赤岳 美濃戸口から 地蔵尾根↑文三郎尾根↓
- GPS
- 08:59
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 1,557m
- 下り
- 1,559m
コースタイム
- 山行
- 6:53
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 8:58
天候 | 晴のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車料500円、駐車券を提示するとコーヒー1杯サービスがあります。 タイヤチェーン装着すれば、赤岳山荘までは行けますが、面倒だったので歩くことにしました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
美濃戸口からやまのこ村、赤岳山荘まではほぼ車道を歩きましたが、凍結箇所が有り、危険なのでチェーンアイゼン装着しました。 行者小屋まで南沢コースでしたが、チェーンアイゼンで問題なく行けました。 行者小屋から先は、前爪のあるアイゼン、ピッケルが必須だと思います。 地蔵尾根から登りましたが、この日は凍結無くアイゼン効きます。 とにかく急登です。 上部のナイフリッジ通過には注意が必要です。本当に足場が狭いです。 地蔵の頭から山頂まで、特に危険個所はありませんでした。 山頂から文三郎尾根、行者小屋は急な斜面を下るので慎重な足の運びが必要です。 雪が緩いのでアイゼンの効きがいまいちで油断できない感じでした。 行者小屋から赤岳鉱泉、美濃戸口まではチェーンアイゼン、ダブルストックでした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
手袋
アウター手袋
防寒着
雨具
アウターシェル
スパッツ
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
携帯(GPS)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ピッケル
カメラ
|
---|
感想
当日は、気温が高く山頂でも0度以上あったように思います。
しかも、無風!まるで奇跡です!
以下は、雪山の赤岳は初めて訪問した初心者の感想です。
今回登りで選んだ地蔵尾根の急登は予想以上にきついものでした。
夏道でも2回登っていますが、改めてその急傾斜を体感しました。
夏場ですと階段が設置されている箇所は、この時期ほとんど雪に埋もれ、ただの急斜面に変わっています。
アイゼンとピッケルの使い方をしっかりおさらいしながら、急登を一歩一歩登りました。
アイスバーンなどはありませんでした。
尾根の上部には、非常に狭い足場のナイフリッジがあります。
ほぼ無風なので特に恐怖は感じませんでしたが、強風時の危うさは容易に想像がつきます。
地蔵の頭から山頂までは特に危険と思われる個所などなく、稜線からの眺望を楽しむことができました。八ヶ岳ブルーとまでは行きませんが青空のもと富士山や日本アルプスの白い峰々を満喫しました。
山頂からの下りは、登りとは逆方向、文三郎尾根経由でした。
こちらも急斜面、最初の岩場、ピッケルとアイゼンを駆使して慎重に下りました。前後や登ってくる登山者さんもいらっしゃるので、写真撮影はあまりできませんでした。
岩場を過ぎると引き続き急斜面、文三郎尾根のマムート階段は雪に埋もれてただの急斜面になっていました。
最初はピッケルも突きながら慎重に下りていましたが、慣れた登山者さんが、アイゼンワークだけで下りて行かれるのを見て、自分もそれに倣いアイゼンで確実に斜面をとらえるようにしながら歩きました。
慣れた登山者さんの所作は見るだけで参考になるもんだと改めて感じました。
登山道の雪はそれほど締まっておらず、雪面におろした足が多少下に向かって滑る感じがあり、気を抜けない下山でした。
自分なりに課題をもってピッケルやアイゼンの使い方を意識して登り下りを行い、他の登山者さんを参考にしたりと、かなり得るもののある山行だったと思います。
下りは登りとは違う北沢コースを歩きました。
赤岳鉱泉のアイスキャンディの美しいさが非常に印象的でした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する