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Yamareco

記録ID: 1413550
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

爺ケ岳 東尾根

2018年03月27日(火) 〜 2018年03月28日(水)
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
10:19
距離
11.6km
登り
2,001m
下り
1,297m
歩くペース
とても速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:15
休憩
0:00
合計
5:15
7:05
315
鹿島山荘
12:20
P3(1997m付近)
2日目
山行
5:54
休憩
0:39
合計
6:33
4:47
90
P3(1997m付近)
6:17
6:18
43
7:01
7:04
21
7:25
7:25
50
8:15
8:50
150
P3(1997m付近)
11:20
鹿島山荘
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2018年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鹿島集落の道路脇スペースに駐車
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは鹿島山荘玄関にあり
その他周辺情報 薬師の湯
小木曽製粉所(安曇野ICすぐ)
●民家のような鹿島山荘のポストへ登山届提出
2018年03月27日 07:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/27 7:14
●民家のような鹿島山荘のポストへ登山届提出
●出だしの超急登。雪が無い分辛い。Tommyちゃんが辛いと言うくらい辛い
2018年03月27日 07:24撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/27 7:24
●出だしの超急登。雪が無い分辛い。Tommyちゃんが辛いと言うくらい辛い
雪がずぼずぼ
2018年03月27日 10:47撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3/27 10:47
雪がずぼずぼ
●やっと稜線!
2018年03月27日 10:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/27 10:59
●やっと稜線!
●気持ちの良い稜線歩き
2018年03月27日 11:00撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/27 11:00
●気持ちの良い稜線歩き
遠い
2018年03月27日 11:03撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3/27 11:03
遠い
鹿島槍
2018年03月27日 11:05撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
1
3/27 11:05
鹿島槍
2018年03月27日 11:05撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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3/27 11:05
●P3に幕営。今日は貸し切り
2018年03月27日 12:45撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/27 12:45
●P3に幕営。今日は貸し切り
昼過ぎからさっそく宴会
2018年03月27日 13:09撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
2
3/27 13:09
昼過ぎからさっそく宴会
テーブルつくりました
2018年03月27日 13:10撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
1
3/27 13:10
テーブルつくりました
桜まんじゅう
2018年03月27日 13:11撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
1
3/27 13:11
桜まんじゅう
今回はキャラメル味に挑戦しました
2018年03月27日 15:39撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
2
3/27 15:39
今回はキャラメル味に挑戦しました
朝焼け
2018年03月28日 05:07撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3/28 5:07
朝焼け
夜明け前が渋い
2018年03月28日 05:08撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
1
3/28 5:08
夜明け前が渋い
●ヘッデンで出発
2018年03月28日 05:25撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3/28 5:25
●ヘッデンで出発
●徐々に明るくなる稜線
2018年03月28日 05:25撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3/28 5:25
●徐々に明るくなる稜線
●歩いてきた道
2018年03月28日 05:26撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3/28 5:26
●歩いてきた道
振り向いたらもう登ってた!
2018年03月28日 05:45撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3/28 5:45
振り向いたらもう登ってた!
●P1を超え、最後のヴィクトリーロード
2018年03月28日 06:16撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/28 6:16
●P1を超え、最後のヴィクトリーロード
2018年03月28日 06:18撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3/28 6:18
●長い長い東尾根を振り返る
2018年03月28日 07:02撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3/28 7:02
●長い長い東尾根を振り返る
●爺ヶ岳山頂♪
2018年03月28日 07:03撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
1
3/28 7:03
●爺ヶ岳山頂♪
劔かっこいい
2018年03月28日 07:03撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3/28 7:03
劔かっこいい
2018年03月28日 07:04撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3/28 7:04
2018年03月28日 07:42撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3/28 7:42
●P2は半分木の上。あと少し雪が無くなると木登りになるかと
2018年03月28日 07:43撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/28 7:43
●P2は半分木の上。あと少し雪が無くなると木登りになるかと
帰りのほうが雪庇が見えていて怖い
2018年03月28日 07:46撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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3/28 7:46
帰りのほうが雪庇が見えていて怖い
●P3に立てた我が家(テント)が見える
2018年03月28日 08:08撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/28 8:08
●P3に立てた我が家(テント)が見える
集落は見えているのに350mの激下り
2018年03月28日 10:24撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3/28 10:24
集落は見えているのに350mの激下り
●無事下山
2018年03月28日 11:33撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/28 11:33
●無事下山
〆はセルフそば。さすが信州の味。
2018年03月28日 14:00撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
1
3/28 14:00
〆はセルフそば。さすが信州の味。

感想

積雪期にしか行けない後立山エリアに行きたかったが、どこも人気ルート。
ラッセル覚悟のノートレースを狙った平日山行のはずが、蓋を開けてみると、好天で土日のトレースが全く消えておらず、しかも貸し切り!という贅沢な山行となりました。

●計画
雪山が好きで体力ルートに付き合ってくれそうなTommyちゃんに声をかけ、賛同を得る。お互い直前の土日も雪山なのに、ね。
せっかくなので(?)、計画書を作ってもらう。

2018/3/27(火)
●取付〜稜線
鹿島山荘裏の沢沿い登山道(探索路)から入り、右斜面(雪無し)でも左斜面(雪あり)でも尾根に乗れるが、アイゼンを付けなかった為右斜面を選択。踏み跡はしっかりしているが、両足を着いて休める場がほぼない急登。1250m付近で尾根に乗るくらいから雪が残っていたが、そこからは踏み抜き地獄。樹林帯もグズグズだが、しっかり雪あり。

●幕営地
翌日の天気次第ではP1直下の幕営も検討していたが、雪の状態悪化&翌日も好天&踏み抜き歩きが疲れた(苦笑)為、P3で幕営。
P3は貸し切り。山を肴に午後まるまる呑んだくれるという贅沢。
雪の腐り具合が酷かったのと山頂までのトレースが明瞭だった為(ヘッデンでも迷う心配なし)、翌日の出発を30分早めることにする。

2018/3/28(水)
●P2〜P1〜稜線
P2、P1ともダブルアックスで前爪を利かせて登れば問題なし。ロープ不要。
ただし、雪が緩んだ下りではクライムダウン。
ナイフリッジは半分木の上だったが、雪がしまっているうちに通過した。
多少風は吹いたが、それほどでもない。

●ヴィクトリーロード〜爺ヶ岳山頂
目指す爺ヶ岳を正面に、その奥に鹿島槍を見ながらの白い稜線歩き。
山頂直下の急登を登ると山頂!

●下山
感動に浸った後は、雪が緩む前にとっとと下山。
標高を下げたせいもあるが、10時には既に雪が腐り始める。
昼前には下山出来たが、雪ありを選んだ最後の急な下りが嫌らしかった。。。

東尾根〜爺ヶ岳〜鹿島槍がぐるりと見える良いルート。
トレースの無い時にがっつりラッセルしながら来てみたい。

平日山行に付き合ってくれたTommyちゃん、ありがとうございました。
また、雪の後立山に行きましょう!

爺が岳東尾根、リーダー学校の同期が卒業山行で行きたいと言ってたので、このルートを知った。
調べてみたら積雪期限定のバリエーションだけど、ロープは出さないし、体力ルート。まだ行けてない後立山エリアだし、鹿島槍見たい!とそそられる。
そんなところにyachimayuさんから平日に行かない?とのお誘いが。ぜひとも!とご一緒させていただきました。

月曜、近所のコンビニで拾ってもらい、0時半梓川PAに着き仮眠。そこから1時間ほどで鹿島集落へ。路肩の駐車スペースは「登山者の方へ」的な看板が立つところにあるので、意外とわかりやすい。出発してすぐにただの民家っぽい鹿島山荘がある。計画書をポストに入れて、冬山探査路へ。堰堤を越えて、右斜面と左斜面に分かれる。右は雪がなく、左は全体に残雪、どっちも見るからに超急登。アイゼンも履いてなかったし、右を選んだけど、土がサラサラで踏みしめても滑り、350m標高を上げるのに休める場所はほとんどない。ナイス急登。ふくらはぎが痛い。1240m地点でひと息つけるけど、その後もひたすら急登。土日のトレースがはっきり残っていたが、気温が高く、踏み抜きも多いのでトップを交代しながら進む。途中で鹿島槍から縦走してきた2人組とすれ違う以外は人に会わない。
順調ならP2、P1でテント張ろうと事前には話してたけど、雪が緩んだ状態でやせ尾根を通過するのは危ないので、P3に張ることに。綺麗に整地されたテン場が残っていたので、使わせていただきました。結局アイゼンは使わず。
雪のテーブルをつくり、お外で宴会。爺、鹿島槍ヶ岳を眺めながら、まったりと飲みつつ、yachimayuさんのふるさとの味「とり野菜みそ鍋」をつくっていただく。きのこたっぷりでとても美味しかったです。

2日目、暖かそうなので出発を30分早めて、5時前にアイゼンつけて出発。ご来光、爺モルゲンもばっちり。P3付近は特に急だし、木の上に積もった雪の上を歩いてるのがわかるほどのヤセ尾根が怖かった。ずっと前爪使うのでヨレながらも、ずっとピークに繋がる尾根が見えているから気持ち的には楽。矢沢の頭からは剱、立山も間近に見えて、八峰が一際かっこよかった。山頂で記念撮影して、風も少し強いのですぐ下山。帰りは1400m付近の分岐で行きに選ばなかった雪ありの急斜面を下ったが、サラサラの土よりは滑らなくてよかったかも。アイゼンは最後まで付けた。
下山はだいぶ巻け、全般的に順調過ぎるくらい、ざまあみろ!な山行でした。
yachimayuさん、腰を痛めてる中、運転ありがとうございました。良いルートで、めっちゃ楽しかったです。またご一緒させてください〜

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積雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [日帰り]
爺ヶ岳東尾根
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
4/5
体力レベル
4/5

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