笠ヶ岳 ☆笠新道ピストン☆
- GPS
- 11:42
- 距離
- 23.6km
- 登り
- 2,359m
- 下り
- 2,354m
コースタイム
- 山行
- 10:36
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 11:40
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
事前に「新穂高温泉駐車場マップ」等のワードでweb検索してマップを入手、さらに必要ならその上で、下記に電話で確認するのが良いと思う。 奥飛騨温泉観光案内所 0578-89-2458 高山市上宝支所 0578-86-2111 |
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場から笠新道登山口:舗装道路、途中から未舗装林道を4.5km以上延々と歩く。登山口に最終水場。 笠新道登山口から杓子平まで:整備されているが、大小の岩石からなる足場の良くない急登が多々あり、一応足元注意(特に下山時)。 杓子平から稜線の先にある笠新道分岐まで:稜線に近づくにつれ急登だが特に危険は感じない。 笠新道分岐から笠ヶ岳山荘:稜線をたどる登山道は特段の危険はない。 山荘直前でごくわずかに残る雪渓あるが夏靴で心配ない。 山荘から笠ヶ岳山頂:「平たい石を積み重ねたような登山道〜」という表現をガイドブック等で見たが、そのとおり。普通に注意して歩けば特に危険はない。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
ハイドレーション
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
熊よけ鈴
携帯予備バッテリー
|
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感想
今回のコース、計画段階で確認した数値では新穂高温泉登山指導センターから山頂までの水平移動距離往復約20km、累積標高約2,000mということで、数字的には最近日帰りで登っている他の山と比較して特段ハードとは思っていなかったのですが、実際はけっこうきました。
これまでの経験の中では登りの疲れは山頂での休憩等を通じてそれなりに回復、下山はそれなりに・・という感じでしたが、今回はなかなか疲れが癒えないままでした。
いささか参った。
ガイド本に「北アルプス有数の急登」とありますが納得です。
・・・あくまでも登山初心者の感想ですので、この辺りは笑い飛ばし、もしくは読み飛ばしてください。・・・
この日の予報では、午後になると雲が上がったり霧がかかる時間帯もあるような内容、ならば午前中に山頂まで行けるようにと朝4時出発の計画。
最近はヘッデンを灯しての出発が普通になりかけております。
暗い中での山歩きの楽しみを最近見つけています。
野生動物との出会いです。
熊さんやイノシシは願い下げですが・・・
暗闇の中に光る二つの光を見つけるのを楽しみにしています。
先日は塩見岳でムササビ(おそらく・・)をみて興奮しましたが、この日はどうだろうなどと考えながら歩いておりました。
登山口の手前、林道の区間で・・出ました!\(^O^)/
随分先の暗闇に二つオレンジ色の光!
直ぐ近くまで行くと再び光ります。
茶色と黒の小さな動物が光る眼でこちらを見ています。
カメラを取り出してシャッターを押したけどストロボ光りません。
おかしな夜景モードで結局写真は撮りそびれ(泣)
でも肉眼でははっきりと見ました。
帰ってからweb検索・・イタチじゃないかと思うのですが同定に確証はありません。
とても可愛らしい顔をしていました。
ナイトハイク好きになりそうです\(^O^)/
さて、登山の方はといえば「コース状況」にも書いたとおりそれなりの急登があります。標高を上げていくと樹林帯越しに乗鞍岳、焼岳の姿が見えてきてテンションが上がります。やがて朝日が穂高岳越しに見えてくるので逆光の穂高高はちょっと分かりにくい。
太陽の位置も上がり、標高1,900m付近で槍ヶ岳の姿をとらえる頃には、これらの山の形やキレットもはっきりとわかりガッツポーズ!
杓子平まで出ると目の前に広がるのはこのあと歩く抜戸岳から笠ヶ岳に至る稜線と手前に広がるカール状の地形。
実に美しいと思ったけど、笠ヶ岳までの遠さにはややがっかり。
高山植物も楽しみながら稜線手前の急登も我慢!
稜線を越えると笠新道分岐で双六岳方面からの道と合流。
ここからは笠ヶ岳の雄大な姿を正面に捉えてそれに至る稜線歩きを満喫します。
背後には槍の姿。
すでに360度のパノラマを見ながらの最高の山歩きの時間だった気がします。
山荘では最近定番「すみません、冷えたコーラありますか?」。
「最近暑いからねえ!すっかりはけちゃったんだよ〜」と、それまで真顔ではちょっと怖い感じの山荘の主が人懐っこい笑顔を見せてくださいました。
「そうですか、我慢します。」ということで山頂目指しました。
山頂からの景色はもう最高です!
北アルプスの峰々はいつ見ても素晴らしい!
まだ未踏の峰々がズラリ!奥の深さに感動します。
行きたいよね〜!
遠くに白山!乗鞍岳の先に御嶽山、南アルプスに中央アルプス!
時折立ちのぼる焼岳の白い煙。
山頂で景色おかずにのんびりランチ、他の登山者さんたちと「最高だね〜!」と言葉を交わす。
皆さん笑顔!
やがて天気予報通り槍ヶ岳に少し雲がかかり始めるころ下山開始。
太陽が照り付ける登山道は風がやむととても暑く、笠新道分岐を少し下ったところで水の音を聞きつけ水場ではない沢の水を口に運ぶ。
とても冷たくておいしい水でしたが飲むのは自己責任というやつです。
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