雌阿寒岳（野中温泉から往復）
えのすけべ
体力度について
- GPS
- 05:52
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 832m
- 下り
- 837m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 5:43
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 5:53
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
下山後にも入浴させて頂きました。 山の宿 野中温泉：宿の特色 || 民営国民宿舎Webガイド http://www.minkoku.com/yado/top.php?yado_id=7 山の宿 野中温泉 - ホーム | Facebook https://www.facebook.com/Nonakaonsen/ 雌阿寒温泉 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%8C%E9%98%BF%E5%AF%92%E6%B8%A9%E6%B3%89 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
登山口から森林限界までは明確なトレースがありました。 森林限界からは強風や降雪によりトレースも不明瞭になります。 夏道を辿るルートになると思いますが、リボンやマーキング、道標やロープなどを参考にルートを選択して下さい。 基本的に何処でも歩けそうですが、ハイマツ帯では踏み抜きに注意です。 また、天候により難易度は大きく変化しますので、事前の情報入手と万全の装備で臨んで下さい。 ※雌阿寒岳は活火山です。 雌阿寒岳(めあかんだけ) - 国土交通省 気象庁 http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/sapporo/105_Meakan/105_index.html |
| その他周辺情報 | 下山後は宿泊地の阿寒湖温泉へ。 釧路・阿寒湖観光公式サイト SUPER FANTASTIC Kushiro Lake Akan http://ja.kushiro-lakeakan.com/ 阿寒湖温泉旅館組合 – 公式ページ http://akanko-spa.jp/ まずはこちらで遅いランチ。 本場の味噌ラーメンが美味しかったです。 「民宿ぎんれい」 https://tabelog.com/hokkaido/A0112/A011201/1023137/ 宿泊先はこちら。 雰囲気の良い宿でした。 阿寒湖温泉 ホテル山水荘 http://www.big-hokkaido.com/sansuiso/ お土産はこちらで買わせて頂きました。 民芸ショップながい http://ja.kushiro-lakeakan.com/eat_souvenir/4634/ 温まると評判の共同浴場にも入りました。 阿寒温泉土地 まりも湯 - 北海道公衆浴場業生活衛生同業組合 http://www.kita-no-sento.com/sento/918/ 夜はこちらで楽しませて頂きました。 真冬の花火も綺麗で良いですね。 阿寒湖氷上フェスティバル ICE・愛す・阿寒『冬華美』 http://ja.kushiro-lakeakan.com/things_to_do/1855/ |
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感想
今年4回目の山行は、人生初の北海道で厳冬期の雌阿寒岳を登って来ました。
前日までの2日間は仕事で北見〜佐呂間〜常呂〜網走を巡り、解散となった女満別空港でレンタカーを借りて野中温泉入りとなりました。
宿に到着すると可愛い猫さんたちがお出迎え、落ち着いた雰囲気と素晴らしいお湯で英気を養ったのでした。
翌朝は予報通りに快晴で、看板わんこさんのお見送りでスタートしたのでした。
わんこさんオンネトー湖の散策にはお付き合いしてくれることもあるみたいで、始めに写真を撮りに閉鎖されているゲートへ向かった時は付いて来てくれたのですが・・・。
その後、ボクが登山口に向かうとスッと帰って行きました。（笑）
登山口からの樹林帯にはしっかりとトレースが残っていたのでホッとしました。
新しいスノーシューの跡もあったので、前日くらいには歩かれたのでしょうか？
いきなりの急登で段差も少なく、ツボ足だと滑るので早々にアイゼンを装着。
これが当初は森林限界を超えたハイマツ帯でワカンを装着する予定を狂わせ、苦労した要因のひとつとなりました。
森林限界を過ぎてからは展望も良く、風に消されて踏み跡は薄くなりましたが、地形や目標物を頼りに足を進めました。
しかし、高度を上げるほど段々と風が強くなり、年末の八ヶ岳では同じ気温で寒さを感じなかったのですが、ハードシェルの上からダウンを着込むほどで、冬靴や二重にしたアルパイングローブ（ソロイスト）でも冷えを感じるほどの厳しさでした。
途中は体力や筋力、膝や足首の状態を常に自問自答しながら、何度も諦めそうになりましたが・・・。
仲間からSNS経由でもらった「弱気にならず強気で行け！」という言葉を脳内で繰り返して、自分を奮い立たせたのでした。
また、腕時計を腕にしてしまい、時間の経過を見られなかったのが、不安を大きくした一因でしょうか。
実際は予定通りのタイムだったのに、ものすごく時間が掛かっているような気がして・・・。
いつもはポーチに付けるのですが、少しでも荷物を軽くするのに使わなかったんですよね。
やはり、極限の状態に近いほど精神的な不安が大きく影響することを実感しました。
しかし、強気で行くためには知識や経験、技量や体力も必要な訳で・・・。
しっかりと身に付けて自信を持って挑むことが大切ですね。
今回のデータはこちら。
出発時刻／高度： 07:26 / 709m
到着時刻／高度： 13:19 / 710m
合計時間： 5時間52分
合計距離： 7.28km
最高点の標高： 1452m
最低点の標高： 709m
累積標高（上り）： 795m
累積標高（下り）： 785m
下山は凍ったゴーグルで視界が悪く、8合目手前でルートを外してしまい難儀しました。
本当はもう少し先の岩を回り込まなくてはいけなかったのですが・・・。
何となく写真でも分かりますが、雪の付いている歩きやすい方に下りて行ったようです。
間違えたことを認識しながらも前方に自分の踏み跡が見えたもので・・・。
結局、最後は大きな段差を後ろ向きで下り、斜面をトラバースしながら復帰したのでした。
�＿Ｃ紊靴謄錺�ンを使わなかったこと
�∀啝�計を見える位置に付けなかったこと
��ルートを外したことを分かったのに戻らなかったこと
今回の大きな反省点ですね。
もちろん、無事に登頂して下山出来たことは、日頃の取り組みや成長の成果だと思っています。
本当は「じゃない方の富士山」ハンターとしては阿寒富士にも登りたかったですが・・・。
今のボクのレベルでは厳しかったです。
これで百名山は47座目になりました。
定年後になるかと思っていた北海道の山に登る機会を持つことが出来たことは、とても幸運だったと思っています。
しかも、天候にも恵まれて「厳冬期」という冠まで付きました。
まさに人生山あり谷ありということで・・・。
これからも楽しんで歩きます！
前日までの記録や翌日の阿寒湖温泉の滞在記はこちら。
2019年02月16日(土)
阿寒湖畔遊歩道〜ボッケ（阿寒湖畔エコミュージアムセンターより周回：観光レポート）
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1731536.html
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