瑞牆山荘より金峰山往復

2012年03月15日(木) [日帰り]

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• 距離: 13.4km
• 登り: 1,384m
• 下り: 1,378m

コースタイム

6:15登山口-7:00富士見平-9:20森林限界-10:30〜11:10金峰山-11:50森林限界-13:10富士見平-13:35登山口

天候

雪のち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

益富から登山道への道は冬期閉鎖中、黒森鉱泉経由で
黒森鉱泉からの道は雪の轍深くやや下回り擦り気味
ノーマルタイヤ不可
駐車場はかなり雪溶けていました

コース状況／危険箇所等

登山口と富士見山荘前に登山ポスト有
ただし用紙はありませんでした
登山口のトイレは冬期閉鎖、富士見山荘は利用可(有料)
富士見小屋は営業中となっていましたが、
荷揚げのため管理人不在の表記がありました
樹林帯はアイゼン無くてもOKですが、
大日小屋からは急登もあり付けた方が滑らないで楽です
森林限界上も敢えて近づかなければ転落死するようなところはなく
雪庇が発達しているところも無かったので
危険度はさほど高くは無いと思いますが、
八ヶ岳と比べ俄然入山者が減るので
ラッセルの確立が高くなったり、
トラブル時の連絡手段に難があるなど、
総合的にはそれなりの雪山経験等が必要な山だと思われます

写真

3/15 6:12

瑞牆山荘前登山口

3/15 6:37

富士見平までの積雪量はこんなもん

3/15 6:58

富士見平
ここで金峰山と瑞牆山に分かれます

3/15 7:46

大日小屋前でアイゼン装着

3/15 7:52

大日小屋と鷹見岩

3/15 8:23

大日岩
往路は立ち寄らずまずは金峰山登頂目指します

3/15 8:24

いかにも奥秩父の山の樹林帯を行く

3/15 9:17

砂払いの頭で森林限界に

3/15 9:17

太陽まぶしい
日焼け止めを塗ります

3/15 9:22

千代の吹上から金峰山に至る稜線
ここからがハイライトです

3/15 9:29

雪に覆われた金峰山山頂一帯

3/15 9:35

ここの岩稜のところで休憩しました

3/15 9:35

荒々しい岩稜帯

3/15 9:40

金峰を目指す稜線の道
この辺から強風に飛ばされ
踏み跡が消えた部分が頻出します

3/15 9:45

ラッセルは膝程度なので
ワカンを持ってきていましたが
終始ツボ足で行きました

3/15 9:47

山頂まではこんなピークを
いくつか越えていきます

3/15 9:47

ラッセル地帯
ルートに危険箇所はないものの
体力は必要ですね

3/15 10:00

また一つピークを越え

3/15 10:14

五丈石が近づいてきました
この辺結構潜ります
北風も強い

3/15 10:23

五丈石まで到着
山頂はすぐ裏

3/15 10:28

山頂です

3/15 10:31

国師ヶ岳、北奥千丈岳など奥秩父の山々

3/15 10:31

五丈石と大日石方面の稜線
晴れてはいたのですが意外と雲が多く
富士山や南アルプスは
残念ながら見えず

3/15 10:32

八ヶ岳もほとんど雲の中です

3/15 11:07

五丈石南側の風のないところで休憩
ポカポカと暖かく、
体感温度に大差あります

3/15 11:18

強風で小規模ながらシュカブラが

3/15 11:38

下りはあっという間です
千代の吹上付近から振り返ります
帰りは森林限界終わったところでアイゼン外します

3/15 12:27

復路は大日岩を途中まで登りました。
大日岩からの金峰山

3/15 12:44

大日小屋まで戻ってきました。

3/15 13:15

富士見小屋下の水場は
凍らず生きていました

3/15 13:34

駐車場まで下山
今日は平日ということもあり3台のみ
金峰山方面では1名すれ違ったのみでした

3/15 14:10

帰路のクルマから瑞牆が見えたので写しました

3/15 14:10

同じく帰路途中からの金峰山

撮影機器：

EX-H20G CASIO COMPUTER CO.,LTD.

感想

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今回は下山後に私用があったこともあり、単独で金峰山に行ってきました。
平日のせいもありますが、先週の赤岳と比べても輪をかけて人が少なく、
山中では同じく単独の方1名しかお会いしませんでした。
出発時の気温は-3℃でしたが、頂上付近は風も結構あり、
暖かかった先週よりかなり寒く、ペットボトルの飲料も
シャーベット状に凍りました。
道は森林限界までは実に良く踏まれており、
富士見平で瑞牆山方面と分かれてからもしっかり踏み跡がありますので、
結構人は入っているようです。
周囲の積雪も20〜30cm程度と降雪自体が少ないせいかもしれません。
森林限界から上は常に風が強いせいか踏み跡がかき消されていました。
それも相まってか森林限界上の景観はアルペン的で、
本格的な雪山の雰囲気に満ちています。
八ヶ岳から見るとのっぺりとした何てこと無い山に見えるのですが、
いい意味で期待を裏切ってくれます。
当日は朝のうち雪が降ったりで雲が結構多く、
期待していた南アルプスや八ヶ岳の展望が得られなかったのは残念ですが、
それでも充実感の高い山行になりました。