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Yamareco

記録ID: 231733
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

大日三山

2012年10月07日(日) 〜 2012年10月08日(月)
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
10:16
距離
15.5km
登り
727m
下り
2,081m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

7日 室堂 8:15 → 雷鳥沢キャンプ場 9:00 → 室堂乗越 → 11:00 奥大日岳 11:20 → 12:40 中大日岳 → 13:00 大日小屋(泊)
8日 大日小屋 5:45 → 5:55 大日岳 6:20 → 6:30 大日小屋 7:10 → 8:50 大日平山荘 9:00 → 10:35 大日岳登山口
天候 7日晴れのち曇、正午頃よりガスが立ち込めのち雨
8日晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
今年も室堂にやって来ました。
今年も室堂にやって来ました。
かなり色づいています。
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かなり色づいています。
雷鳥沢キャンプ場が見えてきました。
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雷鳥沢キャンプ場が見えてきました。
雷鳥沢キャンプ場
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雷鳥沢キャンプ場
新室堂乗越へ向かいます。
新室堂乗越へ向かいます。
この分岐を左へ。
昨年は、2度、劔方面へ足を向けたのでした。
この分岐を左へ。
昨年は、2度、劔方面へ足を向けたのでした。
稜線に達しまして。
稜線に達しまして。
劔の山頂あたりはガスに隠れて。
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劔の山頂あたりはガスに隠れて。
色鮮やかな稜線を奥大日岳に向かって歩む。
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色鮮やかな稜線を奥大日岳に向かって歩む。
劔の山頂はやはり拝めません。
劔の山頂はやはり拝めません。
この頃より、徐々にどこもかしこもガスに覆われて。
悲し。
この頃より、徐々にどこもかしこもガスに覆われて。
悲し。
それでも悪いことばかりではありません。
雷鳥の親子に遭遇。
それでも悪いことばかりではありません。
雷鳥の親子に遭遇。
奥大日岳
一昨年の春山では超弩級の快晴で、こちらから雪を纏った劔の勇姿を堪能したのだった。
今回は・・・。
一昨年の春山では超弩級の快晴で、こちらから雪を纏った劔の勇姿を堪能したのだった。
今回は・・・。
中大日岳の手前でも、雷鳥に見えましたよ。
悪いことばかりではありませぬ。
中大日岳の手前でも、雷鳥に見えましたよ。
悪いことばかりではありませぬ。
中大日岳
早々に小屋に。
翌早朝、快晴。
喜ばし。
翌早朝、快晴。
喜ばし。
小屋の食事を終え、大日岳へ。
小屋の食事を終え、大日岳へ。
日の出は別山あたりから。
日の出は別山あたりから。
遠く白山も眺めやれます。
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遠く白山も眺めやれます。
待つこと数十分、やっとこさ日の出を拝めました。
別山に日の出が届く頃、周囲は既にかなり明るくなっていますから、こちらからの御来光は今ひとつ、って感じ。
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待つこと数十分、やっとこさ日の出を拝めました。
別山に日の出が届く頃、周囲は既にかなり明るくなっていますから、こちらからの御来光は今ひとつ、って感じ。
大日小屋
薬師岳や弥陀ヶ原を眺めながら、大日平へ。
薬師岳や弥陀ヶ原を眺めながら、大日平へ。
木道に霜が降りていて、幾度か滑って尻餅を。
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木道に霜が降りていて、幾度か滑って尻餅を。
美しい場所でした。
美しい場所でした。
下りてきた道を振り返って。
下りてきた道を振り返って。
牛ノ首あたりからは急な下りに。
登山口に到着。
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牛ノ首あたりからは急な下りに。
登山口に到着。

感想

奥大日岳は、積雪期最初の高峰として、一昨年の春山で登頂したのでした。
あの折は天候に恵まれるも、やはり雪山、見渡す限りの剣呑な風景と雪を纏った劔に終始目を奪われてましたね。
彼方まで続く山々は一面の銀世界、山は雪を纏った方が美しいのだなあと体感。
登頂することの困難さも併せて、とてつもなく面白い山行でありましたね。
以前より、無雪期にもとの想いはあったものの、果たせずに今に至る。
やっとこさ取り付くことがかないました。

室堂に着いた時点で、立山三山頂上あたりの高度はガスに覆われておりましたが、紅葉を鑑賞するに支障なし。
立山については、地獄谷を経るルートは通行止めになってまして、冬道に近い方のルートで雷鳥沢へ向かうんですが、周囲を見まわすにつけ、もう鮮やか過ぎて◯きそう、
いやケバい、いやいや・・・、表現が悪いけれどそんな感じです。
そらもう絢爛豪華っていうか、よくもまあこんなに色づくもんやなあ、と正直驚いてしまいましたね。

雷鳥沢から登って新室堂乗越へ、新室堂乗越〜室堂乗越〜奥大日岳手前あたりまでは、気持良く稜線歩きを楽しめました。
その先あたりから、徐々にガスが立ち込め、わけがわからない状態に。
奥大日岳を過ぎると更に雨も降ってきて、小屋へと急ぐより他になし。

まあ、それでも悪いことばかりではありません。
奥大日岳の手前、中大日岳の手前の2箇所で雷鳥に見えることができました。
写真を撮ろうと近寄るも、逃げ出すこともなく、動じる気配なし。
人間慣れしてしまったかな、それってあまりイイことやありませんね。

小屋に着いてしばらくすると雨は本調子に、
大日岳へ登りに行くコトもできず、寒いし暇やしで持て余し気味。

受付前のストーブにかじりつき、同宿となった方々と話していると、それなり楽しい時間を過ごせました。
やはり同好の士が集っているわけですから、話が合わないわけがない。
こういう一期一会っていうのは何気に心地よく、貴重なもんやなあと感じ入りました次第。

大日小屋はこの日が小屋閉めで、宿泊最終日でした。
大日小屋のオーナーはギター工房やってはるそうで、小屋のスタッフはみんな修行中の職人さんなんだとか。
夜は、職人さんがギターの弾き語りでミニコンサートをしてくれたり、けっこう盛り上がりまして、この小屋、小振りながらもなかなかユニーク。

翌日は大快晴でしたから、早々に小屋からすぐの大日岳へ登り日の出待ち。
頂上は360度の展望、劔から別山、立山の連なりを眼前にして、その先には薬師岳や北アルプスの南に連なる山々が。
劔の向こうには白馬岳も視認できましたね。
遠く日本海側から西に視線を転じれば白山も。

下山は室堂に向かうバスから左手に見えている所をずっと逆に下っている感じです。
大日平は、ちょっと言葉では言い表せませんが、これまたエエところでして、薬師岳やその向こうに連なる北アルプスの山々を眺めながら広壮な湿地を歩くことで、自身潤いを得たような気分に。
それから、称名滝の方へずっと下って終了。

大日三山も、私の「また行きたいとこリスト」に追加となりました。

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