青と白が眩しい春の甲武信ヶ岳

2017年04月23日(日) [日帰り]

• GPS: 09:20
• 距離: 14.9km
• 登り: 1,664m
• 下り: 1,655m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:48
• 休憩: 1:28
• 合計: 9:16

5:28 西沢渓谷駐車場
5:42 5:42 ねとりインフォメーション
5:46 5:55 徳ちゃん新道登山口
7:38 7:38 徳ちゃん新道分岐
9:25 9:25 戸渡尾根分岐
9:31 9:31 木賊山
9:49 10:02 甲武信小屋
10:21 10:45 甲武信ヶ岳
10:55 11:08 甲武信小屋
11:28 11:28 木賊山
11:32 11:32 戸渡尾根分岐
12:36 12:45 徳ちゃん新道分岐
14:03 14:19 徳ちゃん新道登山口
14:21 14:21 近丸新道登山口
14:37 14:41 西沢渓谷駐車場
14:44 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

西沢渓谷駐車場へ駐車（無料）
トイレは少し手前の道の駅で済ませておきました。

コース状況／危険箇所等

・中腹までは春山ですが、前日に降雪があったので徳ちゃん新道分岐より上は雪道でした。最新の状況は、甲武信小屋のブログ "小屋番の部屋" が参考になりました。
・徳ちゃん新道の下りは意外と難儀した。登っている時はそれほど危険箇所がないように感じたが、下りは急斜面＆ヤセ尾根から下の見通しが良いので想像以上に高度感があってお尻がムズムズ。近丸新道よりは歩きやすいようだが高い所が苦手な人は気合い入れましょう。

その他周辺情報

西沢渓谷駐車場入口の売店で売っていたよもぎ餅(１個160円)が素朴な甘さで下山後のおやつに丁度よかった。

写真

西沢渓谷駐車場へ車を駐めて出発。気温3℃。

4/23 5:30

西沢渓谷入口のゲート。登山ポストもあります。

4/23 5:43

近丸新道の入口。今回は徳ちゃん新道から登るので左へ進みます。

4/23 5:49

徳ちゃん新道の入口。ここから本格的な登山道。

4/23 6:12

尾根筋沿いの急斜面を登る。日が昇って気温も上がってきました。

4/23 7:23

ルート脇に積雪がちらほら。前日に山頂付近で10cm程の降雪があったようです。

4/23 7:30

ようやく徳ちゃん新道分岐へ出る。結構登ってきたがまだ半分。

4/23 7:39

さらに進むと視界が開けて木賊山が見えた。まだまだ遠い。

4/23 8:05

先ほどと同じ山道とは思えない程、周囲の様子は一変。

4/23 8:07

足跡の様子から先行者が1名いるようだ。雪質が良いのでアイゼン無しでよさげ。

4/23 9:07

樹林帯の中を登っていくとビューポイントへ出る。

4/23 9:08

眺望ばっちり。富士山は雲に隠れて先っぽしか見えず。

4/23 9:23

戸渡尾根分岐へ出る。少々シャリバテ気味。

4/23 9:30

ようやく木賊山へ到着。

4/23 9:36

さらに先へ進むと、ここで初めて甲武信ヶ岳の山容が姿を現す。

4/23 9:48

山頂に登り返す前に、甲武信小屋前で休憩してエネルギー補充。

4/23 10:00

小屋開きは来週ですが、今日は2名のスタッフが準備に勤しんでいました。

4/23 10:06

木賊山からの下りで1コケしてたので、小屋前でアイゼンを装着して山頂アタック開始。

4/23 10:16

山頂の肩から振り返って木賊山方面。

4/23 10:17

雲1つ無い青空の下、ゴールは目前。

4/23 10:21

ついに到着。最近はゴール直前での撤退続きでしたが、今回は登り切りました。

4/23 10:22

他に2名の登山者が休憩していたので撮っていただきました。

4/23 10:30

八ヶ岳、槍・穂高岳方面。

4/23 10:34

浅間山方面。

4/23 10:34

金峰山、国師ヶ岳、南アルプス方面。

4/23 11:15

帰りの木賊山登り返しは直登なのでキツイ。

4/23 11:18

最後に振り返って甲武信ヶ岳。気温が高いので先ほどの写真と比べると雪が少し減ってる。

4/23 11:37

木賊山から少し下ったビューポイント。富士山が少し姿を現してきた。

4/23 11:44

往路アイゼン無しで登ってる時に難儀した急斜面。ずり落ちると崖下ダイブ。

4/23 11:56

雪が緩くなってグズグズ＆ドロドロ。

4/23 12:29

徳ちゃん新道分岐まで戻る。ここでアイゼン解除。

4/23 12:45

下りも徳ちゃん新道。分岐直下の細い岩尾根が上から見下ろすと高度感があって個人的に今回の核心部。

4/23 12:52

ついに富士山が雲の中から姿を現す。

4/23 13:26

登りでは気がつかなかったメッセージ発見。"コノ先ヲ右へ"？

4/23 13:27

右方面は立ち入り禁止ロープ。罠メッセージか！？

4/23 14:02

ようやく登山口まで戻って一安心。

4/23 14:14

ヌク沢に立ち寄って、アイゼン＆ストックの泥を洗い流す。

4/23 14:40

駐車場入口の売店でよもぎ餅(160円)をゲット。

4/23 14:40

ようやくゴール。下界は真夏日のような気温で暑い。

4/23 15:14

道の駅から今日歩いた尾根筋がはっきり見えるが、甲武信ヶ岳の頂は木賊山の後ろに隠れてここからは直接見えないようだ。

4/23 15:28

東京都内の桜はすでに終わりましたが、この辺りは丁度満開でした。

撮影機器：

RICOH GR リコー

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター ネックウォーマー 帽子 靴 ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） 計画書 予備電池 GPS ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

SHOHEI510205

小屋開き前の静かな甲武信ヶ岳に登りたいな〜と思ったので、晴れを狙って日曜日に登ってきました。前日の東京は雨でしたが、山頂付近は10cm程降雪があったので、約1900m より上は雪山装備が必要。この時期にまだ雪道を登ることになるとは。

山頂の風は強くなかったので、ゆっくり景色を堪能。
最近は悪天候視界不良で山頂直前で撤退が多かったので、いつもより達成感が大きい。
すれ違った登山客は10名にも満たない程で、今シーズンは諦めていた雲1つ無い青空の下で静かな雪山を堪能して満足できました。

GW直前のこれからの時期、入山者も増えてくると思いますが、累積標高約1700m、往復15km程と比較的ロングコースなので、体力に合わせて無理のない行動を心がけましょう。