JWV 四阿屋山と両神山リベンジ
- GPS
- 11:45
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,152m
- 下り
- 1,145m
コースタイム
両神荘10:00…11:30奥社‐11:40分岐12:00‐12:05四阿屋山12:15
13:05分岐‐13:20フクジュソウ園14:00‐15:00両神荘(泊)
25日
両神荘8:15=9:15上落合橋9:25‐10:25八丁峠10:30‐11:15行蔵峠
11:30‐11:40西岳‐12:45東岳13:15‐13:55両神山頂14:20‐16:
00上落合橋(解散)
天候 | 24日 晴 25日 晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2010年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
電車、バスの乗り継ぎだと時間がかかりすぎます。 西武秩父線秩父駅よりタクシーのルートもあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
岩稜地帯は、十分注意して下さい。 落石、転倒、滑落の危険があります。 両神山ー落合橋 一部コースが不明瞭の場所があります。 ルートを確かめ歩いて下さい。 登山ポストは、上落合橋登り口にあります。 上落合橋付近に車が10台ほど停められます。 |
写真
感想
24日
国民宿舎両神荘駐車場に10時に全員到着。今回は埼玉組と神奈川組、車2台である。
昨年11月に降雪後に雪が凍結していて、途中で引き返して来たその時のリベンジであります。早朝出発が、出来ないので両神荘に前泊し、四阿屋山で足慣らしをし、岩場歩きのトレーニングを兼ねて企画をしました。
四阿屋山は、奥秩父両神山から派生する尾根の小ピークで標高771.6mの山です。この時期は、花桃、アカヤシオツツジ等が楽しめる所です。鳥居山コースをのんびり歩き、山頂から、クサリ場のあるつつじ新道を下りフクジュソウ園に出てから、桜本コース経由で両神温泉・薬師の湯に降りました。
陽春の陽を浴びてのんびりとした、里山歩きです。つつじ新道コースの区間は、クサリ場がありトレーニングには、良かったと思います。両神荘のチェックインが15時ですので、農林産物直売所で時間調整のためコーヒータイムとしました。両神荘は今夜、70名ほどの宿泊です。行楽客が大半で登山組は我々のほかは数組でした。温泉に浸かり明日のことを考え早めに寝ることにする。
25日
朝はだいぶ冷え込んでおり、気持ちの良い目覚めであった。7時30分からの朝食バイキングで腹ごしらえをし、2台の車で上落合橋に向かう。志賀坂トンネルまでは、右手に二子山を眺め、左手には荒々しい両神山の岩稜が見え、新緑が眩しいぐらいの景色である。トンネル手前を左折して、ところどころに落石がある林道を走る。北側斜面にはまだ残雪があり一寸心配だ。八丁トンネルを通過し、上落合橋に着く。既に車が数台駐車している。
準備終了後、登山届を出し、八丁峠に向かう。登山口からは、ナメ床が美しい小沢の右岸を登る。沢を離れ左手の尾根を急登する。この辺りは自然林が多く残り、新緑が美しい。登りついた八丁峠は、一段上にベンチがあり、北側の展望が開けている。いよいよ八丁尾根の縦走である。「西岳0.8km、東岳1.6km、両神山頂2.6km」の標識を後にすると、いきなりクサリ場が現れる。行蔵峠までは小ピークを二つあまり越える。クサリ場は六カ所程度だ。昨年はここで引き返すが、今回は先へ行く。行蔵峠から急下降し、鞍部から長いがやさしいクサリに取り付く。登りつくと細長い西岳の頂に出る。鞍部を隔てて、行く手に迫力十分の東岳が現れる。西岳から急角度で下っていく。下りきるまでに3本程のクサリ場がある。ここから凹角状の岩場を20mほどクサリで直登し、小祠のあるピークに出る。クサリを交えてこれを下るといよいよ東岳への登りだ。何カ所かのクサリ場を越えぐんぐん高度を上げる。やせ尾根を緩やかにたどると、東岳に出る。北側は恐ろしいほどに切れ落ちている。東岳から先は、岩場から解放され、樹林の山歩きとなる。三つばかり小突起を越え、最後にやさしいクサリを2本越えると両神山頂に飛び出す。7年ぶりでこのコースを歩くが、良いコースだと思う。北側のクサリ場には、まだ残雪がへばりつき、凍結して氷柱もあった。途中、何人かの人たちと出会うが、単独もいれば、ツアー組もいる。5〜6名で歩くのが限界だと思う。メンバーと山頂で握手をし、展望を満喫する。武甲山、奥秩父の山並み、南アルプス、八ヶ岳、浅間山、谷川連峰、日光連山が望めるが、春霞が少し邪魔をする。山頂には、日向大谷・清滝小屋経由で登って来た登山客がいる。愛知県から来た登山者もいた。さすが百名山である。展望満喫後に、山頂を後にする。岩場を下り、緩やかに尾根を行くと両神神社の分岐に出る。これを左に見送ってすぐに、落合橋への分岐に出る。通行止めの梵天尾根コースと別れ、作業道に入る。急な下降から右へ山肌をトラバース、再び急な尾根を下る。沢を3本ほど横切り、最後はワイヤーの張られて急な尾根を、真下に見える落合橋に向かって下る。このルートは廃道になるのではないかと思う。やっと車の止めてある所にたどり着く。長い岩場のクサリと、荒々しい稜線と、ガレた下りからの解放である。お疲れ様でした。ここで解散とする。
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