記録ID: 2086811
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越
一ノ沢_大天井岳_常念岳
2019年11月01日(金) 〜
2019年11月02日(土)
体力度
7
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 30:58
- 距離
- 27.4km
- 登り
- 2,553m
- 下り
- 2,543m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:56
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 7:32
2日目
- 山行
- 6:43
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 7:22
13:32
ゴール地点
◆一ノ沢駐車場
朝6時過ぎに第一駐車場に到着。数十台駐車可能のところ、数台でガラガラ。
6時半スタート!
◆登山口〜胸突き八丁
轟々と流れる沢沿いの緩やかな斜面を登る。所々、沢の水が流れ込んでいる箇所あり。一か所、沢の流れが速く、丸太橋の降りた先が急流になっている所あり。
◆胸突き八丁〜常念小屋
胸突き八丁から木製階段の連続。階段は大半が新規に架け替えられ、整備されている。小屋手前800mから、標識とベンチが3ヵ所設けられ、ザックを降ろして一息つける。
常念乗越に出ると、突然視界が開け、槍ヶ岳が出迎えてくれる。素晴らしい景色!
北アルプス連峰とのファーストコンタクト!
小屋手前の休憩テーブルは4か所。絶景を見ながら栄養補給。
この日のてんくら予報は風速18m/sの荒天C。そんなに強かったら、歩けないじゃん! と思いつつ、絶景とともに予報的中! ><
ここから先、右を見ても左を見ても、遮るものなし。
大天井岳方面から来た登山者より、「突風が物凄く、途中、立ち止まらないと進めませんよ!」とのアドバイスを頂く。気を引き締めて、大天井岳目指して縦走開始!
◆常念小屋〜大天荘、大天井岳
樹林帯を抜けるとそこから先は稜線とトラバースで徐々に高度を上げる。
横通岳付近から雪が所々あり、少し滑る。それにしても場所によって超強風。
瞬間的には前に進めず、ハイマツのように身をかがめて強風をやり過ごす。まだ左からの横風が多かったので良かった。正面から吹き付けられると呼吸もできず、背を向けるしかない。
途中からガスも湧き立ち、怪しげな雲行きに。
東天井岳過ぎた辺りでアイゼン装着。所々、岩や土の露出があるが、雪上の足元は快調、いい感じ。さて、大天井岳はどこ? 山頂直下に小屋があるはずが、全然見えず。遮っていた手前の山の横に出ると、やっと大天井岳と大天荘が姿を見せ、一安心。強風の中、もう少し!
大天荘から大天井岳はザクザクの圧雪を蹴って斜面を登ると直ぐ。強風に煽られ、早々に下山。
・大天荘
昼食はパンをかじっただけだったので、着替にえの後、食堂で生ビール(¥800)を一杯。白グラスワイン(¥400)と携帯したパスタで昼食。他の登山者とも一杯やりながら談笑。燕岳方面からの縦走が多いよう。
夕食は5時半、とんかつをセレクト。味噌汁も具沢山で、とても美味しい。
寝床は2段部屋の下、5つ布団のスペースに3人。空いてる?
朝食は5時半、6時出発、丁度日の出。
◆大天井岳〜常念岳
本日は微風、快晴!!! 昨日の荒天が嘘のよう。
大天井岳に登り、朝焼けに染まった雪を頂く北アルプスの3000m峰、雲海に浮かぶ富士山、360度のパノラマビューを堪能。次は常念岳を見定めて縦走開始!
予想通りの絶景に囲まれてトラバースしながら高度を下げる。雪が締まっていてアイゼンで快調!
横通岳付近で、一旦、アイゼン外し、常念小屋の休憩テーブルにザックデポして常念岳へ。2600mを超えると雪が増え、再度、アイゼンON。所々、岩の露出があるが、雪上は快調。肩まで来ると、白銀の世界。あともう少し、風もなく、ザックなしで軽快に山頂へ。
頂上からは360度のパノラマ絶景ビューを満喫。正面に北アルプス、左に御嶽山、南アルプス、富士山、八ヶ岳、浅間山、そして、今朝登った大天井岳、素晴らしい景色に感謝!
朝6時過ぎに第一駐車場に到着。数十台駐車可能のところ、数台でガラガラ。
6時半スタート!
◆登山口〜胸突き八丁
轟々と流れる沢沿いの緩やかな斜面を登る。所々、沢の水が流れ込んでいる箇所あり。一か所、沢の流れが速く、丸太橋の降りた先が急流になっている所あり。
◆胸突き八丁〜常念小屋
胸突き八丁から木製階段の連続。階段は大半が新規に架け替えられ、整備されている。小屋手前800mから、標識とベンチが3ヵ所設けられ、ザックを降ろして一息つける。
常念乗越に出ると、突然視界が開け、槍ヶ岳が出迎えてくれる。素晴らしい景色!
北アルプス連峰とのファーストコンタクト!
小屋手前の休憩テーブルは4か所。絶景を見ながら栄養補給。
この日のてんくら予報は風速18m/sの荒天C。そんなに強かったら、歩けないじゃん! と思いつつ、絶景とともに予報的中! ><
ここから先、右を見ても左を見ても、遮るものなし。
大天井岳方面から来た登山者より、「突風が物凄く、途中、立ち止まらないと進めませんよ!」とのアドバイスを頂く。気を引き締めて、大天井岳目指して縦走開始!
◆常念小屋〜大天荘、大天井岳
樹林帯を抜けるとそこから先は稜線とトラバースで徐々に高度を上げる。
横通岳付近から雪が所々あり、少し滑る。それにしても場所によって超強風。
瞬間的には前に進めず、ハイマツのように身をかがめて強風をやり過ごす。まだ左からの横風が多かったので良かった。正面から吹き付けられると呼吸もできず、背を向けるしかない。
途中からガスも湧き立ち、怪しげな雲行きに。
東天井岳過ぎた辺りでアイゼン装着。所々、岩や土の露出があるが、雪上の足元は快調、いい感じ。さて、大天井岳はどこ? 山頂直下に小屋があるはずが、全然見えず。遮っていた手前の山の横に出ると、やっと大天井岳と大天荘が姿を見せ、一安心。強風の中、もう少し!
大天荘から大天井岳はザクザクの圧雪を蹴って斜面を登ると直ぐ。強風に煽られ、早々に下山。
・大天荘
昼食はパンをかじっただけだったので、着替にえの後、食堂で生ビール(¥800)を一杯。白グラスワイン(¥400)と携帯したパスタで昼食。他の登山者とも一杯やりながら談笑。燕岳方面からの縦走が多いよう。
夕食は5時半、とんかつをセレクト。味噌汁も具沢山で、とても美味しい。
寝床は2段部屋の下、5つ布団のスペースに3人。空いてる?
朝食は5時半、6時出発、丁度日の出。
◆大天井岳〜常念岳
本日は微風、快晴!!! 昨日の荒天が嘘のよう。
大天井岳に登り、朝焼けに染まった雪を頂く北アルプスの3000m峰、雲海に浮かぶ富士山、360度のパノラマビューを堪能。次は常念岳を見定めて縦走開始!
予想通りの絶景に囲まれてトラバースしながら高度を下げる。雪が締まっていてアイゼンで快調!
横通岳付近で、一旦、アイゼン外し、常念小屋の休憩テーブルにザックデポして常念岳へ。2600mを超えると雪が増え、再度、アイゼンON。所々、岩の露出があるが、雪上は快調。肩まで来ると、白銀の世界。あともう少し、風もなく、ザックなしで軽快に山頂へ。
頂上からは360度のパノラマ絶景ビューを満喫。正面に北アルプス、左に御嶽山、南アルプス、富士山、八ヶ岳、浅間山、そして、今朝登った大天井岳、素晴らしい景色に感謝!
天候 | 初日=強風、2日目=晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
|
写真
撮影機器:
感想
10月は週末の天気が悪く、高山登山のチャンスなし。11月初旬がラストチャンス。10月22日に3000m峰では初雪が観測され、大半の山小屋が閉まる中、冠雪した北アルプス連峰を眺めながら縦走するのもいいかな、と常念岳のルートを検討しました。蝶ケ岳、大天井岳、開いている山小屋、幾つかの組み合わせの中、一の沢から先ずは大天井岳に登り、大天荘に一泊してそこから縦走して常念岳を目指すルートが良さそう! と言うことで、週末の天気を確認して、大丈夫! の確証を得てから山小屋の予約をし、準備を始めました。大天荘のブログを見ると、付近は積雪あり、アイゼン必携とのことで、軽アイゼンを携帯しました。前日になると、てんくら予報は強風のC!。18m/sでは歩けないけど、本当? と疑心暗鬼でいましたが、常念乗越に辿り着くと、予報通りであることが分かりました。><
ここから先は遮るものがなく、どうしよう? と思いましたが、時間帯が早かったので、何とかなるか、と歩を進めることにしました。初日は荒天となってしまいましたが、翌日は微風の晴天で、日の出から素晴らしい景色を堪能できました。
縦走路も期待通りの絶景で、冠雪した槍ヶ岳、穂高連峰、雲海に浮かぶ富士山、等々、超贅沢な世界を味わうことができました。
締まった初雪をアイゼンで快調に縦走し、大天井岳と常念岳に登頂して両峰から360度パノラマビューを満喫できて、最高の山行となりました。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:647人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する