茶臼山、縞枯山、坪庭、北横岳、紅葉の雨池と白駒池、剣ガ峰
- GPS
- 09:51
- 距離
- 27.2km
- 登り
- 897m
- 下り
- 1,029m
コースタイム
6:45麦草峠-7:35茶臼山-8:35縞枯山-9:00縞枯山荘-9:30ピラタス山頂駅-10:35北横岳南峰-10:45北横岳北峰-13:00雨池-15:15白駒池-16:00麦草峠-車移動-16:15剣ガ峰-16:25駐車場
(16:30麦草峠-17:20自宅)
標準コースタイム、麦草-1:05-茶臼山-0:40-縞枯山-0:50-ピラタス山頂駅-1:10-北横岳-2:20-雨池-1:35-麦草-0:35-白駒池-1:00-麦草、計9:15(展望台等、寄り道カウントせず)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
縞枯山から縞枯山荘方面はかなり急坂で、大股で降りたら膝痛めました。それから、雨池への林道に降りる道が大石だらけ。雨池から麦草に戻る途中、苔た石でこけましたが、概ね安全なコースでした。 |
写真
感想
3連休最終日、本当は、息子と編笠山に登るはずだったのですが、息子が体調不良ということで、急遽、単独行になりました。そこで、八ヶ岳でまだ登ったことのない、茶臼山、縞枯山、北横岳のエリアに行きます。
○ 駐車場の心配
紅葉のピークということで、麦草峠の駐車場が止めれるか心配でしたが、6時半段階では、まだ半分程度空いていました。帰り見ると、道まで車があふれていた気配が漂ってました。3連休の最終日の4時なので、2/3は帰ってましたが。
○ 冬と夏が入り混じった天候
気温は縞枯山頂上で4℃、風が強く寒いです。冬と同じレベルの防寒対応が必要でした。上は持ってきたもの全部着込み、下はカッパを着、軍手も2重に。それでも、風がもろに吹き付ける、茶臼山の展望場、縞枯山の展望場、北横岳山頂、では寒く5分以上はいれません。反対に、風がなく日が当たると気温15℃となり、夏と同じ薄い長袖の格好でも十分です。10月の2000m越えの山は、冬と夏が入り混じったような天候でした。
○ 観光客が一杯、登山客も多数
白駒池の駐車場から白駒山荘までは、普段着の観光客で一杯。ピラタスロープウエイの山頂駅から坪庭も、普段着の観光客だらけ。北横岳や雨池分岐まで、は多数の登山客がいました。それ以外の道も自分以外の登山客は見かけ、寂しい道はありませんでした。さすがに地獄谷と剣ガ峰は、人はいませんでしたが。
○ 茶臼山、縞枯山、北横岳のすばらしい展望
冬並みに寒かったですが、茶臼山の展望台、縞枯山の展望台、北横岳(南峰、北峰)からは八ヶ岳オールスターズ(と勝手に名をつけました、右から、西岳、編笠、ギボシ&権現、阿弥陀、赤岳、横岳、硫黄、天狗、等々)が並んで良く見え、また、北横岳北峰からは、8月に歩いた展望0だった蓼科山から双子山が良く見え、感慨深かったです。なお、北横岳は、冬にもこれるかの下見も兼ねます。頂上までは森に囲まれ、それほどの急登もなく、ピラタス山頂駅からも1時間程度なので、天候が良い時であれば、夏靴+4本爪+スキーストックの私の装備でも十分いけると思いました。
○ 落ち着いた彩りの雨池、赤とオレンジが鮮やかな白駒池、対照的な紅葉の湖
展望のみならず、湖も良かったです。雨池は、大きいが落ち着いた雰囲気で、ナナカマドが赤/オレンジ/黄色と彩りも加え、いつまでもたたずんでいたい風景でした。本当に名残惜しかったのですが、”またくるよ”と別れを告げ出発しました。また、時間があるため、2日前に断念した、白駒の池にも寄りました。カエデの赤やオレンジがすばらしかったです。湖の岸辺に点々とある鮮やかな紅葉に、ある観光客の方が、”十和田湖みたいだ”とつぶやいてましたが、私もそう思いました。やはり、白駒池の紅葉には、家族を連れてきたいと思います。あと、雨池に行くまで白樺とナナカマドの美しい、最高の林道歩きでした。双子池まで全部歩きたいぐらいでした。
○ 縞枯山の下りで右膝故障
縞枯山の下り、最初200m程度はすごい急坂です。鎖/ロープが要らないぎりぎりの斜度の土道です。そこから下は、やや斜度が緩んだ石道になります。ここは相性はまあまあなので、雪道なみの高度速度1000m/H程度で駆け下りました。ただ、ところどころ、段差が大きいところがあり、10回程度右膝に衝撃がかかりました。その後、北横岳で休憩のため腰掛けたとき、右膝が故障していることに気が付きました。膝を60度以上曲げて体重かけると微妙に痛い。そのため、三ツ岳と雨池山をエスケープしたのはちょっと残念。ここはヤマケイアルペンガイドで唯一登っていない中級コースです。またチャンスがあればチャレンジしたいです。次回は膝に衝撃加えないよう気をつけます。ただ、時間が余ったため、白駒池に寄り、剣ガ峰も登れたのは、よかったです。
○ まとめ
今回の山行で、地元八ヶ岳の代表的な山は、ほぼ登ることができ、茶臼山/縞枯山/北横岳のすばらしい展望を望め、雨池と白駒池の対照的な紅葉の湖と林道歩きも楽しめ、冬と夏が入り混じった10月の天候も初体験の、安全で楽しい山登りでした。
でも、これから2-3週間で2000m超えの山は一気に、霜、氷、雪の世界に突入するでしょう。雪が積もって石の隙間を埋め、雪道のトレースが安定するまで、2000m超えはしばらくお休みかな、と思いました。行ってもあと1回か。それまでは、2000m以下の低山をちょいちょい登りたいと思います。
ヤマレコ ユーザーのInoと申します。
totoro_san さんの北八ヶ岳の記録を見させていただきました。雨池も白駒池も木々の紅葉もきれいですね。素敵な写真を楽しませていただきました。(それにしても、ずいぶんロング コースだったのですね)
10月の三連休の頃は北八ヶ岳の紅葉もきっと綺麗で、行ってみようかとも思いましたが、中央高速の渋滞が嫌で(千葉県在住なもので)、八ヶ岳には行かずに終わってしまいました。
八ヶ岳は、南も北も好きで、毎年登りに行っていますが、totoro_san さんは八ヶ岳の近くに住んでおられるようで、うらやましい限りです。
これからも、totoro_san さんのヤマレコ記録を楽しみにさせていただきます。
山のついでに回った湖でしたが、落ちついた彩りの雨池、鮮やかな彩りの白駒池、が今回ダブルの主役に躍り出ました。欲張って、朝から夕方まで歩いた甲斐がありました。
関東の皆さんは、連休等では高速の渋滞に悩まされているようですね。山を始めてから、高速渋滞に無縁の場所に住んでいることを、ありがたく思っています。
Inoさんのセピア色の靴の写真、素敵ですね。
それでは、また。
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