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Yamareco

記録ID: 107983
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積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

常念山脈縦走(常念小屋〜燕山荘)

2011年04月29日(金) 〜 2011年05月01日(日)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
19.6km
登り
2,247m
下り
2,044m

コースタイム

一日目7:00一の沢〜12:05常念小屋 二日目5:50常念小屋〜10:20大天荘〜7:00燕山荘 三日目6:40燕山荘〜9:35中房温泉
天候 一日目・晴れ→曇り風強し 二日目・晴れ→曇り→暴風&雨と雷 三日目・暴風&雨
過去天気図(気象庁) 2011年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
豊科駅〜一の沢 タクシー3700円
中房温泉〜穂高駅 バス1700円
コース状況/
危険箇所等
常念〜燕間コース上は夏道は雪で埋もれているので殆ど稜線上を歩きます。コース上東側は基本雪庇になっているので西側からトラバースがメインです。西からの強風に注意。
大天井直下は急傾斜なクラスト状の雪面に付き要注意、この地点ですれ違った三人組みパーティはコンテでザイルをつないでました。※尚大天井岳を越える場合は東側から巻く事、西側からは抜けられません。
総じて確実なアイゼンとピッケルを利かせながらの歩行技術を要します。
2011年04月29日 07:07撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
1
4/29 7:07
2011年04月29日 07:20撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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2011年04月29日 07:57撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
4/29 7:57
2011年04月29日 09:33撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
4/29 9:33
2011年04月29日 09:33撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
4/29 9:33
2011年04月29日 10:43撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
4/29 10:43
2011年04月29日 12:24撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
4/29 12:24
2011年04月29日 16:45撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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4/29 16:45
2011年04月30日 05:40撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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2011年04月30日 06:31撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
4/30 6:31
2011年04月30日 07:22撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
4/30 7:22
2011年04月30日 07:23撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
4/30 7:23
2011年04月30日 07:59撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
4/30 7:59
2011年04月30日 08:45撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
4/30 8:45
2011年04月30日 08:48撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
1
4/30 8:48
2011年04月30日 10:04撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
4/30 10:04
2011年04月30日 10:23撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
4/30 10:23
2011年04月30日 10:25撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
4/30 10:25
2011年05月01日 06:03撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
5/1 6:03
撮影機器:

感想

久しぶり&体力トレーニングを兼ね常念山脈を歩いてみた。
一日目、天気も良く一の沢のデブリの景色に驚きながらデブリの中を常念小屋まで歩く。小屋に着くものの天気が崩れ始め、常念山頂は雲が被っていた為断念、早々にテントを張り昼寝、17時過ぎ頃外へ出てみると山頂は雲が晴れていたもの時間と風が強くなってきた為、結局諦める。夜は更に風が強くなり何度も目が覚める。

二日目、風は強いが天気は回復し槍穂も見えるようになった。燕山荘目指し早々に横通岳方面へ出発。大天井岳まで順調に歩いたものの、この辺りで更に風が強くなる、後で歩いていた二人組の男性とパーティを組む、しかし、誤って尾根を一つ間違えてしまい焦る(槍方面)。山頂まで戻りコース修正、大天井を超えた頃、西から途轍もない勢いで雲が迫ってくる、間もなく身体を吹き飛ばすほどの暴風と横殴りの雨が降り出しそして雷・・身の危険を実感。挙句の果てに霧で視界最悪。ビバークも考えたが既にずぶ濡れだった為、燕山荘目指し耐風姿勢⇔風が弱まった隙に歩くの繰り返し、途中蛙岩付近で立ち往生している男性も連れ計4名19時燕山荘着。遅くに着いたのにストーブと食事を用意して下さったスタッフの方々に感謝。

三日目、朝6時40分頃中房温泉目指し強風の中合戦尾根を下りる。そして9時35分無事下山、バスの時間にも間に合った

ギリギリでそれどころじゃなかった為、写真撮影はほぼ前半のみ

雨・暴風・雷そして軽度の低体温症、非常に濃厚な縦走となった。

追加:この30日〜の天候により蝶ヶ岳、常念岳、鹿島槍ヶ岳等で低体温や落雷等による遭難者が何名も出てしまった。自分はまだ体力が有った為か辛うじてこうして無事帰ってこれたが、一歩間違えれば疲労凍死なんて事になってしまいかねなかった。
時に自然はとてつもなく危険で簡単に命を奪うものだと実感した。今回の山行を経験として、今後はより慎重に天候を見定め判断、行動できるようにしたい。

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コメント

いいな〜
本来GWに行きたかったコースです。

テント泊かと思いきや小屋泊でしたか。
GWなので混んでませんでしたか?
2011/5/1 22:31
個室でした
テン泊予定でしたが、ずぶ濡れで低体温症になっていた事も有り、身の安全を考え小屋泊にしました。
GWでしたが、この天候だった為、登山を断念するなど結構キャンセルもあったようです。普通に部屋空いてましたよ。
2011/5/1 22:47
燕山荘にて
tomo777さん

はじめまして。こんばんは。 shineshine

まだ記録は書きあげておりませんが、
燕山荘にて、うちのCLやらメンバーが同行者の2名に声をかけたんだと思います。

蛙岩にいた男性は言葉が聞こえにくいor外国の男性でしょうか。
私たちのパーティはその男性に手振りで撤退を伝えました。
ビバークするのを止めて、荷物を持ってあげたんですよね。


本日の朝、乾燥室でお会いしたのかもしれませんね。

私たちのパーティは、燕岳から常念を目指し、為右衛門吊岩を過ぎた2678Mで撤退をしました。
しかし、、、大変でしたね
2011/5/1 23:24
大変でしたねぇ
GW後半に久々に常念岳ピストンを考えているので、デブリの写真は参考になります。
日帰りにするか、テント泊にするかは決めていませんが。

ところで、一の沢までは車で入れるのでしょうか?
教えていただけるとうれしいです。
2011/5/2 6:56
初めまして
<noriaさん
そうですね外国の方のようです。
彼は蛙岩でビバーク準備をしていましたが、あそこも風が吹き荒れていました。
そして、一緒にいた方が危険と判断し無理やり連れて行きました。
彼は腰を悪くしていたみたいで重装備だった為、同行した方が荷物を持ってあげていましたよ。

お互い大変でしたね、しかし良い経験になりました。

<spicaさん

先月28日から一の沢まで車で入れるようになってます。

一の沢は雪崩の巣窟なんて話を聞きましたが、この景色を見て、改めて実感しました。
2011/5/2 10:18
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