火事場跡からの農鳥岳と間ノ岳
2016年12月24日 12:29撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/24 12:29
火事場跡からの農鳥岳と間ノ岳
ザックが肩にのしかかって辛くなってきたときのポーズ
2016年12月24日 12:53撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
12/24 12:53
ザックが肩にのしかかって辛くなってきたときのポーズ
苺平
展望がないので先に進む。ここから南御室小屋までは下り坂。
2016年12月24日 13:17撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/24 13:17
苺平
展望がないので先に進む。ここから南御室小屋までは下り坂。
美味しそうなフォカッチャ♪
2016年12月24日 13:27撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/24 13:27
美味しそうなフォカッチャ♪
電波が入る場所
2016年12月24日 13:51撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/24 13:51
電波が入る場所
冬季休業中の南御室小屋に到着
2016年12月24日 13:53撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/24 13:53
冬季休業中の南御室小屋に到着
12月25日(日)の南御室小屋前
1年前に断念した地蔵岳までの往復を目指して出発!
2016年12月25日 05:35撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/25 5:35
12月25日(日)の南御室小屋前
1年前に断念した地蔵岳までの往復を目指して出発!
木のゲートをくぐる。
2016年12月25日 06:02撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/25 6:02
木のゲートをくぐる。
砂払岳あたりは雪が飛ばされて砂礫が露出している。
※手前の岩にピントが合ってしまったのが残念…
2016年12月25日 06:34撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/25 6:34
砂払岳あたりは雪が飛ばされて砂礫が露出している。
※手前の岩にピントが合ってしまったのが残念…
風が強い稜線に出る。
2016年12月25日 06:35撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/25 6:35
風が強い稜線に出る。
良い色の朝焼けだが雲が多い。
2016年12月25日 06:37撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/25 6:37
良い色の朝焼けだが雲が多い。
富士山とデポル
2016年12月25日 06:39撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/25 6:39
富士山とデポル
雪が締まって歩きやすい砂払岳の斜面
2016年12月25日 06:40撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/25 6:40
雪が締まって歩きやすい砂払岳の斜面
砂払岳から北西方面の展望
仙丈ヶ岳、アサヨ峰、甲斐駒ヶ岳(の頭だけ)

2016年12月25日 06:43撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/25 6:43
砂払岳から北西方面の展望
仙丈ヶ岳、アサヨ峰、甲斐駒ヶ岳(の頭だけ)

砂払岳から奥秩父方面
2016年12月25日 06:44撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/25 6:44
砂払岳から奥秩父方面
動揺『ふじの山』
あたまを雲の上に出し♪
2016年12月25日 06:47撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/25 6:47
動揺『ふじの山』
あたまを雲の上に出し♪
鳳凰山の南峰《薬師岳》へ
2016年12月25日 06:47撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/25 6:47
鳳凰山の南峰《薬師岳》へ
改装休業中の薬師岳小屋
トイレは使用可。使わなかったけど有難い。
2016年12月25日 06:51撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/25 6:51
改装休業中の薬師岳小屋
トイレは使用可。使わなかったけど有難い。
薬師岳の南斜面より荒川三山と白峰三山
2016年12月25日 07:03撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/25 7:03
薬師岳の南斜面より荒川三山と白峰三山
強風に負けるな!!
2016年12月25日 07:06撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/25 7:06
強風に負けるな!!
薬師岳登頂とともに日が昇る。
2016年12月25日 07:12撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/25 7:12
薬師岳登頂とともに日が昇る。
鳳凰三山南峰《薬師岳》登頂
2016年12月25日 07:13撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/25 7:13
鳳凰三山南峰《薬師岳》登頂
富士山と一緒に撮りたかった。
2016年12月25日 07:16撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/25 7:16
富士山と一緒に撮りたかった。
観音岳に向かう。
2016年12月25日 07:20撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/25 7:20
観音岳に向かう。
むむっ、中央アルプスのモルゲンロートだ!
2016年12月25日 07:20撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/25 7:20
むむっ、中央アルプスのモルゲンロートだ!
農鳥岳から南の山々
2016年12月25日 07:21撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/25 7:21
農鳥岳から南の山々
八ヶ岳もよく見える。
2016年12月25日 07:22撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/25 7:22
八ヶ岳もよく見える。
薬師岳〜観音岳間からの仙丈ヶ岳をズームで。
ここからだと雪庇は見えないけど雪崩が怖い…
2016年12月25日 07:25撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/25 7:25
薬師岳〜観音岳間からの仙丈ヶ岳をズームで。
ここからだと雪庇は見えないけど雪崩が怖い…
北岳をズームで。
南アルプス最高峰の貫禄。
2016年12月25日 07:25撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/25 7:25
北岳をズームで。
南アルプス最高峰の貫禄。
間ノ岳をズームで。
標高3位タイとなってご機嫌な様子。
2016年12月25日 07:26撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/25 7:26
間ノ岳をズームで。
標高3位タイとなってご機嫌な様子。
農鳥岳をズームで。
西農鳥岳は登頂したけど農鳥岳は未登頂という中途半端な状態を何とかしたい。
2016年12月25日 07:26撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/25 7:26
農鳥岳をズームで。
西農鳥岳は登頂したけど農鳥岳は未登頂という中途半端な状態を何とかしたい。
観音岳は稜線の西側から。
2016年12月25日 07:37撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/25 7:37
観音岳は稜線の西側から。
鳳凰山のシャイニングロード
2016年12月25日 07:42撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/25 7:42
鳳凰山のシャイニングロード
観音岳は目の前だ!
2016年12月25日 07:46撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/25 7:46
観音岳は目の前だ!
鳳凰三山最高峰《観音岳》登頂
2016年12月25日 07:58撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/25 7:58
鳳凰三山最高峰《観音岳》登頂
観音岳から北西方面の展望
真っ白な仙丈ヶ岳、岩と雪の甲斐駒ヶ岳。
仙丈ヶ岳の左奥には中央アルプス、アサヨ峰の左奥には乗鞍岳、甲斐駒ヶ岳の左奥には北アルプスが見える。
2016年12月25日 08:01撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/25 8:01
観音岳から北西方面の展望
真っ白な仙丈ヶ岳、岩と雪の甲斐駒ヶ岳。
仙丈ヶ岳の左奥には中央アルプス、アサヨ峰の左奥には乗鞍岳、甲斐駒ヶ岳の左奥には北アルプスが見える。
地蔵岳へ!
2016年12月25日 08:11撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/25 8:11
地蔵岳へ!
下り坂はクランポンの前爪を岩に引っ掛けないように。
2016年12月25日 08:19撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/25 8:19
下り坂はクランポンの前爪を岩に引っ掛けないように。
鳳凰小屋分岐
看板の時間は無雪期のもので、実際には地蔵岳まで1時間掛かった。
2016年12月25日 08:21撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/25 8:21
鳳凰小屋分岐
看板の時間は無雪期のもので、実際には地蔵岳まで1時間掛かった。
松ぼっくりとバラって似てない?
2016年12月25日 08:22撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/25 8:22
松ぼっくりとバラって似てない?
冬の稜線歩きは寒いけど気持ちいい♪
2016年12月25日 08:27撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/25 8:27
冬の稜線歩きは寒いけど気持ちいい♪
正面にアカヌケ沢ノ頭が見える場所。ここで少し道に迷う。
2016年12月25日 08:33撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/25 8:33
正面にアカヌケ沢ノ頭が見える場所。ここで少し道に迷う。
西に下るのは間違い。
2016年12月25日 08:38撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/25 8:38
西に下るのは間違い。
東の樹林帯を下るのが正解。
2016年12月25日 08:43撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/25 8:43
東の樹林帯を下るのが正解。
アカヌケ沢ノ頭の南からの景色。
南アルプス3000m峰の堂々たる姿を見よ!
2016年12月25日 08:58撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/25 8:58
アカヌケ沢ノ頭の南からの景色。
南アルプス3000m峰の堂々たる姿を見よ!
地蔵岳ってこんなに遠かったっけ?
2016年12月25日 09:01撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/25 9:01
地蔵岳ってこんなに遠かったっけ?
アカヌケ沢ノ頭あたりは雪が多い。地蔵岳が近くなってきた!
2016年12月25日 09:13撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/25 9:13
アカヌケ沢ノ頭あたりは雪が多い。地蔵岳が近くなってきた!
アカヌケ沢ノ頭
早川尾根を歩いてアサヨ峰、甲斐駒まで縦走してみたい!
2016年12月25日 09:16撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/25 9:16
アカヌケ沢ノ頭
早川尾根を歩いてアサヨ峰、甲斐駒まで縦走してみたい!
1年越しの悲願である地蔵岳が目の前に!
2016年12月25日 09:23撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/25 9:23
1年越しの悲願である地蔵岳が目の前に!
鳳凰三山北峰《地蔵岳》登頂!
オベリスクは登れないです…
2016年12月25日 09:28撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/25 9:28
鳳凰三山北峰《地蔵岳》登頂!
オベリスクは登れないです…
お地蔵さま軍団
2016年12月25日 09:34撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/25 9:34
お地蔵さま軍団
仙丈ヶ岳、アサヨ峰、甲斐駒ヶ岳、穂高から北に延びる北アルプス
2016年12月25日 09:39撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/25 9:39
仙丈ヶ岳、アサヨ峰、甲斐駒ヶ岳、穂高から北に延びる北アルプス
甲斐駒ヶ岳をズームで。
甲斐駒△
2016年12月25日 09:39撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/25 9:39
甲斐駒ヶ岳をズームで。
甲斐駒△
北アルプスをズームで。
2016年12月25日 09:40撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/25 9:40
北アルプスをズームで。
富士山と観音岳
2016年12月25日 09:43撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
12/25 9:43
富士山と観音岳
誰も歩いていない雪面に足跡を付ける。
2016年12月25日 09:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/25 9:48
誰も歩いていない雪面に足跡を付ける。
地蔵岳に見守られながら戻る。
2016年12月25日 09:58撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/25 9:58
地蔵岳に見守られながら戻る。
また来年訪れたい。
2016年12月25日 10:25撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
12/25 10:25
また来年訪れたい。
八ヶ岳をズームで。
赤岳も来年には登りたいね。
2016年12月25日 10:29撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/25 10:29
八ヶ岳をズームで。
赤岳も来年には登りたいね。
奥秩父をズームで。
3週間前より雪が減ったように見える金峰山。
2016年12月25日 10:29撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/25 10:29
奥秩父をズームで。
3週間前より雪が減ったように見える金峰山。
アカヌケ沢ノ頭より
ここに立っていることが嬉しくなる。
2016年12月25日 10:30撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/25 10:30
アカヌケ沢ノ頭より
ここに立っていることが嬉しくなる。
何度見ても美しい甲斐駒ヶ岳
2016年12月25日 10:31撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/25 10:31
何度見ても美しい甲斐駒ヶ岳
我々が近づくと天候を悪化させる悪沢岳も機嫌が良さそう。
2016年12月25日 10:32撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/25 10:32
我々が近づくと天候を悪化させる悪沢岳も機嫌が良さそう。
乗鞍岳をズームで。
2016年12月25日 10:37撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/25 10:37
乗鞍岳をズームで。
同じような景色をずっと見ているのに飽きない。
2016年12月25日 10:47撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/25 10:47
同じような景色をずっと見ているのに飽きない。
この辺りから見たとき、アカヌケ沢ノ頭の東側を巻いていけたら楽なのになーと思っていた。
2016年12月25日 11:15撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/25 11:15
この辺りから見たとき、アカヌケ沢ノ頭の東側を巻いていけたら楽なのになーと思っていた。
地蔵岳から観音岳へ戻る。
2016年12月25日 11:19撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/25 11:19
地蔵岳から観音岳へ戻る。
雪山っぽくないけど雪山です。
2016年12月25日 11:30撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/25 11:30
雪山っぽくないけど雪山です。
観音岳北側からの富士山
2016年12月25日 11:52撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/25 11:52
観音岳北側からの富士山
観音岳は目前
2016年12月25日 12:00撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/25 12:00
観音岳は目前
観音岳への最後の登り
2016年12月25日 11:55撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/25 11:55
観音岳への最後の登り
あと少しで本日2度目の観音岳
2016年12月25日 12:03撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/25 12:03
あと少しで本日2度目の観音岳
観音岳に戻ってきた。
2016年12月25日 12:04撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/25 12:04
観音岳に戻ってきた。
山頂標識の岩の上に2等三角点『観音岳』
1974年以降、成果異常のため観測されていないらしい。
2016年12月25日 12:08撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/25 12:08
山頂標識の岩の上に2等三角点『観音岳』
1974年以降、成果異常のため観測されていないらしい。
観音岳南にある岩場の通過は注意したい。
2016年12月25日 12:12撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/25 12:12
観音岳南にある岩場の通過は注意したい。
富士山に向かって鳳凰山の稜線を歩く幸せ
2016年12月25日 12:21撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/25 12:21
富士山に向かって鳳凰山の稜線を歩く幸せ
「北岳よ、次はお前だ!」とは言っていません。
2016年12月25日 12:24撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/25 12:24
「北岳よ、次はお前だ!」とは言っていません。
薬師岳小屋近く。
枝がハートマークになってる♪
「Merry Christmas! HaHaHa!」とか言って浮かれてた(笑)
2016年12月25日 12:35撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/25 12:35
薬師岳小屋近く。
枝がハートマークになってる♪
「Merry Christmas! HaHaHa!」とか言って浮かれてた(笑)
砂払岳まで戻った。
2016年12月25日 12:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/25 12:48
砂払岳まで戻った。
朝より雲が少なくなって富士山も見やすい。
2016年12月25日 12:50撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/25 12:50
朝より雲が少なくなって富士山も見やすい。
「鳳凰ブルー」って言葉はあるのか?
2016年12月25日 13:03撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/25 13:03
「鳳凰ブルー」って言葉はあるのか?
これぞ快晴!!
2016年12月25日 13:07撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/25 13:07
これぞ快晴!!
青白く輝く北岳
2016年12月25日 13:15撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/25 13:15
青白く輝く北岳
木のゲートまで戻ってきた。
2016年12月25日 13:37撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/25 13:37
木のゲートまで戻ってきた。
南御室小屋に戻ったらテントは2張のみだった。
2016年12月25日 13:54撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/25 13:54
南御室小屋に戻ったらテントは2張のみだった。
夕食は生ハムと赤ワイン
2016年12月25日 15:14撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/25 15:14
夕食は生ハムと赤ワイン
さらに豆乳鍋
これを運ぶのは重かったけど、冬山の食事は鍋が一番!
2016年12月25日 15:56撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/25 15:56
さらに豆乳鍋
これを運ぶのは重かったけど、冬山の食事は鍋が一番!
日が暮れたので星空撮影
2016年12月25日 18:20撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/25 18:20
日が暮れたので星空撮影
東の方を撮影。すばるが見える。
2016年12月25日 18:24撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/25 18:24
東の方を撮影。すばるが見える。
北北西の空を長時間露光
珍しくよく撮れてる♪
2016年12月25日 18:33撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/25 18:33
北北西の空を長時間露光
珍しくよく撮れてる♪
12月26日(月)の南御室小屋テント場
0時に起きて星空撮影を再開。
2016年12月26日 00:25撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/26 0:25
12月26日(月)の南御室小屋テント場
0時に起きて星空撮影を再開。
東にあったすばるが西の空に来ていた。
2016年12月26日 00:26撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/26 0:26
東にあったすばるが西の空に来ていた。
すばるが見つかればアルデバラン(1等星)が見つかり、さらにオリオン座のベテルギウス(1等星)も見つかる。左の明るい星は、こいぬ座のプロキオン(1等星)。

1等星は21あり、日本の3000m峰も21座。『21』という数字が一層好きになった。
2016年12月26日 00:27撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/26 0:27
すばるが見つかればアルデバラン(1等星)が見つかり、さらにオリオン座のベテルギウス(1等星)も見つかる。左の明るい星は、こいぬ座のプロキオン(1等星)。

1等星は21あり、日本の3000m峰も21座。『21』という数字が一層好きになった。
Q.北極星はどれでしょう?
2016年12月26日 00:30撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/26 0:30
Q.北極星はどれでしょう?
A.これが正解

星空撮影は癖になりそう♪
2016年12月26日 01:20撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/26 1:20
A.これが正解

星空撮影は癖になりそう♪
再び起きたのは4時55分。朝食と撤収で7時過ぎに下山開始。
2016年12月26日 07:09撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/26 7:09
再び起きたのは4時55分。朝食と撤収で7時過ぎに下山開始。
昨日より雲が多いかな。
2016年12月26日 07:22撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/26 7:22
昨日より雲が多いかな。
せっかくなので辻山へ。トレースは薄い。
2016年12月26日 07:42撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/26 7:42
せっかくなので辻山へ。トレースは薄い。
倒木をまたいで進む。
2016年12月26日 07:58撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/26 7:58
倒木をまたいで進む。
この辺りはウサギ銀座か!
2016年12月26日 08:03撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/26 8:03
この辺りはウサギ銀座か!
人よりウサギのトレースが多いぞ!
2016年12月26日 08:04撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/26 8:04
人よりウサギのトレースが多いぞ!
ウサギも登山道が歩きやすいようだ。
2016年12月26日 08:10撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/26 8:10
ウサギも登山道が歩きやすいようだ。
辻山に到着
2016年12月26日 08:11撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/26 8:11
辻山に到着
辻山に寄り道しないのはもったいないよ♪
2016年12月26日 08:14撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/26 8:14
辻山に寄り道しないのはもったいないよ♪
辻山からは富士山も見えるし!
2016年12月26日 08:16撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/26 8:16
辻山からは富士山も見えるし!
南アルプス南部をズームで。
2016年12月26日 08:16撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/26 8:16
南アルプス南部をズームで。
農鳥岳をズームで。
農鳥岳の左肩に見えるのは塩見岳?
2016年12月26日 08:17撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/26 8:17
農鳥岳をズームで。
農鳥岳の左肩に見えるのは塩見岳?
間ノ岳をズームで。
北岳山荘は雪に埋まりそう。
2016年12月26日 08:17撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/26 8:17
間ノ岳をズームで。
北岳山荘は雪に埋まりそう。
北岳をズームで。
バットレスが荒々しい。
2016年12月26日 08:17撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/26 8:17
北岳をズームで。
バットレスが荒々しい。
仙丈ヶ岳をズームで。
年末年始に登ってみたい山の候補。
2016年12月26日 08:17撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/26 8:17
仙丈ヶ岳をズームで。
年末年始に登ってみたい山の候補。
鳳凰三山をズームで。
とてもいい山行だった。
2016年12月26日 08:17撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/26 8:17
鳳凰三山をズームで。
とてもいい山行だった。
富士山に向かうように下山中。
2016年12月26日 08:58撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/26 8:58
富士山に向かうように下山中。
火事場跡からの白峰三山
2016年12月26日 09:02撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/26 9:02
火事場跡からの白峰三山
鳳凰山は何度も登りたい山。
2016年12月26日 09:09撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/26 9:09
鳳凰山は何度も登りたい山。
「お前を食ってやろうか!?」
2016年12月26日 10:33撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/26 10:33
「お前を食ってやろうか!?」
夜叉神峠まで戻ってきた。やはりザックは重い…
2016年12月26日 11:02撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/26 11:02
夜叉神峠まで戻ってきた。やはりザックは重い…
無事に下山することが大切♪
2016年12月26日 11:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/26 11:48
無事に下山することが大切♪

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 防寒着 ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 予備靴ひも ザック アイゼン ピッケル ビーコン 行動食 水筒(保温性) 計画書 ヘッドランプ 予備電池 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ テントマット シェラフ
共同装備
昼ご飯 調理用食材 水筒(保温性) ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー ツェルト カメラ テント

感想

去年の年越し登山で断念した鳳凰山の地蔵岳。およそ1年ぶりの再挑戦だ。

◆12月24日(土)
 夜叉神峠登山口はすでに数台が駐車。晴れ予報の南アルプスにしては空いている。25kgのザックを背負い、落ち葉の上に雪の乗った登山道を登る。
 およそ1時間で夜叉神峠に到着。ここからの展望はやはり素晴らしく、冠雪した北岳、間ノ岳、農鳥岳、悪沢岳、上河内岳が見られる。この先でこの景色が見られるのは火事場跡だけだ。樹林帯からの展望は貴重なので、ここでじっくりと写真を撮ることにしよう。
 雪と岩と氷の混ざる日陰道を登り、杖立峠、火事場跡、苺平へ。火事場跡からの展望を除き、見所はほとんどない。苺平から南御室小屋へ一気に下る。

 南御室小屋は営業期間外だが、テントは10張ほどの先客がいる。全面積雪で雪質はサラサラ、雪の下は固く凍結していて雪ペグが刺さらず、横に寝かせて雪で埋める。まだ慣れていない作業だが上手く出来た。
 夕食は赤ワイン、チェダーチーズ、フォカッチャ、ポトフ、ハンバーグ。これだけ持ち込めば荷物が重くなるのは当然か。夕食後には星が綺麗に出ていたが、テント場が暗くなってから撮影しようと思って早めに寝て、0時ごろに起きて空を見たらボンヤリとしか見えなくなっていた。旬を逃したようだ。

◆12月25日(日)
 目が覚めてテントのジッパーを開け外を見るとまだ暗い。朝食を摂ってから出発の準備に取り掛かる。テントはここに張ったままなので撤収の手間がないから楽だ。

 小屋の北側は急斜面なので最初からクランポンを装着していく。稜線歩きがメインとなるのでトレッキングポールでなくアイスアックスの出番だ。昨日と変わらずの樹林帯から景色は見えない。1時間ほどで砂払岳に着くと北岳、間ノ岳、農鳥岳がそびえる。やはり南アルプスの山はでかい。南には富士山も見える。期待していたご来光は残念ながら地平線に掛かる雲が隠してしまったようだ。
 砂払岳から改装中の薬師岳小屋まで下り、薬師岳に登り返す。鳳凰山は南アルプスでは珍しく花崗岩で構成された山で、燕岳や甲斐駒ヶ岳と同じように奇岩が積み重なっている。強風で雪が飛ばされた薬師岳の頂上は妙な岩がゴロゴロと点在していて面白い。7時12分、鳳凰山南峰、薬師岳に登頂。

 薬師岳の次に目指すのは観音岳だ。稜線の西側は雪がほとんどなく、東側は吹き溜まりとなっている。そのため歩くのは西側だ。途中で雲の上に太陽が姿を現し、白峰三山の東面を照らし出した。光の当たる3000m峰は神々しく輝いていた。薬師岳から続く奇岩群は観音岳に至る稜線でも健在で、頂上直下の岩場は少々厄介だ。観音岳の頂上周辺は薬師岳と違って雪が多い。山頂標識は頂上直下の東側にあるので、ここからでは南アルプス主稜線は見えない。見えるのは北の仙丈ケ岳、アサヨ峰、甲斐駒ヶ岳、八ヶ岳、地蔵岳、東の奥秩父、南の富士山だ。7時43分、鳳凰山最高峰、観音岳に登頂。

 1年前はここ観音岳で引き返した。今回はこの先の地蔵岳が目標なので北に向かう。岩と雪の稜線を歩いていく。少し下ると稜線の東側に樹木が並んでいるので、樹木に沿っていく。鳳凰小屋分岐から登り返してアカヌケ沢ノ頭を目指すがルートが分かりにくく、アカヌケ沢に下る直前で雪の少ない西に少し下ってしまい、戻って道を探したら雪の深い樹林帯を下るルートを発見。正面に見える地蔵岳に導かれるようにアカヌケ沢ノ頭から下って賽ノ河原にたどり着いた。地蔵岳の最高点はオベリスクだが登れないので賽ノ河原にある標識が事実上の地蔵岳頂上と言える。9時39分、目標である鳳凰山北峰、地蔵岳に登頂。1年越しの悲願達成。
 賽ノ河原にはお地蔵さまがたくさん並んでいて、その先には甲斐駒ヶ岳が座している。そのずっと遠くには北アルプスの穂高岳から後立山連峰までずらっと白い峰々が並んでいる。オベリスク直下まで登ってみると富士山が望める。ここまで来た甲斐があったというものだ、山梨だけに。

 目標達成できたので来た道を戻る。これまでは北に向かってきたので、南に向かうと、同じ道なのに見える景色が違う。常に富士山が正面に来るのだ。また南アルプス南部の最高峰である悪沢岳もよく見える。この悪沢岳、我々をなかなか歓迎してくれない意地悪さんで、前日まで晴れていてもいざ登ろうとすると雨と風で試練を与えてくるのだ。次回登るのはいつになるだろうか。
 時間と体力に余裕があるので観音岳の山頂標識の上の岩に登る。そこには2等三角点『観音岳』があるのだが、後で調べると成果不良により測量停止中とあった。国土地理院にはぜひともこの三角点を復興してもらいたい。





 観音岳から薬師岳、砂払岳へと戻り、そこで絶景ともお別れだ。樹林帯をずっと下って南御室小屋に着いた時にはテントはわずか2張となっていた。明日は月曜日だ。

 夕食はホットワイン、昨日残しておいたチェダーチーズ、生ハム、豆乳鍋、メスティンで炊いたご飯。これで明日も元気に歩けそうだ。
 18時ごろには星がよく見えていたので星空撮影を始める。長時間露光にも挑戦し、いい感じのものが撮れた。仮眠後の深夜に起きて、再び撮影を始める。北極星を見つけたり、すばるからアルデバランとオリオン座を探すのは面白くて癖になりそうだ。

◆12月26日(月)
 下山だけなので4時55分に起床して7時過ぎに出発。凍結した雪の下にあるペグを掘り起こすテントの撤収は大変だと分かった。

 せっかく山に来ているのだから途中の辻山に登らないという選択肢は我々には存在しない。ウサギの足跡が我々を辻山に導く。辻山から見えるこの日の北岳、間ノ岳、農鳥岳も素敵だ。
 辻山から苺平、火事場跡、杖立峠、夜叉神峠へと下る。2日前に登ったときよりも雪が減っていて、代わりに凍結箇所が増えていた。火事場跡付近ですれ違った学生と思われる5人の男女。翌日は荒天が予想されるので少し心配したが、この時期に登る者であれば冷静な判断が下せるのであろう。一方、夜叉神峠で出会った女性グループは場違いなハーフパンツ姿だった。おそらく夜叉神峠までのハイキングであろう。その先まで登らないことを願う。

 11時44分、無事に登山口に着いた。天候に恵まれて目標を達成できたことに感謝。

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コメント

お二人さま、こんにちは!
いやぁ〜、自分にはあり得ない山行を見させて頂きました。
山頂(稜線)では雪のない箇所もあり、例年より雪が少ないのでしょうか?

周りの景色は雪を冠った名山ばかりで、目が痛くなりませんでしたか(笑)
特に、雲海に浮かぶ富士山が素晴らしいですね♪

25kgの荷物を担ぎ上げ、豆乳鍋とは普通では出来ないクリスマスディナーとなりましたね♪

お疲れさまでした。
2016/12/28 13:57
Re: お二人さま、こんにちは!
ayamoekanoさん、こんにちは。

運よく天候に恵まれて鳳凰三山に登れました。1年前より風が弱かったので稜線上での長時間行動が可能でした。積雪量ですが、1年前と比較したところ同じぐらいでしたね。南アルプスの積雪量が増えるのは2〜3月かもしれません。

雪山での食事は難しく、いろいろなものが凍ってしまうのですが、冷蔵しておきたい肉や野菜は重いけど日持ちするので便利です。クリスマスに鍋というのは奇妙ですが、食前の赤ワイン、チーズ、生ハムのおかげでクリスマスが楽しめました。
2016/12/28 15:38
あっ
夜叉神峠で、お見かけしました。
良いクリスマスでしたね〜
羨ましい??
2016/12/28 23:50
Re: あっ
Hide-Gさん、コメントありがとうございます。

3日とも好天でいいクリスマスを過ごせました。寒かったですけどね♪

Hide-Gさんの記事を拝見しましたが、鳳凰山の前の畑薙ダム付近の崩落が気になりました。いけるもんなら聖岳を検討していたので。貴重な情報ありがとうございました。
2016/12/29 14:20
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積雪期ピークハント/縦走 甲信越 [2日]
鳳凰三山 薬師岳・観音岳(夜叉神の森スタート)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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