新穂高〜双六岳(5年ぶり!のガッツリ登山)
- GPS
- 56:00
- 距離
- 28.9km
- 登り
- 2,004m
- 下り
- 2,009m
コースタイム
- 山行
- 4:50
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 5:40
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 8:50
- 山行
- 4:20
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 5:00
天候 | 1日目 曇り晴れ 2日目 晴れ 3日目 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
梅田〜新穂高線(残念なことに9月3日を最後に廃止路線となる) |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所なし。よく整備されている。 |
その他周辺情報 | 日帰り温泉は中崎山荘を利用(¥800) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
行動食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
---|---|
備考 | ヘッドランプを忘れるという失態→新穂高ロープウェイ売店にて購入できた(朝8時に営業してて助かった!) |
感想
妊娠、子育てに追われて遠ざかっていた山。どこか登りたいなぁ。
そうだ、北アへ行こう。と思い立った時、ふと頭に浮かんだのが「鏡平」だった。
それからは2泊でどこまでいけるだろうかと計画を練る日々。
調子よかったら鷲羽岳まで行きたいな、なんて思っていたけど、結局は最初の計画通り、双六岳を最終地として折り返すこととなった。
1日目、曇り。ドキドキしながら新穂高ロープウェイ駅へ。登山口がはじめ分からずにウロウロ。人はまばらで、双六方面へ登る人はおらず、緊張して蒲田川にかかる橋を渡る。
最近すっかり成長した三段腹に気合を入れて、いざ、出発。
最初は林道を歩く。人が歩いていなくてちょっと寂しいな、、と思っていると、足元にひや〜っとした空気がまとわりついた。ゾっとして回りを見回すと、そこはお助け風の風穴ポイント。ハーフパンツにタイツを履いていたので、タイツのところだけ冷気を感じやすかったようだ。ちょっと怖かった〜。
わさび小屋まで来ると、たくさんの人が休んでいて、ほとんどは下山してきた人のよう。なんだかみなさん、充実感に満ちている。「今日は最高の景色だったよ」と言われ、期待して先へ進む。今のところ、槍穂高は全く見えない。雲の中だ。
小池新道を進む。よく整備されていて、〇や×も要所要所でペンキ書きしてあるので、迷うこともない。実際に、途中で道を整備している小屋の方と会ったので、定期的にメンテナンスをされているのだろう。ありがたい。
途中で初めて、登っている女性を追い抜く。登っている人がいてよかった〜。その女性とは鏡平山荘でも同室となり、たくさんお話することができた。きっと折立まで、無事にたどりつかれたことだろう。ちなみにこの日、鏡平には30〜40人くらいが泊まっていたと思う。
1日目は結局ガスが晴れることなく終わったが、夕食時に小屋のスタッフさんが「明日は晴れ予報です!」というと、わぁっと歓声があがった。
2日目、快晴。朝4時前に目が覚めてしまう。女性部屋には5人が寝ていたが、みんな起きてガサゴソ準備を始めた様子。外が明るくなってきて、窓を開けてみると目の前に槍様が!!こんなに近くに見えるなんて思ってなくて、びっくりしてまだ5時前なのに「うれし〜〜!見えた!」とやや大きめの声を出してしまった。
朝食は5時から。その前に鏡池からの逆さ槍をたくさんの人が見にきていた。
朝食後、すぐに出発。この時点では三俣蓮華まで行ってみようと思っていた。最初の急登、すぐに息があがる。しんどい。しんどいけれども振り返ると穂高連峰の素晴らしい景色。にやにやが止まらない。何度も振り返る。
前方から来た男性に気が付かず、避けながら「よそ見してて、ごめんなさい」というと、
男性からはにこにこ顔で「だって、槍がカッコいいもんねぇ」という返し。
だって槍がカッコいいもんねぇ。
なんだかそのフレーズが心地よくて、頭の中で何度も繰り返してしまう。
だって槍がカッコいいもんねぇ。
あぁ、迷ってたけど、本当に来てよかった!まだ小さい息子を置いてまで、何してるんだろうって正直何度も思ったけど、やっぱり来てよかった。
双六小屋へ着くと、中学生の団体さんが休憩中。小屋の前にピっと整列したかと思うと、突然の合唱が始まった。それがまた上手で、いいタイミングで素晴らしい歌を聞くことができてラッキーだった。
双六岳へは稜線ルートで向かう。思っていた以上に足が上がらなくて、予想したよりも登りがきつい。双六岳山頂に着くころには、三俣蓮華はあきらめて、ゆっくりこの景色を楽しみながら余力を残して歩くことに決めた。
下りは中道ルートへ。雪渓とお花畑がきれいだった。のんびりペースでそのまま鏡平山荘へ。
鏡平山荘では、連泊だと夕食のメニューを少し変えてくれた。予約もしてないのに、すごいなぁ。(1泊目のコロッケ、おいしかったから一緒でもよかったけど)
3日目、曇り。午後から高山市が雨予報だったため、朝食なしで早めに下山開始することに。バスの時間までにお風呂も入りたいので、できるだけ早く降りる。
が、足の裏にマメができたらしく、痛みを我慢しながらの下山となる。
わさび平小屋まで来ると、ほぼ同時に下山開始した年配のご夫婦がもうラーメンを食べていて、自分の下りの苦手っぷりを再確認。
でもわさび平まできたら下山したも同然!と気が緩んだせいか、残りの林道歩き1時間がとてつもなく長く感じられ、足も痛くて苦行のようだった。
何はともあれ、2泊3日の行程をコケることもケガすることもなく、無事に終えることができて本当によかった。一人だったけど、たくさんの人と出会い、言葉を交わすことで元気をもらえた。ほんのすれ違いでも、私と関わってくれたみなさんありがとう。行かせてくれた家族にも、感謝しています。
ひさしぶりやのに?がっつり
さすがやね
おめでとう
haruさん、コメントありがとうございます!久しぶりのヤマレコです。
久しぶりなので鏡平という場所の選択がよかったようです。岩場とか無い歩きやすい道でした。
ちょこっと登山は月一回くらい息子連れて行くようにしてますが、、今回もっと鍛え直さなあかんなぁと痛感しました(><)
すご〜い!久々でこの距離!
さすがです!
また六甲あたりで息子ちゃんと一緒のpadmaちゃんにバッタリと会いたいなあ〜!
お疲れさまでした!
(連れさんでした!)
kiyomiさん、こんにちは。ヤマレコ登録されてたんですね!コメントありがとうございます(^^)
妄想中はもう少し歩ける計画でしたが、実際に登ってみると、足は上がらず、息はハアハア…。運動不足を痛感しました。太ったし(T-T)
季節がよくなったら息子連れてウロウロしようと思います。山で会えたら嬉しいです♪
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