ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2021489
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
志賀・草津・四阿山・浅間

東電歩道〜野反湖〜岩菅山〜烏帽子山(切明温泉からの周回)

2019年09月14日(土) 〜 2019年09月15日(日)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
24:04
距離
51.5km
登り
4,092m
下り
4,109m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
10:39
休憩
0:59
合計
11:38
5:38
64
スタート地点
6:42
6:43
79
8:02
8:02
96
9:38
9:38
102
11:20
11:22
15
11:37
11:39
16
11:55
11:57
2
11:59
12:33
7
13:58
13:58
120
15:58
16:15
61
17:16
17:16
0
17:16
ゴール地点
2日目
山行
10:11
休憩
1:26
合計
11:37
5:53
21
宿泊地
6:14
6:19
23
6:42
6:46
49
7:35
7:35
43
8:18
8:51
77
10:08
10:10
68
11:18
11:21
35
11:56
12:26
0
12:26
12:26
0
12:26
12:26
30
12:56
12:58
45
13:43
13:44
22
14:06
14:06
35
15:13
15:14
36
15:50
15:50
14
16:52
16:52
12
17:04
17:08
14
17:22
17:22
8
17:30
ゴール地点
天候 9月14日(土):快晴→晴れ→ガス
9月15日(日):ガス→快晴→晴れ
 
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
東電歩道ゲート前の駐車スペース(無料/5〜6台程度)
※駐車スペースは切明温泉雄川閣から5分ほど車道を上がったところにあります
コース状況/
危険箇所等
●コース全般
野反湖から赤石山までの上信国境稜線は今年は刈り払いされていません。
笹に覆われてしまってルートが不明瞭なところもあり、
笹薮を払い除けながら進む必要あり。
藪漕ぎとぬかるみもたくさんあって思ったよりも行程が捗りませんでした。
烏帽子岳からの下り出しから広場(マムシ沢の頭付近)の手前も同様に
刈り払いが入っていませんでした。

●切明温泉〜野反湖
ゲートからは中津川の右岸に沿って1.4kmほどの林道歩き。
吊橋で左岸に渡って高低差200mほど九十九折を登ると水平歩道へ入ります。
水平歩道は東電渋沢ダムまでおよそ5.2km続きます。
途中トンネルが4箇所ありますが馬の背トンネルは通行止めで尾根を乗り越えます。
第一トンネルは長いし、切明側は天井が低いためヘッデンがあった方がいいでしょう。
渋沢ダムを過ぎると再び吊橋を渡り、西大倉山まで百二十曲りと呼ばれる
九十九折を高低差650mほど登ります。
西大倉山(1748)の山頂は、ピークらしくなく目印もありません
(むしろその先の1790ピークの方が標高も高いしピークっぽい感じ)。
その後は地蔵峠までトラバース気味に進んでいきますが、
イタドリ沢、荒砥沢、北沢など渡渉前後のアップダウンが続きます。
足元も斜めに傾いていて刈り払い後に残った笹の切り株で歩きにくい区間でした。

●野反湖〜赤石山
白砂山登山口から野反ダムの堰堤を渡りキャンプ場方面に舗装路を進み、
三壁山登山口から再び登山道に入って高低差450mほど登ると三壁山山頂へと至ります。
途中の1850m付近で地蔵峠でいったん離れた国境稜線と合流します。
この付近から足元にはぬかるみが目立ち始めます。
高沢山(手前の分岐)から高低差120mほど下った一面笹に覆われた鞍部がカモシカ平。
カモシカ平から高低差300mほど登り返すと大高山に到着です。
高沢山付近から国境稜線方面は刈り払いされておらず藪漕ぎ気味に。
大高山から200mほど下ると五三郎小屋の分岐へ。
ちなみに天狗平への道は完全になくなっているようでした。
小高山(1937)を経て緩やかに下るとオッタテ峠へと至ります。
オッタテ峠からダン沢ノ頭まで170mほど登り返した後は、
小刻みにアップダウン繰り返し、湯ノ沢を経て赤沢山へと至ります。

【テン場】
オッタテ峠はテント2〜3張りできるスペースあり。
取水は小ゼン沢の源頭から岩ゴロの涸沢を高低差およそ60mまで下ったところから。
五三郎小屋での取水の方がぜんぜんラクでした。

●赤石山〜岩菅山
赤石山から国境稜線を離れ北に2.7kmほど進んだ金山沢ノ峰で
岩菅山から延びる稜線と合流します。
ここからノッキリまでは視界も開けてアップダウンの小さい快適稜線歩きが楽しめます。
ノッキリから岩菅山までは、高低差230mほど岩場を一気に登ります。
この区間は比較的メジャールートだからでしょうか、
笹薮に悩まされることはありませんでしたが足元は依然としてぬかるみ多数。

●岩菅山〜烏帽子岳
岩菅山から烏帽子岳までの稜線歩きは今回のルートのハイライト。
岩菅山から裏岩菅山までは緩やかな稜線を1.6kmほど辿ります。
途中小ピークを2つほど超えていきます。
裏岩菅山からは中岳との鞍部まで高低差160m下り中岳まで緩やかに登り返します。
中岳の手前でちょっと慎重に登る必要のある岩場がありました。
中岳から烏帽子岳までは、ほぼ平坦な道のりです。

●烏帽子岳〜切明温泉
烏帽子岳を過ぎると笠法師山との鞍部まで急坂を高低差360mほど下ります。
序盤は滑りやすい急斜面、傾斜が緩んでから鞍部までは深い笹の中を進みます。
鞍部から笠法師山南稜の急斜面の痩せ尾根を登り返して
(個人的にはここが一番キツかった)、笠法師山の山腹を巻いていきます。
その後1780付近の幕営スペースを通過すると、
切明温泉まで高低差およそ930mを一気に下ります。
1780手前から、刈り払いがしっかりとされていて、
それまでとは比較にならないほど歩きやすくなりとても助かりました。
1070で東電切明発電所の施設の中を通過すると、
その先はさらに整備が行き届いた登山道となります。
 
その他周辺情報 【温泉】
石打ユングパルナス(900円)
※下山が遅く付近の温泉は終了していて石打へ
 
【9月14日 day 1】
切明温泉の東電歩道ゲート前の駐車スペースよりスタート
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【9月14日 day 1】
切明温泉の東電歩道ゲート前の駐車スペースよりスタート
ゲートを越えて林道に入ります。GWには立っていなかった「渋沢ダム・野反湖方面入口→」の案内板がありました
1
ゲートを越えて林道に入ります。GWには立っていなかった「渋沢ダム・野反湖方面入口→」の案内板がありました
快適な林道歩き
苔生した倒木
1.4kmほどの林道を進み吊橋で左岸に渡ります
2
1.4kmほどの林道を進み吊橋で左岸に渡ります
九十九折を登っていきます
1
九十九折を登っていきます
(photo komemame)
高低差200mほど登ると…
高低差200mほど登ると…
水平歩道に入ります
水平歩道に入ります
谷にも光が入り始めました
2
谷にも光が入り始めました
komemameこのあとカメラを沢ポチャ。ここで写真終了
2
komemameこのあとカメラを沢ポチャ。ここで写真終了
キレイな沢
プチ下ノ廊下
最初のトンネル
短いトンネルが2つ続きます
短いトンネルが2つ続きます
GWはこの辺りで撤退。GWの山行ではこの手前まで進むのに4時間半ほどかかりました
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GWはこの辺りで撤退。GWの山行ではこの手前まで進むのに4時間半ほどかかりました
サイレンを通過
手彫りの岩
大岩山と月夜立岩
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大岩山と月夜立岩
このあたりは幅広
このあたりは幅広
下の廊下的なワイヤーも一部ついてます
下の廊下的なワイヤーも一部ついてます
渋沢ダムまではほんと真っ平らですが…
2
渋沢ダムまではほんと真っ平らですが…
馬の背トンネルは通行止めのため尾根を迂回していきます
1
馬の背トンネルは通行止めのため尾根を迂回していきます
木漏れ日がキレイ
2
木漏れ日がキレイ
緑のトンネル
支沢を幾度なく渡っていきます
1
支沢を幾度なく渡っていきます
第一トンネル。ここはヘッデンが必要かな
2
第一トンネル。ここはヘッデンが必要かな
第一トンネルを通過するとすぐに巨大な人工物
1
第一トンネルを通過するとすぐに巨大な人工物
ここが渋沢ダム
堰堤を右岸に渡ります
堰堤を右岸に渡ります
堰堤よりダム湖
右岸に渡りしばらく進むと再び吊橋で左岸へ
右岸に渡りしばらく進むと再び吊橋で左岸へ
左岸に渡ると西大倉山まで九十九折を高低差650mほど登ります
左岸に渡ると西大倉山まで九十九折を高低差650mほど登ります
最初と同じパターンで振り出しに戻った感がハンパないんですけど…
2
最初と同じパターンで振り出しに戻った感がハンパないんですけど…
西大倉山に到着。特にピークの目印はありません
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西大倉山に到着。特にピークの目印はありません
野反湖が見えました
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野反湖が見えました
岩菅山と裏岩菅山
岩菅山と裏岩菅山
イタドリ沢を過ぎると足元が斜めに傾いていて刈り払い後に残った笹の切り株で歩きにくい
イタドリ沢を過ぎると足元が斜めに傾いていて刈り払い後に残った笹の切り株で歩きにくい
北沢の渡渉はギリギリ靴を脱がずに済みました
2
北沢の渡渉はギリギリ靴を脱がずに済みました
北沢を過ぎるとようやく歩きやすくなりました
北沢を過ぎるとようやく歩きやすくなりました
地蔵峠に到着
ハンノ木沢の渡渉
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ハンノ木沢の渡渉
登り返しが何気にツライ
3
登り返しが何気にツライ
正面に野反湖とエビ山
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正面に野反湖とエビ山
野反湖レストハウスに到着。渋沢ダムを過ぎると休憩できるような場所がなくて結局野反湖まで休憩なしで登り続けました
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野反湖レストハウスに到着。渋沢ダムを過ぎると休憩できるような場所がなくて結局野反湖まで休憩なしで登り続けました
野反ダムの堰堤を渡ります
野反ダムの堰堤を渡ります
堰堤より野反湖の湖面。水が減ってます
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堰堤より野反湖の湖面。水が減ってます
三壁山登山口から再び登山道へ
三壁山登山口から再び登山道へ
白砂山方面
笹が生い茂った登山道
1
笹が生い茂った登山道
上州の山々
野反湖を見下ろします。八間山は雲の中
5
野反湖を見下ろします。八間山は雲の中
ルート全体を通してオヤマリンドウとアキノキリンソウ
ルート全体を通してオヤマリンドウとアキノキリンソウ
三壁山に到着
おっ、いいじゃん
5
おっ、いいじゃん
笹薮がうるさくなってきました
笹薮がうるさくなってきました
正面に高沢山
高沢山(手前の分岐)を過ぎると一面に笹が広がった鞍部が見えてきました
2
高沢山(手前の分岐)を過ぎると一面に笹が広がった鞍部が見えてきました
ここがカモシカ平です
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ここがカモシカ平です
いいところ!
刈り払いがされておらず、ルートは笹薮に覆われ始めています
刈り払いがされておらず、ルートは笹薮に覆われ始めています
鞍部に到着
ここから大高山まで高低差300m登り返します。この辺りから笹薮を掻き分けながら進む必要がありました
2
ここから大高山まで高低差300m登り返します。この辺りから笹薮を掻き分けながら進む必要がありました
カモシカ平を振り返ります。右が高沢山
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カモシカ平を振り返ります。右が高沢山
横を見てもこれ
足元はぬかるみがたくさん
足元はぬかるみがたくさん
大高山に到着
ガスっていることもあって下半身がビシャビシャに
ガスっていることもあって下半身がビシャビシャに
五三郎小屋分岐への下り
五三郎小屋分岐への下り
五三郎小屋に寄り道。往復10分ほどです。外観と違って中はボロボロで泊まるのは困難かな。土間にテント張れなくもないけど…ちょっと勘弁な感じ
2
五三郎小屋に寄り道。往復10分ほどです。外観と違って中はボロボロで泊まるのは困難かな。土間にテント張れなくもないけど…ちょっと勘弁な感じ
小高山を通過
ガッスガス
根っ子から倒れた木が豪快に道を塞いでます
根っ子から倒れた木が豪快に道を塞いでます
暗くなる前になんとかオッタテ峠に到着。急いでテントを立ててすぐに水場を探しにいきます
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暗くなる前になんとかオッタテ峠に到着。急いでテントを立ててすぐに水場を探しにいきます
取水は小ゼン沢の源頭から岩ゴロの涸沢を高低差およそ60mまで下ったところから。往復で20分ほどかかりました。幕営スペースから遠いので五三郎小屋を利用した方がラク
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取水は小ゼン沢の源頭から岩ゴロの涸沢を高低差およそ60mまで下ったところから。往復で20分ほどかかりました。幕営スペースから遠いので五三郎小屋を利用した方がラク
本日の我が家
暗くなっちゃったけど何はともあれこれやね
4
暗くなっちゃったけど何はともあれこれやね
ビールのお供はラム肉で
4
ビールのお供はラム肉で
メインはまずは野菜を炒めます
2
メインはまずは野菜を炒めます
その後、牛肉の切り落とし400gを焼いて…
2
その後、牛肉の切り落とし400gを焼いて…
ご飯の上に野菜と肉を乗せて焼肉のタレをかけます
3
ご飯の上に野菜と肉を乗せて焼肉のタレをかけます
最後に半熟卵を乗せてできあがり
3
最後に半熟卵を乗せてできあがり
【9月15日 day 2】
夜半には雨も降りましたが、朝起きると天気はバッチリ
1
【9月15日 day 2】
夜半には雨も降りましたが、朝起きると天気はバッチリ
昨日の雨と朝露に備えて雨具の下を着てスタート
昨日の雨と朝露に備えて雨具の下を着てスタート
2日目もこんな感じが続きます
1
2日目もこんな感じが続きます
ってか薮の背がどんどん高くなってきてるんですけど
ってか薮の背がどんどん高くなってきてるんですけど
朝靄が美しい
結局上着も着る羽目に
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結局上着も着る羽目に
青空も見え始めました
青空も見え始めました
草津白根山と左奥は浅間山かな
草津白根山と左奥は浅間山かな
ダン沢ノ頭
登山道はこんな感じが続きます
登山道はこんな感じが続きます
komemameを探せ!
横手山方面
背丈よりも高い笹藪漕ぎ
2
背丈よりも高い笹藪漕ぎ
薮のせいでなかなかペースを上げることができません
1
薮のせいでなかなかペースを上げることができません
笹がないところは足元がグジャグジャ
笹がないところは足元がグジャグジャ
この辺りが湯ノ沢ノ頭。特に標識はありません
この辺りが湯ノ沢ノ頭。特に標識はありません
赤石山に向かって登ります
赤石山に向かって登ります
ダイナミックな雲
3
ダイナミックな雲
赤石山の山頂が近づくと岩っぽくなります
赤石山の山頂が近づくと岩っぽくなります
赤石山に到着
山頂より。笠ヶ岳と志賀山と裏志賀山。眼下には真っ青な大沼池
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山頂より。笠ヶ岳と志賀山と裏志賀山。眼下には真っ青な大沼池
山頂より。奥には北アルプス
2
山頂より。奥には北アルプス
山頂より。岩菅山の頭が雲から出ています
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山頂より。岩菅山の頭が雲から出ています
山頂より。佐武流
3
山頂より。佐武流
ここで雨具を脱ぎます
1
ここで雨具を脱ぎます
赤石山から進路を北に変えて金山沢の頭へと向かいます
赤石山から進路を北に変えて金山沢の頭へと向かいます
岩菅山の雲が取れました
3
岩菅山の雲が取れました
上越国境の山々
歩いてきた国境稜線
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歩いてきた国境稜線
金山沢の頭に到着。疲れがではじめたkomemame
金山沢の頭に到着。疲れがではじめたkomemame
岩菅山から続く稜線に乗ると眺望がひらけます
2
岩菅山から続く稜線に乗ると眺望がひらけます
さっきまでいた赤石山
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さっきまでいた赤石山
左から大高山〜オッタテ峠〜ダン沢ノ頭〜湯ノ沢の頭
左から大高山〜オッタテ峠〜ダン沢ノ頭〜湯ノ沢の頭
この辺りは先ほどとうって変わって歩きやすいな
この辺りは先ほどとうって変わって歩きやすいな
金山沢の頭からノッキリまではなだらかな道が続きます
金山沢の頭からノッキリまではなだらかな道が続きます
2085を過ぎると正面にドーンと岩菅山
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2085を過ぎると正面にドーンと岩菅山
白砂山〜佐武流山〜赤倉山の稜線
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白砂山〜佐武流山〜赤倉山の稜線
岩菅山は志賀高原の盟主的な存在
6
岩菅山は志賀高原の盟主的な存在
岩菅山に向かって
岩菅山に向かって
途中のお花畑に花が少し残ってました。ハクサンフウロ
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途中のお花畑に花が少し残ってました。ハクサンフウロ
振り返ると赤石山と奥に横手山
1
振り返ると赤石山と奥に横手山
大高山〜オッタテ峠〜ダン沢ノ頭
大高山〜オッタテ峠〜ダン沢ノ頭
トリカブト
岩菅山が近づいてきました
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岩菅山が近づいてきました
シャジン系
ウメバチソウ
ミヤマタンポポ
岩菅山が近づくに連れて足元は岩っぽくなってきます
岩菅山が近づくに連れて足元は岩っぽくなってきます
歩くルートがくっきり
2
歩くルートがくっきり
岩菅山が迫ります
2
岩菅山が迫ります
ノッキリに到着
ノッキリからは高低差230mほど登ります
ノッキリからは高低差230mほど登ります
青空もなんとか健在
青空もなんとか健在
奥にヒョッコリ奥白根山の頭が見えました
1
奥にヒョッコリ奥白根山の頭が見えました
こちらは歩いてきた稜線と志賀高原の最高峰横手山と右奥は草津白根山
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こちらは歩いてきた稜線と志賀高原の最高峰横手山と右奥は草津白根山
上信越国境
寺子屋峰から歩いてきた稜線
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寺子屋峰から歩いてきた稜線
青空に向かって
山頂まであと少し!
山頂まであと少し!
岩菅山に到着
山頂より。裏岩菅山と奥に烏帽子岳
6
山頂より。裏岩菅山と奥に烏帽子岳
山頂より。寺子屋峰から続く歩いてきた稜線。左は赤石山とその奥に横手山
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山頂より。寺子屋峰から続く歩いてきた稜線。左は赤石山とその奥に横手山
山頂の一角にちんまりと立ってる避難小屋
2
山頂の一角にちんまりと立ってる避難小屋
komemameのペースでは下山がかなり遅くなりそうなので、泣く泣くここで聖平に下山してタクシーで雑魚川林道から切明温泉に戻ることに
2
komemameのペースでは下山がかなり遅くなりそうなので、泣く泣くここで聖平に下山してタクシーで雑魚川林道から切明温泉に戻ることに
ここからはdanyamaのひとり旅です
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ここからはdanyamaのひとり旅です
岩菅山を振り返ります
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岩菅山を振り返ります
緑の山肌が美しい
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緑の山肌が美しい
裏岩菅山
岩菅山と奥は志賀高原の山
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岩菅山と奥は志賀高原の山
裏岩菅山の山頂が見えてきました
裏岩菅山の山頂が見えてきました
裏岩菅山に到着
裏岩菅山より。烏帽子岳
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裏岩菅山より。烏帽子岳
これから進む美しい稜線
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これから進む美しい稜線
裏岩菅山と烏帽子岳の鞍部付近は湿原
裏岩菅山と烏帽子岳の鞍部付近は湿原
烏帽子岳付近はこう見ると意外とアップダウンがあるな
烏帽子岳付近はこう見ると意外とアップダウンがあるな
鞍部付近には池塘もありました
4
鞍部付近には池塘もありました
正面に中岳のトンガリ。しかも真っ正面に登山道が突っ切ってない?
2
正面に中岳のトンガリ。しかも真っ正面に登山道が突っ切ってない?
振り返って裏岩菅山から歩いてきた稜線
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振り返って裏岩菅山から歩いてきた稜線
前の写真の続き。裏岩菅山と烏帽子岳の鞍部
前の写真の続き。裏岩菅山と烏帽子岳の鞍部
中岳へはこんな岩場も登っていきます
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中岳へはこんな岩場も登っていきます
魚野川を見下ろします
2
魚野川を見下ろします
中岳(2236)の三角点
中岳(2236)の三角点
振り返って中岳と奥に裏岩菅山
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振り返って中岳と奥に裏岩菅山
振り返ってトンガリ中岳と奥に裏岩菅山
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振り返ってトンガリ中岳と奥に裏岩菅山
快適な道が続きます
快適な道が続きます
なだらかな烏帽子岳が見えてきました
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なだらかな烏帽子岳が見えてきました
振り返って歩いてきた道
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振り返って歩いてきた道
烏帽子岳の広い山頂に到着
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烏帽子岳の広い山頂に到着
頂上標はありませんでした
頂上標はありませんでした
ちょっぴり秋
山頂付近より。笠法師山かな。眼下の笹薮地帯まで下ります
山頂付近より。笠法師山かな。眼下の笹薮地帯まで下ります
足元の悪い急坂を下ったあとは藪漕ぎが続きます
足元の悪い急坂を下ったあとは藪漕ぎが続きます
この辺りもいい雰囲気でしたが、笹薮がちょっとストレス
この辺りもいい雰囲気でしたが、笹薮がちょっとストレス
振り返って烏帽子岳。こちらから見ると全然印象が違って荒々しさもありました。形もまさに烏帽子だな
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振り返って烏帽子岳。こちらから見ると全然印象が違って荒々しさもありました。形もまさに烏帽子だな
終盤に来てのこれは削られます
終盤に来てのこれは削られます
烏帽子岳と笠法師山との中間付近はこんな感じが続きます
烏帽子岳と笠法師山との中間付近はこんな感じが続きます
さよなら烏帽子岳
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さよなら烏帽子岳
笠法師山南稜の登り返しはキツかったなぁ
笠法師山南稜の登り返しはキツかったなぁ
マムシ沢の頭付近の広場手前からなんと刈り払いがされていました。チョー嬉しくて小躍りしながら進みました
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マムシ沢の頭付近の広場手前からなんと刈り払いがされていました。チョー嬉しくて小躍りしながら進みました
ここが広場
刈り払いされていたおかげで明るいうちの下山の算段がつきました
刈り払いされていたおかげで明るいうちの下山の算段がつきました
午後遅くなって天気は回復
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午後遅くなって天気は回復
東電の発電施設が近づくと歩きやすい道に
東電の発電施設が近づくと歩きやすい道に
階段までついていて感動!
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階段までついていて感動!
上部の発電施設まで下ってきました
上部の発電施設まで下ってきました
施設の中を通っていきます
施設の中を通っていきます
巨大な水圧鉄管
切明温泉に戻りました
切明温泉に戻りました
雄川閤を通過
ゲートまで戻りました。2日間お疲れ様でした!
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ゲートまで戻りました。2日間お疲れ様でした!

感想

ここ2年くらいの念願になっていた野反湖から赤石山までの上信国境稜線を
切明温泉からの周回で歩くことができました。
昨年秋には天気で諦めました。
今年のGWには雪の積もった水平歩道は難路に変貌していて跳ね返されてしまいました。

このルートを歩くには紅葉の季節がベストなんだろうけど、
天気がまずまず良さそうな三連休がやってきたから、
「山は逃げるから、行ける時が行き時」の精神を発揮。

東電歩道から野反湖までは道もしっかり整備されていて順調でしたが
(西大倉山から野反湖間が歩きにくかったりしてちょっと辛気臭かったけど)、
野反湖から赤石山までが予想外。
ぐんま県境稜線トレイルが昨年開通したばかりで、
てっきり歩きやすい道が続くのかと思いきや、
今年は?刈り払いが入っておらずルートは笹に覆われてしまっていました。
足元もぬかるみの連続でペースを上げることができません。

オッタテ峠では夜半に雨が降り「明日は途中下山しなきゃいけないかなぁ」と
気持ちが沈みながらウトウト。
朝起きるとスッキリ晴れてくれてテンションが上がります。
なにせ、寺子屋峰から岩菅山を経て烏帽子岳までは今回のルートのハイライト。
晴れていてくれてないと。

岩菅山に到着した時点でこれまでの藪漕ぎと悪路がボディーブローのように効いたのか、
komemameのペースが一向に上がらず、
明るいうちの下山がちょっと難しくなってきました。

ということで、ここからは先はひとり旅となりました。
裏岩菅〜烏帽子岳も緑の絨毯が続く極上の稜線が続いていて結局最後まで誰ともあわず。

2人で最後まで歩けなかったの心残りですが、
今回の山行で上信越国境稜線が尾瀬から渋峠まで繋がりました。


GWには恐怖のトラバース道と化していた東電歩道は、
なんとも平和な道で、あのとき間違えてココ登っちゃったんだなぁとか、
季節が違うとこんなにも違うのかぁ、、と思いつつ歩きました。

歩道が終わってからは登りになるわけですが、
今回はこの辺から、あまりペースがあがりませんでした。
その後、休憩できるところもなく一気に野反湖まで歩ききり、すっかり消耗。
野反湖〜さらに藪は濃くなり、どろんこ道でさらにペースダウン。
きっと後ろを歩いていたdanyamaはさぞかしやきもきしていたことでしょう。笑
こんな藪ヤブで、湿気の多いドロドロ道、テントを張る場所はあるのかな?と心配でしたが、
ようやくテント場らしき場所を見つけたときは、嬉しかったな。

夜はよく眠れたので、翌日は快調に歩けるかなと思いきや、
やっぱり悪路つづきでヘトヘト。
岩菅山までが私の限界でした。
ここから私のペースで歩いたら、あと7-8時間。下山時間は20時近くなるでしょう。
ひとりとぼとぼ下山することにしました。落ち込むなーー。
ひとりだし、時間もあるしと、かなりゆっくり歩いたけどそれでも2時間ほど。
あっというまの登山終了、さらにタクシーで戻るという状況に
テンションはさらに下がりました。


私としては、かなり消化不良の二日間。
一刻も早く、どこかで取り返さなくちゃ。


おしまい。

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コメント

情報伝達します
ご無沙汰しております。 笹狩りの件、関係者に話をしておきます。ぐんま県境トレイルと銘打って売り出している!?のに迎える側がこれではいけませんね。
群馬側の尾根にも以前は長野県山之内町の手が入っていたこともありなかなかグレーなゾーンなのかもしれません。
群馬県知事が最近変わりそのあたりの引き継ぎまでうまく行っていないのかな?目下 知事様は尾瀬の三県関係に気をとられているようです。なかなか大変だったかと思いますが嫌気差すこと無くまたいつかご訪問ください。
ありがとうございました!
2019/9/19 20:03
Re: 情報伝達します
E-gunmaさん

こちらこそ、ご無沙汰してます。
なるほど、そもそも登山道って管理者がはっきりしてないってことに加えて、
それが県境になると余計に曖昧になっちゃうんでしょうね。

でも、笹の藪漕ぎはキライじゃないんで、今回も楽しませてもらいましたよ。
これからは、渋峠からなるべく車道を使わずに中央分水嶺を辿って鳥居峠まで繋ぐかが、
テーマになってきそうなので、今後も群馬県にはお世話になります。

コメントいただき、ありがとうございます!
2019/9/20 12:54
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