能郷白山
- GPS
- 08:41
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,463m
- 下り
- 1,461m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪は山頂も含めてザラメでした。帰り道、一部表面だけ固くなったところもありましたので、気温の低い日はアイゼン、ピッケルの世界になりそうです。今日はザラメでしたからアイゼンは不要、トレースも残っており道迷いはないでしょう。前山からの縦走はヤセ尾根の雪庇など危険箇所があるので、不用意な行動は控えましょう。 |
写真
感想
この週末は荒島岳にしようか、はたまた土蔵山にしようか悩んだ挙句に能郷白山にしました。惜しくも百名山に入らなかった山ですが、温見峠が開通するまでは能郷谷からの健脚コースしかありません。標高差もあり、かなりのハードコースなので軽量化のため今回は100cmのスキー板、スキーベンチャーを持参しました。あと、林道を延々と歩かないといけないので、帰りに楽をするために折りたたみのMTBを持ってきました。
さてMTBでは2.5kmくらいのところまで行けました。それ以上はかなり林道が荒廃しており、行けないこともないですが帰りも苦労するのが見えていますのでそこは歩くことに。1.5kmほど歩くと荒れた林道から登山道に入ります。まずは水量の多い川の渡渉からスタート。結構な水量で手助けになるものは何もなく、さすが健脚コース、ハードルが高いわ〜と思いつつストック2本と足でバランスを取りながら進んでいきます。それが終わるとすぐに急登です。最近山スキーばかりで急登から遠ざかっていたこともあり、かつスキーブーツと板を背負っての急登はさすがにハードです。ストックを適切な長さに調整すれば少し負担も軽くなりました。
だんだん残雪が出てきて、林道と再び交わるところからいよいよ残雪中心の急登になります。軽いキックステップをしながらであれば、アイゼンの必要性は感じませんでした。無論スキーでは登れるような斜度ではありませんから、ひたすら担ぎ上げての急登です。
斜度がゆるくなったところでスキー登行に切り替えたのですが、ほどなくして尾根沿いは雪がなくなっていたりして、また登山靴に履き替える必要が出たり、かなりのタイムロスになりました。基本的にこのコースは山スキー向きではありません。急登が多いので、身軽にしてツボ足で登るのが正解でしょう。
前山で標高1500m、ここから能郷白山はまだ遠く、しかも一旦1400mくらいまで降りての登頂です。今回は登りには5時間かけるつもりでしたから、頑張ってスキーで滑りながら下り、あらためて登山靴でツボ足登行です。
能郷白山山頂近くの急登はさすがでしたが、無心で登って何とか登頂、やった!って感じです。後から来られた方が3時間で登られたそうで、相当な健脚の持ち主です。私も変にスキー道具なぞ持ってこなかったらよかったな…と思いました。実際、スキーで滑降したのは山頂からの斜面と、前山からの斜面を2回と計3回だけです。実際下りはツボ足と急斜面なら尻セードで下りたほうがフットワークが軽いです。尻セード用のソリがあれば満点でしょう。
もはや、山スキーシーズンも終わりかなぁ…という感じです。わざわざ苦しい思いをして重いスキー道具を担ぎ上げるだけの見返りがありませんし。
下りの急斜面は雪面に座ってそのまま滑り降りたりもしました。でも危うく勢いがつきすぎてがけ下に落ちそうになったりもしますので要注意です。
で、圧巻は帰りのMTB。これは大正解でした。2.5kmの林道歩きをほぼ省略できましたから。ただ、林道ゲートの手前あたりで調子に乗ったせいか後輪がパンクし、タイヤが外れるアクシデントあり。短距離だったので、大きな問題にはなりませんでしたが…パンクのリスクをどう考えるかですが、もう脚がパンパンの中、MTBで林道を下れるのが一番よかったです。
コメント
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Waldkirchさん、こんばんは
今年の能郷白山周辺は豪雪だったようですね。
2010年4月初旬の時は雪がかなり解けていました。
えー、乗鞍だと…の画像は御嶽山ではないかと思われます。
能郷白山の東にある高賀山付近から見た乗鞍岳と御嶽山の写真がありました。(20枚目と似た写真です。)
御嶽山でしたか...もっと霞んで小さいかと思ってましたが、あれだけの眺めであれば十分ですね!
もう一度写真を眺めておきます
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