燕岳〜大天井岳〜常念岳 初めての北ア!!兄弟遠足
- GPS
- 33:40
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 2,320m
- 下り
- 1,869m
コースタイム
中房温泉登山口6:30-第一ベンチ7:15-第二ベンチ7:45-富士見ベンチ9:00-合戦小屋9:00-燕山荘11:05-燕岳山頂11:40-燕山荘出発12:30-大下りの頭13:40-槍分岐15:11-大天荘到着16:00
2日目
大天荘発6:30-東大天井岳8:00-常念小屋9:30-休憩-常念アタック開始9:45-常念山頂10:30-常念小屋11:15-休憩-常念乗越出発12:50-ベンチ13:05-胸突き八丁13:45-笠原沢14:10-大滝15:10-山の神15:50-一の沢16:05
天候 | 13日 晴れ→曇り 14日 快晴! |
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過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
* しゃくなげ荘(5:15発)から乗り合いバスにて中房温泉登山口へ。 * 広い駐車場で、夜に到着した時は5〜6台車泊組がいました。トイレは見当たりませんでした。 * 繁忙期の土日だったので、乗り合いバスの増便に乗車。それでも乗り切れない人は同額でタクシーに乗ってました。 * 帰りは常念小屋でタクシーを予約して(電話代100円)、一の沢→しゃくなげ荘までタクシー代4300円でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
*中房温泉登山口には水場・トイレともあり。 *よく整備されており、危険箇所はありません。 *燕岳への登りは30分ごとにベンチがあり、休憩が取りやすいです。 *燕山荘は大にぎわい。到着した時間で既にテント場はいっぱいでした。 *大天荘のテント場も混んでました。到着時にはテント札も無くなっていて、 空いてるところに張ってくださいと言われたので、満員御礼だったのでしょう。 *トイレはそれなりですw。 *水は1リットル200円。ペットボトルミネラルウォーターは2リットル500円でした。 *常念岳への縦走路でサルの群れに会いました。 *下りも整備されており、危険箇所はありません。 *携帯電話(au)燕山荘ではかろうじて2本電波ありましたが、大天井・常念はアウトでした。 |
写真
感想
初めての北アルプス。
今回の山の仲間は初めてのcasvalさんです。
しゃくなげ荘で早朝バスに乗る時に人が多くてびっくり、
中房温泉登山口でさらにびっくり、
ふだん、東北の静かな山を歩いている私にとっては都会のようでした。
さすがは表銀座…。
賑わっていることもあって、ゆっくりペースで登り始めます。
北ア三大急登と聞いてはいましたが、ベンチが30分ごとにあり、
思いのほか合戦小屋までは楽勝ムード。
この時はこれからの長い道のりを予想だにしていなかった…。
さらに登って燕山荘へ到着すると、老若男女、たくさんの人。
テント場もかなり早い時間だというのに埋まってきています。
休憩の後、今日の目的地、大天井岳に向かいました。
ここからは楽しみにしていた稜線歩きがずーーーっと続きます。
午後になり少し雲が下りてきたので、残念ながら槍のてっぺんはハッキリ見えませんでした。
明日に期待しながらさらに歩きます。
さすがに行動時間7時間を超えてくると辛さが押し寄せて来ます。
初めてのテント泊装備。
2人だけど共同装備ではなく個人コンプリートだったので、ザックの重さ水含め15キロ…。
最後の大天井岳の登りが壁のようだった。
なんとかテント場着。
雨が降りそうな気配を滲ませる空に待ったを掛けながらテント設営。
いつもお世話になっているtonoyamada氏から拝借しました。
スリーブ式のテントは簡単でびっくり!
初めての私でもひとりでできちゃいました。
ひとり上手にどんどんなって行く…。
いいのか?
まぁ、いいのか。と自分を納得させる。
この夜は満月&やや雲がかかっていて星がイマイチきれいに見えませんでした。
というのを言い訳にして8時前には速攻就寝。
モンベル#3にフリース着て寝ましたが、ちょっとだけ寒かったかな?
疲労が勝ってけっこう熟睡しましたけど。
翌日は日の出を山頂で見るため、3時半には起き出しテント撤収。
軽く歩いて山頂へ。
雲海から太陽が昇ってきます。
朝は雲もなく晴れ渡っていて最高の日の出でした!
朝日に染まる槍のキレイなことといったら…。
快晴の中、常念に向けて出発。
この日もボーナスステージの稜線は美しく続きます。
途中、ハイマツの実を食べるサルの群れに遭遇しました。
親ザルの背中に乗った子ザルもいました。
常念まではずーっと槍・穂高を眺めながら進みます。
横通岳からの大下りは大迫力で、また同じ高さを登るのかと思うとちょっと萎えます…。
常念小屋にザックをデポして、いざ常念アタック。
身体だけって軽いのね〜♪
ぬか喜びしたニセ山頂を過ぎ、いよいよ山頂。
わー!やっぱりここも人!!
いろんな方言が聞こえる。
下を見ると梓川の流れが見えて、穂高・槍が近くに迫ります。
初めての北アルプスに選んだのは大正解だったと思います。
ここで次に行きたい山を思い描けるんですもの。
本当に来てよかった。
小屋に戻ってタクシーを予約。
下山まで待てずにソフトクリームをフライング。
ブルーベリー&ヨーグルト味がさっぱりしててオススメです。
さてさて。下山ですが…。
ここからが登山の本質でした。
下り始めて30分で音を上げましたw。根性ナシですみませんw。
ヒーヒー言いながらなんとか下り、無事タクシーで帰路に。
車を置いたしゃくなげ荘で温泉に入って無事登山終了です。
ガイドブックに載っていた日程で組んでみた予定だったのですが、
後からよく見ると、本に載っていた人は小屋泊装備!!シュラフさえ持たない。
盲点だった…。
そりゃ、けっこうキツイわけだよ。1泊は健脚向き行程でした。
周りの人たちを見ると、ご夫婦&カップルは共同装備で、女性はやや小ぶりなザック。
私もいつかは共同装備がしたいな〜、と妄想した山行でした。
今回、一緒に行ってくれた弟、casvalさんに感謝!
ひとりじゃこんな遠くまで来れなかった。ありがとう。
また山に行こうね!!
はじめまして
大天荘のキャンプ場で一緒だったみたいですね
コメントありがとうございます。
crazy houseさまのヤマレコ見ました!
タイムの速さにびっくりしてます。
私より5キロも多い重装備なのに…。
テント場でご一緒だったみたいですね。
私たちは最終到着に近かったみたいで。
天気も良くて、お互い良い山日和でしたね!
yotti1222さん こんにちは。
天気に恵まれ,夜空・夜明け・稜線歩き,最高の表銀座でしたね!
「出たー!!」の瞬間よ〜くわかります。一気に視界が開けてアルプスの山々がど〜ん!なんて心憎い演出・・・と昨年私も思いました。(あと,一度登ってまた下る←縦走では当たり前なのですが,なんとも )
個人テント装備での縦走,かっこいいです
テント泊はいっそう山と近くによりそえるのだろうなぁと。
同じ地域の女性の山行記録,とても楽しく,励みになっています。ソフトクリーム フライングおよび2連続はアリです!!
やっぱり北アルプスはスケールが違いました。
そして、当たり前ですが人が多い。
普段、東北の山を登っている私たちには
何かのイベントあるんですか?と言いたいくらいです。
個人でのコンプリート装備は本当に初だったので、
「以外に歩けるじゃん !」と一日目は思ってましたが、
やはり女性は共同装備でなければ行動時間を
6時間程度に計画立てたほうがいいかもしれません。
二日目半殺し状態でしたから
Keen2さんも、そろそろテント張っておかないと、
寒くて眠れなくなっちゃいますよ!
テント泊レポ、心よりお待ちしてますw。
いつかご一緒できるといいですね。
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