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Yamareco

記録ID: 175568
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

◆疾風!!暴れん坊天狗岳! 〜 西天狗岳・東天狗岳 - 渋御殿湯から中山峠経由往復

2012年03月22日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:37
距離
10.7km
登り
958m
下り
952m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

08:38 渋御殿湯駐車場 気温3度
08:40 渋ノ湯温泉ホテル
10:09 黒百合ヒュッテ 気温マイナス4度
10:26 中山峠
11:31 東天狗岳 気温マイナス6度
11:52 西天狗岳 気温マイナス6度 12:08 下山開始
13:00 黒百合ヒュッテ
14:13 渋御殿湯駐車場 気温1度

所要時間5時間37分 移動距離10.1km 累積標高差1002m
天候 曇天と強風

天狗岳の天気:Mapion天気予報 http://www.mapion.co.jp/weather/spot/L0581005/
過去天気図(気象庁) 2012年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
諏訪南インターから八ヶ岳ズームラインと八ヶ岳エコーラインを経由して、県道191号線へ。渋の湯温泉・渋御殿湯まで約21キロ。
車で一気に標高1880mまで上がるので傾斜は厳しく、凍結していた場合は要注意。
渋御殿湯の手前1キロ区間は、極細なうえに、ダートのほうがマシかと思われるような荒れ果てた舗装路。状況によってはチェーンも。
速度に気をつけないと段差で思いっきり車がジャンプします。
この日は渋御殿湯駐車場までは凍結はありませんでしたが、渋御殿湯の駐車場そのものが、「スケートリンク」となっていますので、夏タイヤではキケンです。
コース状況/
危険箇所等
◆登山口・駐車場
 ○渋御殿湯駐車場 1日1000円。見た目20台程度。舗装。先に渋御殿湯で受付を済ませてから入庫。ただし、宿前の敷地内への午前7時前の進入は禁止。
  この駐車場は冬の方が混雑するとかで、この日は平日なのに10台くらい駐車。トイレは駐車場に併設。
 ○渋ノ湯ホテル前駐車場 1日1000円。3台くらい。未舗装。お金は封筒に入れて、ホテル入口にあるポストの中に入れる。トイレなし。ホテル自体は、営業していないような雰囲気。

  登山ポストは、渋ノ湯ホテルの先、鉄橋の手前にある奥蓼科補導所(無人)にあります。

◆トイレ
 ○渋御殿湯駐車場隣・公衆トイレ 観光地風小屋型。利用可能。
 ○黒百合ヒュッテ 未利用のため詳細不明。

◆危険箇所等
  黒百合ヒュッテの先、中山峠までであれば、大勢の人が歩いたようで、特に危険箇所はありませんが、その先、森林限界を越えると状況が豹変します。
  前爪付きアイゼンは必須。ピッケルは積極的に使わなければ登れませんでした。
  森林限界を越えると猛烈な突風が、だいたい2分間隔くらいの周期でやってきます。「ぐうおおお」という轟音が聞こえたら、すぐさま、ピッケルを雪面に深く突き刺し、両足を踏ん張ります。
  轟音の聞こえた約2秒後には、その場に立っていることすら困難な烈風が吹き付けます。よろけてバランスを崩しそうになるので、この時はとても歩けませんでした。
  30秒くらい耐えますと、風が弱まったような気がするので、歩き始めます。そして、また猛風が・・・の繰り返しというわけです。
  地吹雪のおかげで、顔の極わずかに露出した部分に氷のツブが当たって痛いのなんの。
  バラクラバはあったほうがよろしいようです。
  樹林帯を抜けますと、風のためにトレースはあっという間に消えます。下山時には自分の歩いたばかりのトレースが既に消えていました。
  東天狗岳の東側の崖は雪庇にご注意。東天狗岳の山頂付近は、強風で雪が飛ばされて岩が露出していました。わずかに残っている雪はほぼ氷でした。
  西天狗岳への登りは雪崩と滑落要注意です。もしもの滑落を停止できなかったとしたら、真実に命はありませんので思い残すことのないように・・・。
  実際のところ、この日登った人の大半が、突風のために森林限界の手前で引き返したようです。
  西天狗岳まで行った人は、私が肉眼で見た限りでは自分を含めて7人です。

  あと、渋御殿湯の駐車場は、ほぼ全面が「氷」で、イナバウアーができそうなくらいのスケートリンクとなっています。
  車を降りたとたんにツルツル滑って転倒しそうになり、自分の車のカドに足をぶつけました。ある意味、危険箇所です。

◆温泉
  渋ノ湯温泉・渋御殿湯 ¥800 10:00-15:00 見事な総木造り内風呂。源泉らしき小さな冷泉と、沸かした内湯。消毒しているそうですが、硫黄臭で気になりません。
  http://www.gotenyu.com/

  他、渋温泉渋辰野館や、明治温泉旅館、横谷温泉旅館でも日帰り入浴は受け付けているようです。

◆バッチ
  黒百合ヒュッテにて、400円でピンバッチタイプと安全ピンタイプの2種。デザインは違います。
予約できる山小屋
黒百合ヒュッテ
県道191号線の様子。
この日の路面は乾燥していて、凍結なし。
県道191号線の様子。
この日の路面は乾燥していて、凍結なし。
渋御殿湯駐車場。全面氷。
1日1000円。先に受付。
努力すればイナバウアー可能。
帰りに渋御殿湯で入浴した後に撮影したので、
皆さん、もう帰られたようで。
2
渋御殿湯駐車場。全面氷。
1日1000円。先に受付。
努力すればイナバウアー可能。
帰りに渋御殿湯で入浴した後に撮影したので、
皆さん、もう帰られたようで。
駐車場脇の公衆トイレ。無料。
利用可能。
駐車場脇の公衆トイレ。無料。
利用可能。
帰りに入浴した渋御殿湯。
帰りに入浴した渋御殿湯。
渋ノ湯ホテル。
見るからに営業していません。
建物の手前に無人有料駐車スペースあり。
渋ノ湯ホテル。
見るからに営業していません。
建物の手前に無人有料駐車スペースあり。
これが料金箱。
ちなみに、ここでアイゼン着用。
この日は、黒百合ヒュッテまで軽アイゼンで十分。
2012年03月24日 23:48撮影
3/24 23:48
これが料金箱。
ちなみに、ここでアイゼン着用。
この日は、黒百合ヒュッテまで軽アイゼンで十分。
登山口にある無人補導所。
ポストあり。
登山口にある無人補導所。
ポストあり。
黒百合ヒュッテまでは、このような感じ。
ああ、日差しが出ていて。
ここを歩いている頃は、
まだよかった。
黒百合ヒュッテまでは、このような感じ。
ああ、日差しが出ていて。
ここを歩いている頃は、
まだよかった。
樹林が切れて北アルプス。
この辺では、まだ見えていた。
樹林が切れて北アルプス。
この辺では、まだ見えていた。
黒百合ヒュッテ到着。
栄養補給とアイゼンの確認。
ストックをピッケルに交換。
黒百合ヒュッテ到着。
栄養補給とアイゼンの確認。
ストックをピッケルに交換。
天狗ノ奥庭へと続く登り。
こちらは、帰りに使おうと思った。
天狗ノ奥庭へと続く登り。
こちらは、帰りに使おうと思った。
中山峠到着。
まだ余裕。
そろそろはじまる猛風地獄。
中山峠到着。
まだ余裕。
そろそろはじまる猛風地獄。
中山峠から奥秩父。
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中山峠から奥秩父。
東天狗岳と西天狗岳。
これが見えると、風地獄の開始。
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東天狗岳と西天狗岳。
これが見えると、風地獄の開始。
金峰山方向。
東天狗岳への地獄の突風登山が幕を開ける。
地吹雪が顔に当たって痛いのなんの。
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東天狗岳への地獄の突風登山が幕を開ける。
地吹雪が顔に当たって痛いのなんの。
かろうじて見えている北アルプス。
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かろうじて見えている北アルプス。
西天狗岳から下ってくる
4人グループがいたので、
ズームしてみると。
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西天狗岳から下ってくる
4人グループがいたので、
ズームしてみると。
先頭の人の動きが、何だか変だな・・・
と思った次の瞬間!
先頭の人の動きが、何だか変だな・・・
と思った次の瞬間!
ああっ!!!!
何とか数メートルで滑落停止。
偶然、写ってしまった・・・。
これを見て、引き返そうかと思案する。
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ああっ!!!!
何とか数メートルで滑落停止。
偶然、写ってしまった・・・。
これを見て、引き返そうかと思案する。
暫く、立ち止まっている4人組。
私も足が止まる。
この猛風。どうしたものか。
暫く、立ち止まっている4人組。
私も足が止まる。
この猛風。どうしたものか。
ふと、東天狗岳に目を向けてみる。
ふと、東天狗岳に目を向けてみる。
ここにも、先行2人組。
見ていると、時折、耐風姿勢をとっている。
どうしたものか。
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ここにも、先行2人組。
見ていると、時折、耐風姿勢をとっている。
どうしたものか。
とりあえず、行けるところまで行ってみるか。
とりあえず、行けるところまで行ってみるか。
金峰山と奥秩父。
金峰山と奥秩父。
東天狗岳の東側の崖。
雪庇注意場所。
2012年03月24日 23:48撮影
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東天狗岳の東側の崖。
雪庇注意場所。
御座山の方向ですが、
どれが御座山か分かりません。
御座山の方向ですが、
どれが御座山か分かりません。
東天狗岳への登りの途中で、北アルプスを。
この後は、ガスに隠れてしまう。
東天狗岳への登りの途中で、北アルプスを。
この後は、ガスに隠れてしまう。
東天狗岳の山頂が見えた。
あそこまで行ってみることにする。
西天狗岳は、その後、考える。
東天狗岳の山頂が見えた。
あそこまで行ってみることにする。
西天狗岳は、その後、考える。
東天狗岳山頂付近からの西天狗岳。
怖いよ、この空の色。
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東天狗岳山頂付近からの西天狗岳。
怖いよ、この空の色。
東天狗岳山頂から、蓼科山方向。
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東天狗岳山頂から、蓼科山方向。
東天狗岳山頂から。
南アルプス北部と中央アルプス。
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東天狗岳山頂から。
南アルプス北部と中央アルプス。
全貌を露わにした南八ヶ岳主峰群と
ちょこっとだけ南アルプス。
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全貌を露わにした南八ヶ岳主峰群と
ちょこっとだけ南アルプス。
東天狗岳山頂から金峰山方向。
東天狗岳山頂から金峰山方向。
東天狗岳山頂から、浅間山。
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東天狗岳山頂から、浅間山。
先行2人組が、西天狗岳へ登る。
普段は、人が写っていると
モザイクを入れますが、
格好いいので、そのままです。
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先行2人組が、西天狗岳へ登る。
普段は、人が写っていると
モザイクを入れますが、
格好いいので、そのままです。
阿弥陀岳。
今日も誰かが登っているのだろうか。
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阿弥陀岳。
今日も誰かが登っているのだろうか。
赤岳と硫黄岳。
硫黄岳。
中央アルプス。
間もなく、2人組は西天狗岳の頂へ。
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間もなく、2人組は西天狗岳の頂へ。
東天狗岳山頂から西天狗岳。
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東天狗岳山頂から西天狗岳。
東天狗岳山頂から、赤岳方向。
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東天狗岳山頂から、赤岳方向。
西天狗岳への鞍部への下り。
西天狗岳への鞍部への下り。
東天狗岳の山頂へ着くと
風が少し弱くなったような気がしたので、
西天狗岳を目指すことに。
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東天狗岳の山頂へ着くと
風が少し弱くなったような気がしたので、
西天狗岳を目指すことに。
鞍部へ降り立ちます。
1
鞍部へ降り立ちます。
鞍部から天狗ノ奥庭方向。
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鞍部から天狗ノ奥庭方向。
西天狗岳への登り。
本日の山場。
2人組も、直ぐに西天狗岳から下りてきます。
2012年03月24日 23:48撮影
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西天狗岳への登り。
本日の山場。
2人組も、直ぐに西天狗岳から下りてきます。
真横を見て斜度の確認。
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真横を見て斜度の確認。
東天狗岳を振り返る。
この2人組は、本当に絵になります。
どうもありがとうございます。
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東天狗岳を振り返る。
この2人組は、本当に絵になります。
どうもありがとうございます。
いつかは赤岳。
西天狗岳山頂から、中央アルプスと北アルプス。
中央アルプスは、まだ見えていました。
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西天狗岳山頂から、中央アルプスと北アルプス。
中央アルプスは、まだ見えていました。
西天狗岳山頂から、南アルプス北部と
中央アルプスが少し。
西天狗岳山頂から、南アルプス北部と
中央アルプスが少し。
登れば登るほどに、遠のいていく雪の赤岳。
一体、あの頂に立つのに何年かかるのだろうか。
ヒョイっと登れてしまう人が羨ましい。
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登れば登るほどに、遠のいていく雪の赤岳。
一体、あの頂に立つのに何年かかるのだろうか。
ヒョイっと登れてしまう人が羨ましい。
西天狗岳からの阿弥陀岳。
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西天狗岳からの阿弥陀岳。
南アルプス。
左から北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳。
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南アルプス。
左から北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳。
中央アルプス。
浅間山。
車山の方向。
白樺湖らしきものが見える。
車山の方向。
白樺湖らしきものが見える。
東天狗岳の斜面をトラバースする2人組。
どこにいるか分かりますか?
次の写真でズーム。
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東天狗岳の斜面をトラバースする2人組。
どこにいるか分かりますか?
次の写真でズーム。
前の写真のズーム。
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前の写真のズーム。
蓼科山。
北アルプスはガスの中。
北アルプスはガスの中。
御嶽山はかろうじて見えていました。
御嶽山はかろうじて見えていました。
西天狗岳山頂から、赤岳方向。
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西天狗岳山頂から、赤岳方向。
格好をつけてみた写真。
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格好をつけてみた写真。
中央アルプス遠景。
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中央アルプス遠景。
下山開始。
とても長居できるような状況ではありません。
下山開始。
とても長居できるような状況ではありません。
要注意の斜面。
このあたりで、4人組の人が滑っていた。
ここで転倒したらと考えると、
生きた心地はしません。
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要注意の斜面。
このあたりで、4人組の人が滑っていた。
ここで転倒したらと考えると、
生きた心地はしません。
東天狗岳の山頂回避のトラバース。
ここも注意。
東天狗岳の山頂回避のトラバース。
ここも注意。
天狗ノ奥庭への分岐。
見るからに岩が露出して風がモロなので、
帰りも中山峠の樹林帯に逃げ込むことにした。
天狗ノ奥庭への分岐。
見るからに岩が露出して風がモロなので、
帰りも中山峠の樹林帯に逃げ込むことにした。
さらば、西天狗岳と東天狗岳。
ここまで来れば、何とか一息。
樹林帯に逃げ込む。
樹木のありがたさが、骨身に沁みた。
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さらば、西天狗岳と東天狗岳。
ここまで来れば、何とか一息。
樹林帯に逃げ込む。
樹木のありがたさが、骨身に沁みた。
目にも止まらない黒百合ヒュッテの風速計。
3
目にも止まらない黒百合ヒュッテの風速計。
登山口で途中ですれ違った4人グループに追いつく。
いつの間にか7人に増えている。
ス、ス、ス、スカートのガールが!!
山スカートで天狗岳? ナウイじゃん!
多分、4人組の話を聞いて、
引き返したのでしょう。
登山口で途中ですれ違った4人グループに追いつく。
いつの間にか7人に増えている。
ス、ス、ス、スカートのガールが!!
山スカートで天狗岳? ナウイじゃん!
多分、4人組の話を聞いて、
引き返したのでしょう。
帰りに立寄った農産物直売所。
たてしな自由農園。
観光客相手の価格設定。
八ヶ岳エコーラインの途中にあります。
帰りに立寄った農産物直売所。
たてしな自由農園。
観光客相手の価格設定。
八ヶ岳エコーラインの途中にあります。

感想

懐かしのファミコンゲーム『暴れん坊天狗』をふと思い出し、ふらりと天狗のように風に舞いながら天狗岳に登り、猛烈な烈風の洗礼を受けて、まさに『暴れん坊天狗岳』でございました。

朝から雲が立ち込めていましたが、天気予報を信じて天狗岳へと向かったわけです。
登り始めて黒百合ヒュッテまでの間の樹林帯は、ガッシリと人力除雪されており、時折、日差しがあってよかったのですが、なにやら、風の轟音が聞こえてきます。
嫌な予感を感じながら黒百合ヒュッテに到着。空を見上げてみますと視界は開けているものの真っ白け。ここで、栄養補給と休憩とアイゼンの確認。
ここらで、次々にすれ違った人達は山頂へ行ったのだろうか。

中山峠を少し過ぎる辺りまでが樹林帯で、その先は風から身を隠すものなし。体がよろけるほどの猛風で、今までに体験した風の中では、5番目くらいの強さ。
断念しようかどうしようか思案していると、彼方の西天狗岳から4人組が下ってくるのが見えました。
コンパクトデジカメで、ズーム撮影していると先頭の人が滑落。数メートルで何とか停止。事なきを得る。
これを見て、真実にやばいと感じる。ふと、東天狗岳を見上げてみると、そこには二人組が見える。時折、耐風姿勢をとっている。
でもまあ、行けるところまで行ってみるかと進んでみますと、標高をあげるごとに、徐々に風が強まってくる。
ピッケルを雪面に深々と突き刺して、どうしようかと考えていると東天狗岳の山頂が目前に。
ああ、もうこんなところまで登ってきていたのかと、うっかり東天狗岳山頂まで到達。
風が少し弱まったような気がする。眺望を楽しんだあと、これなら、行けるとばかりに、西天狗岳への鞍部へと下りはじめる。

東天狗岳から西天狗岳への登りは、斜度がきついうえに、トレースは強風で直ぐに消え、滑落すれば無事では済まない状況。風が少し弱まったとはいえ、体をふらつかせるには十分な強さ。
極度に緊張しながら西天狗岳山頂へ。東天狗岳から見えていた光景とあまり変わりませんけど、まあ、満足です。先にある展望所までは、とてもとても。
いつもやってるセルフ撮影も、とてもとても。ザックを雪面に置くと、風で滑ってどこかにいってしまいそうな気がして、三脚も出せず。
誰もいないから、仕方なく苦し紛れにピッケルを撮影しました。

結局、一番の猛風が吹き付けていたのは、中山峠の先の樹林帯を抜けた先から、東天狗岳への登りの区間でした。
それにしても、晴れている日に天狗岳に登った人が実に羨ましいわい。このところ、山で青空を見ていないので、たまには青い空が見てみたい。というわけです。

余談ですが、自宅から渋御殿湯駐車場まで往復した距離が、444.4キロでした。何故、こうも「4」が並ぶのか。何かの暗示なのだろうか。
と思っていたら、さらに、ガソリンスタンドで給油して自宅までの距離が、4.4キロ・・・。これは、暫くおとなしくしていたほうが良さそうだ。

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コメント

moglessさん、おはようございます。
この2回の山行記録、ファミコンと登山のコラボ、お見事ですね

それでいて死語も巧みにまぶしていらっしゃいますね

山ガールとの出会いが、、、。
2012/3/27 7:41
レトロゲーム
山とは全く関係ないのですが、

Yahooニュースで初めて知りましたが、ゲーム保存協会なるNPOがあるそうです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120326-00000080-san-bus_all

ゲーム保存協会
http://www.gamepres.org/
2012/3/27 16:27
navecat様、コメントありがとうございます。
ガールは、いたことはいましたが、すれ違っていないので、どこかしらで引き返してしまったようです。
まあ、どこへ行こうとしていたのかまでは知れませんけど。
ピッケルを持っていたので、やっぱり、天狗岳ですかね。

もはや、死語は体の一部です。あえて使ってみることがナウイのです。
2012/3/27 23:49
1955様、コメントありがとうございます。
クソゲー保存会ですか?
私のコレクションしているクソゲーたちが光り輝く日がくるのでしょうか。

保存会代表の言葉「ゲームは大切な思い出」・・・ですか。
クソゲーを集めていながら言うのもなんですが、私の人生にテレビゲームは必要なかったかな。というわけです。
あえてコレクションしているのは、それらを見つめなおすことで、自分がいかに時間を無駄にしてきたかという反省を噛み締めるためなのかもしれません。

結局のところ、ゲームは誰かが考えたものであって、その中には、予定調和的な「結末」が既に用意されているわけでして、誰がやっても同じ結果にしかなりません。
いつのころからか、そのようなモノには興味を持てない体質になってしまいました。
例え、多少の異なる結末になろうとも、それも製作者が予め想定しておいた「結末」の範囲内でしかないわけでして、いわば、プレイヤーは製作者の意図に足を縛られながら、俎の上で遊ばされているようなもの。
そのように考えますと、テレビゲームというものは・・・長くなりそうなので、この辺で。

つまり、山には登山道はあれども、山自体は人間の力の及ぶべくもない存在なわけでして。
そこには無数のキケンが潜んでおり、それらを自分の経験と知識を駆使して切り抜けて山頂へと辿りつき、
そこで誰かの用意した「結末」とは無縁の景色を眺めた時、もはや、ゲームを楽しむという感覚が私の人生から消え失せてしまいました。
ですが、ゲームを楽しめる人は幸せかもしれません。ゲームで命を落とすことはないですからね。

うわぁ、クソゲーを語るつもりが真面目になってしまった。
2012/3/28 0:28
大切な思い出
部活の空き時間に勉強もせず麻雀、パチンコ、スロットに嵌っていた10代後半を思い出しました。

あの頃に登山の楽しさを知っていたら、とも思うのですが、きっと遭難していたことでしょう(笑
反面教師として、「大切な思い出」です。

山の場合は、己の力を知り、計画通り登って無事に下山するという点では予定調和的なのかもしれませんが、
自身の存在(生存)をかけて、その結末を創造する点で大きく違うのでしょう。
2012/3/31 19:02
いやあ、今日は風が強くて。こんな日でも山に登っている人がいるのだろうか。
1955様。

小学校、中学校、高校と信じられないくらいにゲームをやりすぎました。当時は、人生においてゲームほど楽しいものはないと考えていたような気がします。
社会人になったら給料をはたいて、ありとあらゆるゲームを買ってやると考えていましたが、いざ、労働するようになると、金を出せばいくらでも手に入るものに、いつしか興味がなくなってしまいました。
不思議なものですが、ゲームに費やした時間は、これからをどう生きるかを考えるうえで、重要な要素だったのかもしれません。
そう考えますと、あながち、無駄でもないのかもしれません。
ま、実のところ、今のゲームは操作や説明書が複雑すぎて、もうついて行けないというのもあったりします。
2012/3/31 22:44
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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