藤原岳・茶屋川
- GPS
- 09:53
- 距離
- 28.1km
- 登り
- 2,018m
- 下り
- 2,008m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
藤原岳西尾根と茶屋川の出会いからしばらくは渡渉多数。 登山靴で十分だが、バランス取りのストックが無いと難しいと思う。 |
写真
感想
愛知川上流の茶屋川歩き。
川沿いにカエデ類が多く紅葉が期待できそうだが、昨年は出遅れて残念な思いをした。
今年はピークでもイマイチだと思うのと我慢できないのとで、まだ少し早いと思うが訪れることにする。
家を出るのが遅かったので登山口の駐車場が混んでいるかと心配するがガラガラ。準備を済ませて8:05にスタート。
鞍掛峠までの植林帯を過ぎると、その先は見通しの良い稜線歩きが鈴北岳まで続く。
鈴北岳は展望ポイントだが、空気が霞んでいてあまり遠望は利かない。
鈴北岳から藤原岳まではずっと県境尾根を歩く。
この尾根は気持ちがよい二次林が続き、アップダウンも少なく歩きやすい。
天狗岩を過ぎ、人の気配が濃くなってくると藤原岳山荘へ到着。一応、藤原岳をピークハント。
西尾根へは、藤原岳と藤原岳山荘の間から北西斜面を大きくトラバースする。
登山道の踏み跡は薄いが、多少道を間違えても行き着く先は一つになる。
今回は、鹿の踏み跡に引き込まれ、やや落とされ気味になりながら尾根に乗る。
尾根を道なりに下ると茶屋川に出合う。
茶屋川を歩き始めるが、やはり紅葉は少し早かったよう。
紅葉していない葉も痛んでいて、やはり今年の紅葉は期待できないようだ。
それでも、綺麗な渓流を歩くのは十分魅力的。
繰り返される渡渉が多少煩わしいが、水量が少ないので渡れる場所は簡単に見つかる。
しばらく歩くと三筋の滝に着くが、一筋の滝になっていてあまり見栄えはしない。
そのまま歩き続けると、次第に谷底が狭まり、そのさきにちょっとした小さな滝がある。
パッと見は簡単に登れそうに見えるのだが、濡れた岩が滑りやすく肝を冷やす。
この滝を過ぎてしばらくで伏流となり、テント場付近までは見栄えはしないものの歩きやすい。
真ノ谷に入るとシマリスが跳ね回っている。個体数は多いようで、同時に三個体が目に入ることも。
時間が遅くなってきたので、御池岳へは寄らずに帰ろうかと思ったが、
夕暮れのテーブルランドを歩いたことが無かったのと、
積雪期へ向けた下見を兼ねて、軽く周って帰ることにする。
奥の平へ着いた辺りで日は雲の中に陰り、ちょっと残念な雰囲気。
ボタンブチで休憩するも変化はなく、そのまま真っ直ぐに下山。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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この日、近くにいたんですね!
自分の場合は時間がもっと遅く、鞍掛トンネルを通ったときは凄い車の数でしたよ!
それにしても相変わらず凄いルートを歩きましたね!
確かに茶屋川へのルートは山地図には載ってるが破線なのでどうだかと思っていました。
滝を攀じ登るのは度胸がいるものですよね。
自分はこの日に青川峡での滝に敗退してしまいました。
abeyさんの山行はとても参考になるし、感心します。
登山地図とか地形図のルートは、結構いい加減なような気がします。
ルートの情報は、ヤマレコや普通のウェブサイトの方が参考になります。
鈴鹿は古くから人が入っていて、歩けそうなところには道がついているようなので、
そういう道を歩くのが楽しそうです。
ちょっとした難所はついつい登りたくなってしまいます。
自重しないといけないとは思いますが、なかなか難しいです。
abeyさんの脚力と企画力には恐れ入るばかりです。
藤原岳〜御池岳って縦走だけでもすごいのに、
藤原岳西尾根から、沢筋使った周回ルート、
確かに地図にはありますが・・・
沢筋を上りで使われるという判断力、
この一日28kmにもなるコースを企画し、
歩ききられる脚力は、僕には全てが
神の領域での スーパー快挙だと、
拍手を惜しめません。
拍手が一度しか出来ないのが、歯がゆいです。
そこまで仰って頂けると、恐縮してしまいますよ。
このルートは、登るのが好きな人には物足りないかもしれないですが、歩くのが好きな人には良いです。
特に県境尾根がお勧め(これといった見所があるわけではない)ですが、どうにもルートに組み入れ辛いですね。
実際、歩く人は多くないようで、当日もほとんど人とは出会いませんでした。
鉄人abeyさんの見事な鈴鹿の記録、楽しませていただきました
一度、雪の残る時期にコグルミ谷経由で藤原岳に行きました。
尾根沿いの道がホントに歩きやすく、展望も見事で白山ほか、名峰を見ながらの山歩きが印象に残ってます
それにしてもそこから更に尾根下りて真の谷を登られて御池岳経由で下山とは・・・
シマリス君、可愛らしいけど外来種なんですね
昨日、コグルミ谷で思いのほか沢山見かけました。(写真は殆ど撮れませんでしたけどね )
藤原岳のレコ見ました。
コグルミ谷からだと、まずまずお手頃な距離になるようですね。
当時は結構お疲れだったようですが、今ならもう楽勝でしょう。
シマリスは、数年前に自転車で鞍掛峠をうろちょろしていたときにはすでに居ましたから、完全に定着しているようですね。
逆に、普通のリスは鈴鹿では一度しか見たことがないです。
はじめまして
あのへびさんはジムグリっていうんですか
かわいい
そして、写真がめっちゃきれいっ
はじめまして。
ジムグリという変な名前は「地潜り」から来ているらしいです。
大きくなると地味な色になるようですが、この個体はそこそこの大きさにも関わらずとても綺麗でした。
しばらく見とれていました。
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