丹沢/大山から三峰山
- GPS
- 06:56
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,435m
- 下り
- 1,642m
コースタイム
- 山行
- 5:56
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 6:52
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
伊勢原駅北口→大山ケーブル http://www.kanachu.co.jp/dia/diagram/timetable01/cs:0000800825-1/nid:00128127/rt:0/k:%E4%BC%8A%E5%8B%A2%E5%8E%9F%E9%A7%85%E5%8C%97%E5%8F%A3 ◆復路 清川村役場前→本厚木(本数は少なく1本/時) http://www.kanachu.co.jp/dia/diagram/timetable01/cs:0000801607-12/nid:00128423/rt:0/k:%E6%B8%85%E5%B7%9D |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆道の状況 全般として標高1000m以上で積雪があり、コンディションによっては軽アイゼンが必要だろう。北側になる三峰山方面では積雪は800mまで見られる。今回アイゼンを使用せずに歩けたが安全のためには積極的にアイゼンを使用した方が良いだろう。 三峰山の尾根は鎖場も多く注意を要する。整備されているので注意を怠らなければ難度はそれ程高く無い。 物見峠方面と煤ヶ谷方面の分岐から下った所で法面を崩して滑ってしまったがむしろ平穏に見えるこう言う所に落とし穴があるかもしれない。 ◆登山ポスト 煤ヶ谷登山口に登山ポストがあり、ヒル対策グッズも備えられていた。 |
その他周辺情報 | ◆温泉 七沢、広沢寺と東丹沢には温泉が多いが煤ヶ谷からだと歩くと5-6kmある。 ◆飲食店 煤ヶ谷周辺には飲食店は見当たらなかった。道の駅清川には2階に休憩所はあるが飲食店は無い。また休憩所は飲酒禁止(1階の売店では地酒が売っているのだが)。 |
写真
感想
いつものメンバーでの今年最初の山行は初詣を兼ねてと言うことで大山寺経由大山そして三峰山へと言うもの。前の週末に降った雪が思いの外残っていてプチ雪山気分が味わえた。
伊勢原駅北口に7時集合で7:05のバスに乗車して終点の大山ケーブルBSまで。そこからこま参道を経て女坂経由で大山寺に詣でる。大山寺は755年開山の真言宗の古刹だ。有り難い。女坂には七不思議があり、それぞれに表札が掲げられていて登山中の楽しみにもなってくれている。大山寺から一層急坂になり下社に至るが、下社には茅の輪が掲げられていた。
下社からの階段が一番の急登になる。そこを超えると登山道。暫くは普段通りの登山道であるが徐々に雪が現れ出す。十六丁目で浅間山からの尾根を合わせるがこの辺りから積雪が増えて行く。二十三丁目を過ぎた辺りではこれが大山?と言う感じの雪景色を楽しめた。登りでは多少氷結気味の部分もあるがアイゼンは無くてもこなせる程度だった。山頂に出るとむしろ陽当たりが良く雪が無い所も見られる。晴天で展望も良く、富士山は雲に隠れていたものの南は大島、東は筑波山にスカイツリーと十分に楽しめた。大山山頂で小休止としたが、個人的には大山への登りでは時折ふくらはぎが攣り、休憩中には腹筋や背筋が攣り、苦労した。それだけ運動不足と言うことか。
大山から不動尻に向って下りて行くルートでは頂上直下が氷結気味で滑りやすい。要注意だ。この時季軽アイゼンは必須装備だ。伊勢原駅で気温は4℃、下社で3℃、十三丁目で0℃と下がって行ったが、風は無く、登っていると寒さはそれ程感じることはなかったが、大山の尾根を降りて日向薬師への道を分けて尾根が北に向うと強い北風に晒された。気温も0℃まで下がり体感的には-10℃レベルだっただろう。
唐沢峠の東屋を過ぎて登りきったところから右手に下って行くのだがそれは不動尻へのルート。三峰山へは尾根通しに行く。3番手を歩いていたAki-CLさんが最初に気付いて先に行くT井さんと13Kさんに声を掛けて戻させる。分岐に当る所の道標にピンクテープがあるのはその意味だったようだ。もう一ヶ所865mピークも道迷いポイントだ。このピークへの登りの途中で余りに寒いので帽子をザックから出していたら置いて行かれてしまった。ピークに登ると人影は無い。足跡は二手にあるが左側が圧倒的に多い。でも三峰山は右手に見えるのだが、こちらには薄い足跡しか無く、こちらに3人が行った雰囲気は余り無い。恐らく唐沢川側に降りるルートに踏み出したと思うが、そのうち間違いに気付いて戻るものと思って分岐のピークの辺りでウロウロとして待っていたらやっぱり唐沢川側から戻って来た。地図通りの道間違いをしていた訳だ。
ここから三峰山へはやや痩せ尾根になる。最初に広いピークに出るがそこは名も無いピーク、下って不動尻からの道を合わせて登って下って登って三峰山の山頂に至る。不動尻からの道を合わせてから鎖場が現れ出す。大山から下ってここまでは誰にも逢わなかったので三峰山山頂に10人以上の人が居るのには驚いた。ローカル的には人気の山なのだろうか。大パーティが2つそれぞれに大賑わいでお昼時を楽しんでいた。三峰山から西側を見ると丹沢山から丹沢三峰の展望が良いが丹沢山の右側に蛭ヶ岳も望めた。
三峰山からの下りもしばらくは油断出来ない径が続く。物見峠の手前で煤ヶ谷へ降りて行くがそこまでは北風に晒されて寒かった。陰鬱な雲も山に懸かって来た。しかし分岐から煤ヶ谷方面へ少し下ると風が遮られて暖かい。枯れ葉の詰まった樋状の登山道をどんどん下って行き煤ヶ谷の集落に出る。登山ポストもちゃんとあったがポストの隣りにそれより大きなスペースでヒル対策用品が取り揃えてあるのには唖然とする。やっぱりそう言う時季に来る場所では無い、と言うことだ。
煤ヶ谷のバス停に着くとバスは1時間に1本。次のバスは15:04と50分後だった。飯山まで行くとバス便が増えるらしいがそこまで5km近いので結局同じ時間になるし。まあとにかく少し歩いて寒さをしのげる場所を探そうよ、と歩くと清川村役場の前に道の駅があった。ここの休憩所で暖かく過ごすことができたし、この土地の名産品もお土産に買うことができた。
相模大山としてはアンユージュアルなプチ雪山も楽しめたし、それなりの距離を歩くことも出来たし、一年の最初の山行としてはまずまずだったのではないだろうか。今年も良い年でありますように。
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