2019年初秋の羅臼岳で初冠雪と暴風に遭う
- GPS
- 08:32
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 2,286m
- 下り
- 1,458m
コースタイム
- 山行
- 7:36
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 8:32
天候 | 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道自体はしっかりしていて,危険箇所はない。山頂付近は積雪と強風で危険だった。 |
その他周辺情報 | 熊鈴を忘れたので,道の駅うとろ・シリエトクで購入。 登山口のノートに入山時刻と下山時刻を記帳する。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
イヤーウォーマー
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
筆記用具
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ダブルストック
熊鈴
|
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備考 | 暴風時にイヤーウォーマーが役立った。防水グローブでなかったのが反省点。 |
感想
百名山の道東編1座目。ホテル地の果てに5時に到着したが雨が強い。6時前に小止みになったので出発。尾根沿いの樹林帯を歩いている間は、振り返るとオホーツク海も望めた。しかし、大沢あたりから雲の中に入り、オホーツク海側から谷沿いにもの凄い風が吹き付ける。日本気象協会による羅臼岳周辺(標高1400m)の解析風速値は、午前9時の時点で16.4m/s。台風並みの強風だ。羅臼平で防寒を整えて、アタック開始。晴れていればいい景色のはずなのに、残念ながらガスで羅臼岳は見えない。ハイマツ帯では風が弱まったが、最後のガレ場では徐々に足元が白くなってきた。昨日から今朝にかけての寒波で山頂付近に今シーズン初の降雪があったらしい。アイゼンはないので、慎重に足を運ぶ。山頂直下でようやくそそり立つ壁が見えた。右側から回り込んで稜線に出ると、物凄い強風の中にアナ雪に出て来そうな雪の塔。頂上は目の前なのだが、足がすくんでなかなか近づけない。写真を取る振りをして、心を落ち着ける。風に飛ばされないように姿勢を低くしながら、なんとか山頂へ。山頂標識の文字についたエビのシッポを落として、なんとかパチリ。埼玉から来られた方も同じタイミングで登ったのだが、お互いに写真を撮り合う余裕もなく、早々に退散した。羅臼平まではみぞれか雪が顔に当たり、痛い。大沢は下りも強風だったが、銀冷水からは危険も去って、ようやく人心地。結局、時折小雨が降ったり止んだりだったので、あまり休憩も取らずに14時半ごろ下山した。
今日山頂に向かったのは9人。欧米の2人組は結構薄着なのに稜線上であの風の中、大声で楽しんでいた。スゴイ。フィリピンから来たカップルは羅臼平の上で立ち尽くしていたけど、大丈夫だったかな。
<反省点>
・要所要所でスマホでも写真を取っていたら、羅臼平より上の低温で急速にバッテリーが低下。山頂で電源が切れた。暖かい下界に降りてきたらバッテリーが50%に復活。おかげでヤマレコのログを下山後に手入力することになった。
・羅臼に来るのに熊鈴を忘れる失敗を犯し,前日に道の駅ウトロで購入。結局、熊には会わずに済んだが、エゾシカには2回遭遇した。オスはかなりでかい。
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