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Yamareco

記録ID: 190602
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

高畑山〜サイマル山〜猿焼山〜エビラ沢ノ頭〜パラジマノ頭〜道志二十六夜山

2012年05月13日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
11:22
距離
28.3km
登り
2,609m
下り
2,472m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

6:00 鳥沢駅
6:26 高畑山登山口
7:39 高畑山
8:23 大ダビ山
8:53 焼室山
9:24 高取山
9:44 サイマル山
10:59 猿焼山取り付き
11:59 棚沢ノ頭
12:20 猿焼山(東峰)
13:16 エビラ沢ノ頭
13:50 パラジマノ頭
14:15 西ヶ原ノ台
14:50 今倉山(西峰)
15:06 赤岩
15:41 道志二十六夜山
16:39 道志二十六夜山登山口
17:22 スターらんど
天候 晴れ 15時頃から曇り
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
コース状況/
危険箇所等
【高取山 サイマル山】山と高原地図では破線ルート
送電線巡視路を辿る分には問題ありません。
赤テープも多く、踏跡ははっきりしています。
巡視路は、高取山、サイマル山のピークを巻いているので、それぞれの頂上に立つには尾根を直登りする必要があります。
サイマル山から巡視路へはかなりの急下り。踏跡も薄いので注意が必要。

【猿焼山】山と高原地図にルートの記載ナシ
取り付きはいくつかあるようです。
ピークから西側の道は比較的整備されている様子。
東側の道は荒れていて踏跡も薄くなっています。

【今倉山北尾根(エビラ沢ノ頭 パラジマノ頭 西ヶ原ノ台)】山と高原地図にルートの記載ナシ
道は整備されていて、バリルートにしては歩きやすい。
踏跡もはっきりしているので、登りなら迷う心配はなさそう。
支尾根が多く複雑な地形なので、下りの場合は注意が必要です。
エビラ沢ノ頭、パラジマノ頭の直下はかなりの急登りです。
猿焼山から今倉山までエスケープルートがないので、時間と体力に余裕をもって歩いたほうがいいでしょう。
ネットで見る限り、熊の目撃情報が多いようです。熊鈴は必須。

鳥沢駅を出てしばらく行ったところ。
線路の下を通るのですが。
低い!
頭がぶつかります。
2012年05月13日 06:07撮影 by  PX , RICOH
5/13 6:07
鳥沢駅を出てしばらく行ったところ。
線路の下を通るのですが。
低い!
頭がぶつかります。
町中にも道標がたくさんあります。
2012年05月13日 06:15撮影 by  PX , RICOH
5/13 6:15
町中にも道標がたくさんあります。
周辺案内図には、バリルートの高取山、サイマル山も出ていますね。
2012年05月13日 06:18撮影 by  PX , RICOH
5/13 6:18
周辺案内図には、バリルートの高取山、サイマル山も出ていますね。
このゲートは、右側の三角形の部分を開けて入ります。
2012年05月13日 06:26撮影 by  PX , RICOH
5/13 6:26
このゲートは、右側の三角形の部分を開けて入ります。
ゲートの手前まで、ごく普通の住宅地。
2012年05月13日 06:26撮影 by  PX , RICOH
5/13 6:26
ゲートの手前まで、ごく普通の住宅地。
貯水池が鏡のよう。
新緑が綺麗でした。
2012年05月13日 06:31撮影 by  PX , RICOH
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5/13 6:31
貯水池が鏡のよう。
新緑が綺麗でした。
気持ちのいい場所。
ここでのんびりしていたいところですが。
先を急ぎます。
2012年05月13日 06:34撮影 by  PX , RICOH
5
5/13 6:34
気持ちのいい場所。
ここでのんびりしていたいところですが。
先を急ぎます。
一般登山道は歩きやすい。
2012年05月13日 06:51撮影 by  PX , RICOH
5/13 6:51
一般登山道は歩きやすい。
仙人小屋跡。
2012年05月13日 07:17撮影 by  PX , RICOH
5/13 7:17
仙人小屋跡。
植林地ですが、ゆるやかな斜面。
たしかに暮らせそうな場所。
2012年05月13日 07:18撮影 by  PX , RICOH
5/13 7:18
植林地ですが、ゆるやかな斜面。
たしかに暮らせそうな場所。
高畑山に到着。
2012年05月13日 07:39撮影 by  PX , RICOH
5/13 7:39
高畑山に到着。
富士山もよく見えました。
さすが秀麗富嶽12景。
2012年05月13日 07:39撮影 by  PX , RICOH
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5/13 7:39
富士山もよく見えました。
さすが秀麗富嶽12景。
雛鶴峠の方向に向かいます。
道標は下に落ちていました。
2012年05月13日 08:05撮影 by  PX , RICOH
5/13 8:05
雛鶴峠の方向に向かいます。
道標は下に落ちていました。
大ダビ山を通過。
「大旅山」って書くのかな。
2012年05月13日 08:24撮影 by  PX , RICOH
5/13 8:24
大ダビ山を通過。
「大旅山」って書くのかな。
イヤゲ峠。
変な名前ですね。
漢字ではどう書くのでしょう。
2012年05月13日 08:28撮影 by  PX , RICOH
5/13 8:28
イヤゲ峠。
変な名前ですね。
漢字ではどう書くのでしょう。
サイマル山方面への分岐、って書いてあるのでしょうけど、読めません。
2012年05月13日 08:33撮影 by  PX , RICOH
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5/13 8:33
サイマル山方面への分岐、って書いてあるのでしょうけど、読めません。
山と高原地図では破線ルート。
こんなところを下っていきます。
踏跡は薄いけど、この辺は余裕で歩けます。
2012年05月13日 08:33撮影 by  PX , RICOH
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5/13 8:33
山と高原地図では破線ルート。
こんなところを下っていきます。
踏跡は薄いけど、この辺は余裕で歩けます。
右側にずっとゴルフ場が見えています。
なんか、バリルートっぽくないですね。
2012年05月13日 08:43撮影 by  PX , RICOH
5/13 8:43
右側にずっとゴルフ場が見えています。
なんか、バリルートっぽくないですね。
リニア実験線が見えます。
延伸工事中でしょうか。
2012年05月13日 08:58撮影 by  PX , RICOH
5/13 8:58
リニア実験線が見えます。
延伸工事中でしょうか。
ここからだと、富士山の頭だけ見えてます。
2012年05月13日 08:59撮影 by  PX , RICOH
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5/13 8:59
ここからだと、富士山の頭だけ見えてます。
送電線巡視路なので、当然のごとく鉄塔に向かってまっしぐらの道。
尾根筋から外れてることも多いので、間違えやすいです。
2012年05月13日 09:16撮影 by  PX , RICOH
5/13 9:16
送電線巡視路なので、当然のごとく鉄塔に向かってまっしぐらの道。
尾根筋から外れてることも多いので、間違えやすいです。
だんだんと道が良くなってきました。
歩きやすい。
2012年05月13日 09:17撮影 by  PX , RICOH
5/13 9:17
だんだんと道が良くなってきました。
歩きやすい。
巡視路は右側。
ピークを巻いてます。
今回は高取山へ登るので、左側の尾根を行きます。
2012年05月13日 09:20撮影 by  PX , RICOH
5/13 9:20
巡視路は右側。
ピークを巻いてます。
今回は高取山へ登るので、左側の尾根を行きます。
高取山に到着。
2012年05月13日 09:24撮影 by  PX , RICOH
5/13 9:24
高取山に到着。
木に囲まれて、これといった特長はありません。
2012年05月13日 09:24撮影 by  PX , RICOH
5/13 9:24
木に囲まれて、これといった特長はありません。
高取山から下ったところ。
右側に赤テープが見えています。
逆から登る場合は、これが目印。
2012年05月13日 09:35撮影 by  PX , RICOH
5/13 9:35
高取山から下ったところ。
右側に赤テープが見えています。
逆から登る場合は、これが目印。
なにしろ送電線巡視路なので、次から次と鉄塔が出現します。
こういう構図はもう飽きたので、テキトーに一枚。
2012年05月13日 09:43撮影 by  PX , RICOH
5/13 9:43
なにしろ送電線巡視路なので、次から次と鉄塔が出現します。
こういう構図はもう飽きたので、テキトーに一枚。
すごい折れ方。
雷でも落ちましたか。
2012年05月13日 09:44撮影 by  PX , RICOH
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5/13 9:44
すごい折れ方。
雷でも落ちましたか。
巡視路から外れて、サイマル山へ登ります。
ちょっと藪っぽくなりますが、踏跡はハッキリしてます。

2012年05月13日 09:48撮影 by  PX , RICOH
5/13 9:48
巡視路から外れて、サイマル山へ登ります。
ちょっと藪っぽくなりますが、踏跡はハッキリしてます。

サイマル山に到着。
2012年05月13日 09:54撮影 by  PX , RICOH
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5/13 9:54
サイマル山に到着。
読めない。
2012年05月13日 09:54撮影 by  PX , RICOH
5/13 9:54
読めない。
こんな感じの頂上。
2012年05月13日 09:54撮影 by  PX , RICOH
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5/13 9:54
こんな感じの頂上。
鉄塔。
何本目だろう。
いいかげん飽きてきました。
2012年05月13日 10:06撮影 by  PX , RICOH
5/13 10:06
鉄塔。
何本目だろう。
いいかげん飽きてきました。
一旦下山し、猿焼山の取り付きを探します。
梨木バス停で時刻表の写真を一枚。
土日は運休です。
2012年05月13日 10:43撮影 by  PX , RICOH
5/13 10:43
一旦下山し、猿焼山の取り付きを探します。
梨木バス停で時刻表の写真を一枚。
土日は運休です。
やすら園の近くから登れるはず。
「僕等のユートピア」って。
2012年05月13日 10:53撮影 by  PX , RICOH
5/13 10:53
やすら園の近くから登れるはず。
「僕等のユートピア」って。
やすら園の少し手前。
作業道があったので入ってみました。
ここからは地図にない道です。
2012年05月13日 10:59撮影 by  PX , RICOH
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5/13 10:59
やすら園の少し手前。
作業道があったので入ってみました。
ここからは地図にない道です。
途中からだんだんと荒れてきます。
で、結局は急斜面を直登りするハメに。
2012年05月13日 11:10撮影 by  PX , RICOH
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5/13 11:10
途中からだんだんと荒れてきます。
で、結局は急斜面を直登りするハメに。
伐採地から眺め。
2012年05月13日 11:28撮影 by  PX , RICOH
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5/13 11:28
伐採地から眺め。
前道志の主稜が見渡せます。
2012年05月13日 11:31撮影 by  PX , RICOH
5/13 11:31
前道志の主稜が見渡せます。
踏跡はついてます。
ただ、トゲトゲがいたるところに密集していて、全身傷だらけに。
2012年05月13日 11:35撮影 by  PX , RICOH
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5/13 11:35
踏跡はついてます。
ただ、トゲトゲがいたるところに密集していて、全身傷だらけに。
倒木も多く、なかなか面倒。
思うように前に進めません。
2012年05月13日 11:49撮影 by  PX , RICOH
5/13 11:49
倒木も多く、なかなか面倒。
思うように前に進めません。
猿焼山(東峰)に到着。
2012年05月13日 12:21撮影 by  PX , RICOH
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5/13 12:21
猿焼山(東峰)に到着。
バリルートの割りに、ちゃんとした道標があります。
ここから今倉山北尾根に入ります。
2012年05月13日 12:21撮影 by  PX , RICOH
5/13 12:21
バリルートの割りに、ちゃんとした道標があります。
ここから今倉山北尾根に入ります。
山頂はこんな感じ。
意外と広い。
2012年05月13日 12:22撮影 by  PX , RICOH
5/13 12:22
山頂はこんな感じ。
意外と広い。
今倉山方面へ向けて進みます。
痩せ尾根地帯もありますが、さほど危険は感じません。
2012年05月13日 12:41撮影 by  PX , RICOH
5/13 12:41
今倉山方面へ向けて進みます。
痩せ尾根地帯もありますが、さほど危険は感じません。
道はしっかりとしています。
奥多摩のメジャーな登山道みたい。
2012年05月13日 12:44撮影 by  PX , RICOH
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5/13 12:44
道はしっかりとしています。
奥多摩のメジャーな登山道みたい。
境界標でしょうか。
これを辿っていけば迷いません。
2012年05月13日 12:56撮影 by  PX , RICOH
5/13 12:56
境界標でしょうか。
これを辿っていけば迷いません。
石稜地帯では視界が開けます。
2012年05月13日 13:11撮影 by  PX , RICOH
5/13 13:11
石稜地帯では視界が開けます。
エビラ沢ノ頭に到着。
ここの急登りはけっこうキツイ。
四つん這いじゃないと無理です。
2012年05月13日 13:15撮影 by  PX , RICOH
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5/13 13:15
エビラ沢ノ頭に到着。
ここの急登りはけっこうキツイ。
四つん這いじゃないと無理です。
山頂はこんな感じです。
2012年05月13日 13:16撮影 by  PX , RICOH
5/13 13:16
山頂はこんな感じです。
こんな歩きやすい場所もありますが。
この後、とてつもない急登りが待っています。
2012年05月13日 13:35撮影 by  PX , RICOH
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5/13 13:35
こんな歩きやすい場所もありますが。
この後、とてつもない急登りが待っています。
パラジマノ頭に到着。
ここも急登りでした。
写真撮る余裕すらなかった。
2012年05月13日 13:47撮影 by  PX , RICOH
2
5/13 13:47
パラジマノ頭に到着。
ここも急登りでした。
写真撮る余裕すらなかった。
山頂はこんな感じ。
2012年05月13日 13:47撮影 by  PX , RICOH
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5/13 13:47
山頂はこんな感じ。
西ヶ原ノ台に到着。
崩れかけた作業小屋があります。
この辺り、ハッキリと沢の音が聞こえます。
2012年05月13日 14:17撮影 by  PX , RICOH
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5/13 14:17
西ヶ原ノ台に到着。
崩れかけた作業小屋があります。
この辺り、ハッキリと沢の音が聞こえます。
今倉山の稜線が見えてきました。
もうすぐ一般登山道に合流です。
2012年05月13日 14:45撮影 by  PX , RICOH
5/13 14:45
今倉山の稜線が見えてきました。
もうすぐ一般登山道に合流です。
まだ桜が咲いてました。
2012年05月13日 14:46撮影 by  PX , RICOH
5/13 14:46
まだ桜が咲いてました。
バリルート区間、終了。
下りで使う場合は、このテープが目印です。
2012年05月13日 14:50撮影 by  PX , RICOH
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5/13 14:50
バリルート区間、終了。
下りで使う場合は、このテープが目印です。
こんなところを下りていきます。
2012年05月13日 14:50撮影 by  PX , RICOH
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5/13 14:50
こんなところを下りていきます。
御座入山(今倉山西峰)。
ここから西へ20mほど行ったところが、今倉山北尾根の入り口です。
2012年05月13日 14:51撮影 by  PX , RICOH
5/13 14:51
御座入山(今倉山西峰)。
ここから西へ20mほど行ったところが、今倉山北尾根の入り口です。
赤岩に向かいます。
一般登山道は歩きやすい。
2012年05月13日 14:57撮影 by  PX , RICOH
5/13 14:57
赤岩に向かいます。
一般登山道は歩きやすい。
赤岩に到着。
ここは全方位の眺望が楽しめます。
2012年05月13日 15:06撮影 by  PX , RICOH
5/13 15:06
赤岩に到着。
ここは全方位の眺望が楽しめます。
この案内図があると便利。
2012年05月13日 15:06撮影 by  PX , RICOH
5/13 15:06
この案内図があると便利。
まずは北側。
大月方面。
九鬼山が見えます。
2012年05月13日 15:06撮影 by  PX , RICOH
5/13 15:06
まずは北側。
大月方面。
九鬼山が見えます。
今日登った山が一望できます。
今倉山北尾根の稜線と、その先にサイマル山。
ゴルフ場をはさんで、前道志の稜線。
2012年05月13日 15:06撮影 by  PX , RICOH
5/13 15:06
今日登った山が一望できます。
今倉山北尾根の稜線と、その先にサイマル山。
ゴルフ場をはさんで、前道志の稜線。
南側。
御正体山はちょっとだけ雲がかかってます。
その先に富士山があるはずだけど。
2012年05月13日 15:07撮影 by  PX , RICOH
5/13 15:07
南側。
御正体山はちょっとだけ雲がかかってます。
その先に富士山があるはずだけど。
ツツジが咲いてました。
2012年05月13日 15:10撮影 by  PX , RICOH
5/13 15:10
ツツジが咲いてました。
一旦、林道に出ます。
2012年05月13日 15:29撮影 by  PX , RICOH
5/13 15:29
一旦、林道に出ます。
ちょっと登って、道志二十六夜山。
2012年05月13日 15:40撮影 by  PX , RICOH
5/13 15:40
ちょっと登って、道志二十六夜山。
ベンチもあってゆっくりできます。
2012年05月13日 15:41撮影 by  PX , RICOH
5/13 15:41
ベンチもあってゆっくりできます。
江戸時代、この山頂で二十六夜待ちを行った、とありますね。
当時は、ちょうちんの明かりで登ったんでしょうか。
2012年05月13日 15:52撮影 by  PX , RICOH
5/13 15:52
江戸時代、この山頂で二十六夜待ちを行った、とありますね。
当時は、ちょうちんの明かりで登ったんでしょうか。
時間もないので、下りはとばします。
2012年05月13日 16:07撮影 by  PX , RICOH
5/13 16:07
時間もないので、下りはとばします。
しかし、落ち葉ラッセル地帯が多く、走れませんでした。
2012年05月13日 16:12撮影 by  PX , RICOH
5/13 16:12
しかし、落ち葉ラッセル地帯が多く、走れませんでした。
ゴルフ場の脇に出ます。
この中通れたら楽なんですが。
2012年05月13日 16:38撮影 by  PX , RICOH
5/13 16:38
ゴルフ場の脇に出ます。
この中通れたら楽なんですが。
あやうく踏んづけるところでした。
2012年05月13日 16:39撮影 by  PX , RICOH
5/13 16:39
あやうく踏んづけるところでした。
舗装路に出て一息ついたら、最後に難関が。
完全に川です。
爪先立ちで歩いて、なんとかやりすごしました。
2012年05月13日 16:43撮影 by  PX , RICOH
5/13 16:43
舗装路に出て一息ついたら、最後に難関が。
完全に川です。
爪先立ちで歩いて、なんとかやりすごしました。
日帰り入浴は、スターらんどへ。
バスタオル込みで600円でした。
2012年05月13日 17:23撮影 by  PX , RICOH
5/13 17:23
日帰り入浴は、スターらんどへ。
バスタオル込みで600円でした。
づけ丼と枝豆と生ビール。
ここは、料理のメニューが豊富です。
2012年05月13日 18:32撮影 by  PX , RICOH
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5/13 18:32
づけ丼と枝豆と生ビール。
ここは、料理のメニューが豊富です。
撮影機器:

感想

やっと風邪が治ったので山へ。
今回はロングじゃなくて、バリルートです。

ヤマレコの地図にルートが表示されない空白地帯。
そこに線を引いてこよう、というのが目的です。
高取山、サイマル山、猿焼山、エビラ沢ノ頭、パラジマノ頭、西ヶ原ノ台は、ヤマレコ初登場だと思います。


鳥沢駅を出発したのが6時ちょうど。
まずは高畑山を目指します。
新緑の登山道は気持ちいい。
途中にある貯水池も、なかなか雰囲気のいい場所です。

7:39。高畑山到着。
富士山がよく見えます。
さすがに秀麗富嶽十二景のひとつですね。
20分ほど休憩してから出発。
大ダビ山を越え、高岩のあたりから破線ルートに入ります。

道標がないというだけで、意外と歩きやすい道。
踏跡がハッキリしているので、辿っていけば間違えることはなさそう。
右側、本当に目の前にゴルフ場が見えているので、あんまり緊張感がありません。

適当に進んでいくと、なんかおかしい。
ん、ゴルフ場がどんどん近づいている。
GPSを確認すると、となりの尾根に入ってしまったようです。
踏跡が太いほうが正しい道とは限りませんね。
戻ると、別の方向に赤テープがありました。
小ピークから下るときは、必ず地形図で確認が必要です。

しばらく行った小ピーク。
踏跡は尾根筋から外れて、左の斜面を下っています。
赤テープもついてる。
いや、こっちの方向はどう考えてもおかしいだろ。
方向的には尾根を直進で間違いないはず。
何度か登ったり下ったりしながら、どっちに進むか悩みました。

ふと、左側に鉄塔があることに気づきます。
なるほど。
このルートは送電線巡視路。
鉄塔に向かって道がつけられているんですね。
尾根筋に忠実ってわけじゃありません。

巡視路は、高取山、サイマル山のピークを巻くようにつけられています。
なので、それぞれの山頂へ行くには、尾根を直上りです。

サイマル山からの下り。
巡視路へ戻るため、北側の斜面を下ります。
これがかなり急。
木につかまりながら慎重に。
と、下のほうで物音がします。
何かいる!

熊かと思って身構えましたが。
おじさんが登ってきました。
こんなところで人に会うとは思っていなかったようで、向こうも驚いた様子。
この先の道の状況など、軽く情報交換しました。

巡視路を下って、車道に出ました。
次に向かうのは猿焼山。
山と高原地図には、まったくルートが載っていません。
ネットで調べた情報では、梨木橋を渡ったところが取り付きのはずですが。
どうもよく分からない。
あきらめて、別の場所を探します。

やすら園の先にある神社から登る人も多いはず。
ちょっと歩くと、やすら園の手前に作業道がありました。
これ、行けるんじゃないの。
というわけでここから登っていきます。

最初は歩きやすい道でした。
ところが、途中で登山道崩落地帯に。
どうがんばっても進めません。
仕方がないので、斜面を直登り。
足元が滑るので、木の根っこにつかまりながら。
で、思いっきりつかんだのが、トゲトゲの植物だったり。

なんとか尾根筋に出て、登っていきます。
とはいっても踏跡はナシ。
トゲトゲをかきわけながら進みます。
全身傷だらけ。
こういうのもバリルートの醍醐味、と自分に言い聞かせながら。

何度か違う尾根に突入したりしながら、ようやく猿焼山に到着。
12:20。かなり時間がかかってしまいました。
このペースで大丈夫だろうか。
今倉山北尾根は、エスケープルートがないんですよね。
まあ、ここから先は道が整備されているはず。
なんとかなるだろう、と。

意外と歩きやすい道。
奥多摩のメジャールートのような感じです。
問題は、エビラ沢ノ頭への急登り。
四つん這いになって、木を掴みながらじゃないと無理です。

さらに第二関門。
パラジマノ頭の直下。
えー、ここ登るの? というような岩場。
距離は短いので、なんとか登りきりました。
と、その先にトラロープが。
岩場を巻く登山道があったようで。

西ヶ原ノ台では、有名な作業小屋を見ることができました。
まだ崩れずに残っています。
この辺りでは、沢の音がかなり大きく聞こえていました。
水場に下りることができるかもしれません。

そして最後の登り。
今倉山の稜線が目の前に見えたときには、ホッとして肩の力が抜けました。
あとは、赤岩、道志二十六夜山を通って下山。
一気にペースが上がります。
一般登山道って、本当に歩きやすいんですね。

結局、今回の山行で会ったのは二人だけ。
高畑山で一人、サイマル山で一人。
猿焼山から道志二十六夜山を下りるまでは、だれにも会いませんでした。

「最近の登山で会ったかも」は、1件も表示されません。
先日の丹沢24時間では、70件以上表示されたというのに。




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コメント

すごい。
westmalleさん、こんばんは。

ほんと、このレコに出てくる山名見たことありません。
凄いね。

何時いけるか分らないけど(ルーファイ能力的に)
キープさせてもらいました。

体調回復されたようで、何よりです。
ロングレコもお持ちしています。
2012/5/16 19:30
凄い歩き、ミクニからです。
丹沢24時間お疲れ様でした。
バリエーションルート大好きなんですが、このルートを
日帰りで歩く脚力が多分ありません。
ルーファイは多分ですが、問題なし。

又、お会いしたいですね。futaroさんが次の企画を考えておられるようです。

ミクニ。
2012/5/16 20:32
同じ日に反対側
westmalleさん、こんばんは。

youtarouさんのレコが、同じ日に道志の逆側を周っています でもこちらはバリルートがメインですが、あちらは展望の良いルートがメイン、やっぱりルート取りには個性が出て面白いですね

ところで午後から曇ってきたのですか?南アルプス北部は、一日中晴れていました
2012/5/16 22:35
millionさん、こんばんは。
今回は、ヤマレコでは誰も登っていない山ばかりなんです。
GPSデータを登録したら、ルート上に青い点がほとんど表示されず。
しょうがないので、自分で登録しました。

いつもより短い距離だったにもかかわらず、ちょっと筋肉痛が出ています。
バリルートは、ロングとは違う筋肉を使うみたいです。

5月中に、ナイトハイクでロング行く予定です。
millionさんの富士山チャレンジも楽しみにしています。
2012/5/17 0:01
Mikuniさん、こんばんは。
過去の大山バリエーションの記録、拝見しました。
ネクタイ尾根とか、けっこう面白そうなコースがありますね。
そのうち挑戦してみようと思います。

今度お会いするときは、バリルートの話、ぜひ聞かせてください。
Futaroさんの次の企画、楽しみですね。
2012/5/17 0:03
Futaroさん、こんばんは。
youtaroさんのレコ見ました。
逆側の周回コース。
同じようなところを通っていても、アプローチが全然違っていて、本当に面白いものですね。

15時ごろから曇ってきましたよ。
午後は、富士山も全然見えなくて。
でも、大菩薩、雲取方面は晴れているように見えました。
南アも晴れていたんですね。
2012/5/17 0:04
いつもながらのFrontier Spiritsに感激です!
westmalleさん、
またよくぞ見つけたバリルートを、果敢にもチャレンジ 今回はロングじゃなくてバリルート、というか充分ロングです。 お疲れサマ。

丹沢24h前後から全国区になって益々たくましくなっていく勇姿にエールを送ります。
2012/5/17 0:56
westmalleさん こんにちは
マニアックですね

いかにも誰も行かなそうな道を30km近くあるいて、しかもほとんど人に合わないなんて、ハマる人には究極的に楽しそうですね。

次回の個性的山行、楽しみにしています。
2012/5/17 8:45
ShuMaeさん、こんばんは。
ヤマレコのルートマップを見てたら、この辺りだけ誰も歩いてないことに気がついたんです。
ネットで調べると道はあるようなので、ちょっと行ってみました。

距離は22kmくらいだと思ってましたが。
道間違いで何度も登り返したり、取り付きを探して大回りしているうちに28km。
結局ロングになっちゃいました。
2012/5/17 20:37
kaffeeさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
丹沢24時間ではお疲れ様でした。

誰にも会わない山行って、けっこう好きなんですけど。
今回はあまりにも人に会わないので、途中で不安になるくらいでした。

今後ともよろしくお願いします。
2012/5/17 20:37
静か過ぎるルート
westmalleさん

バリルートお疲れ様でした。
この辺りの山はこの時期が最適でしょうか。
夏は暑くて藪っぽそうです。

>先日の丹沢24時間では、70件以上表示
そんなに有ったのですか!
私はすぐ違う山に行ってしまったので
そんなに表示されませんでした。
2012/5/18 19:21
お疲れさまでした
バリルートは思いもよらないことが起きるのでドキワクですね
人が少ないから一般登山道よりも自然を楽しめるかと思いきや
結構ゴルフ場やら巡視路やらで人工物を見せ付けられたり。

おじさんとすれ違うとは、びっくりでしたね。
そりゃクマだと思っちゃいますよね

とってもおもしろい記録でした
2012/5/19 23:15
kankotoさん、こんにちは。
低山のバリルートはこの時期が限界かもしれません。
6月に入ったら、藪でとんでもないことになりそうです。

丹沢24時間では70件超えてましたよ。
マイページの下のほうまで、延々と続いていて驚きました。
奥多摩や高尾では、こんなに多く出ないと思います。
丹沢はヤマレコ率が高いのでしょうね。
2012/5/20 15:28
xmizutamaxさん、こんにちは。
ネットでも記録の乏しい場所なので、どうなるかと思ったけど。
なかなか面白いルートでした。
100m下がゴルフ場っていうのは、なんだか妙な感じです。

そう、本当に熊が出たかと。
めったに人がこない、道ですらないところを下っているときだったので。
相手も同じことを思ったでしょうね。

あと、途中で何度か、木をバンバンたたく音が聞こえてきて。
林業関係者かな、と思ってましたが。
今考えると、熊だった可能性もありますね。
2012/5/20 15:28
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